砂浜に埋められたバーベキュー用の炭で、小学2年生が両足にやけどを負ったというニュースを覚えていますか?
なんて思っている方、いませんよね?
キャンプやアウトドア好きな方には、あのような非常識な事をする人はいないと思います。
しかし、あのようなことが起こると、「バーベキューする奴は常識ががない!」って、世間の皆様に一括りで思われちゃいます。
キャンプ場や、そうではない川辺や海岸で炭や灰を持ち帰る事は常識です。
(こういう言い方もおかしいですが、せめて火は消そうよ・・・。)
それができないなら、「やめちゃえ!」と思っちゃいませんか。
・・・と言う事で、久々に激おこぷんぷん丸です(激おこぷんぷん丸って言いたいだけ)。
バーベキューやキャンプにあれば便利な火消し壺。
火消し壺を持っていれば、炭や灰を捨てて帰るなんて事はないはず。
そんな、火消し壺を紹介したいと思います。
でもその前に、本当に火消し壺は必要なのか、いらないんじゃないかとお考えの方に、何故必要なのかお話したいと思います。
目次
キャンプやバーベキューに火消し壺はいらない?
結論キャンプやバーベキューには火消し壺は必要
初めに結論を言っちゃえば、キャンプに火消し壺は必要です。
火消し壺があれば、まだ火がついている炭を入れておくことが出来ます。
みんなでワイワイとバーベキューをし、いざ解散なんて時に、炭に火がまだ付いていたら困ってしまいますよね。
そんな時に、火消し壷があれば、火のついた炭を入れて蓋を閉めれば、酸素が供給されなくなるので火が消えます。
もし大きい炭ならば、次回に使いまわす事が出来ちゃいます。これってSDGsって事かもしれません。
また、使い終わった灰を入れて、灰捨て場まで持って行くことも出来るので、便利に使えるんです。
例えば、デイキャンプ。
お昼時にバーベキューをしたとします。
バーベキューって、なんだかんだダラダラと過ごし、お肉を一度で焼き切ってしまうなんてことはないですよね。
一旦お腹が満足したあとも、追加でお肉を焼いてみたりして、夕方まで炭を使うなんてこともあります。
解散の時間が近づいてきても、まだ炭が熱をもっていたら、その処分に困ります。
火消し壺がなければ、お水を掛けて鎮火する必要がでてしまい、そうなると後処理も大変だし、まだ大きい炭ももったいないです。
キャンプでは、初日に炭を使えば、翌日帰宅時には完全に鎮火しています。
しかし、たまには朝から炭を使いたい時だってあるかも知れません。
そんな時も、デイキャンプのバーベキューの時と同じく、帰宅時間までに炭の火が消えていなければなりません。
もし、火消し壷が大きくてかさばるとお考えなら、アッシュキャリーと呼ばれる袋状の火消し壷を携帯しておくのがおすすめです。
また昨今、キャンプ場のサイトに炭や薪をそのまま捨てて帰る人がいて、それが問題になることがあります。
テレビやTwitterなどで取り上げれることも多々あるので、マナーとして火消し壺を携帯しておきましょう!
火消し壺がいらないなんてことはありません。
火消し壺はいらない?
火消し壺がいらないと考えるのは、上記で書いたようなシチュエーションにならない場合です。
帰宅時や撤収時に、炭の火がしっかりと鎮火していること、使用途中の大きめの炭は次回使う予定がないという人なら、火消し壷は必要ないかも知れません。
デイキャンプで炭を使っても1時間ぐらいで使い終わる、キャンプでは初日しか炭は使わないと予定を立てて管理すれば、無理して火消し壷を用意することはないです。
炭を捨てる時も、大きいバーベキューグリルを持ち歩いて灰捨場まで運べるなら、火消し壷を使いません。
ベーベキューグリルを先に片付けたい場合や、灰捨場まで使い終わった炭を持ち運ぶのにコンパクトにまとめたいなら、火消し壷があった方が良いと思います。
ただ、予定や状況って変わることが多々あります。
キャンプ場や河川敷に灰捨場がない場合もあります。そんな時に火消し壺がなければ、「捨てちゃえ」って軽い感覚でやる人がいるから問題になるんです。
火消し壺がいらないと判断する前に、どんな状況でも対応できるように準備しておくのが良いでしょう。
キャンプにおすすめの火消し壺7選
ロゴス マイティー火消し壷
出典:Amazon
ロゴスの火消し壺は、見た目がオシャレ。
他の火消し壺とは違ったデザインに、心惹かれちゃいます。
蓋の部分はネジ式で、クルクル回して蓋の開閉をします。
値段はちょっと高め。
それに見合う価値があるかとレビューを見ると、どうも蓋の建て付けが良くないらしいんです。
熱い炭を入れて蓋を閉めると、開かなくなるとのレビューが多数。
撤収時に時間があれば、冷えてから蓋を閉めたりして対策すれば良いかもしれませんね。
サイズ | (約)直径20.5×高さ27cm |
内寸 | (約)直径16.9×高さ20cm |
総重量 | (約)2.15kg |
主素材 | アルミニウム |
ロゴス ポータブル 火消し壺
出典:Amazon
ロゴスの黒い火消し壺が2種類あるので、なんでかなと思ったら、大きさが違うんですね。
こちらは火消し壺 マイティー火消し壷より一回り小さく、ファミリー用のようです。
レビューには、サイズが小さいというものもあるので、車の荷台に余裕があれば大きめのものでも良いかもしれません。
でもこればっかりは、炭を使った量にもよるので正確には何とも言えませんけど。。。
動画を観てわかるように、とても熱くなるのでグローブは必須ですね。
サイズ | (約)17×21.8cm |
内寸 | (約)13.5×16.5cm |
総重量 | (約)1.5kg |
主素材 | アルミニウム |
ロゴス エコとマナーの火消し壺
出典:Amazon
マイティー火消し壺と、ポータブル火消し壺と違って特徴的なのが、スクリュー式の蓋です。
しかも、ロック固定式なので倒れても安心です。
熱くなるのは、他の火消し壺と同じですが、蓋が開かなくなったとのレビューはありませんでした。
サイズ | (約)18.5×18.5×28.5cm |
内寸 | (約)18×22cm |
総重量 | (約)1.9kg |
素材 | アルミメッキ鋼板 |
ユニフレーム 火消し壺SUS
出典:Amazon
ユニフレームの火消し壺は、炭の消火に水を使う事を推奨しています。
確かに水を使えば、さっと消火できて安全ですよね。
熱で蓋が開かなくなることもありません。
素材はステンレスなので、お水を使っても錆びることがありません。
水で濡れた炭は、中の網ごと取り出して、日干しすれば再利用できます。
日干しするのが、面倒臭いという方は、他の火消し壺同様に蓋を閉めての消火も出来ます。
その際は、蓋が開けづらくなってしまうかもしれません。
見た目もシンプルで、ダサさを感じさせなく良い感じ。
だだ火消し壺にしては、値段がメチャクチャ高いんですよね。。。
サイズ | Φ180×180(深さ)mm |
網 | Φ160×140(深さ)mm |
総重量 | 約1.7kg |
材質 | ステンレス鋼 |
クオルツ ステンレス炭火火消し壷
出典:Amazon
素材がステンレス製の火消し壷を探してみると、ユニフレームの他にあったのがクオルツのステンレス炭火火消し壷。
WILD-1別注商品のようです。
作りはシンプルでいて、火消し壷の中でもおしゃれな方?かな。
炭火2kgの完全消火にかかる時間は、約1時間30分 ~2時間位が目安です。
ユニフレームに比べて値段が安いのが良いですよね。
サイズ | Φ200×180mm |
容量 | 5.5L |
重量 | 830g |
素材 | ステンレス製 |
キャプテンスタッグ 大型火消し壺 火おこし器セット
出典:Amazon
キャフタンスタッグの火消し壺は、値段が安いのが良い感じ。
その上この商品は、火消し壺以外に火おこし器が付いているのでとても便利。
火おこし器は火消し壺の中に収納できるので、これさえあれば道具を色々と持ち運ばなくて助かります。
持ち運ぶ時には、脚を使って蓋をネジで閉める事が出来ます。
全体的に評価が高いレビューなのが、印象的ですね。
サイズ(火消し壺) | 21.5×20×高さ29cm |
サイズ(火起こし器) | 外径18×高さ20cm |
重量 | (約)1.7kg |
材質火消し壺) | アルスター鋼板 |
キャプテンスタッグ バーベキュー用 火消しつぼ アルスター Mサイズ
出典:Amazon
火おこし器とのセットではなく、火消しつぼだけの商品もあります。
シンプルに蓋を置くだけで、自然消火します。
どの火消しつぼもそうですが、しばらくは本体が熱くなるので注意です。
この火消しつぼもスタンドの脚部で、蓋を固定できます。
しかし、完全ではないので注意が必要です。
本体サイズ | 外径175×高さ165mm |
組立サイズ | 205×195×高さ220mm |
重量 | (約)640g |
材質:本体・ふた | アルスター鋼板 |
キャプテンスタッグ バーベキュー用 火消しつぼ アルスター Mサイズ M-7570
キャプテンスタッグには、つまみが木で出来た火消しつぼもあります。
しかし、木で出来たつまみは、熱で焦げてしまうようです。。。
そうなると、こちらのつまみが鉄の物の方が良いような気がします。
まとめ
火消し壺といっても、色々と種類があって迷ってしましますよね。
火消し壺という名前がダサいから、せめて見た目でもオシャレに見える物の方が良いですよね。
実は僕、キャンプ場には炭捨て場があるところもあり、今まで火消し壺は持っていませんでした。。。
これを機に、1つ購入したいと思います。
ユニフレームはちょっと予算オーバー、ロゴスは見た目はいいんだけど。。。蓋に難点がありそうだし。。。
そうなると、クオルツのステンレス炭火火消し壷が良いかも。
いや待てよ。。。キャプテンスタッグも捨てがたい。。。
どうしよ。。。決まらない(笑)
キャンパーとして、人として、最低限のマナーを守ってキャンプやバーベキューを楽しみましょう!
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