夏に比べて人が少なく、落ち着いた雰囲気でゆったり楽しめる冬キャンプ。
ソロキャンパーさんを中心に、その魅力に取り憑かれている人は既に大勢いると思います。
特に激しく動き回ることがないキャンプの大敵と言えば、それは寒さです。
他にも、釣りなど動きが少ないアクティビティーでも、やっぱり寒さは一番の問題。
じっとしていると凍えてしまうほど寒くなってしまうので、防寒性の高い衣類などを使って対策をするのですが、それでも寒いものは寒い。
もうちょっと直接的に体の外側から暖が取れれば、早く体が温まるんですが・・・。
そんな時に、ストーブなどの暖房器具があると便利ですよね。
でも、それはそれで使い慣れてくると気になるところも出てきます。
例えばサイズ。
コンパクトで軽量であれば持ち歩きに便利だと思いますが、サイズが大きかったり重たいと、ちょっと苦労していまうところもあります。
その他には燃料も。
使用する燃料はどこでも購入できて、他のものと兼用できたら便利ですよね。
そんな「だったらいいのになあ」を集めて開発された、便利でコンパクトなストーブがMakuakeにて発表されています。
それは、便利で誰にでも使える「コンパクトストーブ」なんです。
今回はコンパクトストーブの魅力を紹介したいと思います。
目次
冬のキャンパー必携のコンパクトストーブとは?!
コンパクトストーブは何故生まれた?
このコンパクトストーブを作り出したのは、大阪八尾市で主にアルミ製品を製造している町工場「株式会社プラン」です。
「アイデアを形に」をモットーに、さまざまな製品の企画・設計・デザイン・製造、そして販売までを一貫して自社で行っている会社なんです。
MakuakeにてすでにALUMINOとして、いくつかの製品を企画、販売している実績があります。
ではこのストーブは何故、どうやって生まれたのでしょうか?
それは開発者さんが寒い時期に夜釣りに出かけた時のこと。
防寒対策をしていても、やっぱり手っ取り早く体を温めてくれる暖房器具、ストーブの存在って心強いものですよね。
だからといって釣りの道具と一緒にストーブを持っていくのはちょっぴり面倒。
1人用のコンパクトなストーブもたくさん出ているけれど、いいものは高価だし燃料もコンスタンスに必要になってきます。
価格、そしてランニングコスト、しかも誰でも持ってたり、どこでも手に入りやすいアイテムを手軽にストーブにできればいいのになあ・・・と。
そうして閃いたのが「カセットコンロ」だったらしいです。
キャンパーさんなら持っている人が多いカセットコンロは、自宅で普通に使用している人、防災用に準備している人もいるでしょう。
しかもこのカセットコンロに使っているガスボンベは、ホームセンターやディスカウントストア、スーパー、なんならコンビニや100均でも手に入ります。
ちなみにキャンパーさんに愛用者の多いキャンプ用ガスバーナーでも大丈夫。
これら火がついたカセットコンロや同じく火がついたガスバーナーの上に、ステンレス製の部品を組み立て乗せるだけでストーブに変身できちゃうんです。
暖を取るだけでなく、ストーブの上でお湯を沸かしたり簡単なおつまみだって作ることができちゃいます。
コンパクトストーブの3つの魅力
①どこでも買えるカセットコンロとガスボンベを利用
自宅の収納庫に眠っているカセットコンロやガスバーナー。
キャンプの回数が少ない人でも、カセットコンロは多くの人が持っていると思います。
逆に、キャンプによく行く人だと、持って行く頻度が高いのかも知れません。
ガスバーナーがあれば、あとはコンパクトストーブの部品さえ購入しちゃえば、わざわざ大きなストーブを買う必要がないんです。
これが灯油といった燃料だったら、ガソリンスタンドやホームセンターを探して使っただけ用意しなければならないのですが、ガスボンベならコンビニなどのどこでも買い求めやすいでとっても便利ですよね。
②コンロに置くだけの簡単設置
必要な場所にコンロを置いて、組み立てたコンパクトストーブを置くという、準備と片付けのしやすさも魅力の1つ。
このコンパクトストーブは、5枚の板を五角形に組み立てて使用するようになっています。
板にはそれぞれ縦穴が空いているものが2枚、空いていないものが3枚あります。
この穴があいている板があることにより熱が1方向だけに放出されるような仕組みになっていて、温まったステンレスの板からの反射熱は周囲に拡散されて、じんわりと温めてくれるようです。
また、筒状になったストーブは、お風呂のお湯と同じで熱が上へ上へと流れていきます。
なのでストーブの内の上昇した熱が、ストーブの上に置いた小さめのやかんやクッカーを温めてくれるんです。
釣りやキャンプでの晩酌を楽しみ、暖をとりながら熱燗で一杯。
するめやうるめを焼いてみるのも、乙な楽しみになりそうです。
③バラバラ解体でどこでも持ち歩ける利便性
コンパクトストーブは、わずか30×20cmの付属のケースの中に全てばらばらにして入れることができます。
元々カセットコンロやガスバーナーを調理器具として使っていた人なら、コンパクトに持ち運べるコンパクトストーブを追加するだけなので、荷物は少なくて済みます。
コンパクトストーブの部品全てをケースに収納してまとめても、大体シングルサイズのカセットコンロと同じくらいのサイズに収まるのでとっても便利だと思います。
コンパクトストーブのデメリット? 5つのよくある質問
①寒くても使える?
カセットコンロのガスボンベは、持ち運びやすく手に入りやすいですよね。
また、燃料のコスパ的にもとっても便利なアイテムなのですが、気になるところがあるんです。
そう、それは寒くなると火力が弱まってしまうということ。
このコンパクトストーブは弱火でも強火でも使用することができるそうですが、やはり寒さによってガスコンロの火がつかなくなったら使用できなくなってしまいます。
ストーブを使うシチュエーションなら、外気温は絶対に低いはず。
なので、カセットコンロやガスバーナーはレギュレーターが付いているものや、パワーガス等を使用するようにすると良いと思います。
②安全対策
反射熱で周囲に熱を伝えるコンパクトストーブ。
本来のガスコンロとは違う使い方をすることになるのですが、安全対策は本当に大丈夫のかと心配になる人も多いのではないでしょうか。
ストーブとして使うため、通常よりもコンロをつけっぱなしにする時間が長くなるし、ガスボンベが温まってしまいそうですよね。
安全対策のために、コンパクトストーブとセットで購入できるストーブ用遮熱板を活用してみてください。
風防としても使えるコンパクトストーブ専用遮熱版は、建築用の不燃ボードにステンレスを貼り付けた作りになっています。
これを折り曲げて、ガスボンベに被せて使用することで、安全対策になるようです。
ストーブ用遮熱板のサイズは、広げた時でW26×H22cm、畳んだ時にはW13×H22cmになり、重さは1kgです。
付属の収納袋に、コンパクトストーブと一緒に入れて持ち歩くことができます。
③修理はできる?
Makuakeで応援購入できるこのコンパクトストーブ、購入したいと思いましたか?
でも購入前にちょっと気になるのは、アフターサービスの有無ですよね。
こちらのコンパクトストーブが、もしもパーツが壊れてしまったり、紛失してしまったりした時には、メーカーに問い合わせれば有償でパーツを提供してもらうことができます。
④洗える?
ストーブの上で調理をした時など、その後のパーツの汚れが気になりますよね。
コンパクトストーブはステンレス製で錆びにくい素材なので、汚れてしまったら水洗いしても大丈夫なんです。
しかし本体が熱い時に水洗いすると、温度差によって変形してしまう恐れがあります。
充分冷めてから、水洗いするようにしましょう。
また天板と土台は熱により変色を起こします。
この変色は個体ごとに色合いも風合いも違うものなので気にせずに、使い込んで自分だけのコンパクトストーブに育てるつもりで使用するのがおすすめです。
⑤どんなコンロでも使える?
コンパクトストーブでは、もちろん大きさによっては設置できないサイズのコンロやバーナーもあります。
購入する前に自分が持っているコンロやバーナーのサイズと、コンパクトストーブのサイズをしっかりチェックしてください。
コンパクトストーブはどんなシチュエーションにおすすめ?
①キャンプ
キャンプでカセットコンロやシングルバーナーを使用している人は多いと思います。
今まで灯油ストーブや薪ストーブを別に持参していた人は、特に燃料と部品を兼ねてストーブとして使用できることに大きなメリットを感じるのではないでしょうか?
テント内で使用する時は一酸化炭素中毒の恐れがあること、火災の恐れがあることを念頭に置いて自己責任で使用しましょう。
換気を忘れず、火から目を離さないことも重要です。
遮熱板なしの長時間の使用は控え、就寝時はストーブを消して使いましょう。
②釣り
防波堤での寒い海釣りや夜釣り。
魚がかかるまでじっと待つその時間、冷たい風や空気にさらされっぱなしでいるのはどんなに着膨れしていても堪えるものです。
そんな時に、隣にコンパクトなストーブがあって、飲み物やちょっとした軽食も温められたら便利だなあと感じませんか?
釣りで暖を取るのも、おすすめの使い方です。
③ツーリング
コンパクトにケースに収納でき、コンロと一緒に持ち歩ける便利なコンパクトストーブ。
荷物を軽くコンパクトにまとめたいツーリングキャンプでも光る存在となります。
バイクにバックパックにと気軽に詰め込めるサイズ感です。
④防災
コンパクトで使い方はシンプル、使い回ししやすい燃料やカセットコンロで動かせる。
これらの条件は、防災用品としてもおすすめできる性能です。
カセットコンロとストーブを使いまわせるのって、非常時にも頼りになると思いませんか?
コンパクトストーブのスペック
本体となるコンパクトストーブの素材はステンレス製。
15×12cmのステンレス板を五角形に組み、いくつかのパーツを組み立てて使用します。
本体サイズはW15×D15×H12cm。重さは本体だけで約0.6kgです。
付属品は全てが収納可能なケース。
ポリエステル製でサイズは30×20cm。
追加購入、またはセット購入が可能なオプション品の折りたたみ遮熱板。
こちらの素材は建築用の不燃ボードであるケイカル板にステンレスを貼り付けたもの。
サイズは広げた時W26×H22cm、畳んだ時にはW13×H22cm。
重さは1kgです。
- サイズ:W15×D15×H12cm
- 重量・本体:約0.6kg
- 付属品・収納ケース:30cm×20cm(ポリエステル製)
- 素材:ステンレス
まとめ
軽くてコンパクト、だれでも持っていて、どこでも買えるものを組み合わせて、コスパが良く使えるストーブがあったら便利なのになあ・・・。
寒さに震えながら夜釣りを楽しむ中、考案者はこんなことを考えてこのストーブを制作したそうです。
コンパクトストーブは薄くて軽いステンレス板を組み立てて、キャンパーや釣り人なら活用者・所有者の多いカセットコンロやガスバーナーの上に設置して火をつけるだけでストーブとして使えるという画期的な製品です。
部品をばらばらにして専用ケースに収納してしまえば、A4サイズより小さくまとまります。
ステンレス製で錆びにくいので汚れたら丸洗いも可能。
天板の上には小さなクッカーも乗せられます。
釣りを楽しむ人、キャンパー、ツーリングのお供にもおすすめなこのコンパクトストーブは現在Makuakeにて応援購入することができます。
まだまだお得に購入できるセール価格も用意されています。
コンパクトストーブとケースセットで本来の販売価格は税込12,000円。
コンパクトストーブとケースに遮熱板のセットになると税込16,000円。
Makuakeのプロジェクトページで、ぜひチェックしてみてください。
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