キャンプといえば焚き火、そしてバーベキュー!
その両方を一台で楽しめると話題の焚き火台が、ユニフレームの「ファイヤグリル」です。
その人気は、キャンプ初心者から長年焚き火を楽しんでいるベテランキャンパーまで、幅広い層に愛用されていることからも明らか。焚き火台をネットで検索すれば、必ずと言っていいほど「おすすめランキング」に登場する存在です。
私も金銭的には慎重になりつつ、最終的にこのファイヤグリルを購入。結論から言えば、買ってよかったと心から思っています。
購入当初、ピカピカに光るステンレスボディにテンションが上がり、
今回は、そんな我が家の愛用品となったユニフレーム「ファイヤグリル」を実際の使用感も交えてレビューしていきます。
目次
使用後の変化と実際の使い心地
ファイアグリルは1回使うと・・・
ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」は、購入当初はピカピカで凄くカッコいいんです。
シルバーに輝いていて、洗練されたデザインがとても素敵に見えました。
しかし一度で見た目が一変します。輝いていたシルバーの本体は、焚き火の熱によってすぐに変色し、いわゆる“使用感”が出てきます。
1回使うだけで、ファイアグリルの表面は変色し、ピカピカなんて言葉なんて使うことが出来ないくらい変色して薄汚れてしまうんです。
付属のロストルも1回目から、すぐに熱で変形しちゃいました。
ただ、これは通常使う分には特に困ることはありません。見た目だけがちょっと微妙な感じになってしまうんです。
しかし、この変化こそがファイヤグリルの味とも言えます。
数十回のキャンプで使い込むうちに、その姿は“道具”から“相棒”へ。くたびれた見た目は、むしろワイルドさを演出し、愛着が湧いてきます。
あのピカピカした綺麗な君はどこへ・・・なんて、考えることもありますが、これが実に渋い!
使い込んでいるからこそ出るワイルド感。
キャンプの玄人が持っているかのような、キャンプギア・・・そう!男の中の男!
なんて、自分に言い聞かせることも大事です(笑)
収納性と使いやすさ
使用時のサイズは約43cm四方で、高さは約33cm。収納時には約38cm×38cm×7cmと、非常にコンパクトになります。
収納ケースにすっきり収まるため、車の荷台を圧迫せず、持ち運びにも便利です。
重さも約2.7kgと、ほどよい安定感と携帯性を両立しています。
網は脚の部分に本体とずらして置く形です。
高さはベストポジションで、火力が強ければあっという間にお肉は焼けちゃいます。
網と本体の隙間からは、小さな炭の出し入れもできて簡単です。
そのため火力を細かくコントロールできます。中央に強火ゾーン、端には弱火ゾーンを作ることで、さまざまな食材を効率的に焼き分けることが可能です
火が直接あたらない場所には焦げそうなお肉の逃げ場所にぴったりです。
炭を全体にまんべんなく置くのではなく真ん中を強めにして隅は炭自体の量を少なくして火力を抑えておけば、うまく使い分けができます。
炭と網との高さが絶妙なんですよね。
炭との距離がちょうどよく、肉が焦げすぎることもありません。
後片付けのコツと工夫
出典:楽天
焚き火台は使用後の片付けも重要なポイントです。
ユニフレームのファイヤグリルでは、ロストル(炭を置く網)の上にアルミホイルを敷くことで、灰の掃除が格段に楽になります。
特におすすめなのが、ロゴスの「BBQお掃除楽ちんシート」。
厚手で破れにくく、お肉からしたたる脂や灰が本体に付着するのを防いでくれます。
ちょっと灰がこぼれたら、軽く水洗いだけですみます。
ただし注意点もあります。
バーベキュー後に焚き火をする際、アルミホイルをそのままにしておくと、高温で溶けてロストルにこびり付き、逆に掃除が面倒になることもあります。
これがなかなか取れないから困りもんです。
焚き火前にはアルミを取り除くことが鉄則です。
ファイアグリルの焚き火台としての性能
出典:ユニフレーム
ファイヤグリルは、その名の通り焚き火台としても非常に優秀です。
薪をしっかり載せても安定感があり、重心が低いため倒れにくい設計。
ガンガン薪を載せても大丈夫です。薪を投げ入れても、今まで倒れたことはありません。
キャンプ場で販売されている標準的な薪(約40cm前後)にも対応し、使いやすさは抜群です。
また、燃焼効率もよく、火力の調整もしやすいため、焚き火を囲んで語らう夜の時間がより快適になります。
翌朝にはそのまま灰捨て場まで運べる手軽さも魅力です。
余裕があれば、そのまま洗ってしまえば、持って帰る時には乾いていると思います。
ここは改善してほしい点
ここまで、ユニフレームの焚き火台「ファイアグリル」は良いって言っておきながら1つだけ改良希望があります。
それは、バーベキューをした後、網を載せているファイヤグリルの脚の部分に、お肉の脂が入り込んじゃうことなんです。
上記の写真の、フレームの部分です。
この細いフレームは掃除がやや大変で、汚れが溝に入り込むとなかなか落ちません。
見てください、汚れが取れてません・・・取れないんです。(根気よく洗えば取れると思いますが、諦めちゃいました)
しかも4本分あるので大変です。
ちょうど、このフレームの上に網を乗せるので、お肉の脂がしたたり落ちちゃうんでしょうね。
バーベキュー時には、なるべくフレームの真上で肉を焼かないように注意すれば、この問題はある程度回避できます。
もしこのブログを読んて頂けたなら、なるべくフレームの上にはお肉を乗せないように気をつけましょう。
ユニフレーム ファイアグリル スペック
サイズ:使用時 | 約430×430×330(網高)mm |
サイズ:収納時 | 約380×380×70mm |
重量 | 約2.7kg |
素材:本体 | ステンレス |
素材:焼き網 | 鉄/クロームメッキ |
素材:脚 | スチールパイプ |
まとめ
● ファイアグリルは、コンパクトに持ち運べるし軽いので、荷台においても場所を取りません。
● 焚火もバーベキューも出来るので一石二鳥です。
● 値段設定が絶妙(高すぎず安過ぎず)
● フレームの真上でお肉を焼くと、フレームの溝部分に脂が溜まってしまします。
● あんなにピカピカだった焚き火台が、1回使うだけで変色してしまう。
● 初めから付属しているロストルが、1回使うとすぐグニャグニャになる
マイナス点はあるにしろ、次に買い替えるとしたら、またユニフレームのファイアグリルを買いなおすと思います。
だって使いやすいんですもん。
ファイヤグリルは、キャンプ初心者からベテランまで幅広く支持されている焚き火台です。
焚き火とバーベキューの両方をこなせる多機能性、コンパクトな収納性、安定感ある使用感。さらに価格も手ごろで、まさに“ちょうどいい”アイテムです。
見た目の劣化や掃除の手間はあるものの、それを補って余りある使いやすさと信頼性。
次に買い替えるとしても、またこのモデルを選びたいと思えるほどの満足度があります。
ユニフレームのファイヤグリルは、キャンプの定番ギアとしておすすめできる一台です。
焚き火台を探している方に、ぜひ体験してほしい逸品です。
ユニフレームから新しい焚き火台が出ました!
少し値段は高いけど、ちょっと良いかも。
ファイアグリル以外にも良い焚き火台が増えてきました。
ファイヤグリルから、この焚き火台に買い替えました。

