ワンタッチテントと言えば、構造がシンプルで簡単に設営ができるので、1人でも設営がしやすいとっても便利なテントです。
サッと開いて公園遊びやピクニックなどで休憩スペースとして気軽に使ったり、最近はペグダウンして宿泊もできるようなしっかりしたものまでたくさんの種類が登場しており、使用目的に合わせて選ぶことができるようになっています。
今回紹介したいテントもまた、ワンタッチテントに分類されるものになります。
その形はワンタッチテントの中でも、どちらかというとイベント向きのオープンな形の屋根型になっています。
イベントのパビリオンや運動会の先生や貴賓席がある本部などで使われる、しっかりしていてとっても頑丈なテント。
その上、設営も撤収も簡単で、天幕の着脱をする必要もないので傘のようにサッと開いてサッと閉じるだけ。
そうなんです。今から紹介するテントは、その名もイージーアップテント(E-ZUP)。
これ、実はイベント向きテントで選ばれるシェアナンバーワンのワンタッチテントとして、業界ではかなり有名なブランドなんです。
種類も豊富でキャンプやバーベキューや運動会に海水浴、お庭でも気軽に使用することができます。
このE-ZUPのテントを、僕のショップでも取り扱うことになりました。
地元企業を応援!というか、応援してもらう感じなんですが、代理店さんと協力することになりました。
そんなことで今回は「キャンプでおすすめするイージーアップテント」をテーマに、イージーアップのおすすめポイントやキャンプ向きのイージーアップテントについてまで、詳しく掘り下げて紹介していきたいと思います。
目次
イージーアップテント(E-ZUP)とは?
※デラックスシリーズDXA60
イージーアップ(E-ZUP)のテントは、特に企業向けやイベントで選ばれるテントとして世界シェアNo.1とされている「世界で選ばれる」アウトドアテントです。
鈴鹿サーキットで、レースの際のテントやパビリオンとして使われたことから、その品質の良さから全国に人気が広がったとのこと。
今では、企業が使用するテントの大部分を占めているのではないでしょうか。
細かなこだわり設計と安全性、そして組み立てと撤収のしやすさ(早さや簡単さ)もあり、今では各自治体や学校や保育園・幼稚園などの教育の現場でも好評を得て愛用されていたり、映画撮影にも使用されているという実績を持ちます。
様々な場所で高評価を受けるイージーアップテントは、耐久性の良さから、家庭用として使ってももちろん超おすすめ!
キャンプにレジャーにイベント行事にと、非日常から日常まで、様々な場所でリラックススペースを作り出してくれる事でしょう。
イージーアップテントにはどんなテントがある?
※E-ZUP エンデバーシリーズHUB45
イージーアップテント(E-ZUP)のテントに、必要な準備時間はわずか1分。
テントの脚を大人2人が持ち上げ、それぞれが後退する形で広げるだけで天幕が広がり、設置することができちゃうんです。
特に人気のラインナップは大きく分けて4つあります。
※E-ZUP エンデバーシリーズEND30
まず航空機にも使われる軽量アルミ素材「6061-T6」をフレームに使用した、エンデバー・ハブシリーズ。
これはランナップ内No.1の強度を持ち、とっても丈夫なのでプロユースとしておすすめのモデルとなります。
500デニールの厚手生地を天幕に採用し、優れた防水性・防炎性・UVカット性、耐久性を持ちます。
※E-ZUP デラックスシリーズDX60
デラックスシリーズは手軽さと頑丈さを兼ね備えた本格派で、学校や企業ブース、自治体・行政団体・スポーツチームなどに選ばれています。
また、テントフレームを選ぶことができるのもデラックスシリーズの特徴で、強度を重視したスチール製か扱いやすさと強度と軽量性を兼ね備えたアルミ製から選ぶことができます。
様々なオプションやプリントと組み合わせてプロモーションツールとして活用できるところもデラックスシリーズの特徴と言えるのではないでしょうか。
※E-ZUP ドリームシリーズDR30-17
価格と品質面においてコスパとバランスが良く、個人での使用だけでなくお店や自治体のイベントにと様々な場所で使いたいのならマルチユースモデルのドリームシリーズがおすすめです。
日除けスペースや休憩所、キャンプ用のタープとしてこのドリームシリーズを使っている声が口コミでも見られました。
サイズも3.0m×3.0mの正方形と2.5m×3.7mの長方形があり、人数によって形や大きさを選べるところも嬉しいですね。
※E-ZUP ビスタシリーズDMJ29-18
家庭で気軽に使用したいのなら、エントリーモデルのビスタシリーズがおすすめです。
190デニールの薄手ではありますが、撥水性やUVカット性の高い生地を使用した天幕といつでもどこでも使い勝手の良い取り回しの良さを追求したコンパクトタイプのテントです。
サイズは2.9m×2.9mと3.5m×3.5mの2種類から選ぶことができます。
イージーアップテントのおすすめポイント
①設営・撤収がワンタッチで終了
イージーアップテントの設営に必要な時間は、本当にごくごくわずかなんです!
大人2人がテントの脚を持ち、後退すると傘のようにパッとテントが開きます。
面倒な天幕の設置もありません。
撤収する時も同じくテントを閉じて、ローラー付きのキャリーバッグに収納して終了です。
誰でもすぐに使えるお手軽さはかなり魅力的。
キャンプの他にもバーベキューやフリーマーケットやお祭り、運動会のようなイベントの時。
庭遊びの休憩スペース、庭仕事やDIYの作業場、暑い日は自宅のプールの屋根としても活用できそうです。
また、海岸のような砂地はペグが刺さりにくいのでタープや他社のワンタッチテントは使いにくいものですが、イージーアップはそういった場所でも活用しやすかったとの口コミも見かけました。
②こだわりのフレーム構造
天幕をつけっぱなしにするワンタッチテントの気になるポイントとして、よく挙げられるのが天幕の劣化です。
テントの開閉時に、天幕の生地を挟み込んだりして傷つけてしまうことはよくあります。
これを防ぐのがイージーアップ(E-ZUP)に採用されている楕円フレームなんです。
この独自の楕円フレームは、テントの開閉時に生地の挟み込みを防ぎ、天幕を傷つけにくくしています。
また、このフレームの開閉時に引っかかってしまうのがトラスです。
トラスとは構造体骨組みの1種で、イージーアップテントの場合はフレームとフレームをピンで接合して三角形を構成した部分の骨組みのことを指します。
従来のワンタッチテントは骨組みのトラスの開閉時に天幕を引っ掛けてしまい、破損の原因となってしまうことが多いのですが、イージーアップテントは「引っ掛からない最適な間隔」を割り出し、スムーズに開閉ができるように設計・製品化することに成功しているんです。
なお、イージーアップテントには、フレーム素材にアルミを使用したものもあります。
アルミ製フレームは頑丈さだけなく、スチール製にはない軽量性を持ちますが、フレームは一部角型を採用したものもあります。
他社と同じ角型ならイージーアップテントも天幕を挟んで破損しちゃうんじゃないの?と思ってしまった方、どうかご心配なく!
角型フレームの場合、他社製品よりもゆとりあるトラス間を取ることで天幕が痛みにくい構造になっているんです。
③もしもの時の防炎性能
イージーアップテントは、日本国特許を取得していると公式サイトにて掲載しています。
イージーアップテントを飲食店や炎・火器を使用するイベントなどに使用する場合は500デニール生地のテントを使用すると良いでしょう。
イージーアップテントに使用している500デニール生地は、全て日本防炎協会の防炎製品を取得しているからです。
燃えにくいので、安心して使用することができます。
また、250デニール・190デニール生地のテントでも、難燃製品として米国の難燃性基準をクリアしている生地が使用されています。
④個人利用からプロユースまで幅広く対応
イージーアップテントの大きな特徴としてさらに挙げられるのは、プロモーション用として天幕全面にプリントをしたり、名入れプリントができることです。
プロモーション用?個人には関係ないじゃん!なんてことはありません。
好きな印刷を施すことでイージーアップテントはこの世にひとつ、自分だけのオリジナルテントを作ることができるんです。
これ、かなり楽しいサービスだと思いませんか?
また、天幕のカラーを選ぶことができるモデルがあるのも見逃せません!
コーポレートカラー、チームカラーなど、プロモーションをより強力にサポートしてくれること間違いなし!
せっかくの高い買い物なのだから、好きな色や推しカラーのオリジナルロゴなんかを作ってみたりして、印刷でバッチリ決めてみるのもたのしいですよ。
プリントは全面プリント・ワンポイントプリント(フルカラー)・ワンポイントプリント(1色限定カラー)・名入れプリントの4種類から選ぶことができます。
⑤豊富なオプションパーツ
イージーアップテントをより快適にするオプションパーツがあるので、2つほどご紹介しますね。
1つは横幕。
テントに壁を作り、横から入る日差しを遮ります。
また人目が多いキャンプ場ではプライベートな空間を作ることにも役立ちます。
片面でも前面でも、複数枚使用してイメージ通りの空間を作れます。これがあれば陣幕を買わなくてもいいですよね。
2つ目は、風対策のウェイトです。
水を入れて使用するもの、重量を重視した鋳物ウェイトがあります。
テントの脚にウェイトを取り付けて使用すれば、風が吹いても安心ですよね。
キャンプにおすすめのタイプはどれ!?
※E−ZUPドリームシリーズDR30-17
イージーアップテントでキャンプでおすすめなモデルはドリームシリーズ、またはエントリーモデルであるビスタシリーズです。
理由としては業務用より扱いやすくちょうどいいサイズ感(ドリームシリーズは3.0m×3.0mの正方形と2.5m×3.7mの長方形、ビスタシリーズは2.9×2.9mと3.5×3.5mの正方形型が2種類)。
そして家庭用やキャンプ用として使用者の口コミが多いのもこの2種のシリーズが多く見受けられたことにあります。
※E-ZUPビスタシリーズ DMJ29-18
また、キャンプでバーベキューなどちょっとした火を扱う場合、どちらのシリーズともに難燃素材なので安心して使用することができます。
キャンプの人数やテントの大きさに合わせてサイズを選ぶとよいですよ。
あっちゃんのうちキャン公式オンラインストアhidas leiriでも販売中!
BASE店、Yahoo!ショッピング店、メルカリショップ店でも販売しています。
↓↓↓↓↓↓
購入後のアフターサービスは?
イージーアップテントを長く安全に使用するコツは、使用時からこまめにチェックすることです。
汚れや湿気、傷や小さな穴などはできるだけ早く対処しましょう。
天幕やフレームは汚れたまま、濡れたままの収納は厳禁です。
使用したら天日でしっかり乾燥させて、フレームは乾拭きしてから収納しましょう。
天幕の傷や穴はどんなに小さなものでも発生すると徐々に広がって大きくなってしまい、気づいたら取り返しがつかなくなってしまうことがあります。
見つけたらすぐに補修しましょう。
また、修理依頼で最も多いのはフレームの破損なのだそうです。
ロック解除を忘れたり無理な力をかけたりすると、歪んでフレームが変形したり破損してしまいます。
開閉時は決められた場所を握り、ゆっくりと開閉することを心がけてくださいね。
フレームは風で吹き飛ばされて破損することもあります。
万が一に備え、イージーアップテントは専用のウェイトを併せて使用することをお勧めします。
破損だけでなく、事故や怪我を防ぎ安全に使用しましょう。
それでも壊れてしまった場合、ボルトやナットで結合されたイージーアップテントは破損されたパーツを新しいものに自分で交換したり、有償修理サービスを使用して修理してもらうこともできます。
自分ではどうしようもない!と判断した時は僕のショップに連絡してください。
代理店の人に良いお父さんが、親身になって手助けしてくれるはずです。
ちなみにE-ZUPのテントは、すべて保証がないようです。初期不良には対応してくれますが、一度開封して設置してしまった後は、保証が効きません。
販売店によっては、売ったらおしまいというショップも多く有ると思います。なので、購入するショップがちゃんとアフターサービスに対応しているかチェックしておきましょう。
当店なら、信頼できる代理店さんがいるので、しっかりと対応してくれます。
パーツの販売や修理の相談にも乗ってくれます。
まとめ
特に企業やイベントで選ばれるテントとして、最も人気があると言っても過言ではない、ワンタッチテントであるイージーアップテント。
イベント以外にも、自治体や教育の現場、防災用にと様々な場所で活躍しているというので、さすがの一言。
世界シェアNo.1の名は伊達ではありません。
大人2人がフレームの決められた場所を持ち、後退する動きと一緒に天幕が開きテントの設置が完了するという簡単設営が最大の魅力。
同じく撤収もワンタッチで行えます。
余計な手間も力も不要、どんな人でも簡単に使用することができるので、キャンプでもかなりおすすめのワンタッチテントです。
キャンプにおすすめなのはズバリ、ドリームシリーズ、またはエントリーモデルであるビスタシリーズ。
キャンプで使用するテントと一緒に組み合わせて、イージーアップテントはタープのように使用しましょう。
オプションパーツには風対策に専用のウェイトや横幕があります。
特に専用ウェイトは必須。
これらはイージーアップテントをより安全に、プライベートな空間としてアレンジしてくれるので、是非チェックしてみてください。
また、どちらのモデルも難燃素材なので、テントの下でバーベキューを楽しむこともできますよ。