数年前から街中で見かけることが多くなった「サコッシュ」。
薄くてコンパクトなショルダーバッグ「サコッシュ」は、今やすっかりポピュラーなファッションアイテムとなっていて、すでに使ったことがあったり持っている人も多いと思います。
キャンプに行くと気になるのが、貴重品やよく使う小物の出し入れ・持ち歩きと管理です。
洋服のポケットなどに財布やスマートフォンを入れて持ち歩いているかもしれませんが、しっかり入れているつもりでも屈んだ拍子に飛び出してしまうこともあります。
だからといって、ショルダーバッグを常に持ち歩くのもかさばりますし、何よりリラックスできません。
そんな「鞄に入れるにもポケットにしまうにもちょっと不便な小物類」を収納して持ち歩くのに、サコッシュはとってもちょうどいいバッグなんです。
何より最近では、枕元に防災用品を入れたサコッシュを置いておくと、いざという時に助かるなんて事も耳にします。
今回は、キャンプで思ってた以上に便利に使えるサコッシュについて、使い方や選び方など詳しく紹介し、おすすめ商品も合わせて紹介していきたいと思います。
目次
キャンプに軽量・丈夫なサコッシュを使って貴重品の紛失し防ごう!
サコッシュとは
出典:楽天
サコッシュが流行る前の昔は、サッコッシュのようなバッグをポシェットやショルダーバッグと読んでいたと思います。
でもサコッシュ(Sacoche)って、元は自転車のレースに使われていた袋のことをいうようです。
長時間に及ぶトライアスロンやロードレースに参加している選手に、補給食や飲み物を入れて渡すためのものだったと言われています。
ポシェットやショルダーバッグによく似た形状をしていますが、サコッシュは競技の邪魔になりにくいよう軽量・コンパクトで身体の線に沿ってフィットしやすいようにできています。
荷物の出し入れがしやすいように取り出し口は大きく、細くて長めのストラップで斜め掛けして持ち歩くことができるようになっているのも特徴のひとつです。
素材はナイロンなどの丈夫で撥水・防水性の高い素材を使っているので、キャンプや登山でもおすすめなんです。
サコッシュの使い方 どんな時に使う?
出典:楽天
前述した通り、サコッシュは本来自転車のロードレースに使用されるため、非常に軽くコンパクトにできています。
元々の使い方である自転車やランニングなどのスポーツで水や補給食などを入れたりすることはもちろんのこと、野外フェスなどのイベントでも貴重品のみを身に着けて気軽に持ち歩けるので、ともて人気が高いんです。
なんて、キャンプ以外でも、買い物や散歩に行く時に使えるんです。
もともと手荷物が少ない人なら、サコッシュが1つあれば財布やスマートフォンなどを収納して普段使いにも活躍するはずです。
またサコッシュにはカラフルな色や柄のものも多いので、ファッションの差し色やアクセントとして使用するケースもあるようです。
もちろんキャンプや登山でも、コンパクトなサコッシュは使いやすくおすすめです。
荷物が多く大きくなりがちなキャンプでは、すぐに使うものは取り出しやすくしたいものですよね。
僕なんかは、財布やスマホ、車のキー、GoProなどを入れて持ち運びたいです。
そんな時サコッシュがあると、凄く便利だと思いませんか?
貴重品の財布やキーなどをバックパックから分けていれておけば、管理しやすく身に着けておけるので安心です。
財布などをテーブルの上に並べておいて、トイレに行く度にポケットにしまい込むのも、よくよく考えたら面倒くさいですよね。
サコッシュは、シルエット的に薄くて体にフィットしやすいので、上着の内側に身に着けても邪魔になりにくいのも嬉しいポイントだと思います。
キャンプ用サコッシュの選び方
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①大きさを選ぶ
サコッシュが便利だからといって、あれもこれもとサコッシュに入れてしまっては、結局はかさばってしまい邪魔になります。
そうならない為に、何も入れないのでは、サコッシュを使う意味がありません(笑)
入れておきたいものをあらかじめ決めておき、大きさや厚さを考慮してサコッシュを選ぶのが良いと思います。
必要最小限の容量でよりコンパクトな動きの邪魔になりにくいもの、たくさん物を入れても持ち運びやすく、型崩れしにくい大容量のものなど、様々なものがあるので、使用用途にあったサコッシュを選びましょう。
②機能性で選ぶ
サコッシュの、ポケットの配置や数、ショルダーベルトの長さが調節可能など、機能性で選ぶのもおすすめです。
特に自然の中で過ごすことになるキャンプでは、撥水・防水加工がされているものの方がおすすめです。
急な雨など天候の変化で中身が濡れてしまうのを防ぐことができます。
③耐久性の高いものを選ぶ
サコッシュは薄くて軽いものが多いので、キャンプで使用する場合は素材にも気を付けて選ぶのが良いと思います。
アウトドアメーカーのサコッシュは、汚れに強かったり摩擦に強く耐久性が高い素材など、特殊な素材で作られているものも多いです。
そのような素材のサコッシュなら、後々後悔することも少なくなると思います。
キャンプで使うサコッシュのおすすめ商品7選
karrimor トレックキャリーサコッシュ
出典:楽天
カリマーのトレックキャリーサコッシュは、機能性と使いやすさにこだわりたい人におすすめのサコッシュです。
重量はわずか85gと、めちゃくちゃ軽いんです。
スナップボタン付きの前折れ式の開口部で中のものを素早く出し入れ出来るだけでなく、飛び出しもしっかり防ぎます。
フロント部分にはベルクロ付きのメッシュポケットと便利なキーフック付きのジップポケットを完備。
薄くシンプルなデザインながら、多少厚みのあるものを入れても形状が安定しやすいようサイドパネルにも工夫とこだわりがあります。
karrimor トレックキャリーサコッシュ スペック
サイズ | 22cm×22cm×9.5cm |
重量 | 85g |
素材 | 100D Bird's eye NY(Nylon 100% |
カラー | ブラック,アイス,ミッドナイト,シルバー |
CHUMS チャムス ツー ネックド ショルダー
出典:楽天
カラフルな色使いとアメカジテイストが強いポップなデザインが人気のカジュアルアウトドアメーカー「チャムス」のサコッシュは、日常使いからアウトドアまで幅広くおすすめできる人気商品です。
素材は主に柔らかなスウェット生地を使用しつつ、負荷が多くかかる場所には丈夫なナイロンを使用しています。
なお、スウェット生地の表面には撥水・撥油・防汚性能を持つ「Asahi Guard E-SERIES」加工剤が使用されています。
ポケット内には便利なキーリングを装備し、ショルダー紐は取り外すこともできます。
背面には便利なループテープもあり、カラビナを使用して小物をかけることもできちゃいます。
CHUMS チャムス ツー ネックド ショルダー スペック
サイズ | 横幅17×高さ27cm |
ショルダーの長さ | 66~124cm |
重量 | 約170g |
素材・本体 | スウェット |
GRIP SWANY グリップスワニー ギアサコッシュ
出典:楽天
グリップスワニーのギアサコッシュは、ファスナー部分が緩やかな曲線を描くラウンド型になるようデザインされているため、より自然に体に沿うようになっています。
強度がかかりやすいショルダーストラップの付け根にはスワニーイエローの補強パッチが施されています。
素材に使われているのは10号帆布。
帆布素材はとても強く丈夫な素材なのですが、水を吸いやすいのは玉にキズ。
しかしこのサコッシュに使われている帆布には撥水効果を高めるパラフィン加工がされているため、少しの雨なら問題ありません。
また、パラフィン独特のハリやコシが使用していくにつれて柔らかくなり、自分が育てた自分だけの味わい深い生地に変化していくことも楽しみのひとつです。
グリップスワニー ギアサコッシュ スペック
サイズ | 縦14×横24.5×マチ5.5cm |
素材・本体 | PF1000(10号帆布パラフィン加工) |
カラー | ブラック,ネイビー,キャメル,アーミーグリーン |
グラナイトギア GRANITE GEAR ハイカーサチェル
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テントやタープなど、アウトドア製品によく使われている、独特の透け感のある生地「シルナイロン」。
シルナイロンはナイロンにシリコンを両面コーティングして染み込ませた生地で、薄手で軽量ながら高い防水性を持っています。
グラナイトギアのサコッシュは、シルナイロンを使用しているため、水に強いだけでなく本体重量が約65gと超軽量。
開口部は広く中身を取り出しやすく、ジッパー付きで飛び出しも防ぎます。
また外側のポケットが大きめに取られているので、地図などを入れるにも最適です。
長さ調節ができるストラップは取り外しもできるので、使用しない時はバックパックの中に入れて小物の整理用にも使用できます。
グラナイトギア GRANITE GEAR ハイカーサチェル スペック
サイズ | 約20x17.5x4cm |
重量 | 約65g |
素材 | 30Dシルナイロンコーデュラ |
Columbia コロンビア ジャックスリム サコッシュ
出典:楽天
コロンビアのジャックスリム サコッシュにも、シリコン加工が施されたナイロン生地を使用。
このナイロンはコロンビア独自の機能「オムニシールド」テクノロジーを搭載しているため、軽量で強度があり雨による水濡れや汚れを防止してくれます。
財布やスマホなどの必要最低限のものをしまっておくのにちょうどいいサイズ感。
ドローコードで調整可能なショルダー紐に付属したショルダーパッドには心地いいクッション性があり、長時間背負っていても疲れにくいです。
サイドには使い勝手の良いDカンが付属。
表面のブランドロゴはリフレクター仕様なので、夜間の使用中に視認性を高めてくれます。
コロンビア ジャックスリム サコッシュ スペック
サイズ | 縦19.5×横幅27cm |
ひもの長さ | ~約160 |
重量 | 約72g |
素材・表地 | ナイロン100% |
素材・裏地 | ポリエステル100% |
POST GENERAL(ポストジェネラル)グランドシート&サコッシュバッグ
出典:楽天
ポストジェネラルのサコッシュは、グランドシートとサコッシュがセットになった形で販売されています。
パラシュートナイロン生地をアクセントに施したサコッシュは、シンプルながらデザイン性がありとてもおしゃれ!
セットになっているシートは、210Dナイロン製で裏面にはPEコーティングが施されているので、地面からの湿気を防ぐことができます。
両方合わせてキャンプに持っていけるので、とても便利。
シートとサコッシュのセットなのに、値段が安いところも魅力です。
POST GENERAL(ポストジェネラル)グランドシート&サコッシュバッグ スペック
サイズ・サコッシュ | 約 W290×H210mm |
サイズ・シート | 約 W1400×H1100mm |
素材 | ナイロン(※シート裏面 PEコーティング) |
スノーピーク アクティブメッシュ サコッシュ
出典:楽天
より軽量で中身の見やすさを求めるなら、スノーピークのアクティブメッシュサコッシュがおすすめです。
裏地にPUコーティングを施した120Dポリエステル製のメッシュ生地は、防水性が高くとても軽いのが特徴。
なんと本体重量は約90gしかないんです。
ストラップは取り外し可能なので、使用しない時はバックパックの中身の整理に使用すると良いと思います。
アウドドアブランドのサコッシュでありながら、アウトドアっぽくないシンプルでスッキリしたデザインも魅力です。
スノーピーク アクティブメッシュ サコッシュ ブラック スペック
サイズ | 270×50×180(h)mm |
重量 | 90g |
内容量 | 2L |
材質・表地 | 120Dポリエステル |
材質・裏地 | PUコーティング |
まとめ
今やポピュラーなファッションアイテムとなったサコッシュは、軽くて薄いショルダー型のバッグです。
元は自転車のロードレースで選手に補給食や水を入れて渡すために使われていた袋で、中身が取り出しやすいよう広く開閉できる口と肩掛けできるよう細い紐がついています。
今でも自転車のロードレースやトライアスロン、ジョギングなどのスポーツ中に使用されたり、手荷物を減らして貴重品だけを身に着けておきたい野外フェスなどのイベント、財布やスマホなどを入れて「ちょっとそこまで」の買い物や散歩などでのお出かけ用などでも使用されています。
また、サコッシュの薄くて軽い形状や、カラフルな柄や色が多いことから、コーディネートの差し色やワンポイントとして使用する人もいるようです。
荷物が多く、バッグが大きくなりがちなキャンプでも、サコッシュはあると便利なアイテムのひとつだと思います。
鍵や財布など貴重品を身に着けておきたい時にも便利だし、頻繁に出し入れするスマホやカメラをしまっておくにもおすすめです。
携帯食や水、地図などよく使うアイテムを収納しておけば、大きなバックパックからいちいち探し出す手間が省けます。
キャンプで使用する場合は、擦れに強い丈夫な素材や耐水・防水加工されているもの、ショルダー紐の長さが調整できるものがおすすめです。
サコッシュといっても大きさや収納力など機能性に違いがあります。
持ち歩きたいアイテムの大きさや重さがサコッシュ選びのポイントになるので、色々チェックしてみてください。
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アイキャッチ画像 出典:楽天