子供も大きくなってきたし、そろそろキャンプに行こうか?
成長した子供を、自然の中で遊ばせたい、自然の中で生活させたいと、常識あるお父さんお母さんなら考えるはず?!
でも、キャンプをはじめるならテントが必要。
そんな事は分かっているけど、テントって何を買ったらいいの?
そんな声にお答えします。
定番モデルから、今年発売されたばかりの新作テントまで、おすすめのテントを紹介します。
目次
キャンプ初心者におすすめ定番テント
インターネットで検索しても、キャンプ入門の雑誌を見ても、キャンプ初心者におすすめしているテントがあります。
誰もが初心者に、定番モデルと言われるテントを、おすすめにあげています。
でも、どうして?と、思われるかもしれませんが、定番モデルをおすすめるのには、理由があるんです。
エントリーモデルと言われるテントは扱いやすい上に機能が良いんです。
初心者だから、安いので良いや!
初心者たから、ワンタッチのテントで良いや!
と、安易に考えるのは大間違いです。
楽天で売られている安いワンタッチ型のテントは、耐水性が全くなかったり、生地がペラペラだったりと安いなりのテントなんです。
キャンプ場に持って行くのには、ちょっと勇気が必要になるかもしれません。
初心者の方は、テント選びをする際に、耐水圧を気にかけてください。
ちょっとの雨で、雨漏りしてきたら、せっかくのキャンプが台無しになっちゃいますもんね。
基準は、耐水圧が1500mm以上あるかを目安にしてください。
耐水圧が1500mmあれば、強い雨でも大丈夫だと思います。
定番モデルとされているテントなら、耐水圧などの性能も生地も、扱いやすさも納得できると思います。
スノーピークの定番テント アメニティードームM
出典:Amazon
大人気スノーピークのベストセラー『アメニティードームM』は多くの人に選ばれています。
エントリーモデルとされていて、初心者に優しく、誰にでもテントの設営がしやすく、その性能にも必ず満足がいくテントなんです。
まず、テントの設営が難しそうでキャンプデビューを諦めているような方は、アメニティードームがいかに親切設計かわかるはずです。
テントの組み立てには、はじめにフレームを組み立てていきますよね。
そもそも、その時点で難しくわからなくなっちゃいそうという方には、ここに注目して下さい。
出典:Amazon
『アメニティードームM』は、フレームの先が色分けされているんです。
同じ色のループに、先端の色が同じフレームを通していけば、迷わずに組み立てていくことが出来ちゃうんです。
出典:スノーピーク
テントを設営し終わったら、のんびりくつろぎたくなりますよね。
そんな時は、テント前方のフロントパネルを跳ね上げれば、広めなスペース(前室)が出来ちゃいます。
『アメニティドームL』なら前室にローチェア30が2脚並ぶスペースを作ることができます。
はじめてのキャンプで、タープを揃える事が出来なくても、日差しを避けてイスに腰かける事ができます。
出典:Amazon
更に新設計により、室内の広さはそのままで、テント全体の地上高がより低くなりました。
テントの地上高が低いという事は、耐風性がさらに向上したという事。
風が丸みを帯びた、『アメニティドーム』の上を通過していきます。
風によるテントへのダメージを軽減しています。
そして耐水圧は、フライシートとボトム共に1800mmと十分な耐水圧があります。
サイズ
出典:Amazon
『アメニティードーム』のサイズは3種類。
『アメニティードームS』は、奥行が355cm高さが120cmで大人2人+子供1人の3人家族に適しています。
『アメニティードームM』は、奥行が505cm高さが150cmで大人2人+子供3人の5人家族に適しています。
大人2人+子供2人で使えば、いい感じになりそうです。
『アメニティードームL』は、奥行が540cm高さが165cmで大人4人+子供2人の合わせて6人用です。
僕のおすすめは、『アメニティードームM』。
『アメニティードームS』だと、子供が成長した時に手狭になりそうですし、『アメニティードームL』だと少し大きい感じがします。
そして、『アメニティードーム』にあうのは、ロースタイル。
ロースタイルのキャンプを始めたい方は、『アメニティードームM』がおすすめです。
商品名 | アメニティードームM |
サイズ | 奥行505cm×高さ150cm |
収納時サイズ | W74×D22×H25cm |
快適就寝人数 | 大人2人+子供3人 |
耐水圧 | 1800mm |
材質:フライシート | 75Dポリエステルタフタ・PUコーティング、テフロン撥水加工・UVカット加工 |
材質:インナーウォール | 68Dポリエステルタフタ |
材質:ボトム | 210Dポリエステルオックス・PUコーティング |
材質:フレーム | ジュラルミン |
重量 | 約8.0kg |
コールマンの定番入門テント タフワイドドーム4/300
出典:Amazon
コールマンの入門テントと言えば『タフワイドドーム』
何と言っても、テント内が広く使えるのが人気の秘密。
サイズは300×300と大人が寝ころんでも、足元に荷物を置くスペースが持てます。
そして何より天井が高い!
185cmの高さの天井があれば、テント内で立って着替えるのもラクラク出来るので、ストレスを感じる事がありません。
しかも通常のテントなら、壁際のコーナー部分の天井が低く真ん中だけ高くなっていますが、『タフワイドドーム』ならコーナー部分も高く使いやすくなっています。
テント内の換気も、サークルベンチレーションと言うシステムで、夏でも涼しく快適に過ごすことが出来ます。
通常ベンチレーションと呼ばれる空気を入れ替える窓のような物は、天井部分に付いていることが多いです。
サークルベンチレーションシステムは、下から新鮮な空気を取り込み、温まった空気を上のベンチレーションから排出するという効率のよいシステムです。
暑い夏に、ムシムシしたテント内で不快な思いをしなくて良さそうですね。
耐水圧は、フライとフロア両方とも約2000mmで、強い雨でも大丈夫!
家族みんなで、テント内を広々使いたい方におすすめです。
商品名 | タフワイドドーム4/300 |
サイズ | /約300×300×185(h)cm |
収納時 | 約直径25×75cm |
耐水圧 | 約2000mm(フロア/約2000mm) |
材質:フライ | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質:インナー | 8Dポリエステルタフタ(撥水加工) |
材質:フロア | 210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール) |
フロントポール | FRP(約直径13mm) |
重量 | 約10.6kg |
定員 | 4~6人 |
今年発売のおすすめテント
コールマン タフドーム/2725 スタートパッケージ
出典:Amazon
定番テント『タフワイドドーム4/300』より、少し小さいサイズの『タフドーム/2725』
サイズは約270×250×170(h)cmとなっています。
『タフワイドドーム4/300』が300×300×185cmなので、一回り小さい感じ。
それでも、定員3~4人用なので、子供が2人いても大丈夫。
色は、今までのコールマンのグリーンとは違い、サンドカラーでオシャレな感じ。
スタートパッケージには、タフドーム/2725本体、インナーシート、グランドシートが付いているから、キャンプを始めるのにもってこいだと思います。
耐水圧は『タフワイドドーム4/300』と同じくフライ、フロア共に2000mmあるので大丈夫。
そして何より、1人で設営できるアシスト機能が付いているので初心者には嬉しいですね。
家族が多くないなら、今年発売の『タフドーム/2725』がおすすめです。
商品名 | タフドーム/2725 スタートパッケージ |
サイズ | 約270×250×170(h)cm |
収納時サイズ | 約直径22×75cm |
材質:フライ | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質:インナー | 68Dポリエステルタフタ(撥水防水) |
材質:フロア | 210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) |
材質:メインポール | アルミ合金(約直径12.8mm) |
耐水圧 | フライ/2000mm、フロア/2000mm |
重量 | テント/約8.5kg、インナーシート/約1.5kg、グランドシート/約1kg |
定員 | 3~4人 |
Coleman(コールマン) テント タフスクリーン2ルームハウス
出典:Amazon
『タフワイドドーム4/300』を買っても、『タフドーム/2725』を買っても、いずれタープが欲しくなってしまうのがキャンプの怖い所。
はじめは、テントさえあればキャンプが出来ると思っている人もいると思います。
はじめてのキャンプを経験して、次も、その次も。。。と、キャンプにハマってくると必ずタープの存在が気になり始めます。
太陽の下に日陰を作るタープ。。。
そんな時『タフスクリーン2ルームハウス』なら、前室にスクリーンタープが付いたオールインワンテントなのでタープの買い足しが無くても大丈夫。
広いリビングスペースを備え、写真で見たようなオシャレなキャンプが楽しめます。
『タフワイドドーム4/300』でも採用されていた、サークルベンチレーションシステムで夏でも涼しく過ごせます。
出典:ナチュラム
更にキャノピーを跳ね上げれば、リビングスペースが広がっていい感じ。
サイズは使用時で、約320×230×170(h)cm。
耐水圧は、『タフワイドドーム4/300』と『タフドーム/2725』と同じくフライ、フロア共に2000mmあります。
組立も、簡単アシスト機能付きで1人で組み立てることが出来ます。
別途タープの購入の予定がない方、テントの設営だけで済ませたい方。
広いリビングスペースで楽しくキャンプを始めたい方におすすめです。
この記事も参考にいかがですか?
商品名 | タフスクリーン2ルームハウス |
サイズ | 約320×230×170(h)cm |
収納サイズ | 約直径30×74cm |
材質:フライ | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質:インナー | 68Dポリエステルタフタ(撥水防水) |
材質:フロア | 210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) |
材質:メインポール | アルミ合金(約直径16mm) |
耐水圧 | フライ/2000mm、フロア/2000mm |
重量 | 約16kg |
定員 | 4~5人 |
ロゴス(LOGOS) グランベーシック トンネルドーム
出典:ナチュラム
今年のロゴスのおすすめは、流行りのトンネル型テント。
色も流行りの、ナチュラルテイストでオシャレな感じが漂います。
ロゴスの『グランベーシック トンネルドーム』も、コールマンの『タフスクリーン2ルームハウス』と同じく広いリビングスペースを備えたテントです。
サイズは、(約)515×290×203cm。
寝室にする吊り下げ式のインナーテントを取り外せば、『グランベーシック トンネルドーム』自体がスクリーンタープとして使うことが出来ます。
気になる耐水圧は、フライシートで2000mm。
グランドシートで3000mmで、上記コールマンのテントより上回っています。
素材はポリエステルオックスフォード生地で丈夫です。
(ポリエステルオックスフォードのオックスフォードとは生地の織り方の1つの様です)
キャノピーを跳ね上げれば、前室のスペースが広がりますが、別売りの『グランベーシック BIGオクタゴン-AG』タープと連結すれば、更に広くなります。
スマートなフォルム、リビングスペースを備えたテントでキャンプを始めたい方にはおすすめです。
ロゴスのグランベーシックシリーズの詳細について書いています。
商品名 | グランベーシック トンネルドーム |
サイズ | (約)515×290×203cm |
インナーサイズ | (約)270×270×190cm |
収納サイズ | (約)72×33×33cm |
耐水圧 | フライ/2000mm、フロア/3000mm |
素材:フライ | 難燃性150Dポリエステルオックスフォード |
素材:フロア | 150Dポリエステルオックスフォード |
素材:フレーム | 7075超々ジュラルミン |
重量 | (約)14.7kg |
定員 | 4~5人 |
今年から、キャンプをはじめたい方、またはキャンプデビューが決まっている方に、おすすめのテントを紹介してみました。
ますは、定番のもの。
コールマン、スノーピーク共々、エントリーモデルとされていて、とても使いやすくて高スペックなのに低価格。
キャンプをはじめようとしている、初心者の方にはおすすめのテントです。
設営しやすい、過ごしやすい、風雨に強いなど、考慮することは多いです。
あせらずに、じっくり考えて購入することを、おすすめします。
テントがあれば、楽しいキャンプライフが待っていますよ。
定番のテントはちょっとと言う方は、こちらの記事も合わせていかがですか?

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