最近キャンプで愛用している収納ケースといえば、スタークRのバスケットやボックスです。
スタークRは、老舗の工具店リングスターのアウトドア部門ということもあり品質はかなり良く、頑丈なのが特徴の1つに上げられます。
それでいて、キャンプに似合うカラー展開をしているので、オシャレなうえガシガシと使えるんです。
僕はソロキャンプでも友達とのキャンプにも必ずと行っていいほどスタークRのバスケットとボックスは持っていくようにしています。
そんなスタークRのバスケットに、専用の天板が発売されることになりました。
専用の天板は、3種類のサイズがあるバスケットのうちレギュラーサイズにピッタリフィットするものです。
これがあれば、今まで収納ケースととして使っていたバスケットが、より用途が増えて使いやすくなると思うんです。
天板がある事でより使いやすくなるスタークRのバスケット、すでに使っている方もこれから購入を考えている方にも、プラスのメリットがあると思います。
今回は、スタークRのバスケット専用の天板をレビューしたいと思います。
目次
スタークRのバスケット専用の天板をレビュー
スタークRのバスケット
スタークRのバスケットって、老舗の工具メーカーさんが手掛けていこともあり品質が高く使いやすいんです。
またバスケットという形状が、意外に使い勝手が良くてメリットがいくつかあると思うんです。
先日、ショッピングモール内に開店したおしゃれなアウトドアショップに行ったら、オレンジのアウトドアスパイス「ほりにし」とかと並んでスタークRのバスケットがたくさん陳列されていました。
10個ぐらいのバスケットを重ねて置いてあったのですが、それで展示スペースをコンパクトにしていたんです。
これもバスケットのメリットで、スーパーの買い物かごと同じように省スペースにまとめる事が出来るんです。
バスケットにキャンプギアが収納してあればハンドルを倒してスタッキングすることも出来るし、中身がなければ場所を取ることもありません。
このスペースを上手く使えるということも、バスケットのメリットの1つだと思います。
またガシガシ使っても、耐久性が高いし、傷や汚れをあまり気にしなくてもいいというのが僕的には良いんです。
スタークRのバスケットには現在3種類のサイズがあって、レギュラーサイズのバスケットには僕は薪や焚き火ギアを収納して使っています。
焚き火ギアはキッチングッズなどと違って、ちょっと汚れがあったり形が不揃いであったりとするので綺麗に整頓して収納する感じではなく、少し適当に突っ込んでしまったりするんです。
そうやって粗雑ということではないんですが、ある程度ガシガシ使っても全く問題なく使えるのが心強いんです。
ガシガシ使えるのは耐久性が高いからということもあるんですが、バスケットに使用されているプラスティック素材は車のンバンパーにも使われるもので、素材の性質上割れることはない上に耐荷重は600kg以上とかなりの強靭な素材なんです。
滅多なことで壊れることはないので、ガシガシと気兼ねなく使えるのはメリットです。
これが安いプラスティックのカゴだったら、そうはいかないですよね。
スタークRのバスケット専用天板
スタークRのバスケット専用の天板が発売されますが、3種類のサイズがあるバスケットのうちの真ん中のレギュラーサイズ用となっています。
レギュラーサイズバスケットの天板は真ん中でセパレートされていて、2枚の天板を載せることでバスケット上部の全てを覆うことができます。
一枚のサイズは約23×37.5cm、そして天板の厚みは約1cmとなっています。
バスケットからずれないように底部分に敷居(ストッパー)があり、それを含めると高さは3cmです。
素材は竹の集成材なので、優しい質感を味わえるようになっていると思います。
バスケットの素材は頑丈なプラスティックで、天板の竹集成材とは全く違う質感ですが、それが組み合わさってオシャレ感がアップしたように感じます。
これが同じプラスティック素材ただったら、少し野暮ったさができしまうかも知れません。
片側の天板には、スタークRのロゴが焼印されていて、これもいい感じになっています。
ロゴはエンボス加工というわけではありませんが、少し凹んでいる感じです。
バスケットに載せてみる
バスケットに天板を載せる時は、バスケットの持ち手を外側に倒しておきます。
スタッキングする時には、持ち手を内側に重ねるようにして倒すのですが、それだと天板がハマらなくなってしまいます。
バスケットの持ち手を外側に倒し、バスケットの持ち手の付け根部分の突起が天板の裏側の凹みが収まるようにして載せます。
するとピッタリと上部にはまります。
片方の天板だけ載せると、中にある道具の出し入れがしやすい感じになります。
これはこれで常に道具の出し入れができるので使い勝手が良いとは思いますが、天板の上に何かを置く時のスペースが狭くなってしまうので、その都度片側だけ開けるという使い方が良いと思います。
サイドテーブルとして使ってみる
バスケットを1つ置いてその上に天板を重ねると、高さや約28cmのテーブルになります。
バスケット2つをスタッキングして天板を置くと約56cmの高さになって、ちょっと高めのサイドテーブルとして使うことができます。
サイドテーブルなので、LEDランタンやスピーカーなどを置いておくのに便利で、高さは意外にも不便に感じませんでした。
今回は座面高が約33cmのDODのオヤコチェアに座って使ってみたのですが、アームレストより少しだけ高い位置に天板がくるようになるので、座った状態で楽な姿勢のまま使うことができました。
ノートパソコンを置いてみても、キャンプテーブルよりも位置が高くなるので、もしキャンプ中に仕事がある方は、バスケットをスタッキングしてテーブルとして使った時の方が使いやすいかも知れません。
またスペースもノートパソコンを置いても十分広くて、使いやすいと思います。
上の写真では13インチのMacBookを置いていますがまだまだ余裕があるので、マグカップを置くこともできるし、マウスを動かすスペースもあると思います。
もしテーブルを忘れてしまったり、荷物を減らすために持っていく事をやめた場合は、メインのテーブルとしても使う事が出来ると思います。
キャンプではなくても、気分転換にお庭で仕事をしたりする時にも良いかも知れません。
1段で使用する時は、テーブルとしても使えるし、腰を掛けて座ることも出来るようです。
キッチンテーブルとして使ってみる
ファミキャンでは、ツーバーナーなどを使うキッチンテーブルがあったりしますが、ソロキャンプや少人数のキャンプではキッチン用のスペースを確保しないことがありますよね。
だいたいその場合はテーブルのがキッチンスペースとなり、バーナーを置いたり食材を切ったりする作業もそこでやることになります。
しかしスタークRのバスケットと天板があれば、簡単にキッチンスペースとして使えちゃうんです。
もちろんその場合、バスケットは1つでも良いし2つをスタッキングしてもいいと思います。
今回は2つのバスケットをスタッキングした上に、スノーピークのバーナーを置いてみましたが、ちょうどいい感じで使うことができました。
スペースは広すぎず狭すぎずといった感じ、上から見てみるとちょうどよく収まっているのがわかります。
これなら、他のバーナーやカセットコンロなども置くことができそうです。
ホットサンドメーカーを使って朝ごはんなどを作る時も、テーブルの上を占領することがないので良いと思います。
テーブルの上にはコーヒーを置き、コンパクトな調理台でバーナーを使えば、テーブルのスペースが広く使えるのでゴチャゴチャと散らかったようには見えません。
ただホットサンドメーカーは、スタークRの天板中央に本体があると、柄の部分がはみ出してしまいます。
奥まった位置で調理できれば良いのですが、場所によってはぶつからないように気をつける必要もありそうです。
撥水加工
スタークRのバスケット専用天板は、UVペンキコート9層されていて撥水効果があります。
この日、調理中に雨が降ってきてしまい、タープを張っていなかった為に天板の上が濡れてしまいました。
それでも撥水加工がされているので、安心です。
さっとひと拭きすれば大丈夫・・・・
ホットサンドメーカーで肉巻きおにぎりを作ろうと、ガーリックライスとカマンベールチーズを豚バラのスライスで包んで焼いていたんです。
あまりにも大きすぎて、TSBBQのホットサンドメーカーが閉じないほど。
それでも無理やり焼いていたら、豚の脂が飛び散ったり滴り落ちたりで、ひどい惨状になってしまいました。
さっとひと拭きしても、ちょっとヌルッとした感触が残ってしまいましたが、もちろん撥水加工されているので脂が染み込んで跡が残ってしまうことはありませんでした。
公式にはメンテナンスは、よく絞ったフキン等で拭き取ってくださいと記載されているし、天板は撥水加工はされていますが完全防水ではないということでも躊躇しましたが、やっぱりベタつきが気になるので家に持ち帰って食器用洗剤で素早く洗ってみました。
見事、脂とニオイは取れたのですが、これは自己責任ということになっちゃうと思います。
洗ったあと素早く水分を拭き取って乾かしたので、変形や変色などは一切なかったので、思っている以上に使えるんじゃないかなと思いました。
また、脂が滴り落ちたり飛び散っている時、2枚の天板に隙間がなかったのが良かったのか、中の道具が脂で汚れることはなかったんです。
2枚の天板を隙間なく置けるというのも、メリットだと思います。
もちろん、流れ出るような水や脂では隙間から流れ込んでしまうと思いますが、ちょっとの雨や飛び散った脂なら濡れや汚れを防ぐことができそうです。
ノートパソコンスタンドにも?
友人がそんな事を言いながら、MacBookの下にスタークRの天板1つを置きました。
ノートパソコンは、キーボードが平らなため、場所によってはタイピングしにくいところがあるんです。
僕なら、右手の小指で「-」や「p」がちょっとやりにくかったりするのですが、キーボードに角度がつくことによりタイピングしやすくなるんです。
そのため、MacBookなどのノートパソコンを購入した時に、ノートパソコンスタンドも同時に購入する人が増えているらしいんです。
ノートパソコンスタンドがあることで、モニターの下部分を高くしてキーボードに角度をつけることができます。
それと同じように、スタークRのバスケット専用天板をノートパソコンの下に置いて使えるかも知れません。
横から見てみると、しっかり角度がついています。
ちょっとこの状態でタイピングしてみましたが・・・やりやすいんです(笑)
角度がついていることで、小指のタイピングが手首をスナップさせなくても、楽にできるようになりました。
人によって違うと思いますが、力強くタイピングすると少しパソコン本体がずれてしまうかも知れませんが、僕的にはいい感じで使うことができました。
もし普段ノートパソコンスタンドを使っていて、キャンプ場で仕事をする時に忘れてしまっても、天板があれば対応できると思います。
なんて、友達の発見に乗ってみましたが、こんな使い方は普通はしませんよね(笑)
ロングバスケット用の天板も登場!
今までは、レギュラーサイズのバスケット専用の天板しかありませんでしたが、ロングバスケット専用の天板も発売されています。
これで使い勝手が、さらに良くなったはず。
早速、僕もキャンプで使ってきました。
ロングバスケット専用の天板は、レギュラーサイズと同じ竹の集成材。
レギュラーサイズには、ステンレス製の天板もありますが、今回ロングバスケットの物は自然の雰囲気豊かな天板になっています。
基本的ににほ、レギュラーサイズのバスケット専用の天板と同じで、2個セットで天板として使います。
ちょうど真ん中でセパレートする形になっていて、バスケットの取手を外側に倒しておき、その上に天板載せるという使い方です。
1枚あたりのサイズは、幅約27.5cm×奥行き28.7cm×厚み約1cmです。
実際に使ってみた!
レギュラーサイズのバスケット専用の天板と同じように、ロングバスケットにも専用の天板があれば、収納用のバスケットがテーブルとして使えるようになります。
使ってみて感じたのが、レギュラーサイズのバスケットの天板より長くてスペースが広がっているので、物を置いても窮屈にならないという事。
例えば、レギュラーサイズの天板にスノーピークのバーナーを置いたら、それだけで一杯一杯でしたが、ロングサイズなら上に置いた10インチのダッチオーブンの蓋を置く場所も確保する事ができるんです。
さらには、小皿も置いておけそうなスペースがまだあったので、色々と使う用途が広がりそうです。
もちろんレギュラーサイズが狭いと言っているのではなく、スペースが広いと使い勝手がより良くなるんだと実感しました。
これだけ広くなると、ラックのように使っても良いかも知れません。
700Whのポータブル電源と扇風機など、あまり動かす必要のない物を置いても良さそうです。
それらを置いてもまだまだスペースには余裕があるので、使い勝手は良いです。
また元々バスケットという事もあり、移動させるのも楽。
僕はコットの頭の近くに置いて、その上置いたパソコンで寝ながらYouTubeを観たりも出来ました。
ベッドサイドテーブルとして、ティッシュやメガネを置く場所にしても良いかも知れません。
まとめ
スタークRのバスケット専用の天板をレビューして、思った以上に使えると感じました。
たかが天板なんですが、これがあると使用用途が広がるんです。
今まで単なる収納ボックスとして使っていたものが、テーブルや調理台、またはキッチン台としても使えるようになります。
ソロキャンプなど、キッチンスペースを確保していない時には、バスケットをその代わりに使えるようになっちゃうんです。
これってかなり便利で、いつもはテーブルの上を独占していた調理器具がなくなることで、テーブルを本来の用途で広々と使えるようになります。
改めて、調理台を購入しなくてもいいし、別のスペースを代用する必要もないんです。
いつも積み重ねている収納ケース(バスケット)が、そのまま使えるということにメリットがあると思います。
スタークRのレギュラーサイズのバスケットを所有している方は、ぜひ天板も揃えてみてください。
きっと便利に使うことが出来ると思います。
発売は7月上旬予定になっています。
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