お料理好きの人にとって、キャンプは普段と違った環境で料理が楽しめるチャンス!
何より綺麗な空気と豊かな自然という周囲の環境は、料理を引き立たせる美味しいスパイスとなってくれます。
その料理を作る為に必要なものは、クッカーなどの調理器具やバーナーやコンロなどのキャンプギア、そして材料となる食材の他にも結構色々あります。
包丁、菜箸、レードルにフライ返し・・・これらの細々したものも必要だし、調味料やスパイスも。
調味料やスパイスだと、食べる人や食材との相性もあるし、持ち運びしやすいように小分けにするとさらに細々としすぎて整理がしにくく収拾がつかなってしまいます。
だからと言って、全部1つのアイテムで全ての役割を賄えるものでもありません。
そんなことを解決しるために誕生したのが、クッカーケースやスパイスケースなどの整理ケースです。
今回紹介する商品は、DODの新商品。その名も「シェフレルシェルフ」です。
今までの調味料&調理器具ケースや入れ物に迷っていたり、出し入れが多く忘れ物ばかりしているなんて方におすすめのアイテムの7つの魅力と注意点を紹介します。
目次
クッカーケースやスパイスケース
出典:楽天
キャンプで使うクッカーケースやスパイスケースには、箱型になっていて、キッチンにそのまま置いて棚のように使えるものや扱いやすいソフトケースもあります。
箱を開くとそのままスパイス棚や調理器具の収納棚になるケースは見栄えがいいものが多いのですが、おしゃれなものは木製が多く中身を入れたら結構重い。
出典:楽天
じゃあ軽量性と持ち運びやすさを重視したソフトケースならどうか・・・といえば、扱いやすいけど箱自体が柔らかいので必要なものが必要な時にすぐに取り出せなかったりもします。
さらに整理できても一目では何が入っているのか見分けにくかったりも。
クッカーケースやスパイスケースがあれば便利なので、キャンプにはあった方が絶対にいいと思います。
普段料理をしない人ならむしろこんなこと気にならないのかもしれませんが、キャンプ好きで普段日常的にキッチンに立ち、料理をする人であればあるほど「欲しい時に欲しいものが見つからない」ことってストレスって結構こたえるもの。
皆さんも、これまでに「こうだったらいいのにな」と考えたこと、1回や2回あったんじゃないでしょうか。
シェフレルシェルフはどうして生まれた?
出典:DOD
世の中には、キャンプで料理をする為専用のナイフなど、キャンプ用調理器具を揃えている人も多いことでしょう。
「キャンプ用」と名前がついたキッチングッズは、キャンプで使いやすい工夫が施されているものです。
料理好きの人なら、もしかしたら使い慣れた道具で家でもキャンプでも調理をしたいと思うかもしれません。
少なくともDODの調理担当のヨシさんはそう思って、困っていたのだそうです。
キャンプで料理をする時に、家のキッチンとは勝手が違うので、
キャンプだからといってキャンプ専用の道具を揃えておくのも楽しいんですが、結局普段通りの道具を使った方が効率が良かったり、料理そのものも美味くできるんですよね。
それに変な話、毎週キャンプに行くわけでもないのにキャンプ用に普段使いとは別に調味料を買い揃えて入れっぱなしにしておくのはなんだか勿体無い気がします。
結局、使用期限が切れて廃棄してしまった、なんて僕みたいな人もいそうですよね。(ほりにし等のスパイスを数種類買ったら全部賞味期限切れになってました)
だからと言って、普段使っているものを使い切る形で小分けにしていくと、どこかに忘れてしまったりと・・・それはそれで問題になってしまいます。
そこでDODの調理担当のヨシさんは思いつきました。
「そうだ、家のキッチンで使っているものを道具入れに一式しまって、そのままキャンプに持って行けばいいんだ!」
出し入れする、キャンプと日常を分けて考えるから面倒が起こる。だったら最初から全部入れて使ってりゃ問題ないじゃん!
これは、まさに逆転の発想と言えるかも知れません。
料理好きが料理好きのために考えた「シェフレルシェルフ」。
それは「シェフがキャンプでもシェフでいるためのシェルフ」として誕生したのです。
シェフレルシェルフの7の魅力
魅力①キッチン道具&調味料がオールインワン
出典:DOD
シェフレルシェルフは、ツールシェルフとスパイスシェルフの2つのシェルフを1セットにした便利かつ機能的なオールインワンシェルフであるのが最大の特徴です。
家で棚や引き出しに収納されているキッチンツールやスパイスたちを、よく使うものから取り出してみて、まずはシェフレルシェルフに収納してみましょう。
キッチンツールはツールシェルフ、調味料はスパイスシェルフへ。
するとあら不思議。愛用しているキッチンの相棒たちが、気づくと全てシェフレルシェルフに収納できました。
魅力②家のキッチンを外に持ち出すという発想のキッチンシェルフ
出典:DOD
このシェフレルシェルフは開いて棚のようにして使うのですが、繋げて真ん中で棚同士を合わせればコンパクトに畳めて、ハンドルを持って持ち運ぶことが可能。
収納部分を内側に合わせて箱型にして、中身が飛び出さないように工夫されているんです。
もちろんハンドルは邪魔にならないように上から下に下ろすこともできるので、持ち運ぶ際は車や収納ボックスへ入れても邪魔になりにくいでしょう。
なお、このハンドルを手前に倒すことでタオルや布巾を引っ掛けることもできます。
キッチンの基本グッズをここに収納して普段から使っていれば、キャンプで勝手が変わって調理に失敗したりイライラすることもなくなります。
さらに、そうなれば忘れ物もなくなるというものです。
魅力③大小まな板きっちり収納できるツールシェルフ
出典:DOD
調味料の入れ物もそうですが、調理グッズはそれ以上にサイズがバラバラ。
板状のまな板、剥き出しでは危ない包丁、レードルやフライ返し、菜箸や木べらなどは背の高い方だし、トングやハサミ、缶切りにピーラーなど独自の形のアイテムもあったりしてなかなかに厄介。
そもそも、これらを1つのケースにまとめて持ち歩く方が不便だったんです。
シェフレルシェルフはこれらの調理グッズをパッと一目見ただけでどこにあるのか分かりやすく、必要な時にサッと取り出せるよう、まな板スタンドに大小スタンドとお部屋を大きく分けて3段階に分けています。
これでケースの中で行方不明者を出す心配もなくなるんです。
特にツールシェルフ前部の小スタンドは、さらに5つに仕切られていて、ティースプーンやマドラー、スティックシュガーなどの小物もしっかり分けて収納できます。
魅力④調味料がたっぷりおさまるスパイスシェルフ
出典:DOD
キャンプ用の調味料やスパイス、ソース、オイルなどを入れるケースって意外と高さが共通というか、背の高いものっていれられなかったりするんですよね。
でも調味料やスパイスって好みがモロに出るものだし、高さや容器で妥協したくない。
だから、容器を買って中身を移し替えたりと結構面倒・・・。
しかし、スパイスシェルフならそんな心配はご無用!
スパイスシェルフの下段は少し高めに設計されているので、中途半端に背の高いペッパーミルも意外とそのまま収納できちゃったりします。
上部から多少飛び出しても、邪魔にならない程度ならそのまま持ち歩くこともでき可能です。
魅力⑤ツールとスパイスを分解して使える
出典:DOD
開け閉めに使う繋ぎ目となる中央の金具はなんと分離が可能。
ツールシェルフとスパイスシェルフとで分けて設置もできちゃいます。
シーンに合わせて必要なシェルフを必要な場所に持ち運んで使えるのも便利だし、普段キッチンで使う際にも設置場所を選ばずより使いやすくなるのではないでしょうか。
魅力⑥2本収納できる包丁スタンド
出典:DOD
調理する食材に合わせて刃物を選びたい本格的なこだわり派の方にはちょっぴり物足りないかも知れませんが、シェフレルシェルフはみんなで調理を楽しめるように、包丁収納スペースには包丁を2本収納できるように設計されています。
ここに刃渡19cm、刃幅5.5cmまでの包丁を収納することができます。
魅力⑦丈夫なスチール製に錆びにくい加工
出典:DOD
野外で行うキャンプでは、包丁や瓶などの刃物や壊れ物も収納するので、シェフレルシェルフももちろん丈夫である方が望ましいですよね。
その為、シェフレルシェルフの本体は丈夫なスチールを採用。
本体の塗装前に電着塗装を行い、防錆性をより高める加工を施しています。
シェフレルシェルフに注意点はある?
出典:DOD
DODのツールシェルフに対応するまな板にはサイズ制限があります。
幅23.5×厚み2cm以下のものを選んでください。
包丁は2本収納できますが、対応包丁サイズは刃渡り19cm以下、刃幅5.5cm以下のものに限ります。
錆にくい加工が施されていますが、元々スチールは丈夫ですが錆びやすい素材ですので、気をつけてください。
汚れた場合は速やかに水気を拭き取り、完全に乾燥させてから保管しましょう。
濡れたまま保管すると、色移りやカビ、サビ、腐食を起こしてしまうことがあり、製品の劣化の原因となります。
持ち運び時には必ず本体を閉じ、ロックをかけて中身の飛び出しを防ぎましょう。
いくらスチール製のキッチンで使用するものであっても、故意に火を近づけたり、火のそばに置くことはやめてください。
・まな板にサイズ制限
・包丁は19cm以下の刃渡り
・錆びないように水気を拭き取る
・持ち運び時はロックをかける
・むやみに火に近づけない
DOD シェフレルシェルフ スペック
出典:DOD
- サイズ・開いた時:約W54.5×D9.5×H29.5cm
- サイズ・ハンドルを立てた時:約W54.5×D9.5×H35.5cm
- スパイスシェルフ単体サイズ:約W28×D9.5×H29.5cm
- ツールシェルフ単体サイズ:約W28×D9.5×H29.5cm
- 総重量:約3.3kg
- スパイスシェルフ単体重量:約1.3kg
- ツールシェルフ単体重量:約2kg
まとめ
キャンプと自宅のキッチンを、同じような使い勝手にできたら凄く便利だと思いませんか?
必要な調味料、必要な調理器具が分かりやすく見やすく整理整頓され、調理しながら出して戻してといつもと同じように調理ができるだけでキャンプ中のQOLがすごく上がりそうです。
とはいえ、現実はそうもいかなくて、中身がごちゃごちゃして分かりにくく頻繁に必要なものを行方不明にしてしまったり、キャンプ前に出したりしまったりして忘れ物をしてしまったりします・・・。
意外と「これ!」というシェルフやケースに出会えていない人って、料理好きであればあるほど多いかもしれませんね。
今回紹介したDODのシェフレルシェルフは、キャンプで使うキッチンツールは日常使いしているものを使っている人、そしてスパイスや調味料が整理しにくく忘れ物が多くてイライラしている人にはまさにうってつけ。
2つのシェルフを、取り外し可能な金属の繋ぎ目で合わせた2つ折りの持ち手付きシェルフです。
片方にはスパイス、片方にはキッチンツールを入れて、普段はキッチンで使用していても大丈夫。
キャンプになったらそのまま2つのシェルフを合わせて持っていくという、ある意味今までになかったアイテム。
「あえてキャンプの準備をしない」「そのまま持っていく」という、逆転の発想で作られているんです。
もちろん分離しても使えるし、箱型で収納もしやすいので「うちはキッチンスペースがせまくて出しっぱなしはちょっと・・・」なんて人でもご安心ください。
スチール製でとっても丈夫で、防錆加工も施されているので、キャンプでもお家でも両方使いでも魅力たっぷりのシェルフなんです。
アイキャッチ画像 出典:DOD