焚き火に薪ストーブ・・・寒い時期のキャンプの醍醐味を、もちろん楽しんでいますよね?
だけどこれらの焚き火や薪ストーブって、楽しいものであるのは分かっているんですが、なんだか手間も時間もかかるイメージもありませんか。
薪を使ったこれらの一大イベントは、その準備段階だったり、楽しんでいる最中でも、何故か面倒で手間がかかるイメージがあります。
それは、燃料として使用する薪の扱いや薪割りにあるのではないでしょうか?
焚き火やストーブに使う薪って、完全に乾いていないと燃えにくいし、太いままだとなおさら火がつきません。
その為には、薪を細くする必要があります。なので、薪割りをするんです。
ですが薪割りって、斧やナイフなどの刃物が必要になってきます。
斧やナイフを使ってのバトニングって、慣れていないとちょっぴり怖くないですか?
「もっと楽に薪割りができたらいいのに・・・」「女性や子どもでも簡単に薪割りができたらいいのになぁ・・・」そんなことを思ったことがある人は必ずいるはずです。
そこで今回紹介するのが、薪割り専用の器具「薪BISHI」なんです。
この便利アイテムがあれば、薪割りも簡単にでき楽しくなるはずです。
目次
薪BISHIで薪割り作業が簡単に
薪割りってちょっと不安なんです・・・
キャンプブームにより、子連れファミリーや女性など、老若男女様々な人がキャンプを楽しむようになりましたよね。
そのキャンプの醍醐味の1つとして、薪を使った焚き火や薪ストーブなどがあげられると思います。
燃料となる薪は、キャンプ場内で拾ってきた枝などを燃料として使うこともあるかもしれませんが、多くの場合は市販されている薪やキャンプ場にある無料の薪を使うことになります。
しかし焚き火や薪ストーブでは、市販されている薪をそのまま使わず、加工して燃すことがあります。
その薪を細く割って火がつきやすいようにして燃やすため等、キャンパーはナイフや斧を使って薪割りを行います。
ベテランキャンパーならさらっとできてしまうこの作業も、初心者キャンパーや力に自信がない人、経験がなかったり女性の方だとちょっと不安だったりしませんか?
使い慣れない斧を使うのは怖いなと感じる人がいるのも当然ですし、ナイフを使ってのバトニングも使い慣れていないとちょっと怖いですよね。
手に当たって怪我でもしたら、なかなかの大惨事です。
誰にでも安全に薪割りができるアイテムがあれば便利なのになあと、一度が考えたことがある人もいると思います。
薪割りに慣れたベテランキャンパーさんでも、もっと楽に薪割りができるアイテムがあれば、サクッと焚き火をはじめられるのにと頭の片隅に考えたことがあるのではないでしょうか?
「薪BISHI」ってそもそも何?
人それぞれで薪割りの悩みがあるのですが、そこで登場したのが「薪BISHI」です。
薪BISHIは薪割りが楽しく簡単にできる新アイテム、クラウドファンディングのMakuakeでプロジェクト公開中の要チェックアイテムなんです。
制作会社である株式会社SSCは、三重県津市にある自動車ガラス測定用の検具や治具の製作・製作した検具の定期点検業務を行ってきた会社です。
Makuakeにて商品を販売するのは、今回3回目だったりもします。
前回、前々回に発売した高火力が出る焚き火台、高温に強くコンパクトなサイズのソロ向け焚き火台という2つの商品は、多くのサポーターにより応援購入されたようです。
そして今回は、これらの焚き火台でも活用されそうな新しい形の薪割りグッズを開発しました。
制作会社のある場所は伊賀地方、忍者の里としても有名ですよね。
制作会社誕生の土地であること、今回販売される道具の形状のイメージに忍者の道具であるマキビシを重ねたうえ「薪がビシッ!と割れる」という願いを込めて、この商品は「薪BISHI」と名付けられたそうです。
コンパクトで使ってみたくなるような面白い形状は3DCADを使って、大きさ・角度・刃先部分など 細かい部分の設計を行っています。
刃先に角度をつけて、スムーズに刃先が薪に食い込みやすくすることで薪を割りやすくなるように加工されているんです。
何度も何度も試作を繰り返し作られた特徴的な形は、マシニング加工によって誕生しています。
このマシニング加工は材料の加工をプログラムに基づき自動で行うので、複雑な形状でも条件に合った刃物に自動で交換して表面の加工や溝を彫る、穴を開けるなどの工程を正確に行うことができます。
さらに素材として使われた鉄の強度を上げるため、最後に焼き入れを行っているという徹底ぶり。
焼き入れとは、鉄を800度から850度の熱で真っ赤になるまで熱してしばらくおいた後、水や油の中に入れて急冷する処理のことを言います。
この工程を経た鉄はとても硬くなるんです。
そのおかげで薪BISHIは、耐摩耗性やひっぱり強さ、疲労強度などにおいての強度がアップしているんです。
薪BISHIの使い方
薪BISHIの一番良いところまたはメリットが何かというと、それは「誰にでも簡単に安全に使える」ということです。
使い方は、薪BISHIの上に薪を置いて上からハンマーで2〜3回叩くのですが、多分この時点で疑いがある人もいると思います。
薪割りアイテムとして見たことがない珍しい形状ということもあるので、
なんて思ってしまいそうなんですが、たったこれだけで、薪はスパンと簡単に割れちゃいます。
ちなみに広葉樹のような固い薪は、薪を中央部に置かずに刃先を1つだけ使って割るようにするとやりやすいようです。
プロジェクトページにある薪割り動画を見てみると、スパンスパンと割れていく姿はちょっと爽快です!
薪BISHIのスペック
薪BISHIの材質は、鋼鉄製。加工後に焼き入れを行っています。
寸法は5cm×5cm、高さは5cmです。
手のひらサイズで、Daisoメスティンにもすっぽり収まってしまうというコンパクトさ。
使っていない時は、メスティンでの炊飯時に蓋の重しにもなっちゃいます。
重量は580gですが、強度を保ったまま更なる軽量化を計画中のようです。
さらにこれらは全てプロトタイプの情報のため、応援購入された方のお手元に届く頃、完成品では数値が変化することをご留意ください。
10月8日の段階で既に安定性の強化のため脚の高さが1mm高くなったようです。
この情報はプロジェクト進歩にて随時確認することができるので、続々と進化を続ける「薪BISHI」を追って見ているのも楽しそうです。
薪BISHIはどこで買える?
薪BISHIは現在、Makuakeにて応援購入することができます。
この記事を書いている最中に、全て売れてしまって受付終了となっていまいました。
しかし現在はちょっとだけ追加されています。(2022.11.8)
プロジェクト終了までもう少し時間があるので、またなくなっちゃうかも!
まとめ
キャンプ中の焚き火や薪ストーブって楽しいですが、薪割りって結構厄介というか、面倒だなって思ったことはないですか?
薪は買ったそのままで使えるのだとしたら全く問題はないのですが、中には火がつきにくく、なかなか燃やすことができないものもあります。
焚き火や薪ストーブの焚き付けは、必ず薪を細く割るものですよね。
この薪割り、バトニングはナイフや斧を使うのですが、これもまたなかなか厄介。
固い薪に刃物の刃先を入れて割る作業はなかなか力が要りますし、一般的には力に自信のない方、女性や子供にはなかなか任せにくい作業であると言っても差し支えないのではないでしょうか?
誰でも簡単に力も要らずに短時間でたくさんの薪が割れる道具があったらなあ・・・という、そんな願いを叶えるべく株式会社SSCが今回3回目となるプロジェクトに挑戦しました。
商品名は、薪BISHI。
制作会社のある土地が忍者の里として有名であることから、忍者の道具のひとつであるマキビシに形状のイメージを重ね、さらに薪をびし!!としっかり割れるようにと願いを込めてそう名付けられたそうです。
素材は鋼鉄。さらに耐久性などを高め丈夫に作るために、焼き入れを行ってあります。
薪を「薪BISHI」に乗せてハンマーで2〜3回叩くだけであら簡単。
あっという間に薪が割れてしまうんです。
斧やナイフを使うことなく、手のひらサイズの小さな道具だけでパカパカ薪が割れていくのは見ているだけで気持ちが良いはず。
(その様はプロジェクトページでも見ることができます。)
薪BISHIはMakuakeにてプロジェクト公開中ですが、人気で完売となって、その後少量だけ追加されています。
もしかしたらまた完売、そして追加されることになるかも知れないので、細かなバージョンアップ共々、チェックしておくのもいいと思います。
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