キャンプで使う収納ボックスやバスケットで、今やに大人気の老舗工具店のリングスターが手がけるStarke-R。
老舗工具店ならではの長年培った知識と技術が込められているので、どれも高い耐久性があり、しかも使いやすくお手頃価格というのが魅力です。
そんなStarke-Rの収納ボックスに、横長サイズのボックスが加わりました。
前からあるボックスは、幅40cmぐらいのコンパクトサイズでしたが、横長サイズでは約60cmぐらいになっていて、かなりの大容量。
カラーはオリーブドラフと、サンドベージュ、そしてローズグレーの3色での展開です。
そこで今回は、テントの色に合わせてどんな感じになるか試してみようと思います。
とは言っても、オリーブドラフとサンドベージュの2色で、テントの色もベージュとブラックの2色とバリエーションが少ないです。
なんとなくこんな感じになるという参考として頂けたら嬉しいです。
今回は、Starke-Rの横長サイズのボックス(STR-6000)の2カラーをブラックとベージュのどちらのテントに合うか試してみた様子をレビューします。
目次
Starke-Rの横長サイズのボックス(STR-6000)をレビュー!
横長サイズのボックスの特徴
Starke-Rの横長サイズのボックス(STR-6000)は、収納と運搬という観点に重点をおき、大物も小物もざっくりと収納でき、また何かと荷物が多いキャンプでも片手で運べるように考えられています。
持ち運びが楽
レギュラーサイズのボックスでも、今回の横長サイズのボックスでも、ボックス上部の中央部分にハンドルが配置されていて、片手でスマートに持てるようになっています。
もちろん、普通の収納ボックスのように、本体と蓋の境目辺りに段差があり、そこを使って両手で持つこともできるし、さらにショルダーベルトを使って肩掛けして持ち運ぶ事もできるんです。
肩に荷物を掛けちゃえば、片手が空くので、他にも荷物を持ったりと、効率よくキャンプの準備ができるようになります。
使わない時もスペースの有効活用
また横長サイズのボックスが複数個あれば、スタッキングする事もできるので、使わない時の収納や車での持ち運び時など、スペースを有効活用する事もできます。
ソロキャンプなら、横長サイズのボックス1つあれば十分かも知れませんが、ファミリーキャンプだと何かと荷物が多いですよね。
そんな時は、色や形が違う他の収納ボックスを購入するよりは、同じ物で揃えた方が見栄えが良いと思います。
Starke-Rの横長サイズのボックスで揃えちゃえば、統一感が出るし、何より使いやすそうです。
サイズ感
Starke-Rのボックスと言えば、Makuakeで初めてクラウドファンディングをした時に登場した物があります。
蓋のロックが前後で4ヶ所あり、全部外すと蓋が取り外せてバケツのようにも使えるし、何より高い耐久性が魅力の収納ボックスです。
以前のレビューでは、耐久性の実証の為に、友達とボックスの上に乗ったんです。
もちろん、そんな事ではびくともしない頑丈さがありました。
そんなボックスのサイズは465(L)×333(W)×322(H)mmで、荷物を少なくしたソロキャンプなら、だいたいのキャンプギアが収納できる感じです。
僕の場合は、LEDランタンを4つに、オイルや何やらと、あれこ詰め込んでしまっているので、それ1つだけでは足りていません。
そこで横長サイズのボックスの登場です。
横長サイズのボックスのサイズは、597(L)×336(W)×300(H)mmとなっているので、横幅で約1.3倍になっています。
ただそのまま幅が広がったのではなく、高さはレギュラーサイズのボックスよりも少し低く設定されているようです。
プロジェクトページの写真を見た時、45QTのハードクーラーボックスぐらいの大きさがあるように見えたのですが、実物はそれよりも少し小さい感じでした。
先にも書きましたが、45QTのクーラーボックスよりも少し小さめのサイズだと、ファミリーキャンプでは複数個あった方が良いと思います。
荷物が少ないソロキャンプなら、1つでも充分そうです。
レギュラーサイズのボックスと並べてみると、その差が良く分かると思います。
ただ単に横幅が増えただけではないので、もしチェアのように腰掛けたとしたら、座面の高さが違うため座り心地もちょっと違ってきそうです。
座った時には、座面高が30cmになるので、ローチェアのように使えると思います。
クッション性はないので、あくまで常時使うチェアとしてではありませんが、このような使い方ができると便利だと思います。
レギュラーサイズのボックスどの高さの差は2.2cm程ですが、写真で見比べるともう少し差があるようにも感じます。
上から見ると、奥行きの差が約3mmレギュラーサイズのボックスの方が大きいのですが、もう1cmぐらい差があるようにも見えました。
蓋のデザインには違いがあり、レギュラーサイズの方はハンドルが側面にあるため座りやすそうです。
横長サイズのボックスでは蓋にハンドルが配置されているので、腰掛けるという面では、ちょっとだけお尻に違和感があるかも知れません。
STR-6000は3色展開
出典:Makuake
Starke-Rの横長サイズのボックス(STR-6000)は、オリーブドラフ、サンドベージュ、ローズグレーの3色での展開です。
せっかくのキャンプだし、テントやタープ、またはその他のキャンプギアに色味を合わせて、オシャレなサイトにしたいですよね。
最近多いベージュやサンドのカラーのテントに、横長サイズのボックスもサンドベージュだったら、合うのかな?もしブラックのテントに横長サイズのボックスがオリーブドラフだったら目立たない?なんて、この横長サイズのボックスではなくても、色って悩みますよね。
リングスターの後継ぎの唐金さんは、ローズグレーがおすすめのようですが、今回は他の2色でちょっと検証してみたいと思います。
ベージュのテントにはどっちの色が合う?
ベージュやサンド、またはタンなど、最近流行りのテントには良く使われていますよね。
タンカラーだとサンドやベージュよりも重厚でカッコいい感じがしますが、ベージュ系は自然の温もりと優しさがあってオシャレなカラーだと思います。
そんなベージュ系のテントには、オリーブドラフとサンドベージュのどちらが似合うのでしょうか?
とりあえず、両方の色のボックスをテントの前に置いてみます。
今回は、2つのテントを交互に設営する必要があるのでサイズが小さいDODのカンガルーテントを使いました。
2つの別の色の横長サイズのボックスがあっても、それはそれで良いような気もします。
でもそれではいつまで経っても決める事が出来ないので、1つ1つ見てみます。
まずはオリーブドラフ。
薄いベージュのテントの前に濃い色のオリーブドラフを置くと、濃淡の差がしっかりと分かって、ボックスの存在感がハッキリとします。
濃い色を重ねる事で、全体が引き締まって見えるような感じがしますよね。
次にサンドベージュをベージュのテントの前に置いてみます。
ベージュ系のテントの前に、同型色のサンドベージュのボックスを置くと、全体的にフワッとした感じ。蓋のロックのブラックはボックスを締まって見せていますが、テントと合わせるとそれもちょっと物足りない感じです。
僕の場合、チェアもベージュだったので、全体的に優しい雰囲気で、自然と同化しちゃっていました。
サンドベージュのボックスを撮影中、鳩頑が何事もないようにカメラの前にきました。特にStarke-Rの横長サイズのボックスの辺りをウロウロとしていたんです。自然に溶け込むような色使いに、違和感を感じさせなかったのかも知れません。
ベージュ系のテントにサンドベージュのボックスが似合わないのではありませんが、僕的にはちょっと物足りない感じもしました。
ボックス以外に差し色になるようなキャンプギアを置けば、物足りなさも解決すると思います。
テントが薄い色なら、差し色として濃いオリーブドラフのボックスが良さそうです。
またローズグレーも濃い目の色なので、同じように大丈夫だと思います。
ブラックのテントにはどちらの色が似合う?
次は、ブラックカラーのテントに、オリーブドラフとサンドベージュの横長サイズのボックスを合わせてみます。
使用したテントは、アンプラグドキャンプのHYDEというパップ風のソロ用テントです。
こちらもまずは両方の色を置いてみました。
どっちの色も悪くはなく似合いそうですが、姿がハッキリ認識できるのはサンドベージュの方です。
もちろんテントとの濃淡の差があるので、ハッキリとしています。
サンドベージュ単体で置いてみると、かなり良い感じ。
ベージュのチェアと木製のテーブルと同系色という事もあり、他のキャンプギアとの相性も良さそうです。
色々な色がそこらじゅうにあると、目がチカチカして散らかっているように見えますが、他のキャンプギアに同じような色がある場合は、統一感が出て良いと思います。
またボックス単体で見てみても、ブラックのテントとの色差(ギャップ)がいい感じです。
今度は、オリーブドラフの横長ボックスを置いてみます。
テントはブラックです濃い色で、そこにこれも濃い色のオリーブドラフだと、サンドベージュ程ハッキリとしません。
とは言え、ブラックとオリーブなので、色味に違いはあります。
サンドベージュだとサイトがオシャレになるような感じがしましたが、オリーブドラフだと無骨キャンプっぽい雰囲気になり、ワイルドでカッコいいといった感じになりました。
ベージュのテント+サンドベージュのボックスの同系色のぼんやりした雰囲気はなく、色に違いがあるので色をそれなりに意識して配置したようにも感じる事ができると思います。
ブラックのテントには、サンドベージュの横長ボックスとオリーブドラフの横長ボックスの両方とも似合うと思いました。
あとは好みにより、無骨系のカッコ良さか、オシャレな雰囲気に寄せるかで選ぶのが良いと思います。
ローズグレーだと、どちらかと言えばオリーブドラフと同じような感想になりそうです。
ボックスをスタッキングしてみた
もしStarke-Rの横長サイズのボックス(STR-6000)を2個別々の色を買ったとして、キャンプの時にスタッキングしたとします。
そんな時には、どんな感じになるか見てみましょう。
ベージュのテントでは、こんな感じ。
僕は最近キャンプの時にタープを張らなくなっているので、今回もタープを張っていません。
そんなテントだけのサイトにボックスを置いてみると、なんだか違和感があるような気がします。
でもこれで頭の中でタープがある事を想像してみて下さい。
ベージュのテントとサンドベージュのボックスでは、何となくフワッとした感じだったんですが、横長ボックスをスタッキングして下側に差し色となるオリーブドラフがあると、全体的に締まったように感じませんか?
もしベージュのテントに複数個のStarke-Rのボックスを置くなら、色違いでも良いかも知れません。
これがブラックのテントだったらどうでしょう?
ブラックのテントでは、どちらの色も似合っていたので、別々の色のボックスをスタッキングしても、なんだかいい感じです。
という結果から、多分同じ色のボックスにした方がまとまりが出てオシャレになると思いますが、「別の色同士でも大丈夫そう」という結論に至りました。
まとめ
リングスターが手がけるStarke-Rのボックスに、横長サイズのボックス(STR-6000)が加わりました。
サイズ感的には、1つあればソロキャンプでも十分使えて、ファミリーキャンプには複数個あれば便利に使えそうな感じです。
カラーは、オリーブドラフとサンドベージュ、ローズグレーの3色展開しています。
3色もあると、どの色にしたら良いか迷ってしまうので、今回はその内オリーブドラフとサンドベージュの2色を、ベージュのテントとブラックのテントに合わせてみました。
ローズグレーが無いのが痛いですが、なんとなく雰囲気は掴めたと思います。
容量何大きく使い勝手が良い収納ボックスというのは大体分かっていると思うので、今回はカラーに注目してレビューしました。
使い勝手や耐久性に関しては後日キャンプクエストでレビュー記事を公開する予定です。
プロジェクトは終了していますが、詳細はこちらで確認できます。
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