キャンプで食べるお肉って最高ですよね。
炭火で焼くバーベキューや鉄板やスキレットで約ステーキ、またはダッチオーブンで調理する丸鶏。
どれも美味しいのですが、やっぱり欠かせないのは味付け。
塩こしょうやタレが一般的ですが、最近のキャンプではアウトドアブランドが出すスパイスやお肉屋さんのスパイスなどが人気になっています。
単にスパイスと言っても、いろいろなものがあります。
時はまさに戦国時代。
キャンプスパイスの覇権争いが激しくなっているんです。
その中でまた新たなスパイスが登場しました。
その名は「バカまぶし」。
キャンプ芸人のバイキング西村さんが監修した万能スパイスなんです。
僕はこれまでアウトドアスパイ「ほりにし」、辛い「ほりにしレッド(辛口)」、「マキシマム」や「黒瀬のスパイス」を買って使っています。
そんなにたくさんあってもしょうがないような気もしますが、どうしても気になっちゃうんです。
なので最近ではキャンプではこれらのスパイスばかり使っているので、タレや塩味はあまり食べてないんです(笑)
今回は、クラウドファンディングMakuakeで登場した「バカまぶし」を購入をしたので、どんな味なのかレビューしたいと思います。
目次
バイきんぐ西村さん監修の万能スパイス「バカまぶし」をレビュー!
アウトドアスパイスほりにしや黒瀬のスパイス
キャンプに行くとお肉をよく食べますよね。
僕も、炭火で焼いたお肉や青空の下で食べるお肉がめちゃくちゃ美味しくて、当然のように毎回食べてしまいます
お肉ばかり食べているのでダイエットどころではないかもしれませんが、さらにそこにスパイスを足すことでより食欲が増してしまっているんです。
僕が1番初めに買ったのはアウトドアスパイスのほりにし。
これがガーリックが効いていてメチャクチャうまいんです。
牛肉にはもちろん合うし、その他魚にかけても美味しいんです。
そんな「ほりにし」が辛くなった「ほりにしレッド(辛口)」も、クラウドファンディングのMaluakeに登場し、もちろんそれも購入しました。
これも「ほりにし」以上に美味しくてお肉にかけまくっています。
辛いのが好きな人にはたまらないんじゃないかと思います。
続いて買ったのは「黒瀬のスパイス」。
これもスパイスがふんだんに使われているんですが「ほりにし」よりガーリックが控えめな感じ。
その分、黒胡椒が強めで牛肉に合う感じの味付けですが、ガーリック好きにはちょっと物足りない感じもするかもしれません。
マキシマムはクミンが強い感じ。
クミンの風味に好き嫌いはあると思いますが、その後に香ってくるガーリックと胡椒の風味が良くて、鶏肉にかけたらとても美味しいです。
基本的にはどれも美味しいのですが、僕がよく使うのはほりにしレッド(辛口)。
鶏肉のグリルにはマキシマムと言う感じで使っています。
そこに、今回Makuakeで購入した「バカまぶし」が追加になります。
バカまぶしにはノーマルタイプの「辛くないの」 と辛さがある「辛いの」の2種類があり、もちろん両方購入しました。
バイきんぐ西村さん監修
「バカまぶし」は、キャンプ芸人のバイきんぐ西村さんが監修しています。
バカまぶしの発売元の会社は西村さんとは違うのかも知れませんが、西村さんが何度も何度も味見をして試行錯誤を繰り返して完成したこのスパイス。
西村さんの味覚が確かなら、絶対美味しいはずですよね。
完成したスパイスはバカみたいにまぶしたくなる味付けになっているようです。
出典:Makuake
その味わいは
『コンソメパンチのようなクセになる味付け・・・
タンドリーチキンのような口に広がるスパイシー感・・・
カレーのような食欲をそそる香り・・・』 引用:Makuake
って感じらしいです。
お肉や魚、野菜などで全て試して確信した自信作になっているというので、これはちょっと気になりますよね。
世界中のスパイスをブレンド
出典:Makuake
バカまぶしは、世界中のスパイスから12種類以上をブレンドしています。
それはまさに黄金比率。
食感や香りを楽しむために、パウダー状のスパイスだけではなくホールのスパイスも使用しています。
そしてそれらを一度炒って、さらに香ばしくしているんです。
食感もパリパリとしたものになり、より美味しく感じるはず。
出典:Makuake
「バカまぶし 辛くないの」は、クミンの香りが食欲を掻き立てる、スパイシーな万能スパイス。
僕が持っているスパイスには、どれにもクミンが入っています。
中でも僕は「マキシマム」にクミンの香りの強さを感じるんです。
それと同じ感じだったら、美味しいには美味しいんですが、差別化できませんよね。
「バカまぶし 辛いの」は、「バカまぶし 辛くないの」に唐辛子を足した味付け。
ほりにしにも辛い「ほりにし レッド(辛口)」がありますが、多分ほりにしの方がガーリックが強いので、「バカまぶし 辛いの」とは違いがあると思います。
辛いのが好きな人には、気になる一品ですよね。
かける量
出典:Makuake
Makuakeのプロジェクトページをみると、食材に「バカまぶし」をかける量が多いように感じました。
ぱらぱらとかける感じではなく、名前の通りバカなようにたくさんまぶすのが正解なんでしょうか?
確かに、それは好みの問題ですよね。
でも、「バカまぶし」をいざ使うとなると、ちょっと意識しちゃって必要以上にかけちゃいそうです。
出典:Makuake
そもそも、「まぶす」とは粉状の物を一面になすりつけるという意味。
食材が見えなくなるくらい、スパイスで覆ってしまっても良いのかも知れません。
西村さんが、そのままでも食べて美味しいと言っているので、大量にかけてしまっても多分美味しいんでしょうね。
スパイスの細かさ
それぞれのスパイスをちょっと近くで見てみました。
僕の持ってるのは「ほりにし」「ほりにしレッド(辛口)」「マキシマム」「黒瀬のスパイス」の4種類と、今回追加になった「バカまぶし 辛くないの」と「バカまぶし 辛いの」で、合わせて6種類になります。
「ほりにし」と「ほりにしレッド(辛口)」は、どちらも1粒1粒が大きめで、ゴロゴロとスパイスが入っている感じでした。
まるでご飯にかける「ふりかけ」のような感じ。
お肉にかけても、ガリガリとした歯応えがあり、スパイスを食べてるって感じられます。
いくつかのスパイスや調味料が粗く大きめになっていることで、味も食感も楽しめるようになっています。
味付けは、「バカまぶし」を除く4種類のスパイスの中ではガーリックが強目。
ガーリック好きな方は、まずは「ほりにし」から買ってみるのが良いと思います。
マキシマムを見てみると、全体的な色味が薄い感じがしました。
茶色や黒色のスパイスが入っているのですが、何故か白っぽい感じがします。
粒は大きめの物から細かい物まで様々が混ざっていますが、一番大きい粒でも「ほりにし」ほどではありません。
食べた時には、「ほりにし」ほどは食感はありません。
味付けは、「バカまぶし」を除く4種類の中ではクミンが強目な感じ。
クミンともう一つ何か分かりませんが、香りたつスパイスの味が前面にきて、全体的にスパイスの香りが立っているように感じます。
そして塩味も1番感じました。
その為、僕的には鶏肉料理におすすめしたいです。
黒瀬のスパイスは、色味が華やかな感じがしました。
緑色のスパイスが何かは分かりませんが、これが比較的多く入っているようです。
粒ほ大き過ぎず小さ過ぎず、中ぐらいの大きさのスパイスが多いようです。
味付けは、「ほりにし」よりもガーリックは控えめ、それに代わり黒胡椒が強いように感じました。
比較的何にでも合うと思いますが、僕としてはステーキなど牛肉を焼いた料理に合うと思います。
しかしガーリックが好きな方は、一度「ほりにし」を口にしてしまうと、ちょっと物足りなさも感じてしまうかも知れません。
逆にガーリックが苦手な方は、黒瀬のスパイスが肉料理全般に使えるんではないかなと思います。
それて今回購入した「バカまぶし 辛くないの」と「バカまぶし 辛いの」を見てみると、全体的にはパウダー状のスパイスが多く、その中にホール状のスパイスが何種類かある感じです。
ホール状のスパイスは、多分2種類あり、1つはクミンではないかなと思います。
今回見てみた6種類のスパイスのなかでは、パウダー状のスパイスの割合が1番多いようです。
その為、1番マイルドな食感なんじゃないかなと思います。
色味は、どちらも同じ色のスパイスを集めたかのように単色に近くなっていて、色鮮やかな感じではないです。
「バカまぶし 辛いの」は、唐辛子が入っているので、赤色で辛そうな色。
「バカまぶし 辛くないの」は、色的にはきな粉のような感じになっちゃっています。
バカまぶしを食べてみた!
「バカまぶし 辛くないの」と「バカまぶし 辛いの」を食材にふりかけて食べてみました。
まずはスペアリブに「バカまぶし 辛くないの」をふりかけます。
しかしバカまぶし、バカのようにまぶしてみたくなりますよね。
なんて言いつつ、初めてなので少しビビりながらもまぶしてみました。
パウダー状のスパイスの中に、ホール状のクミンが見えています。
元々クミンの香りとパリパリ食感と、Makuakeで紹介されていたので、クミンが際立つのが想像できます。
しかしクミンは、スパイスカレーに入れる基本的なスパイスなので、美味しいハズです。
そして1口。
やっぱりガツンとくるのは、クミンの香り。
クミンって、少し強いと僕はオジサンの味に感じるんです。
もちろんオジサンを舐めたり食べたりしたことは無いんですが、子供の頃見てた50〜60代のポマードをガッチリと付けて髪を固めている昭和のオジサンを思い出してしまうんです。
ちょっとクミンについて調べてみると、同じようにオジサンやワキガの臭いに感じてしまい苦手な方も多々いるようでした。
もちろん、クミンに対してそのように感じない人も多く、スパイスカレーも大好きという人が大多数いると思います。
ただ少しでも苦手な人は、クミンの香りが前面にくる「バカまぶし」は、ちょっとキツイかも知れません。
「バカまぶし 辛いの」も同じで、唐辛子の辛味がくる前に、口に入れた瞬間にクミンの香りが広がります。
そのあと直ぐに辛味がくるのですが、クミンが苦手だと、こちらも同じようにキツイかも知れません。
なのでスペアリブでは、クミンの好き嫌いで評価が分かれる気がします。
次に、焼き鳥に「バカまぶし」をかけてみました。
これが、スペアリブのときとは違い、メチャクチャ合っていました。
なぜかは分かりませんが、クミンの味も少し控えめだったように感じました。
そして「バカまぶし」が塩味が「マキシマム」よりも少し控えめなためか、焼きたてで肉汁が多く出ていたためか分かりませんが、上の写真の量ではちょっと物足りませんでした。
もっともっと、肉が隠れちゃうぐらいまぶしたら、凄く美味しかったです。
レバーには「バカまぶし 辛いの」がめちゃ合います。
これも、写真の量では足りず、また後から追加でまぶしました。
スペアリブの時よりもクミンと塩味が控えめに感じられて、より多くかけてしまいます。
レバーには七味唐辛子を振りかけているような、ピリ辛でいい感じ。
まったくクミンが感じられないわけではないので、苦手な人は焼き鳥でもだめかも知れません。
「バカまぶし」より少しクミンが控えめなマキシマムで試してみて、全く大丈夫という方は「バカまぶし」もいけると思います。
逆にマキシマムでクミンが気になる方は、「バカまぶし」ではもっと気になってしまうはずです。
まとめ
アウトドアスパイスに新星が登場しました。
その名は「バカまぶし」。
キャンプ芸人のバイきんぐ西村さんが監修している話題のスパイスです。
クラウドファンディングのMakuakeでも購入し、食べてみてのレビューでしたが、僕的にはちょっとクミンが強すぎるような感じがしました。
ホールのクミンがそのまま入っているので、その香りが前面にくる感じ。
スパイスカレーの基本的なスパイスなので、好きな人は大好きなんだと思いますが、気になる方は気になる。
好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと当たり前なんですが、この差は大きいと思います。
買ってみて味がダメだったという人と、めっちゃ好きという人の評価が大きく分かれそうな気がします。
また食材によっても、クミンの感じ方に違いがでるかも知れません。
(今回は焼き鳥がめちゃ美味しく感じられました。)
とりあえず味見してみるつもりで購入しても、1本当たりの値段が千円ぐらいするので、ちょっと高めです。
今までクミンを口にした事がある方は、何となく判断つくかも知れませんが、そうではないと迷ってしまう事になりそうですよね。
そのように迷ってしまうなら、僕的には無難に「ほりにし」をおすすめしたいと思います。
とは言え、何にでも合う万能スパイス、一度は味わってみるのも楽しいかも知れません。
購入は、現在公式オンラインストアのみになっているようです。
アウトドアスパイス「ほりにし」が気になる方は、ノーマルも辛口もレビューしていますので参考にして下さい。