キャンプで使う収納ケースや収納ボックスって、種類が多いから、あれもこれもと目移りしちゃますよね。
僕の中でも、木製のボックスがオシャレだと思う時もあったし、籐の収納ケースや素材が柔らかいソフト収納ケースがいいと思った時もあります。
そんな事で、いくつかの収納ケースがクローゼットの中にあるのですが、今まで使っていて思ったのが、収納ケース自体がやっぱり軽くて頑丈じゃなきゃって事です。
収納ケースや収納ボックスは、キャンプでは色々なキャンプギアを詰め込みますよね。
そうすると、結構な重さで収納ケースを運ぶのが大変になってしまうんです。
持ちにくい収納ボックスだと、移動の度に大変だし、ボックス自体が壊れてしまう事も考えられます。
僕が収納ボックスに木箱を使った時に、詰め込んだキャンプギアの重さから、底が抜けてしまった事があるんです。
その時には、テーブルランプなどがガラスを使ったギアもありましたが、たまたま壊れずに済みました。
しかし、散らかった道具を集めて木箱に戻そうにも、底が抜けてしまっては、収納ボックスとしての役割を果たしてくれません。
家に帰って釘を打ち補強したのですが、またいつそうなるかという不安が常に頭の片隅にあるんです。
そうならない為には、壊れなくてもっと頑丈な収納ボックスが必要になります。
そこでリングスターの「Starke-R」です。
元々、「Makuake」というクラウドファンディングで、目標の2863%を達成した、超タフなボックスとバスケットです。
収納ボックスとして使えるボックスと、薪を入れたり、洗い物カゴとしても使えるバスケットの2種類。
今回は、リングスターの「Starke-R」のボックスとバスケットをレビューしてきました。
目次
株式会社リングスター
リングスター
出典:Makuake
今回のレビューで紹介するボックスとバスケットは、創業130年の老舗工具箱メーカーのリングスターが手がけるアウトドアブランド「Starke-R」から発売されています。
リングスターで取り扱っている工具箱は、長年培った経験や実績により作られているので、様々な分野のプロに愛用されています。
工具箱専門のメーカーが作ってるので、購入者としても、品質に信頼を寄せる事ができますよね。
しかも、日本製というのも、僕的には安心できる要因の1つです。
そんな老舗工具箱メーカーのリングスターが、アウトドア用にボックスとバスケットを作りました。
もちろん、そこには長年培った技術やノウハウが込められています。
使いやすくて頑丈、耐久性が高いものになっているハズです。
Starke-R ボックスをレビュー
デザイン
今回は、友人と2人で久々のキャンプです。
そこにリングスターの「Starke-R」のボックスとバスケットを持っていき、使ってきました。
Starke-Rのボックスで、現在あるサイズは1種類。
カラーは、ミリタリーテイストのオリーブドラブ、おしゃれ感漂うサンドベージュの2種類です。
オリーブドラブは、ハンドルとロックレバーがブラック、サンドベージュはワインレッドを使ってアクセントを加えています。
楽天市場で見ると、オリーブドラブはELEPHANT Type、サンドベージュはLION Typeとなっています。
カラーのイメージなんでしょうか?
色をゾウとライオンという2種類の動物で表現しているのは面白いですよね。
取り外せる蓋
デザイン的には、一見25リットルぐらいのクーラーボックスのように見えます。
ハードな本体に角ばったハンドル。
正面から見ると、ロックレバーが左右に付いているので、高スペックのハードクーラーっぽいです。
しかし、Starke-Rのボックスは、前面2ヶ所と背面2ヶ所にロックレバーがあり、全てを解除すると蓋が取り外せるようになっているんです。
蓋が丸々取り外せるから、使い勝手も良く使用用途も広がります。
蓋を取り外して使うとなると。。。例えば、バケツのように使ったら、蓋がなければ取り回しが楽になり、炊事場等でお水を溜める事もできますよね。
出典:Makuake
お水を溜めれば、酷い汚れもつけ置きしておくことができるので、とても便利ですよね。
ロックレバーは、軽く引けば外せるようになっています。
逆にロックする時には、パチっとハマるところまで持ち上げます。
これがスムーズにできると思ってたのですが、1回だけ蓋が少しズレていたらしく、1ヶ所のロックレバーがハマらない時がありました。
当たり前ですが、蓋を本体の溝にしっかりと位置を合わせておく必要があります。
収納スペース
Starke-Rのボックスの蓋を開けると、中には上段に小物入れがありました。
これがあると、細々としたツールも上手に収納する事ができそうです。
僕の使っていた木箱には、このような小物入れはありませんでした。
ハサミやドライバーなどのツール類も、ホワイトガソリンやオイルランプも一纏めにして収納していました。
Starke-Rのボックスなら、それらを分けて持ち運べるのが便利だと思います。(木箱からStarke-Rへ変更することにしました)
木箱に入っていたハサミなどは上段へ、ホワイトガソリン(1リットル)は下段にと、大まかに分けただけでも、かなり使いやすくなったと思います。
下の段に高さがある物を入れても、上段をズラすことで収納することが出来ます。
ちなみに上段は、左右どちらにも取り付ける事ができます。
ハンドル
角ばったデザインをしている、プラスチック製のハンドルは、前にも後ろにも移動でき、収納時には邪魔にならないようにしておくことができます。
ハンドル中央、ちょうど手で持つ場所には、姫路レザーのカバーが巻いてあります。
これが、オールプラスチック製の収納ボックスにアクセントを与えて、オシャレに見えます。
しかもレザーの柔らかさが手を守り、重くなったボックスも運びやすくなります。
ハンドルは、頂点付近で軽くロックするようになっています。
ハンドルを立てた状態のまま維持できるので、移動中などに一旦置いてサッと持ち直したりする事も楽にできます。
耐荷重
Starke-Rのボックスのサイズは、465×333×322(h)mm、容量約27リットルなので、大き過ぎず小さ過ぎず、ちょうど良く使えるサイズ感だと思います。
そして素材は、車のバンパーにも使われているプラスチック。
このプラスチックは、超高耐衝撃性コーポリマーでリングスター製品史上最も強いレベルの強度を持っているようです。
そして-20°から100°の環境にも対応し、ほとんどの科学薬品やオイルにも耐えられる素材なんです。
このプラスチック素材の耐荷重は、なんと600kg以上。
※写真は友人
サイズ的にも、ちょうどスツールのように腰掛けに良さそうなので、僕が1人座ったところでも大した事じゃありません。
設営や撤収作業中に疲れたら、何も考えずに座ることができちゃいます。
もちろん、立って載っても大丈夫。
Starke-Rのボックスを、踏み台代わりに使っても問題ありません。
テントやタープのポールの先端に何かを吊り下げたいと思った時も、踏み台があれば簡単にできますよね。
しかも、コンパクトながら底がそこそこ広いので、安定性もあります。
例えば、大人の男性2人が載ったって、安定してるし、600kgの耐荷重もあるので安心です。
おじさんが2人、無理やり狭いスペースに上がったので、落ちないように抱きつきあっている状況です。
もし、他のキャンパーさんに見られたら。。。「キモっ!」って思われちゃうところでした。。。
このような状況になることはキャンプではまず無いと思いますが、おじさん2人で150kg。。。耐荷重の600kgには全く届きません。
これだけ頑丈だから、スタッキングしたって大丈夫。
家での収納も、場所を取らずにする事ができます。
念の為に、ボックスの底を見てみると、こんな感じになっていました。
蓋には短い溝が左右に3本ありますが、底面には2本になっています。
しかし、蓋と底面をあわせてみるとピタッと合致するんです。
蓋の3本の短い溝うち、真ん中の短い溝は使わずに、残りの溝に底面の短い線が合うようになっていました。
これなら、スタッキングしてもズレること無く安心です。
出典:Makuake
普段、収納ボックスは購入後すぐに荷物を詰め込んでしますので、何も入っていないという状況はあまりないのですが、もし中身が入ってない状態の時があれば、蓋を取り外してスタッキングすることもできます。
この状態なら、サイズの割にコンパクトに収納しておくことができちゃいます。
Starke-Rボックス スペック
サイズ | 465(L) × 333(W) × 322(H) mm |
内寸法 | 360(L) × 255(W) × 280(H) mm |
中皿内寸法 | 223(L) × 265(W) × 70(H) mm |
重量 | 2.6kg |
Starke-R バスケットをレビュー
デザイン
Starke-Rバスケットも、ボックスと同じく強度が高いプラスチック製(超高耐衝撃性コーポリマー)のカゴです。
おじさん世代になると、カゴと言いたくなってしまいますが、それだとスーパーの買い物カゴを連想しちゃいますよね。
Starke-Rは、見た目がオシャレなので、決して買い物カゴと言えないハズ。
色の配色やロゴの配置など、そこら辺には無いバスケットです。
当初、フロント面にはシールが貼られています。
このシールを普通は取って使うと思いますが、逆に貼りっぱなしでもオシャレな気がします。
写真では、片側だけシールを剥がしてみました。
やっぱり、そうなっちゃいますよね。。。
バスケットのハンドルは、内側に倒す事ができます。
内側に倒すことにより、バスケット同士をスタッキングする事もできます。
ボックスやバスケットを2つ購入する事があったら、それぞれ収納する時には便利そうです。
バスケットのハンドルも、ボックスと同じく頂点付近で軽くロックします。
ハンドルを立てた状態のままにする事ができるので、作業中は助かりますよね。
使い方
Starke-Rのバスケットのサイズは、465×385×280(h)mmです。
用途は人それぞれですが、僕的には洗いカゴとして炊事場まで運ぶのに良さそうに思えました。
通気性があった方が良い、シュラフや枕またはブランケットを入れておくのも良さそうです。
カッコ良く見えるのは、薪を入れてて運ぶログキャリーのような使い方です。
バスケットの内寸が365×285×265(h)mmなので、キャンプ場で購入する長さ40cmの薪は横入れする事は出来ません。
念の為試してみたら、すぐに引っかかってしまいました。
斜めにして入れる事でカッコよさが出ます。
どことなく無骨で、ワイルドさも感じませんか?
見た目もバッチリ、Starke-Rのバスケットはキャンプに似合うおしゃれで頑丈なバスケットです。
Starke-Rバスケット スペック
サイズ | 465(L) × 385(W) × 280(H) mm |
内寸法 | 365(L) × 285(W) × 265(H) mm |
重量 | 1.4kg |
まとめ
リングスターのStarke-R ボックスとバスケットをレビューしました。
どちらもウリは、高い耐久性。
頑丈で壊れ難いから、キャンプやアウトドアなどでバードに使うのにピッタリです。
ボックスは、キャンプの収納ボックスとして、とても使いやすい感じました。
何しろ耐荷重が600kg以上なので、スツールとしても踏み台としても、全く問題なしに使えるのが良かったです。
今回のキャンプでは、設営中や撤収作業中のテーブルとしても使いました。
蓋の上部が平なので、コップやお皿を置いても大丈夫でした。
僕としては、とにかく頑丈さが好印象です。
そんなことで今まで使っていた木製の収納ボックスは友人の元へ、僕の収納ボックスはStarke-Rになりました。
素材感が違うので単純に比較する事は出来ませんが、Starke-Rも十分オシャレだし、木箱よりも使いやすいというのが僕的には良かったんです。
キャンプに頑丈で使いやすいStarke-Rのボックスとバスケットはいかがですか?
壊れる心配がないのがおすすめです。
スタークアールのバスケットにミニサイズとロングサイズが出ました。
どんな風に使えるかレビューしました!
バスケット専用の天板があると便利に使えます!
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