アウトドアワゴン(キャリーワゴン)を買わなきゃと思い続けて早数年。
未だにアウトドアワゴンを買っていません。
車が横付けできないキャンプ場に行く時、河川敷でデイキャンプをする時など、アウトドアワゴンがあれば便利ですよね。
今まで必要が無かったんじゃなくて、今まで諦めていたんです。
例えば、景色が良い丘の上にある伊豆のキャンプ場、一度は行ってみたいと思っているんですが、ここはサイトまで車の乗り入れが出来ないので自分で荷物を運ぶ必要があります。
荷車や手押しの一輪車を借りて運べば良いんですが、それだと何か嫌だなぁなんて思って、結局そのキャンプ場は諦めてしまうんです。
行きたいキャンプ場へ行くため、重い荷物の持ち運びする為にはアウトドアワゴンがあると便利。
そこで今回はDODの新商品、フォールディングキャリーワゴンを人気ブランドのアウトドアワゴンと比較しながら紹介したいと思います。
目次
DODのフォールディングキャリーワゴンはどうなの?
DODのフォールディングキャリーワゴンとフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)
DODのフォールディングキャリーワゴンは、タイヤが細いタイプと極太(FAT)タイプの2種類がラインナップされています。
タイヤが太いタイプは、ウォッシャブルと名前が付き、生地に強化メッシュ素材を採用しているので、そのまま水をかけて丸洗いすることができます。
(※洗うときはフロアマットや生地は取り外してください。)
その他、ワゴン本体のサイズや耐荷重などには違いはありませんが、タイヤの太さによる全体のサイズに差が出ています。
ノーマルのタイヤのフォールディングキャリーワゴンのサイズは、約W53×D95×H120cmとなっています。重量は付属品も含めて約14kg。
一方、FAT TIRE(極太タイヤ)のフォールディングキャリーワゴンウォッシャブルは、タイヤの太さの分幅と高さがあり、約W58×D95×H123cmと僅かに大きく、重量は約12.8kgとなっています。
タイヤが太い方が重たいような気がするのですが、そこはちょっと違いました。
どちらのフォールディングキャリーワゴンもワゴンの容量は約125リットル、最大積載量は100kgと同じです。
生地はポリエステル、フレームの素材はスチールとこちらも同じになっていますが、フォールディングキャリーワゴンウォッシャブルは強化メッシュ素材です。
値段は、ノーマルタイプが14,940円(税込)、FAT TIRE(極太タイヤ)のフォールディングキャリーワゴンウォッシャブルが18,080円(税込)と3,000円近く差があるんです。
タイヤの太ささとウォッシャブルという事だけではないかも知れませんが、この価格差をどう見たら良いんでしょう?
フォールディングキャリーワゴンとフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)比較表
フォールディングキャリーワゴン | ノーマル | FAT |
サイズ(約) | W53×D95 ×H120cm | W58×D95 ×H123cm |
収納サイズ(約) | W20×D30 ×H80cm | W22×D30 ×H82cm |
重量(約) | 14kg | 12.8kg |
最大積載重量 | 100kg | 100kg |
ワゴン容量 | (約)125L | (約)125L |
材質・生地 | ポリエステル | ポリエステル |
材質・フレーム | スチール | スチール |
DODのフォールディングキャリーワゴン(ノーマル)と比較
コールマンのアウトドアワゴン
出典:楽天
タイヤが細いノーマルタイプのDODのフォールディングキャリーワゴンと、同じようなタイヤを装着しているコールマンのアウトドアワゴンを比較してみたいと思います。
コールマンのアウトドアワゴンと言えば、人気が高くて持っている人も多いと思います。
コールマンのアウトドアワゴンのサイズは、約106×53×100(h)cmで重量が約11kgとなっています。
DODのフォールディングキャリーワゴンのサイズはが約W53×D95×H120cmとなっているので、コールマンの方が浅く長さがあるようです。
また重量はフォールディングキャリーワゴンが約14kgなので、コールマンのアウトドアワゴンの方が少し軽量になっています。
耐荷重はどちらも100kgで同じになっています。
出典:楽天
そしてどちらも収納は収束型で4隅のフレームを真ん中に寄せて収納するようになっています。
DODのフォールディングキャリーワゴンの収納サイズは、約W20×D30×H80cm。
コールマンのアウトドアワゴンの収納サイズは約18×40×77(h)cmです。
幅や奥行き高さはそれぞれ違いますが、ほぼ同じようなサイズ感ではないでしょうか。
出典:楽天
タイヤのサイズについては記載がないので比較することはできませんが、どちらもロック(ストッパー)が付いていて、傾斜があるような不安定な場所でも停めておく事ができるようになっています。
生地の取り外し
出典:楽天
大きく違うポイントは、DODのフォールディングキャリーワゴンは、本体の生地が取り外しができ、汚れた時に手洗いする事ができるところです。
コールマンのアウトドアワゴンでは生地は本体のフレームから取り外せないようなので、もし泥汚れや煤汚れが付いてしまった時は、DODのフォールディングキャリーワゴンの方が手軽にお手入れができそうです。
タイヤ交換
出典:楽天
DODのフォールディングキャリーワゴンは、摩耗して劣化したタイヤを交換する事ができます。
無料ではありませんが、交換用のタイヤを購入して古いタイヤを取り外し新しい物と交換できます。
この時スパナや六角レンチなどの工具が必要となりますが、そんなに難しくはなさそうです。
一方、コールマンはタイヤ交換ができなという事はなく、ちゃんとスペアタイヤは販売されています。
前輪と後輪で形状が違っていたり、購入前には確認が必要ですが、こちらもタイヤ交換をする事ができます。
付属品
出典:楽天(コールマン)
コールマンのアウトドアワゴンには、フック付きラバーバンドが付属しています。
荷物が多い時など紐で固定できると、安定して便利ですよね。
コールマンには、フック付きラバーバンドを本体両サイドのDリングなどを使用して使う事ができます。
DODのフォールディングキャリーワゴンには、このような紐は付属しません。
またフックを引っ掛けるDリングのような物も、見たところ無さそうです。
販売価格の差
販売価格はDODのフォールディングキャリーワゴンが税込で14,940円、Amazonではこれよりちょっと高くなっています。(2021.9.21)
コールマンのアウトドアワゴンは、Amazonで9,869円(税込)になっているので、安く買うとしたらコールマンですね。
DODフォールディングキャリーワゴンとコールマン アウトドアワゴン比較表
DODノーマル | コールマンアウトドアワゴン | |
サイズ(約) | W53×D95 ×H120cm | 106×53 ×100(h)cm |
収納サイズ(約) | W20×D30 ×H80cm | 18×40 ×77(h)cm |
重量(約) | 14kg | 11kg |
最大積載重量 | 100kg | 100kg |
ワゴン容量 | (約)125L | (約)115L |
材質・生地 | ポリエステル | |
材質・フレーム | スチール | スチール |
フォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)と比較
WAQのキャリーワゴン
出典:Yahoo!ショッピング
タイヤが太いDODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)とWAQのキャリーワゴンを比較したいと思います。
太いタイヤのアウトドアワゴンと言っても、現在では色々なメーカーから販売されていて、どれが1番人気が高いのか分かりません。
でも僕の周囲で聞くのは、WAQ、クイックキャンプ、FIELDOORかなと思います。
今回はその中でWAQのキャリーワゴンと比較してみたいと思います。
WAQのキャリーワゴンのサイズは、約W49×D95×H90cmとなっています。
DODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)は、W58×D95×H123cmなので、比較すると高さが30cm以上も違っています。
しかしフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)は、ハンドルを含む高さが記載されています。
出典:Yahoo!ショッピング
WAQのキャリーワゴンは、ハンドルを除いた本体部分の高さです。
ハンドルは伸縮可能で、それを含めると地面から100〜116cmという高さになります。
目一杯ハンドルを伸ばしたとしても、DODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブルの方が高さはあります。
背が高い人だと、ハンドルの位置が高い方が使いやすいとは思いますが、この4cmの差は使い心地に影響してくるかは不明です。
重量は11.2kgとDODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブルの約12.8kgよりも1kgも軽量です。
本体の生地はWAQがキャンパスなので、DODのポリエステルよりも重そうなんですが、どこで約1kgの差が出ているのかは分かりませんでした。
ワゴンの容量はDODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)が約125kg、WAQのキャリーワゴンが106リットルと、DODの方が大容量になっています。
しかしそれに反して耐荷重は、DODの100kgに対してWAQは150kgなので、フレームの強度などはWAQが高いのかも知れません。
ちなみに収納サイズはWAQが約W34×D23×H82cmなので、ほぼ同じかWAQの方がわずがに大きいようです。
生地の取り外し
出典:DOD
DODのフォールディングキャリーワゴン(FAT TIRE)は、ノーマルタイプと同じで生地が取り外す事ができ、汚れた時に手洗いする事ができます。
さらに強化メッシュ素材なので、名前にウォッシャブルと付き、そのまま水をかけて丸洗いすることができちゃうんです。
(洗うときはフロアマットや生地は取り外す必要があります)
しかしWAQのキャリーワゴンは生地が取り外す事が出来ません・・・と、以前までは出来なかったようなんですが、マイナーアップデートにより生地がベルクロ式になって取り外す事ができるようになっているようです。
しかし、取り外せると思って購入し、実際に届いた商品は生地が取り外せなかったとのレビューもあるので、購入時に確認した方が良いかも知れません。
タイヤのサイズと太さ
出典:DOD
DODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)のサイズは約直径20×幅8.5cmです、
素材はPEとゴムで、重量が4つで約1.8kgです。
太さが約8.5cmもあるので、砂利や小さな段差などでグリップ力が期待できます。
ただノーマルタイプにあったロックは、極太タイヤの方には付いていません。
出典:Yahoo!ショッピング
一方WAQのキャリーワゴンのタイヤは、直径約21×幅8.5cmと、直径が1cmほど大きいのですが太さは同じになっています。
DODと同じくロック機能はないようです。
DODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)は、交換用のタイヤが別売りでありますが、WAQのキャリーワゴンには今のところタイヤだけの販売は無いようです。
ただレビューには、問い合わせをすると1個1,200円で提案されたとあります。
楽天市場では販売されてないようなので、どうしてもとなるとメーカーに問い合わせが必要になりそうで。
価格差
DODのフォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)は、税込で18,080円と、ちょっと高めの値段設定です。
WAQのキャリーワゴンは、Amazonや楽天では9,980円(税込)なので、DODの半額近くの値段設定です。
好みもありますが、どちらかと言えばWAQのキャリーワゴンの方が、コスパ的に良さそうに思えます。
DODフォールディングキャリーワゴンとWAQ キャリーワゴン比較表
DOD FAT | WAQ キャリーワゴン | |
サイズ(約) | W58×D95 ×H123cm | W49×D95 ×H90cm |
収納サイズ(約) | W22×D30 ×H82cm | W34×D23 ×H82cm |
重量(約) | 12.8kg | ー |
最大積載重量 | 100kg | 150kg |
ワゴン容量 | (約)125L | (約)106L |
材質・生地 | ポリエステル | キャンパス |
材質・フレーム | スチール | スチール |
WAQ アウトドアワゴン 【1年保証】 アウトドアキャリー アウトドア キャリーワゴン
まとめ
DODのフォールディングキャリーワゴンは、タイヤが細いタイプと極太の2種類があります。
タイヤが太いタイプはウォッシャブルで、丸洗いできるようになっています。
どちらも今回比較した人気のアウトドアワゴン(キャリーワゴン)と比較すると、劣って見えるような点はありませんでした。
サイズ感はほとんど同じですが、容量が大きいようです。
ただ耐荷重でならWAQがかなり優れているようです。
150kgを積んで運べるかという問題は別として、頼りがいはありそうです。
DODのフォールディングキャリーワゴンのメリットとしては、生地が取り外し可能という点。
それに加えてタイヤも交換できるというのが、大きなポイントだと思います。
しかし、そのポイントだけを見て、数千円も値段が高いキャリーワゴンを購入するかは、僕的には微妙です。
DODのファンの方なら全く問題ないと思いますが、一般のキャンパーさんにとっては、ちょっと値段が高く感じてしまうと思います。
皆さんはどう思いましたか?
フォールディングキャリーワゴンウォッシャブル(FAT TIRE)はまだ販売されていないようです。(2021.9.21)