株式会社リングスターが手がけるアウトドアブランドStarke-R(スタークアール)。
以前クラウドファンディングのMakuakeで大変好評だったボックスとバスケットがあります。
株式会社リングスターは創業130年以上の老舗工具箱メーカーで、長年培ってきた技術やノウハウがあり、使いやすさや頑丈さなど、信頼できる品質があるんです。
前回僕もレビューしたバスケットがあるんですが、これが使い勝手がとても良い。
キャンプギアなどを収納して持ち運ぶのも、持ち手が付いているからストレスなくできるし、何より頑丈なので薪など焚き火ギアをガンガン突っ込んでも安心して使えるんです。
そんなStarke-R(スタークアール)のバスケットに、この度ロングサイズとミニサイズがラインナップされる事になりました。
もちろんカラーは、オリーブドラフとサンドベージュの2種類。
キャンプにめちゃくちゃ似合うような外見になっているんです。
今回は、Starke-Rのロングサイズとミニサイズのバスケットをレビューと使い方を考えたいと思います。
目次
Starke-R(スタークアール)のロングサイズとミニサイズのバスケットをレビュー!
バスケットのサイズ感
前回、僕もレビューしたStarke-R(スタークアール)のバスケットは、ロングサイズとミニサイズが出た事でレギュラーサイズという割り当てになるんだと思いますが、そレギュラーサイズの大きさは465(L)×385(W)×280(H)mm、重量は1.4kgとなっています。
スーパーの買い物カゴに何が入るか想像してみてください。
スーパーで売っている食品は、ある程度の大きさの物ならなんでも入っちゃいますよね。
しかし買い物に行った時、長ネギなど長さがあるものは、カゴからはみ出してしまいます。
キャンプ道具でもやっぱり同じで、大抵の物はバスケットに収納できますが、収納ケースに入ったキャンプチェアやスタンド類、または撮影用の三脚など長さがある物だとはみ出してしまいます。
出典:Makuake
そこでロングサイズの横幅があるバスケットなんです。
ロングサイズのバスケットのサイズは、560(L)×295(W)×220(h)mm、内寸で445(L)×180(W)×190(H)mmとなっています。
レギュラーサイズのバスケットの内寸が365(L)×285(W)×265(H)mmとなっているので、約8cmほど長い物でも収まるようになっています。
出典:Makuake
一方、レギュラーサイズのバスケット、スーパーの買い物カゴぐらいの大きさだと、細かなキャンプ道具はガチャガチャとしてしまう事もあります。
なんて声に、ミニサイズのバスケットは対応出来るサイズ感になっています。
ミニバスケットのサイズは、310(L)×249(W)×209(H)mm、内寸は210(L)×160(W)×180(H)mmとなっています。
レギュラーサイズよりも15cm程コンパクトになっているんです。
これなら細かなキャンプ道具を持ち運んでも、ガチャガチャせずに安定しそうですよね。
3サイズを横に並べてみました。
一番左から、ミニサイズ、真ん中がロングサイズ、右がレギュラーになっています。
こうやって見比べると、幅以外にも高さにも違いがあるのが分かりますね。
そして、ミニサイズが凄く小さいのも分かります。
Starke-Rは頑丈
Starke-R(スタークアール)のバスケットには、車のバンパーにも使われる強靭なプラスチックを使用しています。
その為、想像以上に頑丈なんです。
以前のレビューで、工具箱になるボックスとレギュラーサイズのバスケットをレビューした時に、ボックスの上に僕と友人の2人で乗ってみました。
多分体重は2人で140kgを超えるはず。
しかし、ボックスはびくともしませんでした。
それと同じ素材がバスケットにも使われているので、とても頑丈。
車のバンパーのように、ほどよく柔軟性があり、衝撃を受け流してくれるんです。
その為、割れてしまうようなことは滅多にないんです。
今回も、試しにバスケットをひっくり返して、そこに立ってみました。
片足を乗せた時に少しフニャっとした感じがしましたが、両足を乗せたら、約75kgの僕の体重がかかっても全く問題ありませんでした。
これなら、粗雑にガシガシ使っても大丈夫そうです。
プラスティック製だからといってすぐ割れてしまうようなことはなく、長く使えると思います。
スタッキングできる
バスケットには、どのサイズにも持ち手が付いていて、それを持つことで、持ち運ぶのも楽にできます。
買い物かごと同じように、手で持ったり、ひじを曲げて腕に引っ掛けて持つこともできます。
じつは、この立てた状態の時、持ち手に軽くロックが掛かっていて、勝手に倒れてしまうようなことがないんです。
スーパーにある買い物かごは、このようなロックがないため、勝手にパタンと倒れてしまいますよね。
持ち運ぶ頻度が高いキャンプでは、これが地味に嬉しい機能なんです。
そのハンドルを内側に折りたたむと、フラットな状態になり、上に別のバスケットをスタッキング(重ねて載せること)ができるようになります。
スタッキングできることで、キャンプの行き帰りの車載時や、お家での収納時など、スペースを有効活用できるようになります。
スタッキングは、レギュラーサイズのバスケットだけではなく、今回ラインナップされるロングサイズやミニサイズのバスケットでも、同じ様にできるんです。
スペースを有効活用できるなら、バスケットが2つ以上あると、この効果を実感できそうです。
同じサイズではなくても、例えばロングサイズのバスケットの上にミニサイズのバスケットをスタッキングすることはできますが、やはりちょっと安定感は失われてしまいます。
できれば同サイズでスタッキングをすると、安定感も良く、見た目もいい感じになると思います。
バスケットに収納できるものを考察
ミニサイズのバスケット
Starke-R(スタークアール)のミニバスケットは、サイズが310(L)×249(W)×209(H) mmとなっています。
このサイズは外寸なので、実際に収納できるのは内寸を見る必要があると思いますが、内寸では210(L)×160(W)×180(H) mmと外寸よりもかなり小さく表記されています。
この内寸の奥行きの210mmは、バスケットの底で計測しているので、入り口よりも狭まっているので外寸と大きな差がでるようです。
とは言え、実際に測ってみると220〜230mmぐらいはありそうでした。
入口部分の奥行きは約270mmでした。
ミニバスケットは、コンパクトサイズなので、収納する物も細かなキャンプギアが良いと思います。
例えば、調味料類。
最近では、ほりにしやほりにし辛口、黒瀬のスパイスなど、キャンプ用の調味料が増えてきていますよね。
そんな種類がたくさんある調味料をひとまとめにするのも良さそうです。
ワインやカクテルなどのお酒の瓶、スパイス、オリーブオイルや塩コショウを入れたら、いい感じに収まりました。
ただ、ワインの瓶は上にはみ出してしまうので、スタッキングする時は上にしか重ねられません。
調味料類と合わせて、野菜などの食材を入れておくのもいいと思います。
スーパーで買った野菜は、レジ袋かエコバックに入ったままですよね。
それではキャンプでは、ちょっと味気なく感じてしまいます。
バスケットに移しておけば、普段の時日常と違った姿で見た目がよくなります。
さらに、バスケットに入っている野菜は、炊事場や川で洗う時にもそのまま水に浸せば簡単に洗ったり、冷やしたりすることができちゃいます。
バスケットだから水が溜まらないし、濡れて困るようなこともありません。
その他、お菓子類をまとめて入れて、子供用にするのも良いかもしれません。
ポテトチップスなどの袋も余裕で入り、そこそこ多くのお菓子を入れておけます。
ミニサイズのバスケットなら、子供が持っても重たくないはずです。
コンロやメスティンなどのクッカー類を入れても良さそうです。
メスティンや、それに使う固形燃料など、意外に細かな物があります。
それらをひとまとめにしておくのも便利そうです。
ロングサイズのバスケット
ロングサイズのバスケットは、奥行きが560mmとかなり広くなっています。
560mmは外寸で、入り口の内寸は約515mmでした。
内寸は445(L)×180(W)×190(H) mmとなっていますが、実際に測ってみると460〜470mmぐらいまでありそうな感じでした。
キャンプ道具で長さがあるものを収納するのに向いていると思いますが、そのようなキャンプ道具に何があるか思い出そうとするとなかなか難しいんです。
ハイランダーやアノバのウッドフレームのチェアは、収納が収束型なので長さがかなりあり入りません。
キャンプで写真を撮る人も増えているので、カメラの三脚がちょうど入るかなと思っていましたが、ちょっと三脚の方が長くて入りませんでした。
その他、カメラやポータブル電源、Bluetoothスピーカーなどの電気機器をひとまとめにしてもいいかなと思いました。
長いものにこだわらなければ、炊事場に洗い物に行く時に使えそうです。
スキレットやカッティングボードなど、長くはないけど、そこそこ大きめの調理器具があります。
それらをバラバラに炊事場まで持っていくって、結構面倒クサイですよね。
ロングバスケットに、ケトルやスキレット、シェラカップやメスティン、カッティングボードなど普段使いそうな物を入れてみたら、かなり余裕がありました。
バスケットには深さもあるので、そうそう上からはみ出すこともなさそうです。
洗いカゴとして使って、そのまま車に積んで持って帰れそうです。
この使い方は、想像以上に便利に使えると思います。
食器類以外にも、バスケットの特性を生かして、食材やドリンク類を川のお水で冷やすなんてことも良さそうです。
夏場は、スイカやビールなどを川で冷やしたくなりますよね。
そんな時、大きめの石を集めて、流されないように対策をすると思います。
それがないと、スイカがコロコロと転がってしまったり、下手したら割れてしまうこともありえます。
しかし、バスケットがあれば、石を集めたりしなくても良いんです。
流れの速さは確認する必要がありますが、バスケットをそのまま水に沈めておけば、食材やドリンクは冷え冷えです。
その他、バラつきやすいガスボンベ等の燃料類やランタンなども、ひとまとめにできそうです。
小さなLEDランタンは高さがないので、上に何かを置かないとスカスカになってしまいますが、それでも整理して収納するのには良さそうです。
ロングバスケットとミニバスケット、そしてレギュラーのバスケットとサイズ違いで揃えておけば、色々なキャンプ道具に対応できると思います。
最後に、プリムスのツーバーナーのオンジャをロングバスケットに入れてみました。
そもそもオンジャにはショルダーストラップが付いているので、わざわざバスケットに入れなくても大丈夫でした・・・。
Starke-R(スタークアール)バスケット スペック
ミニ | レギュラー | ロング | |
外寸 | 310×249 ×209(H)mm | 465×385 ×280(H) mm | 560×295 ×220(H) mm |
内寸法 | 210×160 ×180(H) mm | 365×285 ×265(H) mm | 445×180 ×190(H) mm |
質量 | 0.59kg | 1.4kg | 1.05kg |
まとめ
Starke-R(スタークアール)のバスケットにロングサイズとミニサイズがラインナップされます。
これで全部合わせて3種類のサイズが選べるようになったのですが、それぞれに良さがあると思います。
万能型のレギュラーサイズは、だいたいの物が入れることができて便利に使えそうですし、細かな物はミニサイズに入れたいですよね。
大きな物を収納したり、洗いカゴとして使うなら、ロングバスケットも良さそうです。
スタークアールのバスケットは、なんと言っても頑丈。
老舗の職人さん達が手掛けているので高品質で、長く使えるというメリットがあります。
キャンプでは、何だかんだ道具類をガシガシと使ってしまうことがありますよね。
いつもは気にするようなキズでも、キャンプでは「まっいいか」みたいに。
そんな時に、スタークアールのバスケットなら、壊れる心配なく使えるのが嬉しいです。
そしてキャンプで今流行りのカラーを取り入れているのもいいと思います。
オリーブドラブとサンドベージュは、キャンプサイトにあってもオシャレに見えると思います。
今回のレビューでは、まだまだ色々入れ足りませんでした。
これからのキャンプシーズンでは、もっと色んなものを収納して持ち運んでみたいと思います。
Starke-R(スタークアール)のバスケットは、おすすめの収納ケースです。
ロングバスケットとミニバスケットの発売日は2021年3月23日となっています。
スタークアールのレギュラーサイズのバスケットとボックスのレビューはこちらの記事で確認できます。
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