キャンプに収納問題って必ず付き纏いますよね。
我が家は、木箱と籐のカゴを使っているのですが、これが結構嵩張るんです。
固い籐のカゴは、見た目は良いし上に重たいものを載せても、中が潰れないというのが良いのですが、雑に使ってきたから少しボロボロになってきました。
特に、重たい荷物を入れてあるのが原因なのか、少し変形しちゃっています。
そろそろ新しい収納が欲しいなと思っていたところで、気になるブランドから新しく収納ケースが出ているじゃないですか。
それも、サイズ違いで他種多用な物が。
そのブランドは、ANOBAというブランドで、今年出来たアウトドアブランドです。
色々とある収納ボックスの中で、容量が大きいマルチギアコンテナ。
ハードコンテナではく、ソフトコンテナなので今まで通りとはいかないかも知れませんが、ボロボロになった籐のカゴの変わりにしたら、ちょっとカッコよくなるんじゃないかと思います。
今回は、ANOBAのマルチギアコンテナをレビューします。
目次
アウトドアブランドANOBAとは
僕が最近期待するブランドに「ANOBA」があります。
ANOBA(アノバ)は大阪にて家庭用品やアウトドア用品を製造する会社が立ち上げた新しいアウトドアブランドです。
ANOBAブランド名の由来は、”Another Base = もうひとつの居場所” のコンセプトから来ています。
屋外での非日常的な時間に寄り添うギアをプロデュースするブランドとして今年誕生しました。
ソフトコンテナ
出典:ANOBA
キャンプの収納で使うコンテナといえば、硬い素材でできたハードなコンテナを思い浮かべますよね。
基本的には折りたたむことができず、四角い箱状をしたものです。
中に細かなキャンプギアや壊れやすい素材の物を入れておいても、外壁が硬いので守ってくれます。
また持ち運ぶ時にもスタッキングすることができるので、車載時に有効にスペースを使うことができます。
では、ソフトコンテナと言えばどうなんでしょう?
柔らかい素材でできたソフトコンテナは、使用しない時には折りたたんでおけるものが多いです。
お家での収納時に、スペースを効率的に使うことができるんです。
またスタッキングができないようなイメージですが、上に荷物を載せれないことはないといった感じです。
もちろんソフトコンテナの中身が少なかったり、上に載せた荷物が重たければ少し潰れてしまうかも知れません。
個人的に良いと思うのは、中身のキャンプギアが動いてしまっても、コンテナに当たることでガチャガチャと音が鳴ることがないということ。
またコンテナよりも大容量な物が多く、それでいて軽量だというのもポイントが高いと思います。
ANOBA マルチギアコンテナをレビュー
ANOBAのマルチギアコンテナは、コヨーテとカモの2種類あります。
サイズは、W60×D36×H30cmで容量が68リットルもある、かなり大きなソフトコンテナです。
ANOBAにはマルチギアコンテナの他にも、色々なサイズの収納ボックスやバッグがラインナップされています。
マルチギアコンテナは、その中でも一番大きい収納ボックスなっています。
中には仕切りが2枚付いているので、ギアを分類して収納する事ができます。
家に届いた時には、折り畳まれた状態なのですが、取り出した時に思っていた以上にしっかりしていて驚きました。
ソフトコンテナって、もっと柔らかい物だと勝手に想像していましたが、持ってみると何か固いんです。
フタやサイド部分は柔らかいのに、底面に何やら5〜10mmぐらいのプレートが入っています。
これなら、重量がある物を収納しても、底が抜けたり、形が変形してしまうような事は無さそうです。
サイド部分を持ち上げ、中の仕切りを取り付けると柔らかいソフトコンテナの形が安定します。
仕切りは2枚付属していて、コンテナの壁面にベルクロで取り付けるようになっています。
その為、好みの広さに仕切りを調整する事ができます。
仕切りがないと、本体がフニャッとしてしまうので、収納物が少ない時には、なるべく仕切りを付けた方が形がキレイです。
フタの内側にはメッシュの収納があります。
ほぼフタ裏一面がメッシュになっているので、色々な物を入れておけそうです。
しかも、ベルクロで開閉する事ができるので、中に入れた物が飛び出してしまうのも防いでくれます。
外観
大きなジッパー
一旦、フタを閉めてみます。
フタは、ダブルジッパーになっていて、何処からもアクセス出来るようになっていました。
ジッパーの先は大きめなジッパープルが付いていて、引っ張り易いです。
指で摘んで引っ張ってもいいし、指を引っ掛けても使えます。
カラビナループ
マルチギアコンテナの上部には、サイドのハンドルからフロント部分にかけてカラビナループが取付けてあります。
デザイン的に、一味スパイスを加えたかのような、おしゃれポイント。
僕が持っている中で、取り付けル事ができるのはカラビナだけ。
でも、カラビナがあれば、色々な物をぶら下げる事ができますよね。
例えば、LEDランタンなんてどうですか?
キャンプ中に良く使う物で、カラビナで引っ掛ける事ができる物なら、すぐ使えて便利だし、何もなくてもそのデザインがカッコ良く見えますよね。
そのカラビナループのちょっと下に、「ANOBA」のロゴのタグが付いています。
シンプルかつシックな感じなので、とても良く合います。
ハンドル
ハンドルは、2カ所付いています。
サイド部分は、カラビナループに繋がっていて両手で持ち上げる事ができます。
片手で持ち上げる事のできるハンドルは、前後に付いていて、ベルクロで一纏めにする事が出来るようになっています。
重たくなったマルチギアコンテナでも、この部分がクッションの役割りをしてくれるので助かります。
マルチギアコンテナに何を入れる?
マルチギアコンテナのサイズは、W60×D38×H30cmです。
何を収納しようかと考えたら、思い付いたのが、ガソリンランタン。
コンテナって聞くと、ランタンやその燃料などを収納するイメージが僕にはあったんです。
勝手なイメージなのですが、取り敢えず入るか試してみます。
コールマンの200Aを取り敢えず置いてみました。
どうやらコールマンの200Aの方が高さがあるようです。
計ってみると、200Aの高さは約32cm。
ちょっとオーバーしちゃってます。
しかし、ソフトコンテナなら、柔らかいのでもしかしたら何とかなるかも。。。
フタを被せてみると、頭が少し見えてしまっています。
でも無理やり閉めてみたら。。。
何とか閉める事はできましたが、盛り上がってしまいました。
これで使えない事はないかも知れませんが。。。
次は、元々使っていた籐のカゴの中身を移してみようと思います。
籐のカゴには、プリムスのツーバーナーのオンジャを入れてあるんです。
それならどうかなと、移動させてみると。。。
出っ張ってしまいます。
オンジャの収納時のサイズは43×14×30(h)cmのハズ。
それが出っ張ってしまいました。
もしかしたら。。。マルチギアコンテナの高さは、外側の高さかもしれません。
計ってみると、マルチギアコンテナの内寸の高さは約28cmでした。
オンジャもフタが閉まらないという訳ではありませんが、やめておきます。
籐のカゴの残りは、コールマンのクッキングツールセットや小物です。
取り敢えず、それらを移動してみました。
そして、空いているスペースに、4リットルのガソリン缶を入れてみました。
まだ余裕があったので、スノーピークのバーナーとCB缶、LEDランタン2つ。。。
これでも、まだまだ余裕があります。
結局、隙間にはペトロマックスのパーコマックス、TSBBQのホットサンドメーカーなども収納する事ができました。
(最終的にはガソリン缶は別にしました)
キャンプに持って行く
ANOBAのマルチギアコンテナに、今まで使っていた籐のカゴの中身を移し替え、そしてそれ以上に色々な物を収納しました。
色々収納する事ができますが、やっぱりその分重量は増してしまいます。
でも、ダッチオーブンやスキレットなど、重量が凄くある物はいれていません。
なので、大人なら持てるハズ。
身長170cmの友人に持ってもらいましたが、色々と詰まっていても男性なら片手で持てるようです。
183cmの僕が持っても、サイズ感はほとんど同じです。
そしてソフトコンテナになった事で、車の積み込みも変えました。
ハード素材の物なら下にして上に他の荷物を載せても良いと思いますが、やっぱりソフトコンテナになると気になってしまいます。
積み重ねる時は、なるべく上にしたいと思いました。
しかし、中身が潰れても大丈夫な物なら、この心配は必要ないかも知れません。
キャンプ場に着いて、持ち運ぶのですが、底板が入っている為、余り変形してしまう事もありませんでした。
そして、中に仕切りがある為、ゴチャゴチャになってしまう事もありません。
僕的には、大満足出来る物でした。
そして、今回選んだコヨーテのカラーが、テントにマッチしていたのも良かったです。
テントは、ライトベージュでちょっと薄い感じ。
マルチギアコンテナは、同じ系統の色ですが、もう少し濃く暗い色使いです。
ちょっと渋さもあり、テント内で使っても良い感じです。
まとめ
新しいアウトドアブランドANOBAのマルチギアコンテナを使ってみました。
ANOBAのコンテナやケースやバッグなど、サイズや種類が豊富にあります。
一通り揃えたら、キャンプの収納問題が解決しちゃうかも知れません。
そして、何よりおしゃれでカッコいい!
コヨーテだけではなく、カモフラージュもラインナップされているので、好みの物が見つかるハズです。
荷物が多いキャンパーさんに、ANOBAのマルチギアコンテナがおすすめです。
ANOBAのインスタグラムには他の写真もいっぱいです。
ANOBAの他の収納ケースはどんな感じ?
マルチギアボックスSとULソロテーブルをレビューしています。
ANOBAのロールトップテーブルもレビューしました。
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