気温の高低差で風邪を引いてしまった長女ですが、熱が上がったり下がったりをずっと繰り返して、なかなか治りません。
ちょっと元気になったかなと思うと、すぐに38度以上に熱が上がってしまいます。
どこにも出かける事が出来なく、家の中で悶々としていて辛いと思います。
僕の中の興味も、キャンプとかのアウトドアではなく、インドアに向かいがちです。
友達から「ドラゴンボール カカロット」というゲームが面白そうと聞くとそれを調べてみたり、長男から「鬼滅の刃」というマンガが面白いと聞くと、それを読みたくなったり(買いたかったけどどこも在庫が無いんですよね)と、とても40代のおじさんがする事ではない物に興味を向けてしまっていた1週間でした。
冬という事で、キャンプの情報も減ってきています。
僕の中でも、長女の風邪の事もあり今月はキャンプに行けそうにないので、少し興味が薄れてきていました。
そんな時、ポストにスノーピークのカタログが届いていました。
少し薄れていキャンプへの興味が、また復活しちゃいました。
値段が高くて僕には買えそうにないものばかりですが、その中でも気になった物がいくつかありました。
今回は、スノーピークの2020年新商品で、気になった物をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
目次
スノーピーク2020年新商品の中で気になるキャンプギアをピックアップ
スノーピーク グローストーブ
出典:スノーピーク
スノーピークには今までもレインボーストーブなどの人気ストーブが販売されていましたが、新しいモデルが加わるようです。
新しく加わるのは、円筒形の赤熱式のストーブで、遠赤外線効果で360度暖かくなるタイプのものです。
赤熱式とは、鉄板が熱せられることにより赤熱し、高い暖房効果がある遠赤外線を出す仕組みのようです。
調べてみたら、一般的な対流型のストーブでも、ストーブの中心の鉄製の網のような物が赤く熱せられているものが赤熱式のようです。
出典:スノーピーク
しかし、スノーピークの商品説明では、「鉄板」と書かれていて、しかも写真がそのストーブの中心部の鉄網より上を写しているので、また違った解釈なのかもしれません。
とは言え、今まであったレインボーストーブは真上方向は暖まりましたが、側面は比較的暖かくならない物でした。
グローストーブは、側面を含めた360度暖めることが出来るので、冬キャンプでは重宝すると思います。
暖房能力
出典:スノーピーク
スノーピークのグローストーブの暖房出力は、2.54kWとなっています。
レインボーストーブで2.5kw、フジカハイペット(KSP-229-21C-J2方)で2.5kw、アルパカストーブ(TS-77A)で3.84kw、トヨトミのKR-47A-Cで4.7kwとなっています。
暖房出力だけで、どれが暖かく感じるかは完璧に判断する事はできませんが、目安として比較してみると、メチャクチャ能力が高いという事でもないようです。
しかし、小型であるという事、スノーピークと言うブランド力、そしておしゃれな感じのデザインを考えたら欲しくなってしまいそうです。
グローストーブは、12月21日10:00から発売予定です。
スノーピーク グローストーブ スペック
サイズ | 388×388×474(h)mm |
重量 | 約5.9kg |
点火方式 | 電池点火(単二形乾電池4個・別売) |
使用燃料 | 灯油(JIS1号) |
燃料消費量 | 2.54kW(0.247L/h) |
暖房出力 | 2.54kW |
油タンク容量 | 4.9L |
燃焼継続時間 | 約20時間 |
僕はトヨトミのストーブKR-47A-Cを使っています。
焚火台SR
出典:スノーピーク
スノーピークの焚火台は、僕の憧れでもあります。
しかし、今使っているユニフレームの焚火台が壊れた訳でもないので、値段が高いスノーピークの焚火台に手を出さずにいます。
ユニフレームの焚火台が買い替えの時期を感じるぐらいボロくなってきているので、スノーピークから新たな焚火台が出ると言う事で少し気になっています。
今回発売される焚火台は、ソロキャンプロ向けの焚火台です。
別売りの焼き網を載せることができるので、焚火グリルとしても使える物になっています。
サイズは480×265×390mmと、長方形をしています。
幅だけで見たら、ユニフレームのファイヤグリルが430mmなので、それよりも大きい事になります。
その分奥行きが狭くなっていますが、BBQをするなら1〜2人でも大丈夫なような気もします。
出典:スノーピーク
収納時は薄く畳む事も出来るし、組立も簡単なようです。
デザイン的にも凄く魅力的なのですが、僕が気になるのは値段です。
13,000円はやっぱり高く感じちゃいます。
スノーピーク 焚火台SR スペック
サイズ | 480×265×390(h)mm |
収納サイズ | 438×265×60(h)mm |
材質 | ステンレス |
セット内容 | 本体、脚パーツ×2、ベースプレート、収納ケース |
スポットほおずき
出典:スノーピーク
スノーピークのLEDライトと言ったら、「ほおずき」が有名ですよね。
僕が初めて「ほおずき」を見た時は、革新的なデザインや使い方に、かなりの衝撃を受けた事を覚えています。
しかし、やっぱり値段的に少し高く感じてしまった僕は、「ほおずき」ではなく「たねほおずき」を買ったんです。
それは、インナーテントの天井に吊るしているのですが、結構役立っていました。
本来なら「ほおずき」をタープの下に間接照明のように吊るして使いたかったのですが。。。
出典:スノーピーク
2020年に新商品には、その「ほおずき」がスポットライトとして使えるタイプが登場します。
今までの「ほおずき」は、天井から吊るす事により、真下を照らす事ができる物でした。
スポットほおずきは、上下左右にライトの向きを変えることができるので、今まで真下しか照らせなかった物が、より便利に使うことができるようになりました。
天井やフックの位置から、本来照らしたい場所ではない所に「ほおずき」を吊す事もあったかと思います。
スポットほおずきでは、フックの位置などに捉われずに、照らしたい場所を照らすことが出来るようになっています。
便利になった分、値段も高くなっていて、僕には更に手が届かない存在になってしまいました。。。
スノーピーク スポットほおずき スペック
サイズ | 110×136×100mm |
重量 | 350g |
使用電源 | 単3アルカリ電池×3 |
連続点灯時間 | 10時間 |
照度 | 100lm |
かなり古い記事ですが、たねほおずきをレビューしています。
Home & Camp Cooker
出典:スノーピーク
Home&Campバーナーを買った時に、それに合わせて使う、少し深めのフライパンやお鍋が欲しくなりました。
Home&Campバーナーは、シンプルでオシャレ、持ち運びもしやすいバーナーです。
そして火力がメチャクチャ高いんです。
出力的には2100kcal/hと決して大きな数値ではありませんが、火が渦を巻くように出るので、お湯を沸かすのもあっという間なんです。
Home&Campバーナーが想像以上に良かったので、すいません。。。
2020年の新商品のHome&Campクッカーは、鍋・フライパン・ガラス蓋・ハンドル・収納ケースがセットになったものです。
サイズ違いでHome&Campクッカー19とHome&Campクッカー26の2種類がラインナップされています。
クッカー19はデュオキャンパーに、クッカー26はファミリー向けにピッタリのサイズになっています。
特徴
出典:スノーピーク
Home&Campクッカーは、車での持ち運びを考慮し作られています。
キャンプ料理は手間がかかるイメージがあると思います。
でも現地で調理するだけではなく、家から下ごしらえしていけば、手間が省けますよね。
Home&Campクッカーは、料理を持ち運べるように、多少の衝撃にも耐えられるようになっているんです。
これなら、調理持ち運び手間にならないし、何より食材を持ち帰る事もできるので無駄になりませんよね。
ガラス蓋にした事で、調理を便利で楽しい物にという工夫何されています。
しかし、耐久性に不安がありますよね。
Home&Campクッカーのガラス蓋には、縁にクッション性の高いシリコーンを巻いて衝撃を吸収できるようになっています。
また、収納時には、フライパンを逆さに被せてガラス蓋を守れるようになっているんです。
これならキャンプに持っていくのも安心です。
しかもIH対応なので、家庭でも問題なく使えます。
表面に高品質のフッ素樹脂加工がされているので、手入れや調理もしやすくなっています。
お財布に余裕があれば、欲しいですよね。
スノーピーク Home&Campクッカー スペック
セット内容 | 鍋・フライパン・ガラス蓋・ハンドル・収納ケース |
材質・本体 | アルミニウム合金(フッ素樹脂加工・セラミック焼付塗装) |
材質・本体底部 | 鉄・アルミニウム溶射 |
材質・蓋 | 強化ガラス・シリコーン |
僕が買ったHome&Campバーナーのレビューはこちら。
土鍋膳
出典:スノーピーク
キャンプで美味しいお米が食べたと思い始めたのは、つい最近のことです。
今までは、お肉やおかずがメインになっていました。
歳のせいか、やっぱりお米。
しかも美味しいお米何食べたいと思うようになってきました。
本来は、パン好きな僕ですが、キャンプでお米を炊くと、料理のバリエーションも増えそうですよね。
その為には、やっぱり土鍋だと思うんです。
出典:スノーピーク
2020年の新商品に土鍋膳があるのですが、これにお椀とお皿がセットになっていて12,900円なんです。
思ったほど高く感じませんよね?
でもこれがあれば、お焦げがついたご飯を食べる事ができちゃんうです。
キャンプの食卓が、より一層豊かな物になるはずです。
いやいや、キャンプには見た目や雰囲気も大事なんです(笑)
何より味が違うハズなんです。
スノーピーク 土鍋膳 スペック
サイズ・鍋本体 | φ206×124mm |
サイズ・蓋 | φ174×47mm |
収納サイズ | φ206×160mm |
最大炊飯容量 | 2合(0.42リットル) |
総重量 | 2.8kg |
ランドブリーズPro
出典:スノーピーク
ロングセラーの定番モデルのランドブリーズがPro仕様になりました。
スノーピークのドーム型テントのランドブリーズは、1996年の発売から改良を加えつつ進化してきました。
そのランドブリーズが、2020年の新製品としてProシリーズとして生まれ変わったんです。
ランドブリーズPro.1、ランドブリーズPro.3、ランドブリーズPro.4と、サイズ違いで3種類ラインナップされています。(数字はキャンピングマット2.5wの収容可能枚数に変わったようです)
出典:スノーピーク
Proシリーズになることで、生地はもちろんのこと、天井部分にメッシュパネルやフライシートに小窓を配することで通気性の向上を図っています。
そして前室部分をコの字型のフレームに変えることで、風の影響を受けても負荷を分散させるようになっています。
また、結露軽減の為Pro.3とPro.4では、前日の天井にライナーシートを施してあります。
ランドブリーズは今回のアップグレードで、通気性、耐風性、耐久性がより高くなっています。
アメニティードームより前からあるランドブリーズ。
リニューアルでより品質が高くなっています。
ランドブリーズは、12月28日10:00から発売予定になっています。
スノーピーク ランドブリーズ スペック
材質・フライシート | 75Dポリエステルリップストップ・PUコーティング耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工 |
材質・インナーウォール | 68Dポリエステルタフタ |
材質・ボトム | 300Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧10,000mmミニマム |
材質・フレーム | ジュラルミンA7001 |
まとめ
スノーピークの2020年新商品の中から、個人的に気になったキャンプギアをピックアップしました。
しかし、カタログにはまだ多くのアイテムがラインナップされています。
中には、気になったけど、紹介する文面が思い浮かばずに省いたものもあります。
例えば、オタマや木べらなどがそうなんですけど、これらのキッチンツールは木を使用していていい感じになっています。
毎年の様にスノーピークからは気になるキャンプギアが出るのですが、あまり買い揃えていません。
結局買ったのは、Home&Campバーナーだけだと思います。
庶民の僕では、手が出し難い価格帯のアイテムが多いので、気になったらすぐに購入と言う訳にはいきません。
だからこそ、スノーピークはブランドバリューが高いんでしょうね。
2020年のスノーピークの新商品も、良いもの揃いですよ。
一度チェックしてみてはいかがですか?
アイキャッチ画像 出典:スノーピーク

