キャンプでの最大の楽しみの1つに料理と食事がありますよね。
ソロキャンプだと鍋やメスティン、ミニフライパンなど調理器具そのままで食べてしまうことも少なくありません。
また、それら調理器具自体が、そのまま直接食べることを前提として作られている場合もあると思います。
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、気合を入れておしゃれなキャンプ用食器を利用していたりしませんか?
しかし自分一人のソロキャンプだったら、片付けや後始末が面倒なので紙皿などで食べている人もいるかもしれません。
でも、せっかく調理したのなら、味だけでなく見た目もおしゃれに楽しんでみたいと思いませんか?
むしろソロキャンプだからこそ、自分が好きなデザインの食器でキャンプ飯を楽しんでしまうのが良いと思います。
今回は、ソロキャンプで使えるおしゃれなキャンプ用食器についてメリットやデメリットを考えつつ紹介します。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.11.13に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
目次
ソロキャンプでもおしゃれなキャンプ用食器を使おう!
キャンプで必要な食器にはどんなものがある?
キャンプで必要な食器にどんなものがあるか考えた時、日常生活とさほど変わらないことに気がつくと思います。
フォークやスプーン、ナイフや箸などのカトラリー類、お皿、カップやグラスも必要です。
お皿は、平皿と汁物を盛り付ける深皿があれば、料理によって使い分ける事ができて便利だと思います。
お皿は大きいものにしてワンプレートで盛り付けてしまうのもおすすめですが、仕切りのあるランチプレートでも使いやすいのでおすすめです。
料理を盛り付けた時に綺麗に見えるし、仕切られたところにタレやソースを入れておけば、バーベキューの時などに使い勝手がいいんです。
深皿なら、キャンプ場の傾斜でテーブルが傾いていても、汁が垂れてしまうのも防げるからおすすめ。
平皿に汁物を入れると、傾斜に合わせて垂れ流れてしまうことも。
キャンプ用食器の素材とは メリットとデメリット
紙製
紙皿や紙コップはキャンプやバーベキューのの定番です。
現在進行形で愛用しているキャンパーさんも多いかもしれません。
紙皿や紙コップを使うメリットは、何よりも軽くて持ち運びしやすく使い終わったら捨てられるので、片付けや洗い物の手間が省けるということ。
ただアウトドアで楽しむキャンプ中では、とても軽いので強い風が吹けば倒れたり飛ばされてしまいます。
また、熱源や火の近くに置いておくと燃えてしまうこともあります。
紙コップは、ドリンクを入れっぱなしにしておくと、ふやけてしまう事もあるんです。
落としても壊れてしまうことはあまりありませんが、何度も繰り返し使うことが前提ではないので再利用は不可能となっています。
金属製
ステンレスやチタン、アルミといった金属製の食器は武骨で見た目が良かったり、アウトドア向けのデザインでスタイリッシュなものがたくさんあります。
薄く軽いのに丈夫で、熱や衝撃にも強く丈夫です。
使用していくうちに劣化していく素材に比べると長持ちしやすい、お手入れしやすいのもおすすめポイント。
ただ金属の種類によって価格にはピンからきりまであり、少し値段が高くなるものもあります。
しかしソロキャンプの場合なら、食器をたくさん買い揃える必要がないので、かかる金額も少なくて済むと思います。
木製
ほっこりとした暖かみのあるキャンプサイトを目指すなら、木製の食器もおすすめです。
年月が経過すると素材に変化が現れるので、素材を育てる楽しみもおすすめポイントと1つだと思います。
ただ、使用後のお手入れが不十分だと、カビが生えたり劣化が早まったりします。
重さや収納のしやすさも、何気にデメリットになってしまうかも知れません。
プラスチック
プラスチック素材は価格が安いところ、軽くて持ち運びしやすいのがおすすめポイントです。
可愛いデザインやカラフルなものも多いので、ファミリーキャンプでよく使われていると思います。
落としても割れにくく子供にもおすすめなのですが、熱に弱いところがデメリット。
熱源の近くでは燃えたり溶けたりしてしまうこともあります。
また油汚れが落ちにくいので、お手入れ時には注意しましょう。
メラミン
子ども用食器でよく見るメラミン製は丈夫で軽量、衝撃に強く断熱性も高いところがメリットです。
ファミリーキャンプにおすすめです。
ホーロー
見た目が華やかなホーロー製もキャンプにおすすめの食器です。
色鮮やかな食器に料理を盛り付ければ、美味しそうに見え、なおかつオシャレに見えます。
油汚れが落ちやすいところもおすすめポイントなんですが、ガラスコーティングという都合上欠けたり割れやすいといったデメリットもあります。
ホーロー製の食器を持ち運びする時は、少し気を付ける必要があります。
食器の選び方
素材で選ぶ
ソロキャンプの場合は、荷物をなるべく軽く、より少なくしたいという人が多いと思うので、かさばる食器は避けたいところ。
軽量な素材の食器を選ぶのがおすすめです。
しかし理想のキャンプスタイルに合わせて好きなものを好きなように使うのもまた、ソロキャンプの醍醐味です。
機能性で選ぶ
コンパクトにまとめるなら、スタッキングできるものが望ましいと思います。
また、仕切りのあるプレート皿もおすすめです。
隣り合ったメニューの味が混ざり合うことを防げるし、洗い物も減ります。
携帯性で選ぶ
持ち運びしやすいように、ケースに入っているものなどもおすすめです。
家族で使っているものをソロでも使う場合なら、必要な分だけを持参するようにしましょう。
不要な食器まで持っていては邪魔になってしまいます。
クックウェアと兼用できるものもコンパクトにまとまるのでおすすめです。
ソロキャンプにおすすめの食器 7選
GSI ジーエスアイ カスケーディアン 1人用テーブルセット
出典:楽天
GSIのカスケーディアン1人用テーブルセットの素材は、BPAフリーポリプロピレン。
軽く、傷がつきにくく丈夫な素材なだけでなく、耐熱温度は130℃とかなり高めです。
できたてアツアツの料理をよそっても大丈夫です。
またこの素材は100%リサイクルが可能。
ポップなカラーリングが食卓を明るく彩ってくれるはずです。
この商品は、カップ、深皿、平皿にフォーク、スプーン、ナイフのカトラリーがついている1人用セット。
複数揃えてファミリーキャンプにもおすすめです。
GSI カスケーディアン 1人用テーブルセット スペック
- セット内容:プレート、ボウル、カップ、カトラリーセット、メッシュバック
- 素材:BPAフリーポリプロピレン、カトラリー素材/ポリアセタール
- 耐熱温度:130℃
キャプテンスタッグ 食器マグカップ 5点セット
出典:楽天
キャンプで使うクックウェアも、食器と兼ねたい場合は金属製のセットがおすすめです。
キャプテンスタッグの食器マグカップ5点セットは、ソロキャンプでも使いやすい鍋(14・12cm)2つに蓋(15・13cm)、マグカップがついたステンレス製食器セットです。
蓋は裏返してお皿としても使用できます。
キャプテンスタッグ 食器マグカップ 5点セット スペック
- セット内容:14cm鍋、12cm鍋、15cm皿(フタ)、13cm皿(フタ)、マグカップ
- 素材:ステンレス鋼、マグカップ本体/18-8ステンレス鋼
ユニフレーム アルミ食器 ケースセット3
出典:楽天
ユニフレームのアルミ食器ケースセット3は、大小2つの持ち手が付いた器と、お皿にもなるフタも3点をまとめた食器セットです。
火にかけると持ち手が熱くなるのが難点なので、取り扱いは気を付けてください。
全部まとめて持ち運べるナイロンメッシュケースケースが付属しています。
ユニフレーム アルミ食器 ケースセット3 スペック
- セット内容:小食器(0.58L)、大食器(0.72L)、フタ
- 素材:アルミニウム(アルマイト加工)
Fozzils(フォッジルズ )ソロパック
出典:楽天
フォッジルズ 畳める食器セットは、スナップボタンで簡単に組み立てられて、軽量、しかもフラットになり持ち運びや収納にとても便利です。
フラットにした状態ではまな板としても使えます。
フォッジルズ ソロパック スペック
- セット内容:カップ(250mL)、ボウル・ディッシュ(500mL)
- 素材:ポリプロピレン
NH home スクエアワンプレート L
出典:楽天
本当は木製のプレートが欲しいなあと思っていても、重量が気になったり、お手入れが面倒に感じてなかなか手が出ないという人もいると思います。
木製の食器は水に弱く、お手入れに失敗すると劣化や変色をおこしてしまうこともあります。
しかNH homeのスクエアワンプレートは、木目調デザインでまるで木製のプレートのようでありながら、軽くて割れにくく汚れが付きにくい為、お手入れも簡単なんです。
おうちで使う場合にもとっても便利。電子レンジや食洗器にも対応しています。
耐熱温度は-20~140℃まであります。
NH home スクエアワンプレート L スペック
- サイズ:21.2cm×21.2cm×高さ3.0cm
- 素材:PET.ABS
- 耐熱温度:140℃
ロッコ ランチプレート
出典:Yahoo!ショッピング
ロッコのランチプレートは、割れにくく、軽くて持ち運びしやすいバンブー樹脂素材のランチプレートです。
4つの仕切りがあり、全ての食材をプレートの上に載せることができます。
ナチュラルカラーで見た目も可愛らしく、カップやフォーク、スプーンとセットで揃えて使用するのもおすすめです。
ロッコ ランチプレート スペック
- サイズ:約 幅27×奥行21×高さ2cm
- 素材:バンブー樹脂
- 耐熱温度:70度
DOULTON ダルトン ステンレス コンボプレートA
出典:楽天
武骨キャンパーにおすすめしたいのはやっぱりミリタリー感あふれる金属製フードトレイ!
ダルトンの軍用フードトレイがかっこいいのでおすすめです。
飾り気のなさが逆にいい、機能的かつシンプルなデザインが好印象です。
ダルトン ステンレス コンボプレートA スペック
- サイズ:約 H.20mm W.270mm D.220mm
- 素材:304ステンレススチール
後始末・キャンプでの洗い物はどうする?
食後の食器の後片付けって、ちょっと面倒ですよね。
食後に汚れた食器は、キッチンペーパーなどで大まかな汚れを拭き取ってから洗います。
油汚れにはアルコール除菌スプレーで拭き掃除するのもおすすめです。
焦げ付きには、鍋などに重曹を入れた湯を沸かすことで落とすこともできます。
現地で洗いにくい場合は汚れを拭き取ってジップロックに入れて持ち帰って、自宅でお手入れするのが良いかも知れません。
まとめ
キャンプ用の食器は紙製、プラスチック製、金属製、木製など素材や形状によってたくさんあります。
再利用はできませんが、使い捨てることができる紙皿は使い勝手が良く便利です。
しかし、それだとちょっと味気ないですよね。
せっかくのキャンプ料理なんだから、お気に入りの食器やおしゃれなお皿などに盛り付けてみませんか?
見栄もえよくなり、より美味しそうに見えること間違いなしです。
ソロキャンプならスタッキング出来たり、軽量なものを選んだり、1枚で兼用できるフードトレイなどを活用するのもおすすめです。