10代の頃からの親友に、キャリーワゴンのおすすすめを聞かれました。
海外赴任から、元住んでいた茅ヶ崎に戻ってくる予定なのですが、家からBBQセットを海へ運ぶのに使いたいようなんです。
希望は、ある程度容量があって、天板がテーブルにもなる、そして収納がコンパクトになってカバー付き。
そう言えば、少し前に「容量が多いアウトドアワゴン(キャリーワゴン)」という記事を書いていたので、それを見直せば、すぐに答えることができると思っていました。
しかし、容量の比較が分かっても、天板がテーブルになるのかは調べていませんでした。
しかも当時(2018年3月)から、新たなキャリーワゴンも発売されていて、そこには紹介していない物もあるんです。
そこで今回は、容量があって天板がテーブルとして使えるキャリーワゴンについてリサーチしたアイテムを紹介したいと思います。
天板は、付属品があればよかったのですが、ほとんどオプションの別売りでした。
キャリーワゴンとセットで使うことの出来るものをピックアップしています。
目次
天板がテーブルになるキャリーワゴン(アウトドアワゴン)
アウトドアワゴンをテーブルとして使うメリット
キャンプ行けば、テーブルが必要な場面って多々ありますよね。
もちろん、ファミキャンやグルキャンではちゃんとしたテーブルを用意してキャンプに出かけていると思います。
しかし予想以上に料理が多くテーブルに並べきれなかったり、色々と置いていたら狭くて使いにくくなってしまたりもするでしょう。
そんな時に、予備のテーブルがあれば助かりますよね。しかもそれは、普段は別の用途で使っているから、テーブルとして使えば1台2役。
持ち運びがしやすくて、収納スペースも取らないアイテムがあれば、キャンプやアウトドアでの生活がより快適になるでしょう。
そう、それがアウトドアワゴン(キャリーワゴン)。
アウトドアワゴンをテーブルとして使うメリットは、予備のテーブルとして使えると言うことが最大のメリットになります。
もちろん、予備としてではなくメインのテーブルにしても良いかも知れません。
アウトドアワゴンの本体の上に、蓋として天板を設置すれば、それがテーブルとして使えます。
さらに、テーブルとして設置した後も、タイヤがあるので移動も楽に行えます。設置したい場所に素早く移動できるのもメリットです。
アウトドアワゴンは、容量などを重視して選んでいるはずなので、サイズは十分。
なので予備のテーブルなんですが、広く使えるし大型であるため安定感があります。
タイヤをロックできるアウトドアワゴンなら、なおさら安心して使えるでしょう。
・キャリアーとテーブルの1台2役
・テーブルとして設置した後も移動が楽にできる
・大型であるため安定感がある
アウトドアワゴンをテーブルとして使った時のデメリット
アウトドアワゴンをテーブルとして使用する際には、いくつかのデメリットも前もって考えて置く必要があります。
キャンプ場は平坦な場所であることは少ないです。タイヤが付いているアウトドアワゴン(キャリーワゴン)では、安定しないことも考えられます。
天板がオプションで付いていたり購入できるアウトドアワゴンでは、タイヤにロック機能がついていると思いますが、もしもそれがない場合には、注意が必要になります。
またロック機能がついていても、傾斜がある場所でテーブルとして使うことを考えると、より平坦であることが求められると思われます。
傾斜がきついキャンプ場では、テーブルの上においたものが滑り落ちてしまう可能性も考えられるので、タイヤの下に板や石などを挟んで傾斜を軽減するなど対策が必要になります。
しかし、それをやってしまうと、せっかくの移動しやすいというメリットが失われてしまうことに繋がります。
メリットをなくして、安定した場所に置く必要があるとういうデメリットが考えられます。
さらに、アウトドアワゴンは本当のテーブルではないため、足入れるスペースが確保できません。
テーブルなら天板の下の空間があるため、足を伸ばしたりと楽な姿勢で使うことが出来ますが、アウトドアワゴンではそうは行きません。
足の置き場所に困ってしまうし、それが影響して使いにくい姿勢になってしまうかも知れません。
また、一旦テーブルとして使い始めてしまうと、アウトドアワゴンの荷台に収納してある物を取り出しにくいという点も挙げられます。
テーブルとして使うと、お皿やコップが置かれてあるはず。
それらを移動させて天板を外すのはちょっと面倒に感じてしまうでしょう。
これらのデメリットを購入前から考慮しながら、アウトドアワゴンをテーブルとして使用することができるのであれば、あるいはデメリットと感じなくなるかも知れないです。
・より安定した場所に設置する必要がある
・傾斜があるキャンプ上では設置後は移動しにくい
・足を入れられない
テーブルになるキャリーワゴン(アウトドアワゴン)のおすすめ
OUTPUT LIFE グランデキャリーワゴン
出典:楽天
数年前、容量が多いキャリーワゴン(アウトドアワゴン)を比較して紹介しました。
その時は、OUTPUT LIFEやコールマン、DODなど11機種での比較でした。
その中で1番容量が多かったのが、OUTPUT LIFEのグランデキャリーワゴンでした。
その容量が188L。
これが、めちゃくちゃ大容量なんです。
人気があるコールマンのアウトドアワゴンだと容量が115Lなので、比較したら凄い差がありますよね。
出典:楽天
このグランデキャリーワゴンには、天板が別売りであります。(キャリーワゴンとセットでも購入可)
天板は、木製のロールトップで、かなりしっかりした物です。
キャリーワゴンにフレームをセットし、その上に天板を置くので、安定性も抜群。
移動販売が出来そうなぐらいな見栄えです。
出典:楽天
収納は2方向折りたたみ式。
収束式と違って、コンパクトと言うより、薄くなる感じです。
大きいタイヤが邪魔なようなら、取り外す事もできます。
大容量で、天板もかなりしっかりしたテーブルになり、収納も薄くでききます。
ただ、タイヤが大きくて迫力があっていいのですが、元々はプラスチック製の物で、使用時に音が大きいようです。
前輪はゴム製のタイヤに出来るようですが、天板と同じく別売りになっています。
天板とゴム製タイヤを揃えたら、そこそこの値段になってしまうのが難点です。
OUTPUT LIFE グランデキャリーワゴン スッペック
使用サイズ | 幅89.5×奥行116×高さ115.5cm |
カゴ内寸 | 幅56×奥行112×高さ30cm |
重量 | 約14.8kg |
容量 | 約188リットル |
耐荷重 | 約100kg |
FIELDOOR ワイルドマルチキャリースマートタフロング
出典:楽天
FIELDOORの中には、キャリーワゴンが何種類かありますが、今回はその中でも大容量のモデルを紹介します。
ワイルドマルチキャリースマートタフロングは、容量が約178リットルあります。
OUTPUT LIFEには敵いませんが、それでもかなりの大容量です。
その上、スチール製のフレームで耐久性も高く、耐荷重は150kgとなっています。
これなら、容量いっぱいにキャンプギアを積んでも安心ですよね。
出典:楽天
収納方法は、収束式。
大容量のキャリーワゴンでは、2方向折りたたみ式が多いような気がしますが、これなら持ち運びも便利にできそうです。
タイヤは大径で、芝やビーチでも、道路状況を選ばす使う事ができます。
出典:楽天
テーブルになる天板は、別売りで用意されています。
種類はアルミとウッドがありますが、僕的にはウッドタイプをおすすめしたいです。
ウッドロールトップテーブルで、色はナチャラル色ではなく、濃い目のブラウン。
落ち着いた雰囲気で、使用する事ができます。
ワイルドマルチキャリースマートタフロングなら、ウッドロールテーブルの収納ケースが取り付ける事ができます。
FIELDOOR ワイルドマルチキャリースマートタフロング スペック
使用サイズ | (約)幅105cm×奥行62cm×高さ91~62cm |
カゴ内寸 | (約)幅100cm×奥行54cm×高さ33cm |
収納サイズ | (約)幅36cm×奥行29cm×高さ77cm |
重量 | (約)13kg |
容量 | 178リットル |
耐荷重 | 150kg |
ロゴス Tradcanvas 丸洗いカーゴキャリー
出典:楽天
ゴージャスな見た目と大容量を兼ね備えてるのは、ロゴスのTradcanvas丸洗いカーゴキャリーです。
容量は145リットルで、今回紹介するキャリーワゴンの中でもかなり収容する事ができます。
本体はキャンパス風のポリエステル生地で、雰囲気はいい感じ。
取り外して丸洗い可能なので、汚れても安心です。
出典:楽天
収納は、2方向折りたたみ式。
収束式よりコンパクトにはなりませんが、畳み方はシンプルで簡単そうです。
タイヤは底摩擦のゴム製ホイールを使用しています。
移動中の音も静かそうなのが良いと思います。
出典:楽天
天板は付属していませんが、別売りのTracksleeper 3FDカートオンテーブルセットがテーブルに出来るようです。
このテーブルセットには折りたたみ式のチェアも付いているので、使い勝手が良さそうです。
両方揃えたら、値段的には優しくありませんが、とても良い感じに使えそうです。
ロゴス Tradcanvas丸洗いカーゴキャリー スペック
使用サイズ | (約)122×83.5×64cm |
カゴ内寸 | (約)96/84×43×35cm |
収納サイズ | (約)63.5×26×84cm |
重量 | (約)11.6kg |
容量 | (約)145L |
耐荷重 | (約)105kg |
DOD フォールディングキャリーワゴン
出典:楽天
DODのフォールディングキャリーワゴンは、以前紹介した容量150リットルの物が廃盤となり、後継モデルになっていました。
後継モデルのフォールディングキャリーワゴンは、容量が減り125リットルになっています。
出典:楽天
収納は収束式で、とてもコンパクトになります。
自立式なので、使わない時や持ち運びの時は、邪魔にならないのが良いですよね。
タイヤはラバー製で、悪路でも移動しやすく設計されているようです。
もし劣化した場合は、交換用のタイヤも販売されているのが助かります。
出典:楽天
天板はフォールディングキャリーワゴン用の物が別売りで用意されてきます。
天然木のロール天板で、ズレにくいように裏側には溝が彫ってあります。
これなら、安定性も良く、ちゃんとテーブルとして使えそうです。
見た目もオシャレで、かなり好印象です。
DOD フォールディングキャリーワゴン スペック
使用サイズ | (約)W53×D95×H120cm |
カゴ内寸 | (約)W85×D42cm×H35cm |
収納サイズ | (約)W20×D30×H80cm |
重量 | (約)14kg |
容量 | (約)125L |
耐荷重 | 100kg |
クイックキャンプ フォールディング キャリーワゴン
出典:楽天
クイックキャンプのキャリーワゴンの特徴は、新しくなったロングタイプのハンドルです。
従来の68cmの長さから、新しく93cmと長くなっています。(伸縮可能)
背が高い人には、ハンドルが短いと足にキャリーワゴンが当たったりして操作性が悪くなります。
ロングタイプだと、その点が改善されているので使いやすそうです。
出典楽天
フォールディングキャリーワゴンの容量は、120リットル、耐荷重は100kgです。
容量は、全体で比べたら標準的だと思います。
タイヤは、直径21cm幅8.5cmの特大ホイールを採用しています。
タイヤ中央部分にラバーが採用されているので、静音性もありそうに思えます。
ただラバーが薄いので、音を完全に抑えることは難しそうです。
レビューには、アスファルトではガラガラうるさいとも記載がありました。
収納は、収束式でコンパクトになります。
写真を見る限り、大きなタイヤも邪魔になってないと思います。
出典:楽天
テーブルとして使える天板は、オプションで別売りされています。
3-FOLDING WIDE TABLEと言って、3つ折りする事ができるテーブルを、天板として使えます。
キャリーワゴンのテーブルとしてでも、単独のテーブルとして使えるのも良いかもしれません。
カラーは、ビンテージウッドとブラックがあります。
使用サイズ | 約幅107cm×奥行55cm×高さ116cm |
カゴ内寸 | 約幅89cm×43cm×32cm |
収納サイズ | 約幅23cm×奥行42×高さ77cm |
重量 | 約11kg |
容量 | 120L |
耐荷重 | 100kg |
WAQ OUTDOOR WAGON
出典:楽天
WAQのOUTDOOR WAGONは、容量が106リットルと、それ程大容量ではありません。
しかし、耐荷重を比較してみると、トップクラスに位置するんです。
キャンプには、小さくても重たいギアがたくさんありますよね。
そんな重たいギアをたくさん積んでも、安心して使う事ができます。
出典:楽天
タイヤは、幅8.5cmとかなり太い物を採用しています。
タイヤの中央部分にラバーがあり、静音性にも考慮されています。
ただ、クイックキャンプと同様に、クッション性があまりないので、アスファルトでは音がうるさく聞こえるかも知れません。
収納は収束式なので、コンパクトにする事ができます。
出典:楽天
テーブルとなる天板は、別売りのオプションが同時購入する事ができます。
その天板は、アルミテーブルで、アルミのシルバーカラー1色だけです。
アウトドアワゴンの色がとの合わせ方によっては、テーブルが浮いて見えてしまうかも知れません。
出典:楽天
公式サイト限定のブラック×ホワイトなら、シルバーのテーブルも目立たずに使えそうです。
使用サイズ | (約)幅49cm×長さ95cm×高さ90cm |
カゴ内寸 | (約)幅49cm×長さ91cmcm×高さ35cm |
収納サイズ | (約)幅34cm×奥行23cm×高さ82cm |
重量 | 11.2kg |
容量 | 106L |
耐荷重 | 150kg |
レイチェルアウトドア グランドキャリアワゴン
出典:楽天
見た目が可愛くておしゃれなのが、レイチェルアウトドアのグランドキャリアワゴンです。
キャリーワゴンっぽくないサイドポケットが付いているのが特徴です。
容量は、かなり小さく約92リットル。
カゴ自体が低く、ロータイプになっているので、容量が少なくなっているんだと思います。
耐荷重も少なく、約60kgです。
めちゃくちゃ重たいキャンプギアを運ぶ予定がないなら、これでも十分かも知れませんが、ちょっと不安は残りますよね。
出典:楽天
収納は2方向折りたたみ式です。
片側のタイヤの位置を中央に寄せてから折り畳む事になるので、ちょっと面倒かも知れません。
出典:Yahoo!ショッピング
テーブルになる天板は、ワゴンクーラーテーブルが別売りであります。
これは、今まで見てきたテーブルとは違い、ポリエステル素材のカバーとクーラーボックスがセットになった物です。
中央部分にソフトクーラーボックスが位置し、中に入った軽量合板で簡易的なテーブルとして使う事ができます。
上記で紹介してきたキャリーワゴンとタイプは違いますが、こんなのもちょっと面白いですよね。
使用サイズ | W112xL51xH120 cm |
カゴ内寸 | W82xL45xH25 cm |
収納サイズ | W22xL51xH76 cm |
重量 | 約10.8 kg |
容量 | 約92L |
耐荷重 | 60 kg |
キャリーワゴン 簡易比較表
商品名 | 容量 | 耐荷重 | 天板 |
OUTPUT LIFE グランデキャリーワゴン | 188L | 100kg | ウッドロールトップ |
FIELDOOR ワイルドマルチキャリースマートタフロング | 178L | 150kg | ウッドロールテーブル |
ロゴス Tradcanvas丸洗いカーゴキャリー | 145L | 105kg | 3FDカートオンテーブルチェアセット |
DOD フォールディングワゴン | 125L | 100kg | キャリーワゴン用ロール天板 |
クイックキャンプ フォールディングキャリーワゴン | 120L | 100kg | ミニ三つ折りテーブル |
WAQ OUTDOO WAGON | 106L | 150kg | 専用アルミテーブル |
レイチェルアウトドア グランドキャリアワゴン | 92L | 60kg | ワゴンクーラーテーブル |
まとめ
そこそこの容量があって、収納がコンパクト、そして天板がテーブルとして使えるキャリーワゴン(アウトドアワゴン)をリサーチして比較してみました。
中には、大容量過ぎて、キャリーワゴン本体のサイズが大きく感じちゃうものもあると思います。
天板がテーブルとして使える物は、今回は全部別売りのオプションでした。
初めから付属品としては無いものの、しっかりとした公式品が使えるのは良いと思います。
収納方法は、基本的には4方向収束式と、2方向折りたたみ式のどちらかです。
収束式はコンパクトになり、持ち運びにも、家での収納時にも良さそうでう。
2方向折りたたみ式はも、薄くなるので特に問題は無いと思います。
タイヤに関しては、ゴム製のタイヤの方が静音性があり、使い勝手は良いと思います。
ラバーが貼り付けてあるタイプは、賛否両論あるので、静音性は期待せずにいた方が良いかもしれません。
今回比較した殆どのキャリーワゴンは、耐荷重が100kg以上です。
耐荷重が150kgの方が、数値的には安心できますが、僕的には100kgでも問題なく使えると思います。
以前比較した、アウトドアワゴン(キャリーワゴン)の記事はこちら。
その他のアウトドアワゴンの記事はこちら。
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