冬のキャンプは寒さがつきものですが、特に足元の冷えは焚き火だけではなかなか解消できません。
そんな時に役立つのが、アルペンの「外で使えるこたつ」です。
こたつというと室内用というイメージがありますが、アルペンの「こたつユニット88」はテントの中やタープの下でも使えるように設計されており、冬のキャンプの快適性を向上させます。
ただし、使用にあたっては注意点もあるのも事実。この記事では、アルペンのこたつの特徴や魅力と、使用するにあたって気をつけるべき点を解説します。
冬のキャンプをより楽しみたい方は、ぜひ最後までお読みください。


目次
アルペンの外で使えるこたつ「こたつユニット88」
出典:アルペン
冬のキャンプの寒さ対策として、アルペンが提案する「外で使えるこたつ」というスタイルが注目されています。その代表例が、アルペンアウトドアーズの「こたつユニット88」です。
従来、こたつは室内で使用する家電というイメージが強く、電源が必要で持ち運びにくいという問題がありました。
そのため、キャンプでの使用は現実的ではありませんでした。また、布団も室内向けの素材が多いため、屋外での汚れや湿気への対策が不十分で、安全性や実用性の面で課題がありました。
しかし、こたつユニット88は、これまでのこたつに対する考え方を覆す製品です。
アルペンのアルミユニットテーブル88をベースに専用の天板と掛け布団を組み合わせることで、手軽にこたつスタイルを実現できます。
電源を使用せず、厚手の布団と構造によって暖かさを保つため、電源サイトでなくても安心して使用可能です。
この製品がアウトドア向けに設計されているのは、キャンプ場では電源が利用できない場合が多いことが理由です。実際、このこたつは電源を必要とせずスチールラック部分に湯たんぽを置くことで、足元を温めることができます。
火や電気を使わないため安全性も高く、冬の寒さにも対応可能。
掛け布団は水をはじく加工がされているため、多少の泥や水滴が付いても簡単に拭き取れます。屋外でも気軽に使える点が魅力です。
収納性も考慮されており、天板は折りたたみ式、布団は圧縮して収納袋に収納できます。
そのため、車載スペースを圧迫せず、他のキャンプ用品と一緒に持ち運びやすいです。
近年、冬キャンプといえば寒さを我慢する、あるいは苦労して克服するキャンプから「快適に過ごすキャンプへと価値観が変化しています。こたつユニット88は、そのような流れを象徴する製品と言えるでしょう。
外で使える理由と冬キャンプで支持される背景を知ることで、この製品が生まれた必然性が理解できるはずです。


冬キャンプで実感するアルペンこたつの特徴
冬キャンプでこたつユニット88を実際に使ってみると、まず強く感じるのが足元の暖かさです。
冬のキャンプでは、どれだけ厚着をしても地面から伝わる冷えで足先が冷たくなりがち。
しかし、このこたつは厚手の布団が足元全体を包み込み、体温で温められた空気を逃がしにくい構造になっています。
電源を使わなくても、座ってしばらくするとじんわりとした暖かさが広がり、湯たんぽを併用すれば安定したぬくもりを長時間保てるのがメリットです。
テーブルとしての使いやすさも、冬キャンプでは大きなポイント。
こたつユニット88はアルミユニットテーブル88をベースにしているため、天板の安定感が高く、食事や調理道具を置いても不安がありません。
高さ調整ができるので、ロースタイルでもチェアスタイルでも対応でき、いつものキャンプレイアウトを大きく変えずに使えます。
こたつでありながら、普段使っているアウトドアテーブルと同じ感覚で扱える点は、実際に使うと便利さを実感するはずです。
テント内での居心地も大きく変わります。こたつがあるだけで、テントの中が一気に落ち着いた空間へ変化。
寒さを理由に早めに寝袋へ入る必要がなくなり、食後のコーヒーや会話の時間をゆっくり楽しめるようになります。まるで家のリビングにいるような感覚で、冬キャンプの夜が特別な時間に変わるでしょう。
価格は税込9,999円で、テーブル本体は別売ですが、すでにアルミユニットテーブル88を持っている人にとっては、この価格でこたつスタイルを追加できるのは魅力的です。
防寒ウェアや暖房ギアを買い足すよりも、体感的な快適さは高く、冬キャンプの満足度を大きく引き上げてくれるアイテムと言えるでしょう。


ポイント
・電源を使用しない
・ハイスタイル・ロースタイルで使い分けできる
・リバーシブル
・天板は2分割で収納可能
どんなキャンプスタイルに向いている?

出典:アルペン
アルペンのこたつユニット88は一見万能に思えますが、キャンプスタイルによって合う合わないがはっきりしています。
例えばソロキャンプには特におすすめです。88サイズはソロ用テントに収まりやすく、圧迫感も少ないからです。
それにこたつに入ったまま食事や作業ができるので、寒い冬でも落ち着いて過ごせます。
収納サイズもソロキャンパーには便利です。天板は約86cm x 39cm x 1cmと薄く、車の隙間に差し込みやすい形状。
さらにたつ布団は広げると220cm x 175cmと大きいものの、圧縮すれば持ち運びやすく、重さも天板が約2.4kg、布団が約3kgと比較的軽いです。
ソロキャンプが最も向いていますがファミリーキャンプでも役立ちます。
特に小さいお子さんがいる家庭では、足元を温められるこたつは安心です。みんなで中に入って囲むというより、家族のだんらんの中心として入っている人とそうでない人と分けて使うのがおすすめ。
ただし、人数があまりに多い場合はテント内のスペースに注意が必要です。また、デュオや少人数のグループにも向いています。2人で使うと自然と距離が縮まり、会話も弾むからです。
一方、大人数のグループキャンプでは全員で使うのは難しいかもしれません。焚き火を中心にした方が良い場合もあります。
利用人数にかかわらず安全面への配慮も大切で、火やコンロ、ストーブの近くで使用するのは避けましょう。
鉄製の湯たんぽを使う場合は高温になるので、手袋や専用ケースを使い、コンロラックに置いてください。これらの点に注意して選べば、アルペンのこたつユニット88は冬キャンプを快適にする良いアイテムになるでしょう。


使用前に知っておきたい注意点とデメリット

出典:アルペン
アルペンの「こたつユニット88」は、冬のキャンプをより快適にしたい方にとって魅力的な選択肢です。
導入を検討する際には、こたつユニット本体だけでなく、対応するテーブルの価格も考慮に入れる必要があります。
こたつユニット88の価格は9,999円(税込)ですが、これだけでは使用できません。
別途、同じく9,999円(税込)のアルミユニットテーブル88が必要。
つまり、こたつとして使うには、合計で約2万円が必要になる計算です。
アルミユニットテーブル88は、ソロやデュオキャンプにぴったりのサイズで、1〜2人で使うのに適しています。
こたつユニット88と組み合わせることで、寒い時期でもテント内でリラックスできる空間を作れます。脚の高さを調整できるので、イスを使うスタイルにも、床に座るスタイルにも対応できるのがポイントです。
収納性も考慮されており、こたつユニット88の天板は薄く、車に積みやすい形状です。
こたつ布団は使用時には十分な大きさですが、小さく圧縮して持ち運べます。
重さも、天板が約2.4kg、こたつ布団が約3kgと、比較的軽量です。
素材は、天板がプリント紙化粧合板、こたつ布団がポリエステル製で、アウトドアでの使用を考えて扱いやすくなっています。
こたつ布団は水をはじく加工がされているので、ある程度の汚れは簡単に落とせます。
ただし、安全面には注意が必要です。
コンロやストーブなど、火の気があるものを近づけるのは絶対に避けてください。
また、金属製の湯たんぽを使う場合は、温度が高くなりすぎる可能性があるため、必ず手袋や専用のケースを使い、スチールラックの上に置くことも注意すべきポイントです。
このようにテーブルを含めた全体の価格やサイズ感を把握した上で選び、安全に利用する方法を知っておけば、アルペンのこたつユニット88は冬のキャンプをさらに楽しめるアイテムになるでしょう。


アルペンのこたつユニット88をより快適に使うには

出典:アルペン
アルペンのこたつユニット88をより快適に使うには、設置場所と使い方に少し工夫をしてみましょう。
特におすすめはテント内での使用です。例えばスカート付きのドームテントやシェルターなら、外気が入りにくく、こたつの暖かさを保ちやすくなり、また床からの冷えを防ぐために銀マットや厚手のラグを敷くと、暖かく感じられます。
そのほかの工夫として出入口の近くや風が強い場所は避けた方が良いでしょう。
また、こたつユニット88は湯たんぽとの相性が良いのもポイントです。アルミユニットテーブル88のスチールラックに湯たんぽを置けば、足元からじんわりと暖まります。
さらに電源が確保できる環境であればダウンブランケットやポータブル電源対応の電気毛布を組み合わせることで寒い時期でも快適に過ごせます。
他にも服装は、上半身は動きやすく、下半身はしっかり防寒するのがより寒い環境での利用の際おすすめです。
他にも脚を低くして使うと布団の隙間が減り、暖かさが逃げにくくなります。
ちょっとした工夫で、アルペンのこたつユニット88は冬のキャンプをより快適にしてくれるはずです。
今挙げた工夫をすることで寒さに耐えるのではなく、暖かさを楽しむキャンプにできるでしょう。


まとめ

アルペンのこたつは、冬のキャンプスタイルを大きく変えるかもしれません。
今まで寒さに耐えながら焚き火にあたるだけだった時間を、テントの中で食事や会話を楽しむ時間に変え、キャンプの質を向上させます。今回紹介したこたつユニット88は、電源がいらないので安全に使えるのがメリットです。
さらに湯たんぽと組み合わせれば足元から暖まり、寒い冬の夜も快適に過ごせます。
値段は、こたつユニットが9,999円、対応するアルミユニットテーブル88も9,999円で、一式そろえると約2万円ですが、テーブルは年間を通して使えて冬以外のキャンプでも役に立ちます。
ですから、単なる防寒グッズとしてではなく、長く使えるキャンプ道具として考えれば、費用対効果は悪くないでしょう。
寒さが理由で冬のキャンプを避けていた人だけでなく、もっと快適に楽しみたい人にとってアルペンのこたつは良い選択肢になるはずです。
つらい冬のキャンプから、リラックスできる冬のキャンプへ。
そのための第一歩として、試してみる価値はあると思います。


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