今回は、モカエキスプレスの回にも少し写っていましたIwatani(イワタニ)の『カセットフー マーベラス』を紹介します。
前から、いろいろと取り上げられてるので、ご存知の方も多いと思います。
実はこれを買う前に、ユニフレームのツーバーナーが欲しくて何日もレビューを見たりして、ほとんど買うことを決断していました。
でもなぜか自分でもよくわからないのですが、仕事帰りに寄った店でコールマンのロードトリップグリルを見かけ、気づけば衝動買いしていたんです・・・。
そんなことがあり、2万円もするツーバーナーは、もうしばらくは買えないなと諦めていました。
しかし、この商品をネットで見かけてから物欲がフツフツと・・・。
1万円で買えるし、ツーバナーより安いし。。。
ここはなんとか奥さんを説得してみよう。。。
と思ったら、実は奥さんも欲しかったみたいで、あっさりとマーベラス購入の許可をいただきました!
そこで今回は、イワタニのカセットフー マーベラスをレビューしたいと思います。
目次
イワタニのカセットコンロ「マーベラス」をレビュー
マーベラスを買ってみた!
イワタニのカセットコンロマーベラス。
イワタニと言えば、カセットコンロやバーナーで有名なブランドですよね。
そんなイワタニから、販売されているカセットコンロのマーベラスがめちゃくちゃ良いんです。
他の家用のカセットコンロより値段は高いのですが、何よりデザインがいいし、風防もついてるし蓋もできる。
キャンプなどのアウトドアにぴったりな、カセットコンロなんです。
カセットコンロと言えば、燃料にカセットボンベを使いますよね。
お家で使うカセットコンロと同様に、カセットボンベはホームセンターでもスーパーでもコンビニでも入手することができます。
もし、キャンプに行った時に、カセットボンベを忘れてしまっても近くのコンビニを探せばいいし、何よりもキャンプ場の売店で購入できちゃったりします。
そんなことから、手間がかからずに簡単に使えるのがカセットコンロなんです。
そんなカセットコンロに蓋が付いているものってあまり見かけないですよね。
蓋が付いていれば、キャンプ場への行き帰りなど車の荷台に積んだ時にガシャガシャならなくて、とても良いと思います。
マーベラス本体の重量は約3kgで、取っ手も付いているので、片手でも持ち運べます。
蓋は、持ち運び時や収納時に開かないように、ちゃんとロックすることが出来るようになっています。
大きさは、幅321×奥行き372mm。
高さは蓋を閉めた状態で105mmぐらいだし、立てて置くことも出来るので、場所も取らず収納できて便利なんです。
蓋を開けると、風防の代わりになる蓋の部分が倒れてこないように、支える棒が付いてます。
この支える棒は、使い始めのことは本体にある穴にピッタリとハマっていたのですが、長く使っていると少しズレが生じるようになりました。
メーベラスの最大発熱量は3.5kW(3,000kcal/h)もあります。
これはもう申し分ないくらいの火力です。
通常のカセットコンロでも、ここまで火力が強いのはそうそうないと思います。
キャンプ用のツーバーナーと比べても、引けを取らないと思います。
例えば、SOTOのツーバーナー ST-527だと最大発熱量は3,000kcal/hで同じ、ユニフレームのツインバーナー US-1900でも3,000kcal/hで同じ数字になっています。
これならお湯もすぐ沸いちゃうので、ストレスは感じることはないと思います。
そして更に良いところは、ゴトクの形状です。
家庭用のカセットコンロによくあるバーナーを囲むようにして3つか4つの台があるゴトクと違って、中心部もカバーできるようにバーが前後に渡してあり、そのバーの真ん中のところが狭くなっている形状なので、直径が小さい鍋やフライパンなども置くことが出来るようになっています。
僕が好きなエスプレッソを抽出できるモカエキスプレスがそのまま載せることができます。
(家のガズコンロだと五徳が広くてそのまま載せられません)
蓋も取り外せるため、手入れも簡単にできます。
FORE WINDS ラックスキャンプストーブ
出典:楽天
〜2021.3.6追記〜
イワタニのオリジナルアウトドアブランドのFORE WINDSというブランドから、カセットコンロが販売されています。
FORE WINDSは、1985年から続くながいブランドですが、この度ロゴやメッセージを刷新して生まれ変わっています。
新しく販売された商品の中でラックスキャンプストーブというカセットコンロがマーベラスⅡのそっくり。
同じ会社なので、もしかしたらデザインをそのままでカラーを変えてイメージを変えているのかも知れませんが、これが見れば見る度におしゃれなんです。
マーベラスⅡもおすすめですが、新しいカセットコンロも捨てがたいと思います。
長期間使った時のデメリット
〜2022.3.8〜
キャンプでの出番は少なくなっていたイワタニのカセットフー マーベラスですが、家ではよく使っていました。
そう考えると、購入してから約6年。めちゃくちゃ長く使っていました。
ところが、つい最近まで全く問題なく使えていたマーベラスに問題が発生してしまったんです。
それは、開栓つまみが空回りしてしまうこと。
プラスティック製のつまみを反時計回りに捻ることで、火力の調整と点火することができるようになっているのですが、つまみ内部の金属部分と外側のプラスティックの固定が外れてしまったようです。
プラスティックのツマミと金属は小さなネジで固定されているようですが、それを締めてみてもダメ。
空回りするのは8割ぐらいの感覚で、残りの2割で何とか点火、または火力の調整をしています。
またどうしても点火位置まで回せない時には、バーナーに直接ライターを近づけて点火するようになってしまいました。
フタに配置されているフレームが左右にあるのですが、それを本体にある穴にいれてフタを支える仕組みになっています。
これが数年前から、穴にしっかりと入らなくなりました。
フタが直立しちゃうようで、穴に差し込まなくても大丈夫というか、穴までフレームが余裕を持って届かない感じです。
フタを手前側に倒せば何とか穴に差し込めますが、ちょっと微妙な感じ。
そして、フレームを穴にスムーズに差し込む事ができなく、何度もやり直ししているうちに、穴周辺の塗装が剥がれてしまいました。
ゴトクやバーナー周辺は、経年劣化なのか、かなり古臭い感じになっています。
熱による変色はもちろんのこと、食材などが付着して焦げた跡などが残っています。
これはマーベラスを長い間使っていれば仕方ないことですが、やっぱり新品の輝きが恋しくなりますよね。
まとめ
現在、僕が持っている初期型のマーベラスは販売が終わっています。
グリーンとオレンジのカラーがあり、ポップな感じで良かったのですが、今は残念ながら購入することができません。
その代わり、後継機種のマーベラスⅡが販売されています。
カラーは流行りのベージュ。
何故か値段が高くなってしまったようですが、僕の所有しているオレンジよりもオシャレに感じます。
トップカバーがあること、バーナーを囲う風防リングなど、ほとんど同じに見えます。
最大発熱量も3,000kcal/hで同じようです。
よくよく見てみると僕の持っている初期型のマーベラスは、蓋が開く前面に火力の調整ダイヤルがあるのですが、マーベラスⅡでは位置がカセットボンベを入れるところに移動しているようです。
デザインの違い以外は見つけることができませんでしたが、後継機種ということできっとグレードアップしていると思います。
ツーバーナーを持っていても、別途カセットコンロがあれば安心です。
そんな時に、持ち運びしすいイワタニのマーベラスなら、きっと役に立ってくれるはずです。
メリット・デメリット
●コンパクトに収納でき、持ち運びラクラク。車の荷台でも場所を取りません。
●カセットガスなのでランニングコストも安く済む。
●火力が強いのでイライラすることなく素早く料理ができる。
●もうそろそろ定番化しているので、みんな持っている。
(自分の好きな色に塗装している人もいますね)
●五徳が滑るので、斜めになっている場所での使用は気を付けなければいけないです。鍋とか滑ってきます。
●少し値段が高めかな
一家に一台あれば、かなり活躍すると思います。
おしゃれキャンプに、イワタニの『カセットフー マーベラス』が、おすすめです。
値段は少し高めですが、新色も出ていますね。
ラックスキャンプストーブはブラックとシルバーの2色展開です。