せっかく購入するキャンプギアは、おしゃれでかっこいいもので揃えたい。
それが、たとえちょっとした小物や細々としたキャンプギアを入れる箱であったとしても・・・。
キャンプで使う工具やら調理器具やらその他諸々を、バラバラと持ち歩くのはめちゃくちゃ不便。
だからこそ、小物入れは何を買ったら良いんだろうとお悩みのキャンパーさんはいませんか?
そんな皆さんに今回おすすめしたいのはズバリ、スタンレーのクラシックランチボックスです!
今回は、スタンレーのクラシックランチボックスの魅力と応用した使い方を提案します。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2023.9.8に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
目次
スタンレーのクラシックランチボックスとは
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そもそもスタンレーとは、創業100年以上の歴史を持つスチール真空ボトルで有名な会社です。
その長い歴史で培われた技術とデザイン性は高く評価され、キャンプグッズなら真空マグや水筒、クッカー、クーラーボックスなどでよく使われています。
今回紹介するクラシックランチボックスもまた、スタンレーで100年以上愛されてきた超ロングセラー商品です。
ランチボックスといっても単なるお弁当箱ではなく、ピクニックボックス・・・水筒からナフキン、カトラリー、お弁当やフルーツまでランチにまつわるありとあらゆるものが収納できるようなトランクといった方がイメージしやすいかもしれません。
サイズは9.4Lと5.2Lの2サイズ展開で、カパッと大きく開いた蓋の裏に、9.4Lには同社スタンレーのクラシック真空ボトル0.75Lが、5.2Lのほうにはクラシック真空ボトル0.47Lがシンデレラフィットするように作られています。
もちろん蓋の裏から飛び出してこないように金具の留め具が付いていて、この留め具はもちろん取り外しが可能。
クラシックランチボックスの中は仕切りもなにもなくすっきりシンプルにできているため、工夫次第で様々なアイテムを収納することができます。
ただ、保冷機能はないので食品を入れる際は注意が必要です。
スタンレーのクラシックランチボックスのスペック
クラシックランチボックス 9.4L
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スタンレーのクラシックランチボックスの9.4リットルのサイズは、約W330×H254×D165mm。
重さは約1.68kgです。
本体は頑丈なスチール製ですが、スチールの特性として水分に弱く、錆に弱い傾向があるので気をつけて使用しましょう。
ハンドルの持ち手はポリプロピレン、金具はステンレス鋼でできています。
保冷・保温機能はありません。
こちらの9.4Lサイズ、特に注目したいのは新色マットブラックです。
クラシカルなクラシカルなハンマートーン仕上げがとってもかっこいいグリーンは、どんなキャンプスタイルにも馴染むのでもちろんおすすめなんですが、光沢を抑えたマットなブラックがめちゃくちゃかっこいいんです!
この新色マットブラックがあるのは9.4Lだけなので、チェックしてみてください。
蓋の部分には、スタンレーのクラシック真空ボトル0.75Lがすっぽりと収まります。
スタンレー クラシックランチボックス 5.2L
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クラシックランチボックスの5.2Lのサイズは、約W285×H210×D130mm。
重さは約1.2kgとなっています。
9.4Lと比べると、ちょうど一回りくらい小さいくらいのサイズ感になります。
他に9.4Lと違う点は、蓋の留金が1つなところ。
カラーがグリーン1色展開であるところ。
コンパクトながらしっかりとした容量があるので、こちらのサイズもおすすめです!
蓋の部分には、スタンレーのクラシック真空ボトル0.47Lがすっぽりと収まります。
スタンレーのクラシックランチボックスの使い方を知りたい!
①ランチボックスとして使おう
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まずは定番、ランチボックスとして使ってみましょう。
お弁当箱を収納し、カトラリー類や飲み物、ナフキンを収納してピクニックボックスとして使用するもいいでしょう。
奥行きが9.4Lなら15.2cm、5.2Lなら13cmあるので、実は市販の食パン6枚切りまたは8枚切りがピッタリフィットしちゃったりするんです。
これを利用してサンドイッチの具材に缶詰やジャム、スパイスや調味料を詰め込んで現地でサンドイッチを作るのも楽しいです。
なんなら、カップラーメンも綺麗に収納できちゃうサイズでもあります。
デイキャンプやピクニックのランチ用に、スタンレーのクラシックランチボックスはおすすめです!
②キャンプに関する小物入れに使おう
キャンプって、テントやタープ、シュラフなど大型のキャンプギアの他にも細々としたグッズが多くないですか?
例えばソロ用のクッカー。
ソロキャンプ用であればクッカーからバーナー、食器、カトラリーまでひとまとめに収納できるだけの容量がスタンレーのクラシックランチボックスにはあります。
バラバラしがちな調味料を、ひとまとめにしておくのもおすすめです。
しかし、スタンレーのクラシックランチボックスはスチール製なので、液体を収納する時は錆びたりしないようにこまめにお手入れしましょう。
火おこしグッズなんかもばらばらとしがちなので、スタンレーのクラシックランチボックスに入れるもの候補として挙げられます。
あとは救急箱としてもおすすめです。
5.2Lサイズもあれば、怪我の対策から常備薬、非常時用の備えも兼ねた救急箱としてちょうどいいです。
キャンプ用なら、ポイズンリムーバーや虫除け対策グッズも入れておくと良いでしょう。
他にもランタンやライター、ティッシュや除菌グッズなどなど。
ってものは絶対にあるはず。
使う人の工夫次第で、スタンレーのクラシックランチボックスは様々な道具入れに大変身するんです。
シンデレラフィットしちゃうキャンプグッズもなにげにあって、ユニフレームの山クッカー角型他、色々探してみるのも楽しいですよ!
③食器を入れよう
蓋のシルバーの留め具を取り外せば、背の高いアイテムも収納することができます。
ガチャつきがちなお皿やコップ、カトラリー類をスタンレーのクラシックランチボックスにまとめて収納すると、なんだかやぼったくてまとまりのないキャンプサイトも一気におしゃれなイメージにまとめ上げることができそうです。
ランチボックスごとテーブルに置いておいてみても、おしゃれですよね!
④コーヒーセットを収納してみよう
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コーヒーセットを収納するは、かなりおすすめ。
キャンプでコーヒーブレイクを楽しむキャンパーさんは少なくないと思います。
レトロで無骨でかっこいい見た目のスタンレーのクラシックランチボックスは、コーヒーグッズとも相性抜群なんですよね。
コーヒー豆、コーヒーミル、ドリッパー。ケトルなんかもサイズを選べばしっかり入ります。
ガラス製のコーヒーメーカーも、頑丈なスチールボックスに入れれば安心して持ち運ぶことができるでしょう。
せっかくなので同じスタンレーのマグで揃えて、楽しいコーヒータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、お酒を嗜まれる方にもおすすめです。
ワインやウィスキーボトル、ワインオープナーやグラスなど、常温で持ち歩けるものをスタンレーのクラシックランチボックスのようなかっこいいボックスに入れて持ち歩くのもまた、大人の遊び心を感じてかっこよくないですか?
ただし、コーヒーでもお酒でも、スチール製のクラシックランチボックスは水分に弱く錆びてしまうことがあるので気をつけてくださいと重ねて注意を記しておきます。
⑤刃物・ペグ・工具入れにもおすすめ
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クラシックランチボックスは、スチール製でとっても丈夫。
ボックスを開け閉めする留め具が、むしろ硬すぎると感じるくらいしっかり閉まり安全に持ち運べるので、ペグやロープ、工具入れとしてもおすすめできます。
特に9.4Lは横幅が30cm以上もありしっかりとゆとりがあるので、ペグとハンマーを一緒に収納してもまだまだ色々なものを入れることができそうです。
作業中も大きく開き箱の中が隅々までよく見えるので作業もしやすそう!
ナイフなどの刃物を入れたりとブッシュクラフトを楽しみたい人にもおすすめできます。
ただ移動中は、金属同士がぶつかって音が鳴ってしまうかもしれません。
・ランチボックス
・小物入れ
・食器入れ
・コーヒーセット
・ペグや工具入れ
スタンレーのクラシックランチボックスを簡単カスタム?!
スタンレーのクラシックランチボックスの愛用者のSNSをみていると出てくるのが、カスタムや改造といったキーワードです。
カスタム、改造といってもそんなに難しいものではなく、お気に入りのステッカーを貼ったり、持ち手や留め具にレザーカバーをつけたりするような簡単なものから、大きく開く蓋部分を活用してそこに天板を置いてテーブルにしてしまうといったものまで様々です。
天板もクラシックランチボックスに収納できるくらいのサイズのカッティングボードや100均の小さなすのこを使っている人がいたり、くるくると巻き簀のように巻いて収納できるすのこを自作して天板にしてしまう人まで幅広くいます。
この天板テーブル、クラシックランチボックス自体がスチール製でしっかりとした作りをしているので、シングルガスバーナーを置いてコーヒーを淹れたり、ソロキャンプで食べ物を簡単に温めるくらいなら全然できますし、天板テーブルを乗せる時、蓋のシルバーの留め具を立てておくことでカップなどを引っ掛けておくこともできます。
テーブル以外の作業スペースが増えるのは便利ですし、カスタムを施すことでクラシックランチボックスへの愛着も増します。
せっかく購入したのなら、是非試していただきたい使い方の1つです。
スタンレーのクラシックランチボックスはコストコで買える?注意点は?
スタンレーのアイテムの取り扱いがコストコでもあることは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
コストコではメーカーに直接買い付けを行い、一括で大量に仕入れるなどして仕入れや人件費などにかかるコストを削減することで、スタンレーの製品を大幅に値下げして販売しています。
時には半額以下で購入できるとなれば、利用するっきゃないですよね!
ですが気になるポイントもあって・・・。
例えばいつでも買えるわけではないということ。
コストコに自分が狙っているスタンレーの商品がいつでも入荷してるとは限りません。
その商品の次の入荷がいつになるかはわからないので、出会ったその時が買い時。
なので「コストコにクラシックランチボックスを買いに行こう!」と思っても確実性はないので、狙っているなら確実に買えるネットショッピングを利用した方が良さそうです。
そしてもう1つ。
それは自社輸入品となるので、日本正規輸入代理店で購入した時の「品質表示シールがない」ということ。
このシールがあると、スタンレーの商品を正しく使って製品の品質が低下してしまった時、生涯補償サービスが受けられるというものなのですが、コストコで購入した場合はこのシールがないのでサービスを受けることができません。
スタンレー製品の購入でコストコを利用したい時は、クラシックランチボックスに限らず以上2点についてご注意ください。
まとめ
スチール製で無骨でレトロかっこいい、スタンレーのクラシックランチボックス。
開いた蓋の中には9.4Lには同社スタンレーのクラシック真空ボトル0.75Lが、5.2Lのほうにはクラシック真空ボトル0.47Lがすっぽりとシンデレラフィットして、シルバーの留金で固定することができます。
使いたいけど使うイメージがない、なんて人はとりあえず食パンとサンドイッチセットでも詰め込んでみてはいかがでしょう?
ランチボックスといっても、その大きさは市販の食パン6枚切りまたは8枚切りを1袋いれてもまだゆとりがあるほど。
水筒と一緒にジャムやハムなんかも余裕で収納できます。
小さいサイズの5.2Lなら1〜3人分、9.4Lならファミリーサイズのピクニックセットが収納できるので、まずはピクニックやデイキャンプのお供にいかがでしょうか?
現地で作るサンドイッチも楽しいものですよ!
さらにお皿やカトラリーなどを収納して持ち歩いたり、ソロキャン用の調理器具ならこれに一式収納できちゃいます。
このかぱっと大きく開く蓋を活用して、天板を載せてテーブルにプチカスタムしたり、コーヒー愛好家はコーヒーセットをまとめて収納、焚き火ファンは焚き火グッズを収納したり、スチールの頑丈さを活用してペグや工具を入れたりナイフなどを収納してブッシュクラフトにと工夫次第で様々な使い方ができそうです。
スタンレー製品はコストコで安く購入できることでも有名ですが、狙った商品がいつでも入荷しているとは限らず、自社輸入品なので品質表示シールがありません。
この品質表示シールは日本正規輸入代理店で購入した製品についており、正しく使っているうちに品質が低下してしまった時は障害補償サービスを受けられるというものなのですが、コストコで購入したものにはシールがないのでサービスを受けることができません。
スタンレーのクラシックランチボックスが欲しいんだ!なんていう、欲しい商品が定まっている人はネットショップや、日本正規輸入代理店、日本正規輸入代理店のネットショップを利用すると良いでしょう。
スチール製なので頑丈で丈夫ですが、水にだけは弱いので要注意!
長く使いたいのなら水気はすぐに拭き取って、大切に使いましょう。
ですが、そういった錆や傷もまた、世界でたったひとつの自分だけのクラシックランチボックス感があって良いものかもしれませんね。
100年以上続く老舗の100年の歴史を持つロングセラー商品ならではの味を、是非体験してみてください!
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