気温がグッと下がってくると、キャンプでは暖かい暖房器具の準備が始まりますよね。
僕が昔から憧れているのは、ベル型テントから薪ストーブの煙突が突き出している様子。
満点の星空の下、明るく光る白いテントの姿が、とてもオシャレに感じるんです。
北欧のオシャレな雰囲気を醸し出すテントを販売するブランドと言えば、シロクマのロゴマークで有名なノルディスクですよね。
しかし、ノルディスクの商品はちょっと値段が高いのが難点。
そこで今回は、S'more(スモア)というブランドに注目したいと思います。
S'more(スモア)が販売するテントは、ノルディスクと比較すると値段が安くてリーズナブル。
ノルディスクのベル型テント似たテントは、今までも他のブランドでも販売されていましたが、多くがポリエステルなどを使ったもの。
S'more(スモア)では、ベル型テントにポリコットンを使っているので、コストパフォーマンスも良く見えます。
そこで今回は、S'more(スモア)のベル型テントBello400をノルディクスのアスガルド12.6との比較を交えて紹介したいと思います。
目次
S'more(スモア)のベル型テントBello400がオシャレなのにコスパも良い!
冬が似合うベル型テント
出典:楽天
ノルディスクのベル型テントのアスガルド、ティピー型テントのアルフェイムなどは、冬の薪ストーブが似合う魅力的なテントですよね。
しかし、それらのテントは値段が高い。
その為、グランピング施設にも使われても遜色ないゴージャスなテントなんです。
でも、ちょっと10万円を超える値段には、流石に簡単に手が出ませんよね。
そんな事もあり、憧れている期間が長くても、僕は今だに購入する事ができていません。
冬が近づくに連れて、魅力が増すノルディスクのテント。
どうにか同じような雰囲気でキャンプをしたいと思っているのは、僕だけではないハズ。
そこで紹介したいのは、S'more(スモア)のベル型テントのBello400です。
S'more(スモア)
出典:楽天
S'more(スモア)は、2020年の秋に始動した、新しいアウトドアブランドです。
焼いたマシュマロとチョコレートをクラッカーに挟んだ、みんなが大好きなキャンプスイーツ「スモア」が由来。「some more(もっと頂戴!)」
キャンプのスイーツ「スモア」と「some more」がブランド名の由来になっているようです。
S'more(スモア)のロゴマークは、クッキーのマーク。
ノルディスクのシロクマも可愛らしいデザインですが、S'more(スモア)のロゴマークもクッキーと分かると、凄く可愛らしく感じちゃいます。
S'more(スモア)のベル型テント
出典:楽天
S'more(スモア)のベル型テントには、Bello300とBello400の2種類がラインナップされています。
2つの違いはサイズ。
Bello300は床が300×300cmの六角形、利用人数の目安は3〜4人になっています。
一方、Bello400の床は400×400cmの六角形で、利用人数の目安は5〜6人になっています。
どちらも人気が高いようで、Bello300は11月末の発送予定になっています。
S'more(スモア)Bello300とBello400のサイズ比較
名称 | Bello300 | Bello400 |
サイズ | 300×300×200(h)cm | 400×400×250(h)cm |
収納サイズ | 85×25×25cm | 90×30×30cm |
重量 | 約18kg | 約25kg |
収容人数目安 | 3〜4人 | 5〜6人 |
Bello400のアスガルド12.6とサイズ比較
出典:楽天
S'more(スモア)のBello400は、先述したとおり床が400×400cmの六角形をしています。
センターポールの高さは250cm、壁が60cmの高さになっています。
ノルディスクのアスガルドなら、アスガルド12.6が400×375×250(h)cm、壁の高さ70cmなので、1番近いサイズです。
出典:楽天
Bello400は5〜6人用、アスガルド12.6は6人用となっていますが、それはテント内を全体を使って寝ることを想定した場合です。
荷物などが多く置いて使うなら4人ぐらいが丁度良い感じだと思います。
アスガルド12.6にはインナーテントが別売りであり、それを使った場合には3人が目安になります。
Bello400には、今の所インナーテントはありません。
重量は、Bello400が約25kg、アスガルド12.6が約16kgとなっています。
この重量が付属品込みの重量なのか、本体だけの重量なのかはちょっと分かりませんでしたが、Bello400はちょっと運ぶのが大変かも知れませんよね。
Bello400とアスガルド12.6のサイズ比較
名称 | Bello400 | アスガルド12.6 |
サイズ | 400×400×250(h)cm | 400×375×250(h)cm |
収納サイズ | 90×30×30cm | 37×114cm |
重量 | 約25kg | 約16kg |
収容人数目安 | 5〜6人 | 大人6人 |
素材 | ポリコットン | テクニカルコットン |
素材
出典:楽天
S'more(スモア)には、ベル型テントのBello300とBello400の他に、ノルディスクのアルヘイムに似たデザインのテント、ユドュン5.5に似たテントなどがラインナップされています。
それらのどれも、素材にポリコットンを使用しています。
ノルディスクで採用されているのは、ポリエステル65%、コットン35%のテクニカルコットンという名称のポリコットン素材です。
Bello400でも同じ配合でコットン35%、ポリエステル65%となっています。
このポリコットン素材の良いところは色々とあるんです。
このブログを見てくれている方は何度も聞かされている事ですが、ポリコットンは透湿性や遮光性などが高く、またポリエステル製などの化繊の素材よりも熱に強いというメリットがあります。
焚き火などの火の粉が飛んできても、すぐに穴が空いてしまうような事がないのは、焚き火好きには欠かせないポイントだと思います。
透湿性が高く結露が出来にくいというのも、大きな魅力になると思います。
また何より、ポリコットン生地の雰囲気が、ナチュラルで優しく感じられるのも良いですよね。
Bello400では、撥水加工、UVカットSPF50+、抗菌、防水防カビもあり、機能性がとても高くなっています。
ポリエステル製のテントも軽量などメリットもありますが、僕はポリコットンの魅力に惹かれてしまいます。
薪ストーブ用の穴
出典:楽天
ノルディスクのアスガルドで薪ストーブを使おうと思ったら、薪ストーブの煙突を外に出す場所を考える必要があります。
アスガルドの天井部分や壁には、煙突用の穴がないので、自分で位置を決めて穴を開ける必要があるんです。(現在改良されていたらごめんなさい)
しかしS'more(スモア)のBello300もBello400も、薪ストーブ用の煙突穴が、はじめから配置されています。
薪ストーブを置く位置は大きく変更できなものの、煙突穴を自分で開ける必要がないのは魅力ですよね。
新しく買ったテントに穴を開けるのって、結構勇気が必要になってきますよね。
それが要因で、薪ストーブを諦めた方も多いと思います。
でもBello400のように煙突穴が配置されていれば、憧れの薪ストーブのハードルも下がるんじゃないかと思うんです。
煙突穴には防火布が採用されていているので、安全性も高そうです。
また煙突穴にはカバーがあるので、季節的に使わない時は穴を隠すようにしておく事ができます。
これならシーズンに拘らずにテントを使う事ができますよね。
ベル型テントから薪ストーブ用の煙突を出したいとお考えの方は、Bello400なら比較的やりやすいと思います。
メッシュ窓付き
出典:楽天
Bello400の立ち上がっている壁の部分には、メッシュ付きの窓が4つ配置されています。
テント内が暑くなった時などはメッシュにして通気性を高めれば、温度調整がすぐにできちゃいます。
メッシュ窓だけで涼しくなるかと聞かれたら微妙かも知れませんが、入口のドアも開けっぱなしにする事で多少は改善されるはずです。
出典:楽天
さらに天井の頂点付近にはベンチレーターが4つ配置されているので、換気の面でも心配する事は無さそうです。
また気温が低い時にはメッシュ窓を閉めておく事で、冷気の侵入を防ぐ事ができます。
室内を暖かく保つ事ができるし、換気をしたい時には素早くメッシュにして、外気を取り込む事もできます。
換気の面でも、ノルディスクのアスガルド12.6のようにできるので、この辺りの機能が劣っている事は無さそうです。
センターポールはアスガルドと違う
出典:楽天
アスガルド12.6の説明を見ると、センターポールは高さの調整が可能になっているようです。
Bello400のセンターポールには高さの調節機能は無さそうなので、ここの部分は違いがありそうです。
比較的安い
出典:楽天
ノルディスクのアスガルド12.6を購入しようとしたら、税込みで13万円ぐらいの価格になっていると思います。
流石に10万円を超えるテントは、そう簡単に手が出ませんよね。
しかしS'more(スモア)のBello400なら、同じポリコットンのベル型テントなのに7万7千円ぐらいで販売されています。
8万円弱という値段は確かに高いですが、アスガルド12.6と比較すれば、かなり安いと思います。
サイズ感はほとんど同じで、ベル型のテント。
素材もポリコットンを採用している事を考えたら、コスパが良いテントだと思いませんか?
見た目で大きく違うのは、やっぱりシロクマのマークがない所(笑)
薪ストーブ用の煙突穴もはじめから開いている事を考えたら、かなり魅力的なテントではないでしょうか?
まとめ
ノルディスクのベル型テントから煙突を出す姿に憧れがある方、S'more(スモア)のBello400ならコストを抑えて見た目を近づける事ができそうです。
特にノルディスクに興味がない方なら尚更、S'more(スモア)なら比較的安くベル型テントを入手する事ができます。
寒い季節はやっぱり、ナチャラルなポリコットンが景色に映えると思います。
透湿性や遮光性に優れ、さらに防水加工やUVカット加工なども施されている素材は、とても使いやすそうです。
機能的には、煙突穴がはじめから配置されている事が良いと思います。
ベル型テントで薪ストーブを使うという、ちょっと難しそうな事が、煙突穴が開いている事でハードルが下がりますよね。
そんなポイントが高い事ばかりなのに、ノルディスクのアスガルドと比較したら、値段がかなり安いというのが最大の魅力だと思います。
今年の秋冬キャンプは、S'more(スモア)のベル型テントで薪ストーブを使ってみませんか?
S'more(スモア)のBello400は、BASEのネットショップで取り扱っています。
今なら、購入していただいた方に「静岡お茶のだいさんとあっちゃんのうちキャン」でコラボしたドリップティー(緑茶)を3パックプレゼントいたします。
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