イワタニと言えば、バーナーやコンロが有名ですよね。
タフまるやタフまるミニは、キャンパーさんにも人気のカセットコンロで使っている人も多いと思います。
イワタニが取り扱っているプリムスも、洗練されたデザインでオシャレなものが多数あり、こちらもバーナーが有名ですよね。
でも、やはりどちらかと言うと人気の商品以外は、ちょっとオシャレとはいい難いデザインの物も多かったような気がします。
そんなイワタニは、1990年代からアウトドアブランドの「FORE WINDS」を展開してきていました。
多分、キャンパーさんの中にも、FORE WINDSというブランドを知らないという方もいますよね。
かくいう僕も知りませんでした・・・。
このイワタニのFORE WINDSがロゴデザインとメッセージを刷新して新しく生まれ変わり、2021年3月1日から新商品を発売し始めています。
これがすごくオシャレなので、キャンプはもちろんお家でも日常使い出来そうなデザインなんです。
キャンプのバーナーやコンロを家で使うと、ちょっとダサかったりカッコ悪かったりしますよね。
それだと、キャンプ道具はキャンプ道具というように棲み分けしてしまって、それ以外では使わなくなってしまいます。
しかしFORE WINDSの新商品なら、お家でも使えるデザインなので、きっとキャンパーさん達にも人気が出るはず。
今回は、イワタニのオリジナルアウトドアブランドのFORE WINDS(フォアウィンズ)の4つの新商品を紹介したいと思います。
目次
FORE WINDS(フォアウィンズ)のコンロやバーナーがおしゃれ!
FORE WINDSの刷新したロゴとメッセージ
イワタニのオリジナルアウトドアブランドのFORE WINDS(フォアウィンズ)は、1985年より続く老舗的なブランドです。
ブランド名の「FORE WINDS」は、「風と共に・・・」をイメージした造語で
アウトドア体験を通じて、自然の素晴らしさを体感し、自然と共生していくという想いが込められています。引用:FORE WINDS
と、いうことらしいです。
新しいロゴの方は、FORE WINDSの「F」と「風」、「炎」を組み合わせたものになっています。
羽っぽく見えるのは僕だけかも知れませんが、風のイメージは伝わってきます。
ロゴマークの下のFORE WINDSの文字とメッセージが組み合わさって、シンプルながらカッコイイですよね。
ロゴとメッセージの刷新に伴い、ブランドのコンセプトに「機能的で良質なデザイン」が加わりました。
これは、カセットボンベの手軽さを活かし、誰でもおしゃれでスマートに楽しめるアウトドアスタイルを提案していくということのようです。
確かに、カセットボンベを使ったコンロやバーナーは、キャンプに相性が良いですよね。
よりオシャレなデザインになれば、愛着が湧きますし、より使用頻度も高くなると想います。
キャンプやお家でも、いつでも活躍するキャンプギアになるかも知れません。
FORE WINDS(フォアウィンズ)の4つの新商品
折りたたみ式カセットこんろ FOLDING CAMP STOVE(フォールディングキャンプストーブ)
キャンプでもお家でも使える、めちゃくちゃオシャレなカセットこんろのフォールディングキャンプストーブ。
カセットコンロがあれば、どこでも簡単に火を使った調理ができますよね。
燃料にカセットボンベを使うので、比較的安全で手間がいらず。
カッチっとセットするだけで、すぐに使うことができるのが魅力です。
しかもカセットボンベは、ホームセンターやコンビニでも購入できるため、キャンプに持っていくのを忘れてしまっても入手しやすいというのがまた良いところですよね。
このフォールディングキャンプストーブの特徴は、折りたたんで収納できること。
バーナー部分を折りたたんで、本体に収納することができるんです。
本体に収納できるところは、スノーピークのHome&Campバーナーに似ていますが、収納の仕方が違っているようです。
※スノーピーク Home&Campバーナー
スノーピークのHome&Campバーナーは、バーナー部分をくるっと回して組み立てたり収納したりしますが、フォールディングキャンプストーブでは回ることなく引き出すようにして組み立てします。
どちらが、簡単で優れているかの判断はできませんが、また一味違った仕組みになっているようです。
そして、鏡面仕上げのステンレスを用いているので、収納時でも絵になるんです。
ただ置いてあるだけで、なんとなくオシャレに見えちゃうデザインも秀逸です。
この収納時のサイズは幅111×奥行285×高114mm、スノーピークの幅90×奥行255×高さ120mmよりちょっとだけ大きい感じです。
機能
出典:FORE WINDS
フォールディングキャンプストーブには、バーナー使用時にテーブルの熱によるダメージや汚れを防ぐために、ステンレス製のヒートシールドが付属しています。
バーナーの下にプレートを設置することにより、そこが受け皿になり吹きこぼれや、熱がテーブルに伝わらないようにガードしてくれます。
キャンプやお家でも、木製のウッドテーブルを使っている人も多いですよね。
そんな時に、ヒートシールドがあれば安心して使うことができそうです。
これは、スノーピークのHome&Campバーナーには無く、他のバーナーでもあまり見かけない機能なので、かなり優位性があるように思えます。
フォールディングキャンプストーブの最大発熱量は2.2Kw(1,900kcal/h)、Home&Campバーナーは2.4kw(2,100kcal/h)と僅差でスノーピークの方がありますが、その差は体感ではあまり感じられないんじゃないかなと想います。
比較すると少し最大発熱量が落ちる代わりに連続燃焼時間が長くなっていて約120分あり、Home&Campバーナーの110分より10分も長くなっています。
どちらが優れているか直接比較したわけではないのでハッキリとは言えませんが・・・
フォールディングキャンプストーブはオシャレなデザインと、機能性も兼ね備えたカセットこんろのようです。
これは、おしゃれキャンパーさんにおすすめですよね。
フォールディングキャンプストーブのレビュー
フォアウィンズのフォールディングキャンプストーブのレビューは、かなりいいようです。
携帯性や火力など、満足できるというレビューが圧倒的に多くありました。
その他には、やっぱりデザインがカッコいいということ。
またトランスフォームすることが、男心をくすぐるという意見もおおくありました。
最大発熱量をみると1,900kal/hなので、そこまで火力が強くはないと思うのですが、火力が弱いというレビューは見つけることができませんでした。
また、デメリットや悪いところのレビューも無かったと思います。
フォールディングキャンプストーブは、かなり評価が高いようです。
折りたたみ式カセットこんろ FOLDING CAMP STOVE スペック
サイズ | (幅)317×(奥行)288×(高)120mm |
収納時サイズ | (幅)111×(奥行)285×(高)114mm |
重量 | 約1,600g |
最大発熱量 | 2.2Kw(1,900kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約120分(カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時) |
カラー | ブラック・シルバー |
スノーピークのHome&Campバーナーと比べたい方は、こちらの記事でレビューしているのでチェックしてください。
LUXE CAMP STOVE(ラックスキャンプストーブ)
フォアウィンズのカセットこんろのラックスキャンプストーブはトップカバーと風防リングが付いた、アウトドアに特化したモデルです。
もちろんお家で使っても、おしゃれな事間違いなしのカセットこんろ。
僕が4〜5年前に買ったイワタニのマーベラスというカセットコンロがあります。
当時から人気で、グリーンとオレンジの2色が販売されていて、僕が買ったのはオレンジ色のマーベラスです。
それが初期型のマーベラスで、その後すぐにベージュ色のマーベラスⅡに変わってしまいました。
しかし、機能やデザインはほとんど同じで、旧型でも新型でもどちらもおしゃれなカセットコンロであることは間違いないと思います。
最近では出番がお家の方が多くなってしまっていますが、まだまだ現役で活躍しているんです。
トップカバーが付いていてアウトドアではそれが風防代わりになるし、バーナーの周囲にも少し高さがある風防リングがあり、炎を風から守ってくれるようになっています。
出典:楽天
そんなマーベラスとラックスキャンプストーブは、見た目も機能もそっくり。
デザインは僕の持っている旧型ではなく新しいマーベラスⅡに似ていて、カセットボンベを設置するところに火力調整ダイヤルが配置されています。
最大発熱量は3.5Kw(3,000kcal/h)で、これもマーベラスⅡと同じ。
バーナーも初期型の時から多孔式バーナーを採用していて、282個の火口から安定した燃焼を実現しているのもラックスキャンプストーブに引き継いでいます。
ゴトクの形状もほとんど同じで、直径の小さなお鍋やフライパンも置く事ができるようになっています。
大きく違うのは、やはりカラーとFORE WINDSのロゴの記載。
ラックスキャンプストーブは、ブラックとシルバーの2色展開で、トップカバーにFORE WINDSのロゴが描かれています。
色が違うと、凄くシックでカッコよく見えますよね。
これなら、どんなスタイルのキャンプでもお家のインテリアにもマッチすると思います。
マーベラス2には、たこ焼きプレートや鉄板焼プレートを載せることができるセットアダプターが付属していました。
しかし、残念なことにラックスキャンプストーブではセットアダプターは別売りになっているようです。
ラックスキャンプストーブはレビューも高評価
フォアウィンズのラックスキャンプストーブのレビューを見てみると、まず第一に外見を褒めているレビューが多くありました。
基本的には、ラックスキャンプストーブのブラックカラーの評判がいいようです。
イワタニのマーベラスと迷い、結果的にフォアウィンズのラックスキャンプストーブにしてよかったというレビューに溢れている感じです。
また、火力についても、申し分ないという意見が多くありました。
最大発熱量で3,000kcal/hもあるので、力不足とは感じないようです。
さらには、ケースと一体型というのが楽なようです。
マーベラスと同様に、蓋を閉じればケースのようにして持ち運べるので、セッテイングが楽なんです。
イワタニのタフまるとかだと、ケースが別になっているので、少しだけ面倒なのかもしれません。
デメリットは、マーベラスⅡと同様に、火力調整ダイヤルが右側奥に配置されていること。
火力の調整、点火時や消火時に、奥まで手を伸ばす必要があるのが、難点だというレビューがありました。
FORE WINDS(フォアウィンズ)LUXE CAMP STOVE スペック
サイズ | (幅)380×(奥行)329×(高)324mm |
収納時サイズ | (幅)380×(奥行)329×(高)110mm |
重量 | 約2,800g |
最大発熱量 | 3.5Kw(3,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約70 分(カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時) |
カラー | ブラック・シルバー |
ちょっと古い記事ですが、僕がマーベラスを買った時はこんな感じでした。
アウトドア用シングルバーナーMICRO CAMP STOVE(マイクロキャンプストーブ)
FORE WINDS(フォアウィンズ)のマイクロキャンプストーブは、めちゃコンパクトなシングルバーナーです。
ソロキャンプの時は、フォールディングキャンプストーブやラックスキャンプストーブではちょっと大きすぎるという方には、この小さなボディのバーナーがおすすめです。
マイクロキャンプストーブのサイズは、幅109×奥行109×高122mmとなっています。
収納時で幅71×奥行57×高120mmと手のひらサイズで、重量も約186gと凄く軽くなっているんです。
これは、各部の設計を見直した結果、現行機種の3割減という軽さになっているというのがまた凄いですよね。
これなら、キャンプでも登山でもどこにでも簡単に持っていけますよね。
最大発熱量は2.3Kw(2,000kcal/h)となっていることから、サイズの大きいフォールディングキャンプストーブよりも火力があるんです。
出典:FORE WINDS
そして、本体だけではなく収納ケースも、デザインが一新されオシャレな感じになっています。
使用している素材はEVA。
少し肌さわりが優しい感じがするケースで、最近のカメラやGoProのケースとかでもよく使われいる素材です。
外部の衝撃からしっかり守ってくれる上に、見た目もセンスが良いのは有り難いですよね。
めちゃくちゃコンパクトで携帯性が良いのに、火力も十分発揮するシングルバーナーもおすすめです。
アウトドア用シングルバーナーMICRO CAMP STOVE(マイクロキャンプストーブ)スペック
サイズ | (幅)109×(奥行)109×(高)122mm |
収納時サイズ | (幅)71×(奥行)57×(高)120mm |
重量 | 約186g |
最大発熱量 | 2.3Kw(2,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約120 分(カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時) |
シングルバーナーをお探しなら他ブランドも比較してみても良いかも。
MICRO CAMP LANTERN(マイクロキャンプランタン)
かつてイワタニにはジュニアランタンというカセットボンベで使える小型ランタンがありました。
それに似た使い方が出来るランタンが、マイクロキャンプランタンです。
マイクロというだけ合って、サイズは小さめで可愛らしい感じになっています。
サイズは幅77×奥行92×高133mmと、かつてのジュニアランタンの幅103×奥行 117×高さ150mmよりも更にコンパクトで、重量もジュニアランタンが270gなのに対しマイクロキャンプランタンは208gとより軽くなっています。
出典:FORE WINDS
照度は150ルクスと、ほんのり優しい明るさなので、テーブルランタン等の用途に向いていると思います。(ジュニアランタンは240ルクス)
連続使用時間は約450分と、かなり長時間使えるのが心強いです。
出典:FORE WINDS
オイルランプやガスランプと違って、マイクロキャンプランタンは専用のマントルを使用します。
ガードフレームとホヤを外してからマントルを取り付けることにより、オイルランプとはまた違ったランタンのゆらめきを感じることができます。
マントルがあることで手間が増えてしまうのですが、逆にそれが愛着に変わり、より大切に使いたくなってくると思います。
ガソリンランタンまでは手間がかからず、それていてちょっとだけ手入れが必要な、可愛らしいランタンだと思います。
マイクロキャンプストーブと同じ用にEVAの収納ケースが付属しているので、持ち運びは安心です。
MICRO CAMP LANTERN(マイクロキャンプランタン)スペック
サイズ | (幅)77×(奥行)92×(高)133mm |
収納時サイズ | (幅)52×(奥行)65×(高)122mm |
重量 | 約208g |
照度 | 150ルクス |
連続燃焼時間 | 約450分(カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時) |
まとめ
イワタニのオリジナルアウトドアブランドFORE WINDS(フォアウィンズ)がロゴとメッセージを刷新し、新たにバーナーやランタンが発売されています。
ブランドのイメージ通り、おしゃれでカッコいいデザインには惹かれてしまします。
ブラックやシルバーを基調にした外見は、とてもクールですよね。
しかも、外見だけではなく、機能もしっかりとしています。
なんといってもイワタニ、カセットコンロやバーナーなどは得意分野ですよね。
イワタニというだけで、バーナーやコンロといったジャンルでは安定した高い品質が約束されているように思えます。
正直イワタニでは、ちょっと微妙なデザインの物もラインナップされていましたが、FORE WINDSではどれもオシャレ。
洗練されたデザインは、キャンプでもお家でも活躍するはずです。
これからのキャンプに、FORE WINDS(フォアウィンズ)のキャンプギアを加えてみてはいかがでしょうか?
きっと愛着がわき、長く使えるはずです。
登山・キャンプランキン
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