これを知ってたら、新しくテントを買う時に更に迷ってたかも知れません。
ソロキャンパーに人気のテンマクデザインのPANDA(パンダ)シリーズにパンダTCというワンポールテントがありました。
PANDA TC(パンダ TC)が発売になる以前から、テンマクデザインのPANDA(パンダ)は人気で、なかなか入手する事ができませんでした。
元々は女子キャンプの生みの親「こいしゆうか」さんとコラボではじまったパンダは、そのサイズ感や使い勝手の良さから、女子キャンパーさんやソロキャンパーさんに人気がありました。
その人気が高いパンダがTC素材になって発売された時は、僕もかなり欲しかったんです。
サイズも通常のパンダよりも少し大きくなり、しかも焚き火に強い素材は魅力的でした。
しかし、やはり人気の為、なかなか購入するチャンスはありませんでした。
しばらくの間、諦めと共に、他ブランドの魅力的なテントの出現から、少し僕の意識は離れていたんです。
突如その姿を現したパンダTCは、パンダTC+にパワーアップして帰ってきました。
そのテンマクデザインのパンダ TC+は、やっぱり良いじゃんと思わせるテントでした。
目次
テンマクデザインのパンダ TC+とは
パンダ
出典:テンマクデザイン
「こいしゆうか」さんとコラボしたパンダは、1番印象的だったのは赤色で、可愛らしいトンガリ頭のワンポールテントでとても魅力的でした。
サイズは240×240×150(h)cmと、とてもコンパクトで、ソロキャンプやフェスなどに持っていける手軽さがあります。
フライシートだけでシェルターのように使っても良いし、インナーを付けて前室を設けたテントのように使っても良いんです。
女性キャンパーさんだけではなく、多くの男性の方も人気がありました。
現在は、リニューアルして更にパワーアップしています。
パンダTC
出典:テンマクデザイン
そんなパンダの素材をTC素材にしたパンダTCが発売になったのは、確か2017年の10月頃。
ポリエステル65%コットン35%のTC素材を採用しているので、難燃性が高いんです。
出典:テンマクデザイン
例えば、焚火をした時に、火の粉が飛ぶ時がありますよね。
それがポリエステル素材のテントに飛んできたら、すぐに穴が空いてしまいます。
そうならないように、離れだ場所で焚火をするのも微妙ですよね。
TC素材なら、火の粉が飛んできてもすぐに穴が空くことはありません。
(穴が空かないという事ではありません。防炎加工もされてないので火が近いと燃えちゃう可能性もあります)
そして通気性や吸湿性も良いので、テント内を快適な空間にしてくれるんです。
表面には撥水加工がされているので、少しの雨なら弾いてくれます。
サイズは、通常のパンダよりすこし大きくなって、270×270×170(h)cm。
大柄な男性でも、立つ事は出来ませんが、それでも使いやすくなりました。
ただ、インナーを付けると250×115×155(h)cmと、天井高が低くなります。
総重量も約2.26kgだったパンダから、約5.44kgと少し重たくなっています。
でも、オートキャンプだったら、あまり問題ではないかも知れません。
パンダTCは、5月入荷分からスカート付(パンダTC+)にリニューアルになります。
パンダTC+
スカート
出典:テンマクデザイン
TC素材で、より快適になったパンダTCが、よりパワーアップしたのがパンダTC+です。
パンダTC+は、サイズはパンダTCそのままに、スカートが追加されたものです。
スカートが付くことで、外からの冷気の侵入を防ぐ事が出来ます。
春先や晩秋など、日が暮れると凄く寒い時でも使えるようになりました。
もしかしたら、冬でも使えるかも知れません。
出典:テンマクデザイン
夏や暑い時には、スカートをトグルで巻き上げておく事ができます。
そうすれば、テントの下から風が入ってくるので、テント内で快適に過ごせます。
しかも、そのスカートの素材もTC素材なんです。
どうやら、説明によると、ポリエステル素材のスカートだとなかなか乾きづらいらしいんです。
TC素材のスカートなら、ポリエステル素材のスカートよりも早く乾くようです。
僕の経験では、本体がTC素材でスカートがポリエステル素材というテントを使った事がないので、ポリエステル素材のスカートが乾き難いと感じた事はありません。
スカート自体、テントの1番下に位置しているので、水滴が溜まる場所です。
その点で、乾き難いなとは思いましたが、素材まで意識した事はなかったんです。
とは言え、TC素材のスカートが付く事により、オールシーズンに対応できるテントにパワーアップしたのかも知れませんね。
縦横に設置できるインナー
出典:テンマクデザイン
「こいしゆうか」さんのコラボで誕生したパンダも、リニューアルしてインナーが縦にも横にも設置できるようになっていました。
パンダTC+も、インナーは縦にも横にも設置する事ができます。
それはインナーの長辺にしかなかった入口が短辺にも設置されたからなんです。
これなら、インナーを縦に設置して、残りの半分のスペースに荷物を置いても、正面を向いているインナーの短辺から出入りする事ができます。
色々なバリエーションでの張り方が増えそうです。
しかし、パンダTCのオプションのインナーでは、これに対応していません。
パンダTC+を購入したら、パンダTCのインナーでは縦に設置できません。
発売日
パンダTC+の発売日は、6月下旬になっています。
新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインストアのみの販売になりそうです。
多分、人気を集めると思うので、アクセスの集中によりサーバーが重たくなると予想されます。
仕方ない事ですが、欲しいと思った方は頑張りましょう!
パンダと比較
出典:テンマクデザイン ※パンダTC+
パンダTC+は、基本的な仕様は全てパンダTCと同じようです。
生地も同じものなので、スカートが付く事と、スタンダードインナーを縦に設置できる事だけが違ってきます。
比較表では、普通のパンダとパンダTC+のスペックを記載します。
商品名 | パンダ | パンダTC+ |
サイズ(約) | 2,400×2,400 ×1,500(高)mm | 2,700×2,700 ×1,700(高)mm |
インナーサイズ(約) | 2,200×1,000 ×1,350(高)mm | 2,500×1,150 ×1,500(高)mm |
収納サイズ(約) | 430×240 ×130(高)mm | 530×270 ×190(高)mm |
重量(約) | 2.26kg | 6.28kg(ポール/ペグ/張り綱/収納ケース含む) |
素材・フライ | 40Dリップストップナイロン(PUシリコンコーティング) | コットン混紡生地(TC)ポリエステル65% コットン35%(撥水加工) |
素材・インナーウォール | ポリエステルメッシュ | |
素材・インナーボトム | 68Dポリエステルタフタ(PUコーティング) | ポリエステルタフタ68D |
素材・ポール | アルミ(22mm径) | |
付属品 | ポール×1本、張り綱×4本、ペグ×14本、収納袋×4 | ポール×1本、ペグ×14本、張り綱×4本、 収納ケース |
価格 | ¥20,300+ 税 | ¥31,800+ 税 |
まとめ
先日購入したサバティカルのギリアにはスカートが付いていません。
その事が少しネックだったのですが、デザイン性に惹かれて購入してしまいました。
しかし、その時にテンマクデザインのパンダTC+の情報を知っていたら、もしかして。。。なんて考えてしまいます。
寒い時期にキャンプに行くようになってから、スカートの重要性が分かるようになりました。
スカートが無いと、冷たい風に耐えきれなくなってしまうと思います。
しかも、コンパクトなテントなら直に身体に冷気が辺り、かなりキツくなるハズです。
そんな事を考えたら、パンダTC+はとても魅力的です。
しかもワンポールテントなので、設営も簡単。
ソロキャンプなら、素早く簡単に設営できるので、かなり重宝するハズ。
テンマクデザインのパンダTC+のパワーアップは、ソロキャンパーの心をくすぐります。
ソロキャンプを始めたい方も、既にソロキャンパーの方も、パンダTCのは注目です。
パンダTC+は、パンダTCとスペックは同じです。
リニューアル前のパンダTCを買うなら今がチャンス!
テンマクデザインと言ったらやっぱりサーカスTC。
アイキャッチ画像 出典:テンマクデザイン