ついに、夢のソロキャンプを実行に移す時が来ました!
行きたい行きたいと常々思ってはいましたが、中々実行に移せずじまいでした。
これも前からやりたかった事ですが、焚き火調理をするという目的で、鉄フライパンや焚き火調理用の台を買い揃えました。
簡単に設営できるテントもある!
その他ファミキャンで使っていた道具は、多分ソロキャンでも使えるはず。
時間もある!
と、言う事で、思い立ってそのままキャンプ場へ向かいました。
まず向かったのは、山梨県の道志にある道志の森オートキャンプ場。
ここは、予約なしで行けるキャンプ場です。
突然行って、すぐにキャンプができる場所なんです。
しかし、着いてみると、思っていた以上にに人がいます。
人気のキャンプ場だとは分かっていましたが、木曜の平日に10〜20人ぐらいのキャンパーさんがいるんです。
狙っていた場所は既にテントが張られていて、他に良い場所を探さないといけません。
僕が1番張りたかった辺りでは、少し離れたところに、常に他のテントが目に入る状態でした。
せっかくのソロキャンプ、もっと人が少ないところに行きたいんです。
そこで、前から気になっていた「ネイチャーランド オム」というキャンプ場が近くにある事を思い出しました。
キャンプ場を調べていた時に、自然に囲まれていて雰囲気が良く、しかもフリーサイトで使えるとこがあったんです。
さらに言うと、名前がなんかカッコいいというかオシャレな感じがしました。
電話をかけると、予約無しでも全く問題なくキャンプができるとの事。
早速、向かってみました。
目次
ネイチャーランド オム
ネイチャーランド オムは、山梨県の道志にあるキャンプ場です。
当日電話をしたのですが、受付の男性は「大丈夫ですよ」と、快いお返事。
道志の森オートキャンプ場から、車で10分ぐらいの場所にあるネイチャーランド オムへ向かいました。
少し細い路地を入って行くと、駐車場と書かれた場所があります。
何やら会社のような建物の前が駐車場になっていました。
そこから見える受付の案内看板は、どうやら民家の方を指しています。
民家へ続く石段を恐る恐る下って民家へ向かってみると、そこがネイチャーランド オムの受付のようです。
建物は歴史を感じる雰囲気で、入ると土間がありました。
中にいた作業着を着た男性が、受付の人のようです。
「今日は他に予約入ってないので、場所は選び放題ですよ!」
なんと、道志の森オートキャンプ状態には、あんなに人がいたのに、「ネイチャーランド オム」には僕1人のようです。
木曜の平日という事もあるとは思いますが、キャンプ場を独り占めです。
実はこの時と、もう一度次の週にネイチャーランド オムに来たんです。
2週続けてまた木曜日に来たのですが、その時も僕1人でした。
もしかして、平日のソロキャンプだったら、かなりの穴場かも知れません。
2回の時は、作業着を着た男性はいなくて、家屋の奥で食事をしていた女性の方が対応してくれました。
どうやら、その方がネイチャーランド オムを経営していて、駐車場のあった会社も経営しているようです。
製作所と言っていた時に思いますが、その社員の方が受付をしていたようです。
なので、駐車場には他の社員の方が車を止めたり、タバコを吸っていたりします。
2回目の時、受付の女性の方に、「誰もいないので小さな音で音楽を聴いて良いですか?」と、訪ねたんです。
周りに人がいるなら迷惑かもしれないけど、誰もいなかったら迷惑ほかからないし寂しいので良いかなって思って聞きました。
そうしたら、「もしかしたら熊が出るかもしれませんよ。音楽はなるべく大きな音で聴いて下さい。」って言うんです。
大きな音を鳴らしていたら、熊が近寄ってこないかも。。。との事なんです。
「えっ?!そんな事あるの。。。」
キャンプ場に1人、完全ソロキャンプになるのに、少し不安も覚えました。
ネイチャーランド オム サイトの紹介
今回は、ネイチャーランド オムのサイトの紹介をします。
ネイチャーランド オムのサイトは、受付からしばらく車で進んだ先にあります。
車で山を少し登って行った所で、山の所々が切り開かれてサイトになっている感じです。
真っ平らに整地されていて広場のような場所もあるし、ちょっとワイルドな場所もあります。
しかも、敷地が広大なので、初めてだとどこを選んでいいか分かりません。
受付で地図をいただけるので、何となく目星を付けて進んで行くのが良いと思います。
しかし、地図をよく見ないと行き止まりになっていたりする場所もありました。
何度か車を切り返して戻って来たりと、狭くなっている場所も多かったです。
出典:ネイチャーランド オム
すげの沢
まずは、道を進んで行くと初めにある「すげの沢」です。
ここは、少量の水が流れるすげの沢とホタル池があるサイトです。
広場のような平地と、山肌に沿ってサイトがいくつかあるのが特徴です。
広いですが、山に囲まれたプライベート感も楽しめると思います。
トイレは、少し古い感じがしました。
男子トイレは、西部劇に出てくるようなスイングドアになっています。
中の小便器も、少し昭和を感じさせます。
大便器は、比較的に綺麗な方かなと思いました。
トイレは、スタッフの方がしっかりと清掃してるので清潔に保たれています。
炊事場も少し古さが漂い、電気のスイッチを押しても点灯しませんでした(笑)
土日は、予約が取れないぐらい混雑するようですが、平日は人が少ない為か、クモの巣が所々にあります。
ネイチャーランド オム場内の炊事場近くに行くと、顔や頭にクモの巣が引っかかることが、多々ありました。
この炊事棟の近くに、ほたる池があります。
この池で、ほたるを育てているそうです。
6月中旬から8月上旬にきたら、ほたるが見れるかもしれませんね。
紅葉台・中沢下・中沢台
※紅葉台
すげの沢から上の山沿いに行くと、紅葉台、中沢下、中沢台と名前が付けられたサイトが出て来ます。
ここは、キャンプ場を縦断する沢に沿って設置されているので、マイナスイオンを感じられて気持ちが良いと思います。
紅葉台で、2回目のソロキャンプをしました。
※中沢下
サイトは坂道に沿って左右にあり、中沢下だけは、沢より離れています。
坂は急ですが、サイト自体は整地され平になっています。
※中沢台
坂を一番上まで上がると。中沢台という少し広めのサイトになります。
ここはすぐ後ろが山、奥は沢になっているので、かなりプライベート感があると思います。
グループで使えるくらい広いのが良いと思います。
ただ高い場所にあるので、大きな声だと下に響いてしまうかもしれません。
とは言え、この辺りは沢が近い為に、常にサーと水の音が聞こえます。
小さな声だと、沢の音にかき消させてしまいそうです。
トイレは、今年改装したという事でかなり綺麗でした。
男子トイレは中に入ると、木の匂いが漂っています。
掃除もキレイにされている為、かなり気持ちよく使うことが出来ます。
大便器も様式の水洗トイレなので、落ち着いて入る事ができます。
ただ、このネイチャーランド オムはトイレに手洗い場がありません。
炊事場も少し離れているので、綺麗好きな方は、ウエットティッシュ等を常備しておくのをおすすめします。
炊事場は、少し古さがあります。
道志の他のキャンプ場のように、お湯も出ません。
この炊事場から奥へ続く橋は、頂いた地図では分かりませんが、車が通れなくなっています。
白樺広場・滝の沢・たきみ台・滝見平
すげの沢から直進して上に向かうと紅葉台方面ですが、左に曲がった所にもサイトがあります。
こちらは、マス池から流れでる沢に沿って配置されていますが、道路を挟んでいるので、水の音は紅葉台ほど響かないと思います。
マス池から下って行くと右側に沢、左側にサイトやトイレがあります。
このマス池は、釣りが出来るようです。
僕が見た時には、魚らしき影は見る事が出来ませんでしたが、いつでも釣りはOKだと受付の方が言っていました。
一番高台にあるサイトは、白樺広場です。
ここは、かなり広いので、何組もテントを張ることが出来そうです。
写真1枚に収まりきらなっかたので、残り半分も掲しておきます。
上の2枚の写真を繋げたら、広場と名前が付いているのがわかるぐらい拓けてますよね。
白樺広場の奥には、炊事場があります。
ここの炊事場も、年季が入っている感じです。
手入れはされているのですが、やはりクモの巣にかかってしまいました。
使えない事はないのですが、綺麗好きな奥さんは躊躇してしまうかも知れませんね。
その下には、滝の沢というサイトがあります。
あまり広いサイトとは言えませんが、炊事場とトイレにアクセスしやすい場所だと思います。
基本的に、坂道が多いキャンプ場なので、トイレや炊事場へ行くときに坂道の上り下りで疲れてしまいます。
トイレなどがなるべく近場にあると、僕のようなオジサンは助かります。
滝の沢の下には、トイレがあります。
ここのトイレは、比較的建物はキレイでした。
しかし、男子トイレの小便器は、古さを感じるものです。
扉が付いていないのは、混雑時には微妙かも知れません。
大便器は2つあり、1つは和式になっています。
その隣に洋式もあります。
ただ、男子トイレ女子トイレの印がないので、洋式が女子トイレとして使われない可能性もあります。
空いているトイレに、誰でも入るというスタンスかも知れません。
トイレは、夜にライトを付けっ放しにしてしまうと蛾が半端なく集まってきます。
男子トイレは、流石に落ち着いて用を足すことが難しいほどです。
電気は、こまめに消すことにしましょう!
1番下まで行くと滝見平というサイトがあり、そこだけは下り坂を折り返して沢の側にサイトを構えています。
周りにを囲まれた感じがして、プライベート感は抜群です。
ただ、水の音が常に聞こえてきます。
1回目はここでキャンプをしましたが、足首にヒルがくっ付いていて血を吸われてしまいました。
朝方には、トカゲも現れたので、野性味溢れる場所なんじゃないかなと思います(笑)
でも、景色は抜群です。
沢を覗くと、もののけ姫の世界に入ったかのような雰囲気が漂っています。
1回目は、滝見平でソロキャンプをしました。
滝見平から上を見ると橋が見えます。
そこは滝見平へ下ってくる坂の途中に分かれ道があり、そこから行くことが出来ます。
橋の先には、炊事場があります。
この炊事場が、キャンプ場内で一番綺麗なんじゃないかと思う程ピカピカでした。
屋根もあるし、電気も点き、しかも広いんです。
しかし、今見てきたサイトからはアクセスが悪いです。
多分、橋を渡ったこちら側のサイト用の炊事場だと思いますが、それを確認できませんでした。
松の木広場・唐松広場・杉の森
マス池より先に行くと、右側に登り坂があります。
なかなかの急坂なので、歩いて登り降りしたら筋肉痛になってしまうかも知れません。
道路を挟んで左右に、松の木広場と唐松広場があります。
※唐松広場
どちらの広場も、平に整地されていてグループでキャンプをするのに良さそうです。
何組ぐらいがテントを張れるかわかりませんが、ソロにはもったいない広さです。
パっと見ただけでは、どちらが良いか判断することが出来ませんでした。
雰囲気は、どちらも似ていると思います。
松の木広場の上には、炊事場があります。
体育館のような雰囲気があるこの場所は、雨が降ったらボール遊びなどができそうです。
そこから上に向かうと、日本家屋のようなか古い民家の宿泊施設が並んでいます。
今回のように全く人がいな為、少し不気味な感じがしますが、普段なら魅力的な建物なんでしょうね。
※この道の左右にサイトが点在しています
その上の方にも、林の合間にサイトがいくつか並んでいます。
この辺りは、車でサーっと見ただけなのですが、大きな木の間にサイトがあるので、雰囲気が良さそうです。
ただ山に近いので、野生動物が来てしまう気がして、僕は今回は避けました。
道を間違うと行き止まりになっている場所などがあるので、確認しながらサイトを見つけるのが良いと思います。
これで全てのサイトではないのですが、全体的に自然に囲また雰囲気が良い場所だと思いました。
ふじみ台
ネイチャーランド オムの一番奥の方には、ふじみ台があります。
農場にあるような建物の前が、広場のようになっています。
すいません、写真を取り忘れちゃいました。
ただ、他の広場のように広くて平らに整地されていて、しかも奥まったところにあるので場所的には良いかも知れません。
この建物、キャンプでの景観の邪魔と思われないようなら、良さそうです。
料金
入場料 | 大人(中学生以上):700円 子供(3歳以上):500円 幼児(3歳未満):2名で500円 |
車 | 自家用車:1,100円 キャンピングカー:2,100円 |
テント | 1人用:500円 2~8人用:1,000円 |
タープ | 1張り:500円 |
薪 | 350円 |
炭 | 750円 |
紹介動画
紹介動画を作りました。
ただただ、場内を歩いて散歩しているだけの動画です。
しかも最後の方は疲れて、車移動になっています(笑)
チャンネル登録お願いします!
まとめ
山梨県にあるネイチャーランド オムは、平日は穴場のキャンプ場です。
平日でも人が多い道志の森オートキャンプ場でも良いかも知れませんが、もっと孤独を感じたいのなら、ネイチャーランド オムです。
雰囲気は、道志の森とそんなに違いは無いと思います。
だったら、もっと人気が少ないキャンプ場の方が、プライベート感を満喫できると思います。
しかし、余りにも孤独過ぎると少し怖さも感じてしまいます。
真っ暗な山の中から、野生動物が現れたらどうしようかとハラハラです。
でも、そんな穴場的なキャンプ場が気に入って2週連続で来てしまいました。
また今週も行く予定でいます。
山や沢で自然を間近に感じながら、しかも独占できちゃうネイチャーランド オムはおすすです。
とは言え、休日は予約できないくらい混雑しているようです。
狙い目は平日ですね。
またもやネイチャーランド・オムに行ってきました。
道志川沿いの他のキャンプ場の情報はこちら!
その他のキャンプ場の情報はこちら。
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