決して広いベランダではありません。
奥行きは1メートル程しかなく、テントを張ってベランピンクなんてできません。
でも、どうしてもそこでバーベキューをしてみたくなったんです。
外出自粛中の「おうち時間」、キャンプに行けないってストレスが溜まっちゃいますよね。
テレビでは、広いお庭にテントを張って「おうちキャンプ」をしたり、ベランダにテントを張ってキャンプのように寝て「ベランピンク」をしている方がいました。
我が家の庭は広く無いし、ベランダもテントを張れるような感じではありません。
しかし、バーベキューなら、なんとか出来そうだったんです。
ベランダにキャンプ用のテーブルを置いて、バーベキューグリルを載せれば、簡単ながら雰囲気は楽しめるハズです。
そこで今回は、ウェーバーのQ1250という、ガス式のバーベキューグリルを使ってバーベキューをしてみたいと思います。
これならガス缶を取り付けるだけなので、どこでも使えるし、点火時に煙も上がりません。
そして、ウェーバーのグリルなら蓋付きなので、本格的なアメリカ式のバーベキューが楽しめるんです。
いつものキャンプでは、焼肉っぽい感じでしたが、今回は少し違う事にチャレンジしてみす。
目次
おうち時間にベランダバーベキュー
異国精肉店ザ・アミーゴス
出典:ザ・アミーゴス
バーベキューと言ったら、スーパーで薄切りのお肉と焼肉のタレを買って楽しむイメージがありませんか?
それって当たり前だと思っていましたが、日本式のバーベキューですよね。
美味しいのは美味しいだけど、どうも迫力が足りないような気がします。
確かによく考えたら、家庭や焼肉屋さんでできることを、ただアウトドアでやってるだけですもんね。
そこで今回は、いつもと違うお肉を使ってみたいと思います。
しかし、バーベキューの事なんて、深くは知識がありません。
どんなお肉を使うのか、どんなスパイスでどのくらい焼くのか、やり始めようと思ったら結構ハードルが高いような気がしました。
ネットには知りたい情報がたくさんあります。
僕が今回得た情報は、バーベキュー用のお肉屋さんのオンラインストアがあるという事でした(笑)
異国精肉店ザ・アミーゴスというお店では、味付けされたお肉や、バーベキューに欠かせないスパイスなどを買う事ができます。
それなら、あまり知識のない僕でも、本格的なバーベキューが楽しめます。
そこで今回は、ザ・アミーゴスのお肉で、メンフィススタイルポーク、プリマスタイルチキン、シカゴスタイルビーフステーキを作ってみたいと思います。
今回は、これらのお肉がセットになっている「簡単 塊肉 BBQお試し お肉セット」を使用しました。
レシピも付いてるので、簡単に本格的なバーベキューを楽しめます。
WEBER(ウェーバー)ガス式バーベキューグリルQ1250
以前も紹介したウェーバーのガス式バーベキューグリルQ1250は、ガス缶を取り付けて燃料にするので、どこでも使えるのが魅力です。
コンセントが無い場所でも使えるし、炭を熾す手間もありません。
使用するガス缶は、470gのOD缶(アウトドア缶)とほぼ同じ大きさで、1個で約最大5時間使う事ができます。
点火はボタン1つで簡単にでき、グリル内の温度もすぐに上がります。
頑丈な鋳鉄製の焼き網にお肉を置けば、焼き目が付き、見た目にも美味しく焼き上がります。
焼き網から滴り落ちる油は、使い捨てのドリップパンに溜まるので、後片付けも簡単です。
そんなウェーバーのQ1250を使ってベランダバーベキューをします。
メンフィススタイルポーク
メンフィススタイルポークという豚肉を使ったバーベキューを作ってみたいと思います。
今回使うのは豚のショルダー。
豚肩のブロック1kgです。
家族4人で食べ切れるかは不安ですが、これなら迫力がありますよね。
ところで、メンフィススタイルってなんでしょう?
あまり知識のない僕は知らなかったのですが、アメリカのテネシー州のメンフィスは、バーベキューで有名な都市のようです。
そこでのバーベキューは、牛や豚のお肉にブラウンシュガー、ガーリック、オニオン、チリペッパー、ブラックペッパー、パプリカ等を使ったスパイスをたっぷり擦り込んで焼き上げるようです。
濃厚で甘いスパイスは、想像するだけでヨダレが出てしまいます(笑)
安心してください。
ザ・アミーゴスの「簡単 塊肉 BBQお試し お肉セット」には、そのRUB(オリジナルスパイス)が付いてきます。
セットで無くても、RUB(オリジナルスパイス)だけで販売しているので、作り方に悩まなくても良いんです。
準備
まずは、ウェーバーのQ1250を予熱してグリル内を温めておきます。
温度の目安は200℃です。
ガス缶を取り付けて、点火していくのですが、前回のレビューでも書いたように、レギュレーターのホースが硬くてガス式を取り付けた後に、サポートバスケットに入れるのは困難です。
説明書通りではありませんが、サポートバスケットにガス缶を入れてからレギュレーターを取り付けます。
後は、ガス供給弁をを開けて点火装置のボタンを押すだけです。
蓋を閉めて温度が上がるのを待つ間に、豚肉の準備もしちゃいます。
とは言っても、やる事は簡単。
RUB(オリジナルスパイス)をまんべんなく振りかけておくだけ。
その前にオリーブオイルを塗っても良いようなので、塗っておきました。
しかし我が家にはハケが見当たらなかったので、素手で塗っちゃいました(笑)
家のベランダでワイルドさを出しても仕方ないですが、豪快な方が雰囲気でますよね。
ザ・アミーゴスのRUB(オリジナルスパイス)は、1袋25g入っています。
これが思ったよりも、たっぷりとありました。
豚肩のブロック全体に振りかけても、余裕がある量です。
オリーブオイルとRUB(オリジナルスパイス)を豚肉に振りかけたら準備は完了。
後はQ1250が200℃になっていれば焼くだけです。
しかし、何も具材が入っていないQ1250。
想像以上に早く庫内が温まります。
豚肉の準備をしている間にも、200℃をオーバーしてしまっていました。
肉塊を焼き上げる
Q1250が200℃になったら、準備を済ませた豚肉の塊を焼き上げます。
しかし、そのまま焼くのではなく、ローストシールドとローストラックに乗せて焼きます。
これがあれば、直接焼き網に触れず、間接火調理ができます。
しかも豚肉から出た脂は、ローストシールドに溜まるので、後片付けも簡単になります。
まずは、この2つを重ねて、焼き網に置きます。
その後、豚肉を上に置きます。
そこでもう1つ、ウェーバーのロッキングトングがあれば便利です。
普段使っている、スノーピークのピッツ(トング)では、大きな肉塊を挟めません。
ロッキングトングなら長さ43.5cm、ハサミを広げた幅は約15.5cmなので、大きな肉塊も挟むことができます。
そして何より、こんなに大きいトングなのに、あまり力を入れずに挟めるし、戻ってくる感じもちょうど良くて使いやすいんです。
そんなウェーバーのロッキングトングで、豚肉を挟んでローストラックの上に載せてグリルの上に置きます。
蓋を閉めて200℃をキープしつつ、約1時間ほど待ちます。
しかし、ここで懸念が。
このお肉、元々冷凍だった為、解凍されきってないかも知れません。
中心部がまだ硬いまま、調理を始めてしまったんです。
なので、1時間以上はかかりそうな気がします。
とりあえず約1時間、温度を気にしながら待つ事にします。
庫内の温度は、お肉がない状態ではすぐに上がりましたが、食材を置くと、なかなか200℃まで上がってきません。
火力はMaxになっていますが、始めの10〜20分ぐらいは180〜190℃ぐらいが続きました。
その後、お肉が焼けてきたのか、度々200℃を越すことが増えてきました。
ガスを調整しながら、200℃をキープします。
1時間経過して温度を測ってみると焼く48℃。
完成は、中心部が70℃以上だと説明書に記載されています。
これと比べたら、まだまだのようです。
やっぱり中心部が凍ったままだったようです。
ネットには、豚肉は63°以上(63°で30分、75°で1分)なら、大丈夫だとありました。
しかし、それと比べても温度が低いのでもう少し焼いてみます。
遂にメンフィススタイルポークが完成
この後、焼き続けること約30分。
焼き始めから合わせて約1時間30分。
動画の撮影をしながら調理を始めたので、外は日が落ちてきてしまいました。
LEDランタンを点け、雰囲気はもうキャンプです。
それでは、豚肉の内部の温度が上がってるのか確認してみます。
中心部は約69℃、隅の方は約77℃です。
中心部は70℃を超えてませんが、ネットの情報にあった厚生労働省の加熱基準の63℃で30分は超えていそうです。(アメリカでは63℃で3分みたいです)
本来なら1時間焼けば良かったのですが、やはり解凍しきれてなかったんだと思います。
いったん、切って内部を見てみて、まだ焼けてなかったら、もう一度焼いてみたいと思います。
焼き上がった豚肩肉を切ってみた
出来上がったメンフィススタイルポークをまな板の上に移したのですが、切り方が分かりません。
なんて、無知の僕は気になってしまいました。
とは言え、調べても全く分かりません。
なるべく断面が広くなるように、切ってみました。
本来なら、薄く切れれば良かったのかも知れません。
でも僕には、そんな技術はありません(笑)
どうにか焼き上がった豚肉の塊を切ってみたら、しっかりと中にも火が通っていそうです。
切る前に、余熱で数分置いておいたのがよかったかもです。
余熱で置いておくと3〜4℃温度が上がるようなんです。
メンフィススタイルポークの味って
しっかりと焼き上がったメンフィススタイルポークは、歯応えがしっかりとしていて食べ応えがありました。
(撮影していて少し冷めてしまったということもあります。)
分厚い肉塊だったので、中の方はスパイスの味はしません。
外側は、たっぷりとRUB(オリジナルスパイス)を振りかけてあるので、かなり濃い味付けになっていました。
それが、味の薄い内部の肉と混ざり合うと、ちょうど良い濃さの味になります。
RUB(オリジナルスパイス)の味は、濃厚な甘さがほんのり伝わる感じでした。
今まで食べたことの無い味でした。
長男はクセがあると言っていましたが、食べられないというのではなく、美味しくいただいていました。
Amazonのレビューでは、子供にはキツイとありましたが、6歳の長女は美味しいと言っていました。
スパイスのクセがある為、子供だと好き嫌いが分かれるのかもしれませんね。
スパイスの辛味などは、僕的には少し足りないような気もします。
辛さなどの刺激を求めてるのなら、他にチリペッパーやコショウなど足しても良いかも知れません。
それでも、本格的なバーベキューを初めて自分で焼いて食べるという体験は、かなりモヤモヤが溜まっていた心を満たしてくれて良かったです。
おうち時間にベランダバーベキューをした様子
今回のベランダバーベキューの様子を動画にしました。
チャンネル登録お願いします。
今回のお肉屋さんとは別ですが、熊野牛のBBQセットならメチャクチャ美味しいハズ!
まとめ
おうち時間、何をしようか考えてしまうことありませんか?
ウェーバーのガス式バーベキューグリルなら、ベランダでバーベキューもできます。
そして、いつもと違った本格的なバーベキューにチャレンジする事もできます。
今回使用したのは、異国精肉店ザ・アミーゴスで販売されている「簡単 塊肉 BBQお試し お肉セット」です。
この中には、メンフィススタイルポークの他に、プリマスタイルチキンで使う丸鶏と、シカゴスタイルビーフステーキ用の牛肉が入っています。
予想以上に時間がかかってしまった為、豚肉以外は焼くことが出来ませんでした。
なので次回は、その様子を書きたいと思います。
おうち時間にベランダバーベキュー、近所迷惑にならない方にはおすすめです。
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