キャンプに持っていくクーラーボックス、それを冷やす保冷剤ってどうしていますか?
怪訝な顔をする友達が、そう思うのも無理はありません。
僕もキャンプをしていなければ、クーラーボックスの中には、ケーキなどを買った時に付いてくる小さな保冷剤だったり、100均で買った保冷剤で充分だと考えると思うんです。
しかし、最低でも1泊を過ごすキャンプでは、それらの保冷剤じゃ頼りない。
スーパーかコンビニで買ったロックアイスだけで、食材を冷やそうと思っても、それも夏では難しいですよね。
暑い夏は、何度もドリンクを取り出す度にクーラーボックスを開閉するし、なによりロックアイスはドリンクを飲む時に使ってしまいます。
クーラーボックスには、保冷剤と氷をいっぱいに詰めているから大丈夫だと思っていても、1泊2日どころかキャンプに行ったその日の夕方には、保冷力がなくなってしまっているなんてこともありますよね。
クーラーボックスの保冷力が悪いのか、それとも保冷剤の能力なのか・・・。
そこで気になったのが、ロゴスから販売されている保冷剤です。
前から存在は知っていましたが、『たかが保冷剤でしょ』なんて、調べもせずにいました。
でもこのロゴスの『倍速凍結 氷点下パック』、なかなか良さそうなんです。
今回は、ロゴスの倍速凍結 氷点下パックをレビューしたいと思います。
目次
ロゴス 倍速凍結 氷点下パックをレビュー
ロゴスの保冷剤 倍速凍結
出典:Amazon
普通の保冷剤が、実際に固まって何度になっているかなんて気にした事はありませんでした。
ロゴスの『倍速凍結 氷点下パック』は、「従来品に比べ・・・」と謳い文句があります。
従来品の保冷剤を知らないので、正直それが凄いのかどうなのかはわかりません。
そして『倍速凍結』と言われても、ただ『早く凍るんだな~』程度にしか思っていませんでした。
でも調べてみると『倍速凍結 氷点下パック』の前の、従来品は『氷点下パック GT』という商品名で売られていたようです。
従来品の『氷点下パック GT』は『-16℃』というのが売りだったようです。
なんか凄そうじゃないですか?
そしてその従来品に比べ、性能的に良くなっているはずの『倍速凍結 氷点下パック』に、ちょっと興味がでてきました。
『倍速凍結 氷点下パック』を凍らせるのには、18時間から24時間必要なようです。
僕はサイズも測らずに、XLを3つ購入してしまったので、冷凍庫はパンパンです。
奥さんからは、早くどかしてと小言を言われてしまう始末。
サイズはクーラーボックスだけではなく、冷凍庫の容量も考慮した方が良さそうです。
出典:Amazon
そして従来品の『氷点下パック GT』の説明を見てみると、凍らせる時間が約36~48時間必要なようです。
『倍速凍結 氷点下パック』の倍の時間を要すようです。
キャンプ前に丸2日冷凍庫を占領するとなると、それこそ奥さんから小言を言われちゃいそうです。
そう考えると『倍速凍結 氷点下パック』の倍速で凍らせることは、かなりのメリットに思えてきました。
持続時間
凍らせた『倍速凍結 氷点下パック』を、外気温30℃の中でクーラーボックスに入れておくと、従来の商品より16%もマイナス温度の持続時間が向上しているようです。
従来品の『氷点下パック GT』は、約7℃の飲料を7℃以下の状態に保てる時間が約6時間。
『倍速凍結 氷点下パック』では、同じテスト内容ではないので、個人的な判断は難しいです。
しかし、マイナス温度の持続時間が従来の商品より16%向上しているのなら、「約7℃の飲料を7℃以下の状態に保てる時間」というテストをしても、従来品より時間は向上しているはずです。
ちなみに、従来品の『氷点下パック GT』は、一般的な保冷材の8倍あるようです。
僕の使っていた100均の保冷剤なんて、歯が立ちませんよね。
倍速凍結 氷点下パックのサイズ
僕は、『倍速凍結 氷点下パック』のXLサイズを、3つ購入しました。
8ℓのクーラーボックスで『倍速凍結 氷点下パック』600gが目安のようです。
『倍速凍結 氷点下パック』のXLサイズだと内容量が1200gなので、1個で16ℓのクーラーボックスで使えます。
僕は『倍速凍結 氷点下パック』を3個購入したので、48ℓぐらいのクーラーボックスなら大丈夫そうです。
僕の持っているアイスランドのクーラーボックスは42.6ℓなので、容量的には十分使えます。
ちなみにLサイズで900g、Mサイズで600gです。
特に何も考えずに購入してしまいましたが、結果的にXLサイズを3つ購入して正解だったようです。
『倍速凍結 氷点下パック』XLサイズの大きさは、約幅19.5×奥行25.5×高さ3.5cmとなっています。
ほぼ、ティッシュペーパーの箱と同じ大きさです。
意味はありませんが、モバイルバッテリーとの比較です。
『倍速凍結 氷点下パック』XLサイズは、大分大きくみえます。
重量は約1.2kgです。
3つで3.6kgもあります。
僕の持っているアイスランドのクーラーボックスは、約10.5kgあります。
『倍速凍結 氷点下パック』3つをクーラーボックスに入れると、なかなかの重さになりますね。。。
実際に、アイスランドのクーラーボックス45QTに入れてみると思った以上に場所をとりますが、保冷力があるようなら全く問題ないですよね。
保冷力
保冷剤の保冷力が実際にどれくらいあるかというのを示すのって、素人には結構難しいですよね。
組み合わせて使うクーラーボックスの保冷力にも影響されると思うし、外気温や日差しの影響だってあると思うんです。
そして実際にキャンプ場にクーラーボックスを持っていて使ったと時には、蓋の開け閉めを何度も何度も繰り返すと思うんです。
食材を取り出したり、飲み物を取り出したりと。
クーラーボックスを使う人や、シチュエーションによっても実際に使う時の保冷力って違ってきます。
それを承知の上で、とりあえず家でアイスランドクーラーのクーラーボックスにロゴスの倍速冷凍 氷点下パックを3つ入れて実験をしてみました。
一緒に入れたロックアイス2袋がいつまで凍ったままでいるかを見てみたら、だいたい丸2日間は氷が残っている感じでした。
その間、計測するために3回ほどクーラーボックスの蓋を開けています。
保冷力の高いクーラーボックスと組合わせて使ってみましたが、相乗効果のようなものは多少なりとも合ったと思います。
でも流石にロゴスの倍速冷凍 氷点下パックを3つも入れてしまうと、庫内が狭くなってしまいます。
その辺りをどうするか、考えどころですよね。
まとめ
1泊2日のキャンプなら、高い保冷材は必要ないかもしれません。
それでも2日目まで食材が残る場合や、1泊以上のキャンプ、いつまでも冷たいものが飲みたい人には、おすすめです。
そして買うなら、従来の『氷点下パック GT』ではなく『倍速凍結 氷点下パック 』を購入しましょう。
値段の差は、たった数百円しかありません。
どうせなら早く凍って、保冷時間も長い方が良いですよね。
また、アイスランドのクーラーボックスと合わせて、保冷力を確認してみたいと思います。
~2017.9.6追記~
アウトプットライフ×アイスランドのクーラーボックスと保冷力の実験してみました。
ロゴスの倍速凍結氷点下パックを使って、こちらでも実験しています!
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