ファミキャンメインで何年も過ごしてきた僕は、文明の利器を自然の中に持ち込んで、快適なキャンプをしてきました。
特に料理関係は、直ぐに使えるバーナーがあるので、家にいるような料理を作る事が簡単にできます。
しかしここに来て、燃料に薪を使った調理をしてみたくなってしまいました。
現在では、ガスを使ったバーナーがメインで、たまにダッチオーブンを使うときに炭を熾す感じです。
炭で調理するのも良いのですが、焚き火で調理している方々の姿を見ると、憧れてしまうものがあるんです。
それは、見た目のワイルドさ(笑)
前回は、焚き火調理する為のフライパンを探しましたが、今回はそのフライパンを使う為に、自分に合った焚き火調理台を見つけたいと思います。
理想は、インスタで見かけるオシャレキャンパーさんが使っているようなワイルドな感じで見た目もおしゃれな物。
今回は、使えばおしゃれでカッコいい、焚き火調理する為のファイヤーグリルなどの焚き火調理台を紹介します。
今ある焚き火台を活かした調理台が欲しい
焚き火調理台と言ったら、ユニフレームの薪グリルやキャプテンスタッグのカマドスマートグリルなどがありますよね。
しかし、薪を燃やす場所と調理台が一体化した物を購入するのではなく、自分に合った調理台が欲しいんです。
焚き火調理をする為に、薪グリルなどの専用の調理台がありますが、僕は今使っている焚き火台を活かしたいと思うんです。
そうしないと、焚き火台の出番が減っちゃいそうな気がします。
僕が使っている焚き火台は、ユニフレームのファイアグリル。
名前の通り、火を使った調理ができる焚き火台です。
しかし、炭を使ったバーベキューなら良いのですが、薪を使った調理だと高さが足りないと思うんです。
そこで、ユニフレームのファイヤグリルを下に置き、その上で調理する事が出来る鉄製の台なら、丁度良いと考えました。
ファイアグリル単体で薪調理
ネットで色々と検索してみると、ファイアグリル単体で薪調理をしている方も多数いました。
ファイアグリルで使う網を、頑丈なヘビーロストルを置き換えて使っています。
薪を置く場所と、ヘビーロストルまでの距離、薪をくべるスペースなどを見てみると、確かに使えない事は無い感じです。
本体とヘビーロストルの間は、僕が思っていたよりも隙間があり、太い薪でも入りそうです。
しかし、フライパンを使った薪調理は、弱火の方が美味しく出来上がると、どこかで読みました。
ファイアグリルで薪を燃やした時に、立ち上がる炎をヘビーロストルまでの10数センチに調整して、弱火で調理する自信が僕にはありません。
薪に火を点けたら、そこそこ炎が上がってしまうと思うんです。
そのような事もあってか、ファイアグリルの支柱にボルトを入れてヘビーロストルを嵩上げするように工夫している方もいました。
薪をくべるスペースや、火加減の調整をする事を考えると、ファイアグリルからフライパンまでが多少離れている必要があります。
それを実現する為には、ファイアグリルを下に置いて使える鉄製の台なんです。
ファイアグリルを跨ぐように置ける鉄製の台を探してみると、僕が憧れたあの写真が出できます。
そう、それはアイアンクラフトのカッコいい焚き火調理台です。
アイアンクラフト
IZANAMI(イザナミ)
出典:YaHoo!ショッピング
アイアンクラフトは、静岡県の菊川市にあるガレージブランドです。
アイアン素材を使った焚き火グリルやラックなどを製造・販売している人気のブランドなんです。
その中でも、よく目にするのは「IZANAMI(イザナミ)」と名付けられたファイアーグリル。
焚き火台を跨ぐように下に置き、天板の上にフライパンやケトルを置く事ができます。
このシリーズで、「IZANAMI(イザナミ)」「SESERAGI(セセラギ)」「IZANAMIhalf(イザナミハーフ)」という、サイズ違いで3種類あります。
イザナミは、高さが50cmあり、3つのファイヤーグリルの中で1番大きな物です。
ユニフレームのファイアグリルの台の高さは約28cm(網の高さは33cm)。
イザナミの下にユニフレームのファイアグリルを置くと、約22cmの隙間ができてしまいます。
出典:YaHoo!ショッピング
公式ページにも写真がありますが、これだとちょっと天板までの距離が広く開きすぎてる気がします。
しかも、ちょっと値段も高いんです。
その為、候補になるのは、イザナミよりもサイズが小さい残りの2つとなります。
アイアンクラフト IZANAMI(イザナミ)スペック
サイズ・組立時 | 高さ50cm 横幅96cm(上部幅約80cm)奥行34cm |
サイズ・収納時 | 70cmx48cmx6cm |
重量 | 10kg |
IZANAMIhalf(イザナミハーフ)
出典:YaHoo!ショッピング
イザナミハーフと名付けられたファイヤーグリルは、イザナミの高さがある半分という事ではなく、天板(ロストル)が2枚から1枚になった物です。
イザナミでは、天板(ロストル)が2枚ある事で奥行きを持たせ、上にフライパンやダッチオーブンを置いても安定感があります。
イザナミハーフでは、天板(ロストル)を1枚にする事で、奥行きがほぼ半分くらいになっています。
出典:YaHoo!ショッピング
そうなると、フライパンやダッチオーブンなどのサイズよりも小さくなる可能性があります。
結果、上に置いたフライパンなどがはみ出してしまうこともあると思います。
この天板のサイズの記載がないので、実際にはどのくらいはみ出すか分かりませんが、ちょっと不安な気もします。
しかし、フライパンなどの底面の4分の3ぐらいは天板があるので、不安定という訳ではなさそうです。
出典:YaHoo!ショッピング
イザナミハーフの高さは、39cmとなっています。
ユニフレームのファイアグリルとの差は、約11cmぐらいです。
公式の写真を見ると、太い薪を2本重ねても余裕がある感じです。
これなら、丁度良い火加減にできそうです。
インスタを見てみると、このイザナミハーフの写真が1番多いと感じました。
値段も手頃だし見た目も良く、人気があるようです。
フライパンやダッチオーブンのサイズにもよりますが、上手に使えば、とても良い感じに使えそうです。
出典:YaHoo!ショッピング
イザナミもイザナミハーフにも、ステンレス素材を使ったタイプ(IZANAMI half-SUS)もあります。
ステンレス素材なら、サビの心配をあまりしなくて済みます。
薪から出るスス汚れで、本体をキレイに水洗いした後に、サビが出てしまう事をなるべく防ぐ事ができます。
しかし、どちらも僕には手が届かないお値段です。
ステンレス製ではない、アイアン素材のイザナミハーフが1番現実的かも知れません。
ちなみに、イザナミハーフの天板のサイズが判りやすい写真として、インスタで元サッカー選手の前園さんの写真が参考になりました。
イザナミハーフ | IZANAMI half-SUS(ステンレス) | |
サイズ・組立時 | 高さ39cm 横88cm 縦31cm | 高さ39cm 幅96cm 奥行30cm |
サイズ・収納時 | 31cmx66cmx6cm | 70×30×6 |
重量 | 7kg | 5.4kg |
SESERAGI(セセラギ)
出典:YaHoo!ショッピング
セセラギは、イザナミとイザナミハーフの中間のサイズのファイヤーグリルです。
天板(ロストル)は、一枚ですが、本体のフレームに奥行きがある為、イザナミハーフよりも広く使えるようになっています。
見た目には、大体1.3〜1.4倍ぐらい広そうに見えます。
これなら、フライパンなどの調理器具を乗せた時にはみ出してしまう事がないので、イザナミハーフの時に感じた不安感はありません。
本体の高さは45cmなので、ユニフレームのファイアグリルとの差は約17cmです。
公式の写真を見てみると、僕的には丁度良さそうに見えます。
しかしインスタで、火力が弱いからと、ユニフレームのファイアグリルの下にスノコなどを置いて嵩上げしている写真がありました。
もしかしたら、僕が思う以上に薪から天板の位置まで離れていて、薪を何本も重ねないと火力が足りないという事になってしまうかも知れません。
しかし、天板の奥行きもあり、使いやすそうに思えました。
理想は、イザナミハーフの高さでセセラギの天板の奥行きがあれば嬉しいです。
しかし現実には、理想のサイズがないので、イザナミハーフかセセラギの2択になりそうです。
そうは言っても、セセラギの値段もイザナミまではいきませんが、ちょっと高めなんです。
ん〜迷っちゃいます(笑)
SESERAGI(セセラギ)スペック
サイズ・組立時 | 高さ45cm 横幅96cm(上部幅約80cm)奥行30cm |
サイズ・収納時 | 70cmx40cmx6cm |
重量 | 8kg |
セセラギを買ってレビューしました!
アイアンクラフト以外の焚き火調理台
DOD テキーララック
出典:YaHoo!ショッピング
アイアンクラフト以外で、ユニフレームのファイアグリルを跨いで使えそうなのは、DODのテキーララックです。
テキーララックは、スチール製でしかも耐火塗装してあるので、天板を火にかけても大丈夫なんです。
高さは、カタログスペックで41cmとなっているので、下にファイアグリルを置いても大丈夫そう。
大丈夫そうというか、イザナミハーフぐらいの高さなので、もしかしたら丁度良い高さなのかも知れません。
値段も手頃で、申し分ありません。
出典:YaHoo!ショッピング
ちょっと気になるのは、天板が細かな網状になっているので、スス汚れ後の手入れが大変そうだと言うこと。
そして、天板の両端に取り付けられたウッドハンドルが、ワイルドというより可愛いよりな見た目になってしまうんじゃないかと言うこと。
焚き火調理台として使わなくても、ラックとしても使えるので、幅広い活躍が期待できます。
アイアンクラフト以外でも、機能製に優れている焚き火調理台はありますね。
DOD テキーララック スペック
サイズ | W115×D32.5×H41cm |
重量 | (約)5.6kg |
静止耐荷重 | (約)30kg |
テキーララックと同じように使えるテキーラテーブルの記事を書いていました。
マメてりあ 焚き火テーブル スライドコンロ
出典:YaHoo!ショッピング
まめ電という会社が販売している焚き火調理台もなかなか良さそうです。
「マメてりあ」というブランドで、天板がスライドする焚き火調理台です。
高さは39cmなので、イザナミハーフと同じように使う事ができます。
スライド式の天板の奥行きは26cmあります。
26cmあれば、大体のフライパンやダッチオーブンがはみ出さずに載せる事が出来ると思います。
10インチのダッチオーブンで、だいたいφ25cmぐらい、僕の持っているTSBBQの8インチのライトステンレスダッチオーブンだと約φ20cmなので、問題なく載せる事ができます。
出典:YaHoo!ショッピング
そして、その天板が横にスライドして移動出来るというのも、好感が持てます。
値段は、イザナミハーフと同じくらい。
もしかしたら、天板に奥行きがある分使い勝手が良いのかも知れません。
ワイルドさを求める僕には、ブランド名が気になってしまいます。
機能性には全く関係ないところを、何故か気にしちゃうんです。
マメてりあ 焚き火テーブル スライドコンロ スペック
サイズ | 横幅60×高さ45×奥行き27cm |
ベルモント アイアン焚火スタンド
出典:Amazon
ベルモントにも、機能性が高そうな焚き火調理台がありました。
魅力なのが、ベルモントの焚火スタンドの高さは、2段階に調節する事ができるという事です。
ローモードで高さ39cm、ハイモードで45cmに変える事ができます。
これなら、ユニフレームのファイアグリルでも、スノーピークの焚き火台Lでも、幅広い種類の焚き火台で使う事ができそうです。
そして、火加減よりも好みに合わせて調整する事が出来るはずです。
出典:Amazon
さらに、オプションを購入すれば、焚き火調理台にハンガーやテーブルを追加する事が出来ちゃうんです。
ハンガーが取り付けられるのは後々焚き火ハンガーが欲しくなった時に、助かりますよね。
別ブランドの焚き火ハンガー単体で購入さたら、そこそこ良い値段がします。
このオプションハンガーなら、3,000円弱で購入する事ができちゃいます。
今年発売されているという事もあり、レビューがあまりないのが気になりますが、拡張性や使い勝手の良さを考えたら、かなり良さそうだと思います。
ベルモント アイアン焚火スタンド スペック
サイズ | 約860×260×390mm/約920×260×450mm |
サイズ・収納時 | 約590×260×70mm |
重量 | 約3.0kg |
耐荷重 | 30kg |
まとめ
キャンプを始めてから、かなりの時間が経ちますが、今更焚き火調理をしてみたくなってしまいました。
焚き火調理をする為には、今あるもので何とか工夫をすれば出来ない事は無いと思いますが、見た目も重視する為には、新しい道具を購入しなくてはいけません。
まずは、前回紹介した焚き火調理用のフライパンの中から何か1つ購入し、そして今回の焚き火調理台を使って料理をしたいと妄想しています。
インスタなどを見て憧れた、カッコいい焚き火調理の写真のように、僕もやってみたいんです。
どれか気になる焚き火調理台はありましたか?
焚き火料理を始めたいなら、まずは焚き火調理用のフライパン!
焚き火調理用に僕が買った鉄フライパンはこれ!
クイックキャンプのファイアスタンドも使えそう!
焚き火台を買い替え?!新しい焚火台をレビュー!