秋キャンプに行きたくなるこの時期は、日中過ごしやすい気温だったり、食べ物が美味しかったり、紅葉が綺麗だったりと、色々楽しみがあります。
キャンプ場では、暖かい昼間からは想像できないほど気温が下がる事もあります。
そんな時、どんな服装をしたらいいか迷ってしまいます。
迷った僕は、どれにするか決め切れず、あれもこれもと色々持って行くことになってしまうんです。
日中はシャツを羽織って、寒くなってきたら、その上にウインドブレーカーを着て、さらに寒くなったらスウェットの厚手のパーカーに着替えて、もっと早く寒くなったらダウンジャケット。。。
そんな事を考えていたら、大きめのバッグがギュウギュウになってしまいます。
それにパンツや帽子、靴下なども何種類か持って行くとしたら、ちょっとした小旅行ができてしまう荷物になります。
でも結局は、その全てを着ることはなく、ただ服を持ち運んだだけというような事にもなってしまうんです。
しかし、準備をしておくと、何かあった時にとても便利なのは間違いありません。
ただ荷物が増えるだけで(笑)
そんな事で、前回のキャンプに普段穿いているパンツの上に重ね穿きできる、防寒パンツというものを持って行きました。
それは、先日レビューした、ワークマンの防寒ブーツと共に購入してあったもので、とても暖かそうなパンツなんです。
それも、この時期に使うのか、もっと寒くなってから活躍するようなものなのかと迷いましたが、やっぱり持って行ってしまいました。
今回は、秋キャンプに持って行った、ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツをレビューします。
目次
ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツ
重ね穿きできる
出典:楽天
ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツの特徴は重ね穿きできる事です。
普段穿いているパンツの上から穿く事ができるんです。
なので秋キャンプや冬キャンプに行った時に、寒いからと言って、ワザワザ寒い中で着替える必要はないんです。
寒くなったら、そのままパンツの上から穿いちゃえるので、すぐさま防風防寒対策をする事ができちゃいます。
大きなサイズのスウェットパンツなどを持っていたら、重ね穿きする事もできちゃうかも知れません。
しかし、それだと内側に穿いているパンツのポケットにアクセスする事が難しいですよね。
例えば、小銭入れやハンカチがポケットに入ったままだったら、上に穿いたパンツをズラしたりウエストを捲って内側のパンツのポケットに手を入れる事になると思います。
それって地味に面倒クサイですよね。
でも、ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツなら、穿いたパンツの上から中のパンツのポケットへアクセスする事ができるんです。
サイドにあるファスナーを開ける事によって、そこが中へ繋がるポケットとなります。
使わない時には、ファスナーを閉じておけば、ほとんど目立たなくなります。
ディアマジックダイレクト
出典:楽天
そもそも名前に付いているディアマジックダイレクトってなんだろって思いますよね。
これは、三菱商事ファッション(株)が開発した、高水準の耐久撥水を持つ生地なんです。
しかも、汚れが落ちやすいという機能も持ち合わせています。
このディアマジックダイレクトという生地は、50回洗濯しても撥水が持続します。
これなら、急な天候の変化や悪天候の中でキャンプする事があっても安心ですよね。
撥水なので、生地の隙間から水が侵入する事や、洗濯によって撥水効果が低下していくかも知れませんが、値段が安いのでそれもあまり気にならないと思います。
防寒
撥水効果が凄い事が分かったのですが、防風防寒機能はどうなのかも、気になりますよね。
ディアマジックダイレクト防風防寒パンツの中綿には。ポリエステルが封入されています。
これだけでも、普通のパンツとは違い何となく暖かそうな感じがしますよね。
しかし、キャンプなどの屋外では、風が生地を通り抜けて来る事により、体感温度が下がってしまいます。
それを防ぐためには、防風対策されている事が重要です。
このディアマジックダイレクト防風防寒パンツの表面には、厚みのあるアクリルコーティングがされています。
そのおかげで、高い防風性を得ているようです。
これなら、秋キャンプや冬キャンプで活躍してくれそうです。
ワークマンのディアマジック防風防寒パンツをレビュー
シルエット
ワークマンのディアマジック防風防寒パンツは、重ね穿きできるパンツなので、そのシルエットは少し太めです。
このパンツを単体でも穿く事は出来ると思いますが、重ね穿きしをメインに使いたいサイズ感ではないかなと思います。
シルエットは、もちろん細めのスキニーとは違います。
ストレートよりも太めで、ゆったりとした感じです。
生地
生地に近づいて見てみると、細かい網目が見えます。
指先で触ってみると、サラサラとした感じよりかは、少しザラザラした感じがします。
商品ページには、裏フリースと書かれていたので裏側全てフリースになっていると思っていました。
しかし、パンツを裏返して見てみると、フリースはどこにもありません。
裏側は普段よく見るような、ツルッとしたポリエステル素材でした。
裏フリースと書かれていたのは間違いなのかと思ったら、ポケットの裏側がフリース素材になっていました。
中綿の厚みは、空気を含んで2〜3ミリぐらいです。
触ると潰れてしまいますが、触らない状態では、少しモコモコした感じが伝わってきます。
ロゴ
ディアマジックダイレクト防風防寒パンツは、ワークマンのフィールドコアのアイテムです。
そのロゴは、右横のベルトループに貼り付けてあります。
ここにロゴがあれば、目立たなくていいですよね。
そしてもう1つ、右の膝裏にもあります。
こちらのロゴマークは、反射プリントとなっているので、後ろから車が来た時などの安全性も考えられています。
スルーポケット
中に穿いているパンツのポケットに直接アクセスする事ができるのが、スルーポケットです。
ディアマジックダイレクト防風防寒パンツの左右側面に、ファスナー付きのポケットがついています。
ポケットと言っても、中に物を入れられるような作りにはなっておらず、ただの通り道です。
スルーポケットのファスナーは、普通のファスナーよりも小さなタイプで、閉じてしまえばほとんど目立たなくなります。
このスルーポケットがあるかないかで、利便性が大分変わると思います。
ポケット
スルーポケットではなく普通のポケットとして使えるのは、フロント部分2ヶ所、後ろの右側に1ヶ所の合わせて3ヶ所です。
フロント部分のポケットの内側にはフリース素材があり、入り口も折り返しになっているので、防寒対策ができています。
後ろのポケットの中にはフリース素材はありません。
入り口はボタンで留める事ができるようになっています。
深さは手のひらがちょうど入る感じです。
長財布は長さ的に少しはみ出てしまうかも知れませんが、厚みには余裕があるので、お金がたくさん入っていても大丈夫そうです(笑)
ウエスト
フロント部分には、ファスナーとボタンで留めるようになっています。
ファスナーはYKKなので、ちゃんとしていそうです。
ボタンは横並びに2つ付いているので、2重で留める事ができます。
ウエストがゴムになっていますが、調整目的でボタンが付いているのかどうかは不明です。
そう思ったのは、ウエストゴムが、そこまで伸縮性がないからです。
スウェットパンツのようなゴムの伸縮性とは違う感じです。
秋キャンプで穿いてみた
ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツを秋キャンプで穿いてみました。
真冬ではないので、まだ早いような気がしましたが、念の為持って行くことにしました。
この時、普段穿いているデニムの上にディアマジックダイレクト防風防寒パンツのLLサイズを穿いてみたのですが。。。
元々スリムな体型ではないのですが、何故か凄く太って見えてしまいます。
上には、ジムマスターのボアジャケットを着てアウトドア感を出しているのですが、何か想像していたイメージと違いました。
下に穿いているデニムは、スキニーではなくストレートです。
それも仕方ないのかも知れません。
2重穿きの上、中綿が入ったパンツなんですから。
後ろ姿も、お尻のシルエットはあまり良くありませんね。
後ろポケットには、二つ折りの財布を入れてあります。
それが余計に、太めのシルエットを強調しちゃうのかも知れません。
横にあるスルーポケットを開けると、中のデニムにアクセスする事ができました。
デニムのベルトループに車のキーを下げていたので、これは助かりました。
パンツを上に穿いても、ワザワザ付け直しする事もないので、気軽に穿けますよね。
でもこの写真、お腹が出ているように見えますが、決してそうじゃないんですよ。
大きめのボアジャケットが、そう見せるだけなんです。。。本当ですよ。
この日の気温は、日中で20度ぐらいありました。
夜は10度近くになりましたが、昼間にパンツを重ね穿きすると流石に暑く感じました。
夜はデニムの足首あたりが寒いと思いましたが、思っていた程寒いと感じなかったです。
その為、ディアマジックダイレクト防風防寒パンツを穿いていると、少し暑かったです。
なので、この日は途中で脱いでしまったんです。
秋キャンプで使えると思っていましたが、もっと寒い時期でも良さそうです。
と、いうことは、ちゃんと防寒対策されているパンツだと言うことですよね?
穿いたら暑いと感じるので、保温性はしっかりとしといそうです。
防風性については、正直よくわかりませんでした。
それは、風が強くなかったと言うこと。
そして重ね穿きしているので、必要以上に冷たい風を感じないんです。
10月の終わりのキャンプで穿いてみましたが、防寒対策出来すぎて暑く感じました。
このパンツはもっと寒くなってから、例えば11月の終わりあたりから活躍するんじゃないかと思います。
そして、問題のシルエットです。
秋キャンプなら、日中はまだ暖かいので、このワークマンの防風防寒パンツを穿かなくても良いと思います。
穿くのは日が暮れて、気温が下がった夕方以降。
それなら、シルエットが良くなくても、暗いので人目に晒される事は少ないですよね(笑)
ワークマン ディアマジックダイレクト 防風防寒パンツ スペック
素材:表 | ポリエステル100%(アクリルコーティング) |
素材:中綿 | ポリエステル100% |
素材:裏 | ポリエステル100% |
サイズ | S〜5L |
まとめ
ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツをレビューしました。
まだ気温が下がり過ぎないこの時期では、過剰な防寒対策パンツになりました。
しかし、この先の秋キャンプの終盤から冬キャンプにかけて、かなり活躍してくれそうです。
普段のパンツの上から穿く事ができるのは良いですよね。
撥水性もあり、キャンプでは重宝しそうです。
ただ、表面素材はポリエステルなので、焚火の火の粉には弱いかも知れません。
焚火に強いのなら、ナンガの焚火ダウンパンツがありますが、値段が高いんです。
ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツなら、たった1,900円です。
コストパフォーマンスで考えたら、かなりお得だと思いませんか?
寒い時期の防寒対策に、ワークマンのディアマジックダイレクト防風防寒パンツがおすすめです。
ナンガの焚火ダウンパンツはこちら!
ワークマンのおおすすめアイテムはこれ!
ワークマンの防寒ブーツもレビューしています。
今回来ていたのはジムマスターのボアジャケット。
ワークマンの防風・防寒パンツなら暖かい!
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