キャンプの収納って、永遠に続く悩み事なんじゃないかと思う時がありませんか?
あれも持ってこれも持って何て考えていると、いつの間にか荷物が増えて車の荷台はパンパンになってしまいます。
しかも毎年出る新しいキャンプギアを買い足していたら、整理するどころか余計にゴチャゴチャしてきちゃうんです。
キャンプを何年もやっていると、だんだんと手間がかからなく簡単に楽してできるキャンプに憧れてきちゃうんですよね。
ソロキャンプなら、最低限の物を持っていけば何とかなりますが、ファミリーキャンプだとそうはいきませんよね。
だから最低限、家の収納も車の荷台も整理整頓を心掛けたいと思います。
なんて、会話はそろそろやめて、種類ごとに収納BOXに別けたらキャンプも捗ると思うんです。
そして収納BOXは、常々四角い箱型の物が良いと思っています。
大きなトートバッグ型の収納袋だと、車内で崩れてきてしまったり、重ねて置くのが難しいからです。
四角い箱型の収納BOXなら、テトリスの要領でスタッキングしていけば、車の荷台に綺麗に積み込みができるバズです。
そんな事から、以前おすすめの収納BOXについて書いた事がありますが、今年になってさらに2つのおすすめできる収納BOXが発売されています。
1つはテンマクデサインから、もう1つは木製の組立イスなどで有名なYOKA(ヨカ)の物です。
今日は、その2つの収納BOXを紹介します。
目次
テンマクデサイン Fami スチールボックス
Fami(ファミ)って?
出典:楽天
テンマクデサインから、発売されているのはFamiのスチールボックスです。
Fami(ファミ)は、創業90年にもなるイタリアの老舗コンテナメーカーで、スチールやプラスティック製のコンテナを生産しています。
元々工業用のコンテナボックスなので、機能性と耐久性に優れていて、スタッキングしても安定した作りになっています。
Fami(ファミ)は、楽天などで販売されていたので、知っている人もいるかと思いますが、今回はテンマクデサインから別注モデルが販売されます。
テンマクデサイン別注モデルは、サイズと色が違う6つのスチール製コンテナボックスは販売されていますが、テンマクデサインのロゴがエンボス加工されているのが特徴です。
テンマクデサイン別注Fami(ファミ)のサイズ
出典:テンマクデザイン
テンマクデサインから販売されている別注モデルのFami(ファミ)は、スチール製のコンテナボックスです。
サイズは、8.7L・12L・27L・40.5Lがあり、自分の希望する容量のコンテナを選ぶ事が出来るのが良いですよね。
色は基本的にはブラックで、これはテンマクデサイン限定のカラーになっているようです。
27Lに1つだけ「ガルヴァナイズモデル」がありますが、これは亜鉛メッキ加工された物で、見た目はシルバーで味がある雰囲気になっています。
しかも「テンマクロゴ ガルヴァナイズモデル」は初回限定入荷商品なので、今回だけしか買えないようです。(9.21現在まだ在庫はがあるようです)
Fami(ファミ)重量が気になる
出典:テンマクデザイン
テンマクデサイン別注モデルのFami(ファミ)の中で、1番種類があるのが27Lの容量のコンテナボックスです。
重量は、「ブラック」で約4.2kg、「ガルヴァナイズ」で約4.6kg、メッシュのように穴が空いている「ホール」で約3.6kgとなっています。
ちょっと収納BOXにしては重たいような気がしますよね。
他社の製品は、材質が違うとは言えそこまで重たくは無いんです。
出典:Amazon
例えば、コールマンのベルトコンテナBだと、容量が約27.3Lで重量が約1.4kgなんです。
比較してしまうと、Fami(ファミ)に重量がある事が気になってしまいます。
しかし、頑丈そうなスノーピークのシェルフコンテナ25なら重量が3.6kgなので、Fami(ファミ)のホールと同じぐらいです。
デザイン性も耐久性も比較するならスノーピーク のシェルフコンテナ25なんでしょうね。
約27Lの容量の収納ボックスで比較
商品名 | 容量 | サイズ | 重量 |
Fami ホール | 約27L | 300×450×200(h)mm | 約3.6kg |
Fami ガルヴァナイズ | 約27L | 300×450×200(h)mm | 約4.6kg |
Fami ブラック | 約27L | 300×450×200(h)mm | 約4.2kg |
コールマン ベルトコンテナB | 約27.3L | 450×300×230(h)mm | 約1.4kg |
スノーピーク シェルフコンテナ25 | 約25L | 520×325×210(h)mm | 約3.6kg |
Fami(ファミ)の大きいサイズ
出典:スノーピーク
ちなみに大きいサイズで比較してみると、テンマクデサイン別注モデルFami(ファミ)では、ブラックカラーの40.5Lが1番大きなコンテナボックスとなります。
これだけ大きいと重量もあり、約5.6kgとそこそこの重さになっています。
同じぐらいの大きさだとコールマンのベルトコンテナボックスが44Lの物があります。
これだと材質がポリプロピレンを使用しているのでスチール製より軽くなっていて、約2kgと半分以下になっています。
ライバルとしては、やっぱりスノーピーク のシェルフコンテナ50辺りになると思います。
シェルフコンテナ50は、重量が5.5kgとほとんど変わりがありません。
スチール素材を使用した、おしゃれなコンテナボックスではいないといいライバルになりそうです。
デザイン性も耐久性にも優れているテンマクデサイン別注モデルFami(ファミ)ですが、重量があるのが気になっていて、実際にWILD-1に行って触ってきました。
27Lのブラックを持ってみたのですが、やっぱりずっしりと重たく感じました。
これに荷物を詰め込んだら、更に重たくなると考えたら、僕的には少し気が引けます。
なぜなら、家から車までの距離があり、そこを運ぶ事を考えたら、それだけで汗が出てきちゃいそうです。
スタッキングができ、頑丈そうだし、デザインも良いので、持ち運ぶ距離が短ければ欲しいところですが、今回は見送りたいと思います。
逆に、重量のことが気にならない方には、おすすめできる収納BOXです。
大きいサイズの収納ボックスで比較
商品名 | 容量 | サイズ | 重量 |
Fami ブラック | 約40.5L | 300×450×300(h)mm | 約5.6kg |
コールマン ベルトコンテナ | 約44L | 535×360×280(h)mm | 約2kg |
スノーピーク シェルフコンテナ50 | 約50L | 625×405×270(h)mm | 約5.5kg |
サイズ違いは、商品ページ内のリンクからいけます。
YOKA(ヨカ)GARAGE BOX
GARAGE BOXの素材
出典:YOKA
YOKA(ヨカ)と言えば、木製の組立式のチェアが有名なブランドですよね。
おしゃれな雰囲気で、一度は買ってみたいと思いましたが、ちょっと値段が高くて手が出せませんでした。
一面木製のチェアで、布張りなど一切ないので、座り心地も気になるところでしたが、GO OUT JAMBOREEで自動車メーカーのブースに置いてあるのを座ってみたら、意外といい感じで座る事ができました。
座面の角度が絶妙な感じで、お尻にかかる体重を上手く逃しているように感じました。
そんな、デザイン性に優れたおしゃれなイスを提供するYOKA(ヨカ)から、これまたオシャレな収納ボックスが発売されています。
YOKA(ヨカ)のGARAGE BOXは、多くの他の製品のように木製という訳ではないんです。
見た目には、ダンボールのようにも見えますが、実はプラパール製のボックスなんです。
プラパールは、簡単に言うと荷物を保護する為使われるプチプチなんです。
共同開発している川上産業株式会社は、プチプチの製造・販売を行っている会社です。
そこの技術で作られた固いプチプチは、軽量で剛性に優れたプラスチックボードなんです。
曲げても潰れても元に戻る剛性があり、型崩れせず、しかも耐水性にも優れているんです。
それでいて、重量はベニア板の4分の1という、とても軽い素材なんです。
この優れたプラパールで作られた収納ボックスなら、キャンプでも大活躍すると思いませんか?
GARAGE BOXのサイズと重さ
出典:YOKA
YOKA(ヨカ)のGARAGE BOXのサイズは、テンマクデサイン別注モデルのFami(ファミ)と違って、1つしかありません。
用意されている容量は35L。
Fami(ファミ)の27Lと40.5Lの間くらいの大きさですよね。
このぐらいのサイズなら、キャンプ用の小物がたっぷり収納できそうです。
それでいてプラパールを素材にしているので、重量はたった860gしかないんです。
こんなに軽い素材なら、持ち運ぶ時にも苦労しなくて良さそうですよね。
しかし形状的には、スタッキングする事が出来ないように思えます。
車への積み込みは少し考えないとダメですね。
YOKA GARAGE BOXの購入は?
出典:YOKA
YOKA(ヨカ)のGARAGE BOXは、今の所楽天やAmazonで購入することができません。
YOKAの公式オンラインストアでの購入になってしまいますが、送料がかかってしまいます。
送られてきたGARAGE BOXは、折り畳まれた状態で届きます。
開封して組み立てれば、収納ボックスとして使う事ができます。
1度組み立ててしまうと、分解する事は出来ないのでそこだけ注意が必要です。
色は、ホワイト・ブラック・オリーブドラフの3色展開しています。
おしゃれなので、家でも、キャンプでも使う事ができるYOKA(ヨカ)のGARAGE BOXは、安くて耐久性に優れ、しかも軽量です。
収納ボックスの重量が気になる方には、こちらがおすすめです。
まとめ
収納ボックスと言っても、色々な形状や素材の物があります。
僕はキャンプで使うなら、オシャレな収納ボックスが良いとは思っています。
しかし収納ボックス自体が重たいと、後々苦労する事もあると思うんです。
我が家は階段の上り下りをする必要があるので、見た目だけで選んで後悔することもあります。
テンマクデサインの別注モデルのFami(ファミ)も、もちろん見た目にはオシャレで良いんです。
しかし、店舗で持ち上げた時の重さがどうも気になってしまうんです。
その点YOKA(ヨカ)のGARAGE BOXは軽くて良さそうです。
でも、スタッキングができなさそうなので、そこだけが気になります。
どちらも一長一短がありますが、使い方によっては、なかなか雰囲気が出て良いと思います。
収納ボックスやコンテナボックスを選ぶ時の選択肢はこれだけではないので、購入する時には良く考えたいですよね。
以前のコンテナボックスの記事はこちらから確認できます。
この他のおすすめのコンテナボックスを紹介しています。
スノーピーク(snow peak) ファニチャー シェルフコンテナ 25
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アイキャッチ画像 出典:テンマクデザイン