海外のキャンプの写真や映像を見たことってありますか?
キャンピングカーやタープやテントロープや出入り口、天井などにライトを吊したり、クリスマスのイルミネーションのように飾り付けていますよね。
キラキラしてとてもおしゃれに見えるあのライト、個々近年の日本でのキャンプやグランピングでも流行しているんです。
写真映えもするし、なによりすごく可愛い。
紐状になっていてロープに巻きつけたり、ランタンや電球のように吊り下げてつかったり。
形もさまざまにあって、キャンプサイトがおしゃれで明るくなるだけでなく飾っているだけで楽しい雰囲気になります。
以前は豆球をつかった小さなライトで、ただのデコレーションアイテムって感じでしたが、近頃はちょっと変わってきています。
しっかり照明の役割を持たせることもできるので、ただの陽キャやパーティー向きのアイテムってわけでもないんです。
「別に俺には関係ないしなぁ」「私の目指すキャンプの雰囲気でもないし・・・」そんなふうに思っている人も、是非今回の記事を読んでみてください。
デコレーションライトやペンダントライト、スリングライトが気になるアイテムになってしまうかも知れませんよ?!
目次
スリングライトが暗い夜のテントの目印にもおすすめ!
デコレーションライト・連結できるスリングライトって?
デコレーションライト、スリングライト、ペンダントライト。言い方はさまざまにありますが、要は吊り下げて使うライトのこと。
今回のテーマはそんなライトのお話です。
スリングライトのスリングは、吊り紐とか吊るすと言う意味を持ちます。
これらのライトはロープや枝などに吊り下げて使います。
キャンプでは、テントの布地など燃えやすいものの近くで長時間点灯することになるので、燃料系のランタンは使いません。
熱を持たない電池式や充電式のLEDのもの、モバイルバッテリーから給電するものなどが多いようです。
その形は、電線で繋がったライトになっており、以前は豆球の小さなイルミネーション的なものでしたが、最近はクラシックな形のレトロなランプの形のものも登場して人気を集めています。
また、バラ売りのペンダントライトを連結して一定数のスリングライトとして使用できるタイプの製品もあります。
スリングライトの使い道は
①キャンプサイトの明かり取り
明るさそのものが強くないライトであれば、メインの明るいランタンとは別のサブランタンとして使用するのがおすすめです。
1つ1つの明るさは控えめでも、ライトが複数あればそれなりの明るさにはなります。
テント内に吊して、ランタンとして使用するのもおすすめです。
また、明るさを段階にわけて調整できるものもありますので、自分の用途、必要な明るさに合わせて製品を選ぶことができるでしょう。
②雰囲気作り
ランタンひとつで作るキャンプサイトの雰囲気も素敵ですが、いくつものライトが放つほのかで優しい灯りもノスタルジックで良いものです。
ひとり静かに過ごすソロキャンプの夜、カップルで過ごすロマンチックな夜にと役立つでしょう。
写真映えももちろんしますし、ファミリーキャンプの場合は慣れない暗闇の中でも暖かな光が楽しい雰囲気を演出するので、小さなお子さんの強い味方にもなってくれるはずです。
③危険な場所を見やすくする
キャンプでは日が落ちて暗くなってくると、見えにくくなる足元。
地面に刺さったペグやタープやテントを張ったロープなどで転んでしまわないように、これらを見やすくするのにも役立ちます。
街中から離れたキャンプ場や山の中、夜間の転倒による怪我はそれだけでも危険です。
また、テーブルや作業台に下げて足元を見やすくするのもおすすめです。
④マイキャンプサイトの目印に
昼間のうちはいいんです。方向もわかるし、キャンプ場の中で自分のキャンプサイトやテントを見失うことはあまりないでしょう。
明るければ目印も見分けやすいですよね。
ですが人気のキャンプギア、テントやタープって結構他の人と被るもの。
夜、暗くなってくるとなんだかどれも同じに見えて、どれがどれだかわからなくなりそうじゃないですか?
そこで便利なのが、デコレーションライトやスリングライト。
LEDの充電式や電池式であればつけっぱなしで外出しても安心です。
メインランタンと一緒にテントの中や出入り口に巻き付けたり吊しておけば、ほのかな灯りで他のテントとの見分けがつきやすくなります。
自分のテント、キャンプサイトがどこにあるのかわかると行動範囲も広がって、何より安心ですよね。
デコレーションライト・スリングライトの選び方
①明るさで選ぼう
デコレーションライトやスリングライトは、用途に合わせて明るさで選びましょう。
1つ1つは暗くても、幾つもの灯りがあることで結構明るく見えたりするし、そもそも明るいメインランタンの準備があるのならデコレーションライトやスリングライトに強い明るさは必要ないこともあります。
また、明るさを何段階かで調節できると使い道が広がって便利です。
②防水性や丈夫さで選ぼう
デコレーションライトやスリングライトは野外で使うのが前提なので、丈夫で防水性が高いものが良いでしょう。
突然の雨、夜露に濡れてしまうこともあるかも。
買ったばかりのライトが水濡れですぐに故障、なんてなったらやっぱりショックですよね。
防水性がないものは、テントの中やタープの下で使うようにしましょう。
③コードの長さと電球の個数で選ぼう
ロープに這わせて使いたいなら、ライトの個数や大きさはロープの長さに合わせて選ぶと良いでしょう。
出入り口やテントの天井に這わせるくらいなら、3つか5つくらいでも十分です。
メインランタンの明るさに合わせて、ライトの個数を選んでもいいかもしれません。
④形で選ぼう
ペンダント式の吊り下げランタン型、電飾型、電球型やシェード型、ガーランド型・・・色々な形があって楽しいデコレーションライトやスリングライト。
キャンプサイトの雰囲気に合わせて形を選ぶのも楽しいですよ。
⑤電源と点灯時間で選ぼう
使い始めたらすぐに充電や電池が切れて消えてしまった、なんてことになったら寂しいし、そもそも役に立ちませんよね。
充電の持ちがいいコスパのよいもの、電池式で長時間使えるものなど、使用時間と点灯可能時間、給電方法も必ずチェックしておきましょう!
かっこいいデザインのものもあるのかな…?
とはいえ、インスタグラムなどの写真を見ていると、おしゃれで可愛い雰囲気だったり、女性的な丸みを帯びたデザインや可愛いデザインばかりのようなイメージがありますよね。
それか、なんとなくクリスマスのイルミネーションみたいな、イベントっぽいイメージだったり・・・。
だけど最近は、まだまだ流行中の無骨キャンプの雰囲気にもぴったりな、かっこいいデザインのものも登場して人気を集めているんですよ。
アイアンなどの金属を使ったかっこいいデザインのものならソロキャンプやミリタリー風のキャンプ、ナチュラルな雰囲気とブッシュクラフトを楽しむ自然派キャンプにもよく馴染もかも!
デコレーションライトやスリングライトのおすすめ
ロゴス どんぐりコロコロランプ5連がおすすめ!
出典:楽天
ロゴスではアウトドアから防災まで活用可能な、野電シリーズという野外で使える電化製品を展開しています。
シャワー、ボディエアコン、暖かな防寒グッズ、そしてこのどんぐりころころランプ5連も野電シリーズの1つです。
どんぐりが転がるような、ころんとしたデザインでレトロな雰囲気が可愛い、テントやポールに吊り下げて使用するタイプの5連ランプ。
それがこの「どんぐりコロコロ5連ランプ」なんです。
素材はスチールとABSなので、無骨な雰囲気の男っぽいキャンプでも意外と馴染みます。
5つの各ライトにはカラビナが付属。さまざまな場所にスムーズに吊り下げることができます。
小さなボックスに電池を入れて手軽に使える電池式。ケーブルが長いので、電池ボックスはテント内のポケットまで届きます(テントサイズにもよる)
その為、邪魔にならないように収納しておくことができるんです。
6時間で消灯する便利なタイマーモードで、消し忘れも防止できます。
温もりを感じるほのかで暖かな灯りが、あなたのキャンプサイトを優しく照らし出してくれるでしょう。
明かり取りというよりはキャンプサイトや危険な場所を見やすくする目印、キャンプのムード作り、夜間の安全灯として使うのがおすすめです。
ロゴス どんぐりコロコロランプ5連 スペック
- 総重量:約390g
- ケーブルの長さ:約300cm
- 常用点灯時間:約150時間(目安)
- 電源:単三アルカリ乾電池3本(別売り)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) LEDデコレーションライト10灯 ランプ UK-4053
出典:楽天
キャプテンスタッグのLEDデコレーションライトの長さは全長3.3m。
チップ型LED(発光ダイオード)を10個使用した、LEDデコレーションライトです。
電源は単三乾電池を3個使用します。
連続点灯時間はアルカリ乾電池使用時で約30時間となりますが、使用環境により異なりますのでご注意ください。
材質は鉄、表面に銅とニッケルのメッキ加工を行っています。
電池ボックスはポリスチレン製です。
ライトの発光パターンは8通り。テントの出入り口やタープやシェードを美しく彩り、わかりやすい目印にもなるでしょう。
暖色系のLEDとレトロなデザイン、スチールの材質でどんなキャンプサイトにもかっこよく馴染みます。
キャプテンスタッグ LEDデコレーションライト スペック
- サイズ(約):全長3300mm
- 光源:チップ型LED(発光ダイオード)10個
- 連続点灯時間(約):30時間(アルカリ乾電池使用時)
- 電源:単三乾電池3個(別売り)
- 材質:本体/鉄、表面加工/めっき(銅、ニッケル)、電池BOX/ポリスチレン、コード/銅・塩化ビニル樹脂
アウトドア ライト 10球 LED ガーランド 長さ3.3m ストリングライト ランタン METAL
出典:楽天
小さなシェードがついた、可愛いらしい10球のスリングライトは、レッド、ブルー、ブラック、カーキの4色展開。
スイッチを入れると優しい光で周囲を照らし出してくれます。
コンセントが必要ない電池式で、単三電池を2本使用します。
長さは約330cm。
ただし、こちらは防水仕様ではないのでキャンプでの使用時はテント内やタープ下で使うようにしましょう。
アウトドア ライト 10球 LED スペック
- サイズ:約330(cm)
- 電源単:3電池2本使用(別売)
Coleman(コールマン) LEDストリングライトII
出典:楽天
コールマンのLEDストリングライトIIの本体サイズは、約直径3.5×h7cm、コードの長さは約4.2mとなっています。
ライトの個数は全部で12個ついた、LEDストリングライトです。
連続点灯時間は約20時間で、電源はアルカリ単三形乾電池を3本使用します。
時間経過で見るたびに色が変化するランタン型のLEDライトが楽しいデコレーションライトで、オーナメントのようにも使えます。
コールマンのレッドが特徴的でカラフルな印象が強いので、ポップな印象のキャンプサイトやライトに個性を持たせたい人におすすめのライトと言えるでしょう。
コールマン LEDストリングライトII スペック
- コードの長さ:約4.2m
- 約直径3.5×h7cm
- 重量:約360g
- 連続点灯時間:約20時間
- 使用電源:アルカリ単三形乾電池×3本(別売)
- 素材:ABS樹脂、他
ベアボーンズリビング エジソンペンダントライトLED
出典:楽天
最後に紹介するのはレトロかっこいいLEDライトで有名な、ベアボーンズリビングのペンダントライトです。
えっ、1個しかないじゃない?って驚いていませんか?
そうなんです、こちら1つからの販売なのですが、なんと同じ製品を5つまで繋げて連携させて使用できてしまうという優れものなんです!
エジソンタイプの暖かな暖色系LEDを採用し、ベアボーンズリビング製バッテリーやその他のUSB-ACアダプターやUSBバッテリーなどのUSB電源が使用可能となっていますが、USB電源は付属しませんのでご注意を。
他の製品にはない、HIGH、LOWの2つのモードでの光量の選択が可能です。
LOWモードの明るさは35ルーメンで0.4ワット。12時間の連続使用が可能、HIGHモードの明るさは100ルーメンで1.6ワットで7 時間連続使用が可能となっています。
なお、このランタイムは、ベアボーンズリビングポータブルチャージャー4400mAh 2.4Aを使用した場合の数値となっています。
付属品として3mのストラップ付ケーブルと吊り下げ用カラビナがついており、防水性能はIPX4とキャンプでも安心して使用することができます。
おじさん1人ではちょっと恥ずかしくもあり、手放してしまいました。でもファミキャンやデュオなら、雰囲気もあっていいと思います。
ベアボーンズリビング ペンダントライトLED スペック
- 素材:鋼鉄
- LOWモード:35ルーメン/0.4ワット/12時間連続使用可能
- HIGHモード:100ルーメン/1.6ワット/7時間連続使用可能
- 防水性:IPX4
- 付属品:ストラップ付ケーブル(3m)、吊り下げ用カラビナ
まとめ
キャンプでの灯りは、メインランタンとサブランタンで十分!
・・・ではあるのですが、雰囲気作りやマイキャンプサイトの目印に、デコレーションライトやスリングライトと呼ばれるライトなどを追加してみてはいかがでしょうか?
そうなんです。海外のキャンプの写真や映画、SNSでもよく見るおしゃれなキャンプサイトに飾られている小さなロープ状のライトのことなんです。
電飾型だったり、ランタンの形、シェードや電球だったりと、その形はさまざまです。
これをタープやテントの出入り口、ロープに巻きつけて飾り付けます。
これは灯りの補助になるだけでなく、暗くなった後で自分のキャンプサイトを見分ける目印になったり、足をひっかけやすいロープやペグを暗闇で見失わないようにするにも役立ちます。
可愛らしかったり、かっこいいデザインのライトがあると、キャンプの雰囲気も盛り上がります。
しかもただおしゃれなだけじゃなく「つける理由もある」デコレーションライトやスリングライトはあると心強いアイテムです。
特に街灯もなく暗い山の中やキャンプ場では、自分のテントを見分ける目印としてとても便利だし、小さな子供やキャンプ慣れしない若い女性なども灯りが多い方が安心するという人も多いはず。
デコレーションライトやスリングライトには、無骨でかっこいい金属製のものもたくさんあるので、是非チェックしてみてください。