「収納を制するものは、キャンプを制す!」
と、誰かが言ったか誰も言っていないのか分かりませんが、最近収納バッグやケースを見直し始めています。
数年前に買った収納ケース類が、そろそろヘタってきていたり、デザインの好みが変わったりとしています。
そこで、新しい収納ケースなどに変更が可能なものは変えていこうと思っています。
ですが、今回紹介する収納ケースは、使用用途を考える前に、完全に見た目だけで購入しちゃったものです。
それは、ヘリノックスのサーブルサイドストレージです。
以前、キャンプ用品店へ行った時に、展示してあるヘリノックスのテーブルサイドストレージに目を奪われちゃったんです。
第一印象が、そのデザインのかっこよさ。
何に使うかなんて何も考えずに、ただただ欲しくなってしまいました。
値段が高いイメージがるヘリノックスですが、テーブルサイドストレージのSサイズは、お手頃価格でした。
思わずその場で購入して、ニコニコ顔で持ち帰りました。
今回は、ヘリノックスのテーブルサイドストレージSのレビューと使い方を検証します。
目次
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSをレビュー
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSは、名前の通りテーブルの横にぴったりな収納ケースです。
ただ、サイズ的にピッタリということではなく、テーブルに取り付けられるように、本体にはループやベルトなどが付いているんです。
正面には、何に使うかイマイチ分からないモフモフがついています。
ベルクロとして使うのか、単なるデザインなのか不明です。
触ってみても、特に気持ちが良いわけでもありません。
背面側には、ベルトが付いています。
先端にはボタンが付いているので、何かに通したあとで外れてしまわないように留めておくことができます。
そして、周囲を一周しているカラビナループは、使い方によって応用できそうです。
4箇所にプラスティック製のループが取り付けてあり、それにS字フックを引っ掛けてもよさそうです。
サイドは背面側に続くカラビナループがあります。
上部側には、ループと小さい差込みバックルがついています。
差込みバックルは、上部の蓋を固定するのに使用します。
両端に付いているループはフックに引っ掛けて使えそです。
そしてヘリノックのロゴも上部フタ部分にあります。
ロゴは横ではなく縦向きになっています。
上部のフタを開けると、内蓋が正面側だけついています。
この内蓋は開閉することができないので、実質取り出し口は半分だけになります。
少しサイズが大きいものは入れるのが難しいかもしれません。
上の写真だと、下が背面側になります。
外蓋と内蓋はベルクロで留めることができるようになっています。
内蓋、外蓋、サイド部分には、中にプレートが入っているので、頑丈になっています。
正面や背面や底面にはプレート入っていませんが、型崩れすることはありません。
サイズ
今回購入したのは、テーブルサイドストレージのSサイズです。
サイズは、W35cm×H14cm×D11cmとなっています。
先日レビューしたANOBAのマルチギアボックスもSサイズでした。
マルチギアボックスSは、ペグケースとして使うのですが、ヘリノックスのテーブルサイドストレージSとSサイズ同士と言うことで比較してみると、ANOBAのマルチギアボックスSの方が大きいようです。
サイズは42×16×h14.5cmなので、ANOBAのマルチギアボックスSが1周り大きいです。
そして、使用用途も触ると違いを感じました。
ANOBAのマルチギアボックスSは、公式でもペグケースとしての使用をすすめていますが、かなり頑丈です。
厚みや強度が、手に取るとすぐに感じられるんです。
ヘリノックスのテーブルサイドストレージは、外蓋と内蓋、サイド部分に薄いプレートが入っているだけです。
ペグを入れたら、その重みで歪んでしまうのが、持っただけでわかると思います。
使用用途はあくまで、テーブルやチェアに取り付けて、軽量な物を収納する使い方のはずです。
似ている形状ですが、使い方は全く違うと言っていいと思います。
ちなみに、サイズ的にもヘリノックスのテーブルサイドストレージSでは、40cmのペグは収納できません。
ANOBAのマルチギアボックスSのレビューはこちらで確認できます。
使用用途を考える〜コット〜
デザインにひと目ぼれして購入したヘリノックスのテーブルサイドストレージSですが、何にどうやって使おうか悩みました。
ネットで検索してみると、コットやチェアなどに取り付けている写真がありました。
多分、同じヘリノックスのギアには相性がいいんだと思います。
しかし、僕が持っているのは、ハイランダーのコット、ハイランダーのチェアです。
とてもじゃないけど、ヘリノックスのコットは高くて買うことができません。
それなら、ハイランダーのコットに取り付けることができるのか、試してみることにしました。
まず、ヘリノックスのテーブルサイドストレージSの背面側で取り付けにつけるのは、ベルトとカラビナループです。
カラビナループは、別途S字フックなどを準備する必要があるので、今回はベルトを使用してみます。
ベルトを、ハイランダーのレバー式GIコット(アルミ)のフレームに取り付けることができればOKです。
コットに取り付けができれば、就寝時にメガネやスマートフォンを入れて置くことができて、便利だと思います。
ハイランダーのレバー式GIコット(アルミ)は、フレームの大部分を生地で覆われています。
フレームが見えるのは、コットの4隅と真ん中部分だけです。
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSには、背面にベルトが2本あり、その間隔が約20cmあります。
2本とも取り付けることができないと、テーブルサイドストレージSが傾いて使える状態になりません。
それを考えると、レバー式GIコット(アルミ)のフレームも20cm以上剥き出しになっている場所が必要です。
しかし、レバー式GIコットには、そんなに大きくフレームがでているところがありませんでした。
なので、無理やり取り付けてみました(笑)
レバー式GIコットの真ん中部分のフレームに取り付けましたが、フレームが出ている部分は20cmも幅がありません。
その為、ベルトを無理やり間隔を狭めて取り付けました。。。
これで使えないことはありませんが、形が歪んでしまいました。
これで使い続けるのは、ちょっと気が引けます。
ちなみに、この状態で、DODのカンガルーテントMへ入れてみましたがキツキツだったので諦めました。
入るには入ったのですが、頭と足がテントのサイドにあたってしまいそうです。
本来は、テーブルサイドストレージSを付けたコットをカンガルーテントM内で使ってみたかったのですが、色々と上手く行きませんでした。
ハイランダーのレバー式コット(アルミ)のレビューはこちら!
使用用途を考える〜テーブル〜
コットの他に、ヘリノックスのチェアにテーブルサイドストレージを取り付けている写真がありましたが、僕の持っている椅子には取り付けができないようでした。
その為、チェアへの取り付けを諦め、テーブルに取り付けてみたいと思います。
キャンプで使うテーブルは、ハイランダーのウッドロールトップテーブルです。
そのサイド部分に取り付けることができれば、何かと役立つはずです。
例えば、調味料。。。それともお箸などのカトラリーが入っていたら、いつでも取り出して使えそうですよね。
ハイランダーのウッドロールトップテーブルに取り付けるとしたら、サイドの天板を固定する部分だと思います。
細い木の板が並んで、巻かれているロールトップテーブルは、1本1本の間に隙間ができます。
角の折れ曲がっている部分では、その隙間が大きく開くはずです。
そこに、テーブルサイドストレージSのベルトを通して固定すれば、大丈夫だと予測しました。
結果、僕の予測は、半分あたって半分外れている感じでした。
角の部分の隙間は、予想よりも狭かったんです。
ベルトの先端のボタン部分が、隙間よりも厚みがあるんです。
なので、天板を引っ張りながら隙間を広げて、ベルトを通すというやり方をしなければなりません。
ちょっとだけ手間ですが、これで取り付けすることができました。
横から見ると、自重で少し斜めになっていますが、問題ありません。
ここに、調味料やお箸などを入れておけば、
と、誰かに頼まなくても良いんです。
だって、テーブルのすぐ側で手が届く場所にあるんですから。
テーブル全体を見ても、テーブルサイドストレージを取り付けることでデザインを崩していません。
より、カッコよくなったと思います。
ヘリノックス テーブルサイドS スペック
ヘリノックスのテーブルサイドストレージには、XS・S・M・Lの3つのサイズがあります。
Sサイズでは、色がブラック・コヨーテ・マルチカモ・リアルツリーの4種類です。
カラーによって値段に差があるようです。
サイズ | 重量 | |
XS | W12cm×H14cm×D11cm | 166g |
S | W35cm×H14cm×D11cm | 500g |
M | W47cm×H19cm×D17cm | 880g |
L | W62cm×H21cm×D19cm | 1160g |
ハイランダーのウッドロールトップテーブルのレビューはこちら!
まとめ
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSをレビューしました。
Sサイズは、値段的にも程よい感じで、色々と使える場面が多いと思います。
僕の使い方では、まだまだすごく余裕があって、完璧に使いこなしていない気もします。
しかし今の所、ハイランダーのウッドロールトップテーブルに取り付けて、お箸などを入れておくのがとても便利なんです。
すぐに手が届く場所に、細かな物を入れて置けるというのはとても助かります。
そして、なんと言っても、今まで以上にテーブルがカッコ良くなったんじゃないかと、勝手に自己満足に浸っています(笑)
デザインも良く、機能的に使えるヘリノックスのテーブルサイドストレージがおすすめです。