お皿のような平らな形でシンプルかつカッコイイ焚き火台があるの知っていますか?
僕がその存在を知ったのは、ペトロマックスのファイヤーボウルを見た時。
多分8年以上前になると思いますが、それ以前から存在していたようで、かっこいい写真が多数SNSに投稿されていました。
それがメチャクチャカッコよくておしゃれ!
当時、ペトロマックスのファイヤーボウルのようなデザインの焚き火台は少なく、選択肢があまりありませんでした。
そして、既にユニフレームの焚き火台を持っていた僕には、別途購入するということが出来ませんでした。
それから暫く経ち、ファイヤーボウルへの熱が落ち着いたころに、コールマンからペトロマックスのファイヤーボウルに似たデザインの焚き火台が販売されました。
それはファイヤーディスクという名前の焚き火台。
ペトロマックスのファイヤーボウルよりは深さがあるのですが、それでもお皿のようなデザインは似ています。
そしてただ焚き火をする為に使うのではなく、他にもバーベキュー等にも使えるというオールインワンモデルというのがポイントです。
これをソロキャンプに持っていけば、焚き火もバーベキューも1台でこなせちゃうというのが荷物を少なくする時に役立つかも知れません。
今回は、コールマンの焚き火台ファイヤーディスクをペトロマックスのファイヤーボウルを比べながら紹介します。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.5.9に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
ソロキャンプにも使えるコールマン焚き火台『ファイアーディスク』
ファイヤーディスクのデザインとサイズ感
出典:楽天
オールステンレスでできたコールマンのファイアディスクの外見は、お皿のようなドーム型をしていて、一見焚き火台のようには見えないと思います。
僕的にはちょっと大きめな盃のようにも見えてしまします。
僕が憧れたペトロマックスのファイヤーボウルと似ているかと思ったのですが、よく見てみると全く違うんです。
出典:楽天
ペトロマックスのファイヤーボウルの方は、薪を置く台がコールマンのファイヤーディスクよりも平ら。
平面に近いデザインで、とてもシンプルに見えます。
三本ある脚は同じですが、ペトロマックスのファイヤーボウルは真っ直ぐな棒という感じ。
コールマンのファイヤーディスクだと、少し反っていて火星人の足のようにも見えます。
コールマンのファイヤーディスクを設置はする時は、他の焚き火台のようにパーツごとに組み立てることはなく、折りたたんだ3本の脚を取り出せば設置が完成します。
ただパタンと折りたたんだり、開いたりするだけなので、面倒なことはありません。
ペトロマックスのファイヤーボウルは、ネジを回すようにクルクル回して取り外します。
簡単さでは、コールマンのファイヤーディスクに軍配が上がりそうです。
コールマンのファイヤーディスクが登場した当時は、大きさは直径45cmのものしかありませんでした。
その後、大きなタイプ(プラス)やソロキャンプでも使えるコンパクトなタイプ、またはゴールドカラーのオンラインストア限定など、多彩に展開されています。
(大きなタイプは販売を終了しています)
ソロキャンプに使うのなら、もちろんコンパクトなファイアーディスクソロが良いのかなと思いますよね。
ファイアーディスクソロのサイズは約Φ30cmで高さは16cmとなっています。
約Φ30cmの焚き火台に長さ約40cmの薪を置いたら、はみ出してしまうと思います。
しかし、公式オンラインストアには、「焚火台(径30.0cm)より大きさの薪でも、そのまま載せて問題なく使えます。」と記載されているんです。
出典:楽天
確かに、そうやって焚火台からはみ出してしまうような薪を使っている写真も掲載されていますが、ちょっと使いにくそうな感じも受けます。
そもそも薪のサイズがどうかを考えるよりも、容量が少ないのが気になるところです。
ファイアーディスクソロだと、薪を1束燃やしきる前に、灰で満杯になってしまいそうじゃないですか?
そう考えると、ソロキャンプでもノーマルサイズが良いんじゃないかなと思います。
ちなみにノーマルサイズだと約φ45×23(h)cmなので、約40cmの薪をはみ出さずに乗せることができます。
コールマンのファイアーディスクソロの重量は約 620g(網込み約800g)とメチャクチャ軽量で、ノーマルサイズでも約1.6kgとなっています。
ペトロマックスのファイヤーボウルで一番小さいサイズが38cmで、重量は約3kgとちょっと重たいです。
別の焚き火台で見てみると、人気の高いユニフレームファイアグリルで約2.7kgなので、ファイアーディスクのノーマルサイズでもずいぶん軽いようです。
ダッチオーブンを乗せることができる
出典:楽天
コールマンのファイアーディスクソロの耐荷重は約25kgで、10インチまでのダッチオーブンを乗せて使えるようになっています。
ノーマルサイズなら耐荷重は約30kgなので、12インチの大きなダッチオーブンでも使うことができちゃいます。
ソロキャンプで使うなら8インチのダッチオーブンでも大きいと思うので、これだけの耐荷重があるのは嬉しいですよね。
ソロキャンプでもファミキャンでも、料理の幅が広がりそうです。
ただ、ファイアーディスクにダッチオーブンを乗せるのには、別売りのダッチオーブンスタンドを使うのを推奨されています。
別途コストが掛かってしまうのが、ちょっと難点でもあります。
バーベキューができる
出典:楽天
コールマンのファイアーディスクは焚き火だけではなく、バーベキューもすることが出来ます。
専用の焼網が付属していて、それを使えば炭火で楽しむバーベキュー楽しめるんです。
しかも、網がファイアーディスク全てを覆ってしまうと炭火の調整などが大変なので、一部分空いたような作りになってい炭を入れ安くなっているんです。
これはソロタイプもノーマルタイプも同じような作りになっているので、どちらを使っても炭の調整には困らないと思います。
焼き網の隙間から炭を入れるとしても、奥の方には届かないかも知れません。
これは、使ってみないと分かりませんよね。
コールマンのファイアーディスクは、見た目もシンプルで良い感じ。
表面は一回使用したら熱で変色しちゃうかもしれませんが、それはそれでいい味がでてよさそうです。
他のユニフレームのファイアグリルのように、焚き火台としてもバーベキューグリルとしても使えるのが良いですよね。
コールマン ファイアーディスクソロ スペック
詳細
使用サイズ: 約Φ30x16 (h) cm
収納サイズ:約Φ32X10(h) cm
本体重量:約620 g(網込み約800g)
耐荷重:約25Kg
ペトロマックス ファイヤーボウル
ファイヤーボウルのサイズ感
出典:楽天
コールマンのファイアディスク以外に、お皿型(ディスク)の焚き火台がないかと見てみると、やっぱりペトロマックスのファイヤーボウルが一番に挙がると思います。
僕が欲しかったペトロマックスのファイヤーボウルは、コールマンのファイアーディスクよりも浅く平らなお皿みたいなデザインをしています。
しかし、ワイルド感はコールマンの比じゃないほど溢れているんです。
これを使って武骨ソロキャンプをしたら、めちゃくちゃカッコいいと思いませんか?
サイズは直径38cm、48cm、56cmの3サイズで展開しているのですが、公式取扱店のスター商事では現在販売を停止しているようです。
材質はスチールで、重量は小さいサイズから、3kg、5kg、6kgとなっています。
コールマンのファイアーディスクに比べると、大分重たいくなっていますが、それが逆にワイルドに感じるのかも知れません。
ファイヤーボウルは鉄板焼
出典:楽天
ペトロマックスのファイヤーボウルには、バーベキュー用の焼網は付属していません。
ファイヤーボウルで調理を楽しむのなら、直接ファイヤーボウルの上に食材を置いて鉄板焼きのように使うようです。
この焼いている感じもワイルド感がにじみ出ていますよね、しかも凄く美味しそうに見えるから不思議です。
確かに灰で汚れたファイヤーボウルの上に食材を置いく事はできませんよね。
順番を逆にして、お肉を焼いた後に薪を燃やすのもちょっと抵抗があります。
ワイルドな感じを出すのなら気にしないようにしたいところですが、気にしちゃう方は1台で2役という使い方は出来ませんよね。
脚は3本付いていますが、取り外し可能なので持ち運びには便利です。
これをソロキャンプで使いこなしていたら、ワイルドな感じがしてカッコイイですね。
PETROMAX(ペトロマックス) 焚き火台 ファイヤーボウル スペックfs-48
詳細
サイズ 直径 : 48cm
サイズ 直径 : 48cm
重量 : 約5kg
材質 : スチール
キャプテンスタッグ ラウンド ファイアベース
ラウンドファイアベースのサイズ感
出典:楽天
コールマンとペトロマックス以外には、キャプテンスタッグがおすすめです。
キャプテンスタッグにも、ペトロマックスのファイヤーボウルにそっくりな焚き火台が登場しています。
コールマンのファイヤーディスクが出た当時はまだ無かったのですが、2019年のアウトドアデイジャパンで見かけたのが凄くカッコよく見えました。
よく見るとペトロマックスのファイヤーボウルのように取っ手がついていなし、3本ある脚部もキャップがされていています。
ワイルドさという面では、ペトロマックスのファイヤーボウルに追いつかない感じですが、それでも十分カッコいいんです。
しかも、スキレットなどを置くことができるゴトクが付属しているんです。
出典:楽天
直接お肉を焼いてバーベキューをするのには狭くて使えなさそうですが、ケトルやスキレットなどのフライパンを置くのには十分な感じ。
サイズは約外径540×高さ300mmと、かなり大きめ。
コールマンのファイアーディスクのノーマルでφ45cmなので、それよりも大きんです。
ソロキャンプで使えるとは思いますが、存在感はありあそうです。
でもこれなら、キャンプ場で買う薪でも余裕で入るし、灰もたっぷりと溜めることができそうです。
意外に使い勝手は良いかも知れません。
キャプテンスタッグ ラウンド ファイアベース スペック
詳細
サイズ(約):外径540×高さ300mm
収納サイズ(約):630×640×厚さ80mm
重量(約):3.5kg
ゴトク耐荷重:2kg
材質・本体:鉄(焼付塗装)、
材質・脚:鉄(電着塗装)、
材質・ゴトク:鉄(クロムめっき)
まとめ
良く見かける焚き火台と言えば、ユニフレームのファイヤグリル。
そしてスノーピークの焚き火台。
ファイヤグリルのように四角い形の焚き火台が多い中で、このお皿のような薄いドーム型の焚き火台は新鮮な感じがします。
焚き火台はコンパクトで手入れがしやすい物が一番だと思うので、コールマンのファイアーディスクはその点をクリアしていてとても魅力的です。
バーベキューをしても洗うのが簡単そうですよね。
同じような系統で、ペトロマックスのファイアボウルは、デザイン性ではコールマンに勝っていると思います。
それは、ファイアボウルから漂ってくるワイルド感。
ワイルドなスタイルで楽しむ武骨キャンプなどのソロキャンプで使ったら、凄くカッコよく見えるでしょう。
しかしペトロマックスのファイアボウルは、値段がちょっと高いし、在庫も不安定だったりします。
そこでリーズナブルなキャプテンスタッグのラウンドファイヤーベースです。
ワイルド感はファイアボウルよりも少ないように見えますが、どちらが便利に使えるかと言ったらキャプテンスタッグではないでしょうか。
更に上を行くのがコールマンで、この中では1番使い勝手が良いはずです。
もうすでに焚き火台やバーバキューグリルを持っている人は必要ないかもしれませんが、新規購入や買い替えを考えている方はお皿のようなデザインの焚き火台も選択肢に入れてみても良いと思います。
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