キャンプ中、テーブルの上を照らす卓上ランタンがあれば、オシャレな雰囲気を醸し出してくれます。
ランタンハンガーに吊るしたLEDランタンで卓上を照らすのではなく、優しく揺らめく炎のランタンやランプがテーブルの上に置いてあれば、オシャレなレストランやバーのような雰囲気を楽しめます。
そんな事で、スタガーのオイルランプやスノーピークのノクターンを使っていましが、また新しく卓上ランタンを買ってしまいました。
それは、MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)のエジソンランタン。
エジソン電球のガラスのグローブと根元にある金属が、見ていてどこかノスタルジックな雰囲気がするランタンです。
そのエジソン電球の中で優しく炎が揺らめく姿は、空間に温かみをもたらせてくれます。
スノーピークのノクターンを買った時も、揺らめく炎が演出するノスタルジックな雰囲気に惹かれました。
同じように、優しい炎で照らすランタンですが、見た目は少し違います。
今回は、ミニマルワークスのエジソンランタンをスノーピークのノクターンと少し比べながらレビューしたいと思います。
目次
MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)のエジソンランタンをレビュー
MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)
出典:楽天
ミニマルワークスは、韓国のアウトドアブランドです。
2013年に創立され、「自然と共にするアウトドア活動でユーザーたちにもっと多い時間をゆったりとリラックス出来るようにするため」のアウトドアアイテムを提案しています。
そのラインナップは、テントやテーブル、焚き火台やトライポッドといった、キャンプギア全般を手掛けています。
木製ハードケース
ミニマルワークスのエジソンランタンは、木製のハードケースに入っています。
多分、コレにかなりの自信があるのか、商品ページでも紹介されています。
確かに、木製でできたケースは、かなりオシャレ。
なんだかんだで、このケースの写真があったのも、購入するキッカケになってのかも知れません。
スライド式の蓋を開ければ、発砲スチロールで保護されているランタンが姿を現します。
エジソンランタンを取り出してみると、木製ハードケース自体は思った以上に軽量です。
ケースの厚みは約8mm、蓋は約5mmでした。
木材自体は、そんなに硬くはなさそうですが、その分厚みがあるので、中身はちゃんと守れそうです。
ちなみに、木製ハードケースの外と中に説明書が1枚ずつ入っています。
外側にある説明書は日本語で、ケースの中にあった説明書は韓国語で書かれています。
本体
ミニマルワークスのエジソンランタンは、ガラスのグローブと金属製の台で出来ています。
本体のサイズは、直径5cm高さ12.5cmです。
その高さの内、金属の台部分が約3cmぐらいになっています。
グローブと金属製の台の間には、炎調整ダイヤルがあり、それを回すことにより炎の大きさを調整する事ができます。
エジソンランタンと似たテーブルランタンに、スノーピークのノクターンがあります。
ノクターンのサイズは、4.2×4.0×10.5(h)cm、台部分は約2.6cmなので、サイズを比較するとノクターンの方が小さく細いです。
点火
エジソンランタンをOD缶に接続して、点火してみました。
OD缶の種類については、同ブランドの物を推奨しているような記載は見つけられなかったので、多分他のブランドの物でも大丈夫だと思います。
我が家にはノクターン用のスノーピークのOD缶(110g)があったので、今回はそれを使う事にします。
本体を持ちOD缶を反時計回りに回して接続します。
この時、本体のガラスホヤと金属製の台部分が少しぐら付くので、ちょっと慎重になってしまいます。
最後まで回し終わる時、ノクターンだとガスが漏れる音がプシュっと鳴るのですが、エジソンランタンは静かに接続し終わりました(たまたまかも)
ノクターンでは、ガラスホヤの下側に点火口があり、そこからライター等の火で着火します。
その点火口が少し狭いのか、それとも直線的ではないからか、普段使っているSOTOのスライドガストーチでは点火する事が出来ません。
ノクターンを点火する為に、いつもは100円ライターを別途用意しています。
ミニマルワークスのエジソンランタンも、ガラスホヤの下側に点火口があります。
しかし、ガラスホヤと金属製の台の間の約3mmの隙間の奥に点火口があるので、コレもちょっと点火し難いです。
100円ライターを使っても、やり方が間違っているのかコツを掴めていないなか、どうも上手く点火する事ができません。
エジソンランタンを点火口以外から点火するのには、ガラスホヤの上に火をつけたライターをかざし、炎調整レバーを回してガスを開栓すれば簡単に点火する事ができます。
この時、炎調整ダイヤルは反時計回りに少し回しておく必要があります。
普通にやれば、この方法ですんなりと点火することができます。
しかしこの方法でも何回か失敗すると、ホヤの中にガスが溜まり、ボワッとなる可能性があります。(ちょっとビビリます)
もし、点火口から点火するのが困難なら、この方法で点火した方が簡単かも知れません。
この方法なら、ノクターンも同様に点火する事ができます。
点火後の炎の調整
エジソンランタンに点火する事ができたら、炎調整ダイヤルと炎調整レバーで炎の大きさを調整する事ができます。
あまり炎が大きいと、せっかくの雰囲気もどこか違ったものに感じてしまいます。
少し小さめの炎なら、ノスタルジックな雰囲気を楽しめると思います。
炎の調整の仕方は、ノクターンもほぼ同じなので、ノクターンを持っている方なら、さほど問題ではないと思います。
今回使用したOD缶の容量だと、約15時間使用する事ができます。
元々、明るく周囲を照らすようなランタンではないので、テーブルの上に置くとその周りだけほんのりと照らしてくれます。
テーブルの隅々まで光は届かないのが、逆にいい雰囲気になっていると思います。
上から見てみると、ランタンを中心に半径30〜40cmぐらいまでしか、しっかりと明かりが届いていないようです。
もし、広めのテーブルを使っていて、隅々まで照らしたいなら、テーブルランタンは1つではなく、いくつか用意しておく事をおすすめします。
ちなみにノクターンを上からみると、こんな感じです。
ほとんど同じような明るさでした。
逆に下から見上げてみても、同様に照らせる範囲は余り広くはありません。
メインのランタンとしては使えないので、勘違いして購入しないように注意しましょう。
ランタンを並べて置いてみた
ミニマルワークスのエジソンランタンとスノーピークのノクターンを並べてみました。
エジソンランタンはOD缶にカバーをしていますが、OD缶の容量は同じ物です。
本体のサイズがエジソンランタンの方が大きいですが、それほど圧迫感はなく、普通に使えると思います。
そして、本体サイズが違いますが、大きい方が火力が強いという事ではなく、明るさはほとんど同じぐらいに感じました。
スタガーのオイルランプも並べてみました。
この中ではスタガーが1番小さいですが、明るさはエジソンランタンとノクターンとあまり違いは感じられませんでした。
どれも一長一短があると思いますが、ノスタルジックな温かみのある雰囲気を作り出してくれます。
しかしどうしても、流行り物や新しいものに目が行ってしまいます。
そうなると、今一番おすすめしたいのはエジソンランタンになってしまいます(笑)
エジソンランタンとノクターンの比較
商品名 | エジソンランタン | ノクターン |
サイズ | 直径5cm高さ12.5cm | 4.2×4.0×10.5(h)cm |
重量 | 本体:約82g ガラス:約30~51g | 102g |
ガス消費量 | 110g:15時間 230g:31時間 450g:61時間 | 7g/h |
材質 | ステンレスチール、亜鉛、アルミニウム、合金、ゴム、ガラス | アルミニウム合金、ブラス、ゴム、ガラス、ステンレス鋼 |
まとめ
ミニマルワークスのエジソンランタンに、ほぼ一目惚れして買ってしまいました。
買って思った事は、やっぱり値段が高い。
今回登場した他の卓上ランプやランタンと比べて、明かるさはあまり違いがないのに、値段はかなり高いんです。
衝動的に購入してしまいましたが、もう少し安くても良いのかなと思います。
韓国からの輸入品になるという事もあるのかも知れませんが、お財布には優しくないですよね。
今まで使っていた、ノクターンやスタガーとは、また違った雰囲気になるのは間違いありません。
ノスタルジックな気分になるのは、電球の形をしているからでしょうか。
また木製ハードケースも、その雰囲気作りに一役買っています。
ちょっぴり値段が高いですが、キャンプの雰囲気作りにどうですか?
ノクターンの詳細はこちら。
スタガーのオイルランプもレビューしています。
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