クイックキャンプ待望の2ルームテントが予約を開始しています。
2ルームテントなら、家族やグループで使える大きさ。
リビングと寝室を備えたテントは、キャンプでは人気が高いですよね。
クイックキャンプには、いくつかテントがラインナップされていますが、2ルームテントは他にはありません。
今回予約を開始したのは「アルマジロ」と名付けられた2ルームテント。
アルマジロと言えば、鎧を着たような姿で身を守るときに丸まるのが可愛い動物ですよね。
新しいテントの「アルマジロ」は、丸まっていない平常時のアルマジロの姿に似ているちゃ似ているような気もするデザインです。
でもこれが、なかなか良い感じ。
ポールの本数が少ないのか、見た目にはシンプルでスッキリとして見えます。
その上、他のトンネル型の2ルームテントと、どこか違うデザインが魅力的なんです。
今回は、クイックキャンプの2ルームテントの「アルマジロ」の魅力を紹介したいと思います。
目次
クイックキャンプの2ルームテント「アルマジロ」
アルマジロのデザイン
出典:DOD (カマボコテント3M)
トンネル型の2ルームテントと言えば、大人気なのはDODのカマボコテントですよね。
カマボコテント3Mを見てみると、アーチ状のポールが4本あり、それで幕が区切られて3つのパネルがあるデザインをしています。
出典:Amazon (コールマン トンネル2ルームハウス/LDX+)
コールマンのトンネル2ルームハウスも、4本のアーチ状のポールと、それによって区切られたパネルがあります。
トンネル2ルームハウスLDXは、寝室部分が天井が低く尻つぼみなデザインをしているので、カマボコテントとはまた違った雰囲気がします。
出典:クイックキャンプ
クイックキャンプのアルマジロは、アーチ状のポールが3本なので、ポールとポールの間隔が広くなっています。
それによりパネル1つ1つが大きいのが特徴的です。
さらに天井中央部分にポールを1本入れて強度を高めているのですが、それにより見た目も少しシャープになっているような気がします。
出典:クイックキャンプ
大きく区切られたパネルは、どれもメッシュやフルオープンにする事ができるので、広々と使えそうです。
何より、ポールによる視界の遮りが少ない分、見た目もスッキリとしていて開放的なのが良いんです。
出典:クイックキャンプ
大きなパネルが特徴的なデザインですが、前後のヒサシも、他の2ルームテントとの見た目の印象を変える要因かも知れません。
アルマジロには、天井中央部にポールがあります。
その先端部分を使ったヒサシがあるんです。
出典:アウトドア&スポーツ ナチュラム (トンネル2ルームハウスLDX)
カマボコテント3Mにはヒサシはありませんが、トンネル2ルームハウスLDXにはヒサシがあります。
しかし、そのヒサシはアーチ状の形をしていてつばの短い帽子のような感じです。
アルマジロのヒサシは、天井のセンターポールがある為か、先端が張り出し鋭利な形をしています。
それがシャープさを出して、クールな雰囲気さえ感じてしまいます。
出典:楽天 (ミニマルワークス V HOUSE M)
2ルームテントでも特徴的なデザインのアルマジロですが、似ているテントを探してみると、ミニマルワークスのV HOUSE Mが、ヒサシや大きなパネルなどアルマジロに似ていて近いように思えます。
それでもアルマジロは、幅と高さのバランスが取れていてカッコよく見えます。
アルマジロのサイズ感
出典:クイックキャンプ
クイックキャンプのアルマジロは、使用時で幅660×奥行340×高さ200cmです。
DODのカマボコテント3Mで640×300×195(h)cm、コールマンのトンネル2ルームハウスLDXで660×330×200(h)cmなので、サイズ的にはトンネル2ルームハウスに近いようです。
ただトンネル2ルームハウスLDXは、寝室部分の高さが低かったり奥行きが少し短かったりするので、実際にはアルマジロの方が大きく見えそうです。
重量は、アルマジロが約14kg、カマボコテント3Mが約19.5kg、トンネル2ルームハウスLDXが19kgとなっています。
アルマジロが他2つに比べて、かなり軽くなっているようです。
収納サイズはアルマジロがφ40×65cm、カマボコテント3Mが約W69×D35×H31cm、トンネル2ルームハウスLDXが約φ31×72cmとなっているので、多少サイズの違いはあれど大きな差はなさそうな気がします。
ちなみにデザインが似ているミニマルワークスのV HOUSE Mのサイズは、W540×D305×H190cmなので、アルマジロに比べ少し幅が狭くなっている分パネルの大きさも小さく見えます。
重量は9.2kgと軽いので、持ち運ぶのはV HOUSE Mが1番楽だと思います。
クイックキャンプ アルマジロ サイズ 比較
商品名 | サイズ | 収納 | 重量 |
アルマジロ | 660×340 ×200(h)cm | φ40 ×65cm | 約14kg |
カマボコテント3M | 640×300 ×195(h)cm | 69×35 ×H31cm | 約19.5kg |
トンネル2ルームハウスLDX+ | 660×330 ×200(h)cm | 約φ31 ×72cm | 約19kg |
V HOUSE M | 540×305 ×190(h)cm | − | 約9.2kg |
設営バリエーション
出典:クイックキャンプ
アルマジロの大型のパネルは全てフルクローズ、フルオープン、フルメッシュにする事ができます。
また別途ポールを使うことで跳ね上げる事もでき、様々なバリエーションで設営する事ができるんです。
サイドパネルを跳ね上げると、日除けのスペースが広がると共に、広い居住スペースを確保する事ができます。
カマボコテントでも跳ね上げで使う事は出来ますが、アルマジロの方が大きくて大胆に感じます。
また、インナーテントは吊り下げ式なので、取り外してシェルターのようにも使えます。
出典:クイックキャンプ
インナーテントを取り付けてなければ、かなり広いリビングスペースができ、複数人でも広々と使う事ができちゃいます。
スカート付きで秋冬キャンプも
出典:クイックキャンプ
アルマジロにはスカートが付いています。
スカートが付いているテントなら、テントの下から吹き込む冷たい冷気を防ぐことができます。
秋口から寒くなるキャンプ場では、この冷たい空気を如何に防ぐかにより、テント内の快適さが変わってきてしまいます。
冷たい風が吹き込んでくると、ほんとに辛い。。。
スカートがあれば、それを防げるので重宝すると思います。
また、夏場はテントの下から虫の侵入も防げます。
前後の出入り口
出典:クイックキャンプ
テント前後の出入り口は、フルオープンすること無く半分閉めたままのD型ドアとして使えるようになっています。
寒い日の日中や、夜間などフルクローズした時でも、出入りしやすいと思います。
耐水圧
出典:クイックキャンプ
アルマジロの耐水圧は3,000mmです。
フライシートは、190Tポリエステルで裂けにくいリップストップ加工生地を採用しています。
もちろん縫い目はシームテープ加工されているので、しっかり防水されるはず。
フロアはPEなので、こちらも防水性はバッチリ。
多少強い雨でも、問題なく使えるテントになっています。
インナーテント
出典:クイックキャンプ
クイックキャンプのアルマジロのインナーテントのサイズは、約幅330×奥行220×高さ190cmです。
インナーテントを吊り下げると、テント全体の約半分くらいを占める感じです。
DODのカマボコテント3Mで見てみると、インナーテントのサイズは220×280×170(h)cmとなっています。
カマボコテント3Mでは、インナーテントを吊り下げると、テント全体の約3分の1になります。
コールマンのトンネル2ルームハウスLDXは、235×300×187(h)なので、これも大体同じような感じです。
出典:クイックキャンプ
アルマジロだけインナーテントの幅が大分広く、寝る時にはかなり余裕を持てるんじゃないかなと思います。
その分日中はリビングスペースを圧迫するので、他の2ルームテントに比べ居住スペースを狭く感じてしまいそうです。
出典:クイックキャンプ
テントの半分を占めるインナーテントですが出入り口は、リビング側だけではなく、寝室側からでも出入りできるように、後方にドアが備え付けられています。
確かにどんな時に使うのかと考えてしまいますが、テントの後方側にトイレやサニタリー棟などがあれば、リビングを通って前方のドアから出るという遠回りをしなくて済みますよね。
って、この位しか今のところ思いつきませんでした。
出典:クイックキャンプ
インナーテントはには、入口と室内にポケットが配置されています。
入口のポケットはリビングスペースにいる時にとても便利に使えそうだし、室内のポケットはメガネやスマホなどの小物を入れておくのに便利そうです。
出典:クイックキャンプ
さらにコンセント用のファスナーも付いているので、ちょっとした事ですが気が利いています。
秋冬キャンプでホットカーペットや電気毛布を持ち込んだり、夏では扇風機などを使うときに、ケーブルの取り回しがスッキリとできていいですよね。
簡単設営
出典:クイックキャンプ
クイックキャンプのアルマジロの設営方法は簡単なようで、10〜15分で完成してしまうようです。
2人で設営する必要はありますが、商品ページにはそう記載がありました。
流れとしては、他のトンネル型の2ルームテントと似ていると思います。
出典:クイックキャンプ
色の付いたスリーブに同色のポールを全て通し、スリーブの先のピンにポールを差し込みます。
出典:クイックキャンプ
1番端のポールをペグダウンして、テントを起こしながら引っ張り、反対側もペグダウン。
出典:クイックキャンプ
トップポールをグロメットに差し込み、真ん中のポールとテントをフックで固定。
後はインナーテントの設置すれば完成です。
簡単そうではありますが、慣れるまでは少し時間はかかると思います。
それは、このテントに限らずどのテントでも同じです。
多分、設営に慣れた時は、休憩などは挟まずテキパキと動けば、10〜15分で設営する事は可能なハズです。
説明書を読んでないのでペグダウンは何ヶ所必要か分かりませんが、付属のペグが34本あるので、ペグを打つ回数が多くなると設営時間も伸びそうです。
付属品
出典:クイックキャンプ
付属品にはテント本体やポール、ペグなどの他に、リペアキットが付いています。
今まで何種類かのテントを使ってきましたが、リペアキットが付属しているテントは無かったと思います。
キャンプでは、強風などの天候、不慮の事故により、テントが裂けてしまったりする事も多々あると思います。
その場で完璧な修理をする事は難しいですが、リペアキットがあれば、その日を過ごす事は何とか出来るかも知れません。
リペアキットが付属しているのは、とてもありがたいですよね。
クイックキャンプ アルマジロ スペック
展開サイズ | (約)幅660×奥行340×高さ200㎝ |
展開サイズ(インナーテント) | (約)幅330×奥行220×高さ190㎝ |
収納サイズ | (約)Φ40㎝×65cm(キャリーバッグ付き) |
重量 | (約)14㎏ |
素材・フライシート | 190Tポリエステル |
素材・インナーテント | 通気性ポリエステル |
素材・グランドシート | PE |
素材・ポール | アルミ(直径13㎜) |
付属品 | フライシート×1、インナーテント×1、グランドシート×1、トップポール×1、サイドポール×3、ペグ×34、リペアキット×1、キャリーバッグ×1、小物袋×2 |
まとめ
クイックキャンプの2ルームテント「アルマジロ」はどうでしたか?
僕的には、かなり好印象を受けました。
アーチ状のポールが少ない分、幅が広くなったパネルが、見た目に印象的で使いやすそうです。
ミニマルワークスのテントが少しデザインが似ていますが、キャンプ場であまり見かけないので、アルマジロを買ったとしても問題なく使えるハズです。
値段的には特別高くはないのが良いと思います。
ただ、購入は受注生産のようで、1月中旬入荷予定のものは在庫切れと、現在予約する事ができません。
人気がある事は良い事なのですが、いつでも購入する事はできないテントなのが難点です。
気になった方は、次回の入荷がある事を期待して情報を待ちましょう。
アイキャッチ画像 出典:クイックキャンプ