ソロキャンプ用に普段使っているキャンプチェアではなく、ソロキャンプ専用のチェアが欲しくなりました。
ソロキャンプと言えば、ロースタイルでほぼ地面に座っているかのような感じがカッコいい!
しかし、腰痛持ちの僕にはそれが辛い・・・。
そんな事で、ローチェアではなく、なるべく快適に座ることのできるキャンプチェアを探し始めました。
そんな時に販売が始まったのが、DODのユトリチェアとオヤコチェアの2種類です。
ユトリチェアは幅が広く一人でも余裕を持って座れるといキャンプチェア、オヤコチェアは1.5人掛けでその名の通り親子でも座れると言うコンセプトのチェアです。
ソロキャンプで一人で座るのならユトリチェアを選択することになると思うのですが、ゆとりがあると言ってもめちゃくちゃ幅が広いようには思えませんでた。
どう見ても、幅が広くて余裕がありそうなのはオヤコチェアの方。
それはそうですよね、1,5人用なんですから。
でも、1人には大き過ぎるんじゃなか、ソロキャンプには合わないんじゃないかという不安があり、発売日には購入することができませんでした。
それから暫くの期間悩んだのですが、やぱっり余裕を持って座りたい、キャンプチェアの上であぐらをかいて座りたいという気持ちがあり、ユトリチェアではなくオヤコチェアを買ってしまいました。
今回は、そんな幅広のDODのオヤコチェアのサイズ感をチェックしつつレビューしたいと思います。
目次
DODのオヤコチェアをレビュー!幅広のサイズ感をチェック!!
DODのオヤコチェアのサイズ
出典:DOD
DODのオヤコチェアは、1.5人掛けのチェア。
幅が広くて、親子で座れるくらい余裕があるのが魅力なんです。
サイズ的には、一人掛けのキャンプチェアよりも大きく、ベンチよりもコンパクトと言った感じです。
出典:DOD ※グッドラックソファ
DODのグッドラックソファが(約)W100×D50×H74cmですが、オヤコチェアは(約)W89×D70×H82cmとなっています。
幅で比べると約11cmの違いがあります。
ちなみにユトリチェアは(約)W73×D66×H82cmでオヤコチェアとは約16cmの幅の違いがあります。
そのどれもが、アームレストを含めた幅になっていますが、単純に座面の幅だけ見てみると、グッドラックソファが91cm、オヤコチェアが75cm、ユトリチェアが59cmとなっています。
そして座面高もグッドラックソファとは違っていました。
グッドラックソファの座面高は座面の前の部分で33cm、オヤコチェアは座面の前の部分で40cm座面中央部分で33cmとなっています。
グッドラックソファよりも座面に角度が付いているようです。
オヤコチェアもユトリチェアも、グッドラックソファのようにクッションカバーが付いています。
ソファのように大きいサイズ感ということではなく、座り心地がソファのように快適だということだと思います。
ディテールチェック!
家に届いたオヤコチェアをリビングで広げてみました。
想像はしていましたが、部屋の中でオヤコチェアを広げてみると思いのほか大きく存在感がありました。
見ての通り、オヤコチェアにはソファのようなクッションカバーが付いています。
クッションカバーはポリエステル製で触った感触は少しザラザラといった感じ。
ザラザラと言っても嫌な感じではなく、ポリエステル特有の乾いたサラッとした肌さわりがいい感じです。
クッションカバーの厚みは約2〜3cmといったところ。
これが弾力があり、ふわふわで気持ちがいいんです。
クッションカバーには折りたたんで持ち運びする時のハンドルが付いています。
座面の前面中央部分と、背もたれの裏側に紐状のハンドルがぶら下がっています。
ちょっと見た目はスッキリとはしていませんが、仕方ありません。
クッションカバーは取り外し可能で、座面の前部分と背もたれの上部に引っ掛けるように取り付けてあるので取り外しも取り付けも簡単そうです。
クッションカバーを固定するために座面の一番奥の部分で紐を結ぶようになっています。
その紐も、背後から見るとちょっとスッキリとしませんが、これも仕方ありません。
汚れ?キズ?
DODのオヤコチェアで特徴的なデザインに、木製のアームレストがあると思います。
ポリエステルの生地と木製のアームレストの素材の違いによるコントラストがいい感じです。
特に、ブラックカラーでは色のコントラストが大きくいい感じになっていると思います。
右側のアームレストにはドリンクホルダーがあり、上部に円形の窪みがつけられています。
ドリンクホルダーあることにより、左右のアームレストは大きさが違っていて、右側が大きくなっています。
そんなアームレスト、よく見てみると汚れが少しついていました。
汚れと言ってもほんの少しで、ちょっと黒ずんでいただけです・・・が、やっぱり新品を購入しているので気になると言えば気になちゃう。
他にも汚れがないかと、オヤコチェアをぐるっと見渡すと、フレームに所々に剥げたような痕があったんです。
どこかに当たったんでしょうか・・・所々に同じような白い痕があります。
背面のフレームにも同じような痕が付いていました。
指で擦っても、これが落ちない・・・
でも気にしてもしかたありませんよね、どうせキャンプで使ったら汚れちゃいますもんね(笑)
オヤコで座ってみる
出典:DOD
ソロキャンプで一人で座るために購入したDODのオヤコチェアですが、せっかくなので親子で座れるか確認してみたいと思います。
1.5人掛けで幅が75cm、耐荷重も100kgと大人2人で座ることは想定してなく、大人と子供が腰掛けることが前提となっているようです。
我が家でいえば、僕が身長183cmで体重が76kgとやや大きめ、そこに小学校1年生の長女と座ると親子で座るということになります。
DODの公式サイトでは、幼稚園の年少さんかそれより小さな子どもと座っている写真がありますが、長女は身長128.5cmと小1でもかなり大きい方。
ちょっと不安でしたが、座ってみたら意外に大丈夫。
上記の写真ではきつそうに見えますが、思いの外ゆとりがある感じでした。
2人の間には約5〜10cmぐらいの隙間もありました。
もちろん耐荷重的にもダイジョブ。
親子と言ってもどのくらいの子供まで座れるか、購入前に気になっていました。
これから購入しようと思っている方も、気になりますよね。
そこで中学2年生の長男とも座ってみたんです。
長男は身長171cm、体重は62kgぐらいの標準体型。
もちろん耐荷重は余裕でオーバー・・・ですが、座れないことはないんです。
2人も隅によって座っていますが、おしりは入るんです。
ギュウギュウでキツキツという感じでもなく、普通に座ることができました。
成長した大きな子供でも座れないことはないと思いますが、やっぱり耐荷重だけは気にしておいて、親子で100kg以内に収まるぐらいにしておいた方が良いと思います。
ソロキャンプでオヤコチェアは
ソロキャンプにオヤコチェアを持っていきました。
前回紹介したアンプラグドキャンプのパップテントの前にオヤコチェアを置いてみるとこんな感じ。
ソロ用のテントの前にオヤコチェアを置いただけでは、サイズ的には大丈夫そう。
しかし実際に座ってみると座面高が高すぎちゃうのか、跳ね上げたキャノピー部分に頭がついちゃいました。
これだとオヤコチェアは、やっぱり大きく感じちゃいます。
ただ、ソロキャンプと言っても様々なスタイルがあると思います。
ソロ用のコンパクトなテントじゃなく、2〜3人用のテントを使う場合もありますよね。
そのような少し大きめのテントなら、サイズが大きいオヤコチェアでも全く問題なく使うことができると思います。
何より、今回使ってみて感じたのは、かなり座り心地が良いということです。
グッドラックソファでも、他社のベンチでも座面の一番目の部分にフレームがあると思います。
それらは、腰を掛けたときに太ももの裏にフレームが当たるので、長時間座ったときに痛くなってきちゃうんです。
しかしオヤコチェアではその部分にフレームがありません。
その為、長く座っていてもストレスを感じることがないんです。
そして、クッションのようなふわふわの座り心地がまたなんとも言えず、最高の座り心地を提供してくれます。
ソロキャンプで1人で使うのには、使用するテントを選びますが、座り心地は抜群。
「ちょっと大きいんじゃない?」なんて、周囲の意見を気にしなければ、全く問題なく使うことができると思います。
ちなみに、持ち運ぶ時は少し大きめ。
成人男性がハンドルを持っても、オヤコチェアの大きさは目立ちます。
あと、ちょっと太って見えますが、決してそうじゃないんです。
オーバーサイズのTシャツが膨らんで見えるだけなんです・・・。
DOD オヤコチェア スペック
サイズ | (約)W89×D70×H82cm |
収納サイズ | (約)W89×D16×H78cm |
座面高 | 33cm |
重量 | (約)5.5kg |
耐荷重 | 100kg |
材質・フレーム | アルミ合金 |
材質・補強フレーム | スチール |
材質・生地 | 600D ポリエステル、ポリエステル強化メッシュ(PVCコーティング) |
材質・アームレスト | 木 |
価格 | 12,100円(税込) |
まとめ
DODのオヤコチェアをレビューしました。
本当はソロキャンプ用に、ゆったりと座れるキャンプチェアとしてこのオヤコチェアを選んだんです。
だって、かなり幅が広くて余裕があるチェアなら、相当リラックスすることができそうだと思ったんです。
そして使ってみると実際にもその通りで、幅が広くてクッション性もよく座り心地は快適でした。
これなら、ソロキャンプでも、またはファミキャンでもリラックスすることができると思います。
ただ気になるのは、オヤコチェアを親子で使った場合。
どのくらいの子供までなら、一緒に座れるのかだと思います。
我が家の場合は、長女と座ることになるのですが、まだ後少しの間は座ることができそうです。
痩せているパパさんや、そこまで大柄ではないパパさんなら、もっと長い期間一緒に座ることができるかも知れません。
あとは耐荷重を気にするだけ。
グッドラックソファでは耐荷重が160kgもありますが、オヤコチェアでは100kgと少なめ。
そこにだけ気をつければ、小学生の間は親子で一緒に座れるんじゃないかなと思います。
DODのオヤコチェアは、親子で座ることはもちろん、ソロキャンプで1人で座るのにもおすすめです。
現在購入は、DODのオンライストアのみになっています。