キャンプでソファに腰掛けたいなんて、そんな贅沢な夢を以前は持っていました。
奥行きが深くてフカフカの座面に座ったらリラックスできるし、何よりもリッチで贅沢な時間が味わえちゃいますよね。
キャンプで使えるソファを探してみると、やはり主流はにベンチにクッション性のあるカバーを取り付けた物。
もちろん座り心地は何もカバーがないベンチよりも格段に良くなるし、キャンプチェアと違った見た目で少し贅沢感は出ると思います。
しかし、やっぱりベンチはベンチなんですよね。
家のリビングで使うような、しっかりとしたソファではないんです。
しかしDODから発売されたテキーラソファレッグとクッションカバー、そして2×4の木材を使えば、見た目はベンチよりもソファに近づいておしゃれになりそうなんです。
今回は、DODのテキーラソファレッグに付いて色々と考えながら紹介したいと思います。
目次
DODのテキーラソファレッグでキャンプにソファを!
キャンプにソファ?
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主にファミリーキャンプやグループキャンプでリビングスペースを贅沢で豪華に見せる為には、チェアやテーブル、または棚などをキャンプっぽいギアではなく、お家用の家具に似たデザインの物で揃える必要があります。
キャンプ用の軽量化したチェアやテーブルでは、何となく豪華さは失われてしまいますよね。
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そこでキャンプで使えるソファを考えてみると、1番に思いつくのがスノーピークのラックソットです。
スノーピークのラックソットは、ソファだけではなく、コットやチェア、ラックなどとして自由に使えるのですが、ソファとして使った時はシンプルながらオシャレな雰囲気になると思います。
クッション性のある座面と背もたれ、または肘置きなどを取り付ければ、良い感じのソファとして使えます。
ただ、値段がちょっと高いのが難点。
セットで買うと9万円ほどするので、流石に手が出ません。
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アウトプットライフにもエアグランプソファというキャンプソファがあり、こちらもスノーピーク以上にお家用ソファっぽい雰囲気がありますが、2人掛けで4万円弱、3人掛けで5万円強という値段に躊躇してしまいます。
それを考えると、DODのテキーラソファレッグの15,800 (税込)円という値段設定はちょっと魅力的です。
しかしテキーラソファレッグは、ソファのフレームの部分だけの商品で、座面を構成する木材などは自分で購入する必要があるんです。
それでも別途購入する必要がある部品を合わせても、メチャクチャ値段は高くならないと思います。
テキーラソファレッグには、ホームセンターで購入できる2×4の木材を5枚ほど差し込むと、オリジナルのソファっぽく使う事ができます。
この時、サイド部分と背もたれがスチール製のフレームに囲まれる感じになるのですが、そのデザインがキャンプっぽさから少し離れていてオシャレに見えるんです。
オシャレなソファなら、写真映えもするし、シェルターの中に置いたらまるで家のリビングにいるかのように見えると思います。
キャンプでは、ベンチをソファっぽく使ったりしますが、やっぱりそれとは豪華さや迫力が違うんです。
DODのテキーラソファレッグ
出典:DOD
DODのテキーラソファレッグは4つのレッグを接続して、サイドから背面にかけてのフレームを作ります。
購入した段階ではレッグと接続用のバーだけなので、座面にする部分を自分で用意する必要があるんです。
座面にする木材は、ホームセンターで売っている2×4(ツーバイフォー)の規格の木材が5枚。
それを差し込むことで座面部分を作る事ができるのですが、この時に木材を塗装すれば、自分のオリジナルのソファが出来あがっちゃうというわけです。
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もちろんそのまま使っても良いし、座面が固そうだと思えばクッションを並べても良いと思います。
DODではクッションカバーも販売されるので、それを使用したら、おしゃれな感じに仕上がると思います。
このクッションやクッションカバーを他で揃えたり自分で作ったりすれば、よりオリジナル感が強くなって良いかも知れません。
幅が変えられる
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テキーラソファレッグの幅は2種類あり、、幅が広い方のレッグを背面側に使用する事で3人掛けのソファに、幅が広いレッグを背面側に使う事で2人掛けのソファとして使う事ができます。
幅広のレッグを使った3人掛けでは約120cmの幅になるのですが、写真のように女性なら3人で座っても大丈夫だと思いますが、大柄な男性が3人座るのはちょっと厳しいも知れません。
3人が腰掛けると1人当たり40cmの幅になるので、身長が180cm近くある人や肉付きが良い方だとキツキツになってしまいそうです。
最低でも1人当たり45cmは欲しいところです。
もちろん大柄な男性3人ではなく、大人2人と子供1人のファミリーで座れば、問題はないと思います。
幅が狭いレッグだと2人掛けで約102cmになります。
2人で腰掛ければ1人当たり51cmと余裕があるので、こちらならかなりゆったりと座る事ができそうです。
DODのグッドラックソファというキャンプベンチは幅が91cmなので、それと比べると2人掛けといっても幅が広くて快適そうです。
座面の高さも変えられる
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テキーラソファレッグの座面は2×4の木材を差し込む事でソファとして使う事ができるようになります。
この時、テキーラソファレッグの上下の向きを変更したり、または1番下のフレームに木材を置く事で座面の高さも変更する事ができます。
1番下のフレームに木材を置けば座面高は約10cmとなり、かなりのロースタイルになります。
これならお座敷スタイルのキャンプにも合いそうなので、ノルディスクのアスガルドの中で使ったらオシャレな感じになりそうな気がします。
真ん中の高さは約30cmなので、普通のキャンプスタイルに合うと思います。
例えば、テーブルにハイランダーのロールトップテーブルを使っていてとしたら、高さが43cmなので座面よりもちょっと高い位置にテーブルが来る事になるので、これなら使いやすそうですよね。
1番高い座面は約37cmですが、これだとちょっと座面が高過ぎて、見た目にソファっぽさが失われてしまうかも知れません。
しかし腰痛持ちの方なら、この高さにしたいはず。
長時間座っていたり、立ったり座ったりを繰り返しても腰への普段は軽減できると思います。
このように各々のキャンプスタイルによって座面高を変える事ができるのは、地味に嬉しいことですよね。
ランタンスタンドも付属
出典:DOD
テキーラソファレッグには、ランタンスタンドが取り付ける事ができます。
付属のランタンバーをレッグに差し込む事により真上から照らしてくれる明かりを作る事ができます。
食事や食後のリラックスタイムなど、明るく照らしてくれる事で便利に使う事ができます。
ランタンハンガーの耐荷重は3.5kgなので、ちょっと大きめのランタンでも安心して使えるのが良いと思います。
テーブルやラックにも使える
出典:DOD
テキーラソファレッグは、4つあるレッグを全て使ってソファとして使う事ができますが、これをラックとして荷物を載せるような使い方もできます。
もちろん座面高が3段階に変える事ができるので、自分のキャンプスタイルに合った高さのラックになります。
ファミキャンで荷物が増えてきて、どこに置いたら良いか悩んでいる人は、テキーラソファレッグをラックとして使っても良いと思います。
出典:DOD
また4つあるレッグのうち2つを使う事でテーブルとしても使えるようになります。
例えば、ワンバイの木材を差し込めばオリジナルのキャンプテーブルになるし、DODのテキーラプレートを差し込めば熱いスキレットも置けるキャンプテーブルとして使う事ができます。
シチュエーションによって、ソファとしてもテーブルとしても、またはラックとしても使えるバリエーションの多さが魅力的に感じます。
ハードルは高い
出典:DOD
2×4の木材を買って好みの色に塗装すれば、オリジナルのソファが出来ちゃうなんて凄いですよね。
確かに、ホームセンターに行って2×4の木材を5本と塗料を買って、家でヤスリをかけて塗装してコーティングまでしてとなるとちょっと面倒くさいって感じてしまう方もいると思います。
しかし塗装しないまでも、ヤスリやコーティングをしておかないと、トゲやささくれが気になってしまいます。
またそれらをモチベーションを保って作り上げたとしても、今度は持ち運びが大変かも知れません。
例えば幅広い座面にした時は、木材の長さが120cm以上は必要になるので、それを持ち運んだり車に積み下ろす作業が手間に感じてしまいそうです。
出典:DOD
テキーラソファレッグの重量が約9.1kg、それに加え2×4の木材5枚分の重量が加わるので、別々に運んだとしても重そうです。
スノーピークのラックソットよりも値段は安いですが、この手間を考えるとベンチでも良いのかななんて考えてしまいます。
ちなみにスノーピークのラックソットもアームレストなどがセットになっている物は、総重量で約17.5kgと重たいんですけどね(笑)
さらに座面にする木材がレッグから落ちないように、木材の端に釘や鋲を打っておいてくださいとの記載があるので、木材の裏側の端に加工しておく必要もあります。
キャンプ場に着いてから釘を打つのも手間なので、多分塗装し終わった後にやっておこうとなると思うのですが、そうなると持ち運びの時に木材を重ねる事も難しくなってしまいます。
結局は、現地についてから釘を打つ事になってしまうと、まあまあな手間ですよね。
色々と考えるとネガティブな事ばかりになってしまいますが、ハードルを乗り越えて使いこなしたら、やっぱりオシャレだしキャンプ場でも目を引くと思います。
DOD テキーラソファレッグ スペック
サイズ・2人掛け | (約)W102×D60×H53cm |
サイズ・3人掛け | (約)W120×D51.5×H53cm |
ランタンフック高さ | 166cm |
重量 | (約)9.1kg |
静止耐荷重 | 210kg |
材質 | スチール |
まとめ
DODのテキーラソファレッグがあれば、自分のオリジナルのソファをキャンプ場で使う事ができます。
しかしその為には、2×4の木材を5本用意する必要があります。
そのままでも良いのですが、どうせだったら塗装したり、座面の上にクッションを置いたりしたいですよね。
それが苦にならない方には、非常に魅力的なアイテムだと思いますが、ちょっと面倒に感じてしまう方にはハードルが高くなってしまうと思います。
キャンプ場でソファがあれば、見た目にも豪華でリッチな感じがしますよね。
しかし持ち運びなどは大変かも知れません。
これはDODに限らず他のソファでも同じですが、やっぱり部品が大きくなってしまうので、場所を取ってしまいがちです。
もろもろの問題をクリアすれば、非常に魅力的だと思います。
DODのテキーラソファプレートを一度試してみたいと思いませんか?
アイキャッチ画像 出典:DOD