お気に入りの鉄板、持ち手のないフライパンやメスティンの蓋・・・。
あれって、めちゃくちゃ熱いから、もちろん素手では持てないですよね。
そんな熱々になっているクッカーの数々を、みなさんはどうやって持ち上げていますか?
基本的に準備をしておかないと、なにか代用品を探して使うことになりますよね。
最悪、タオルや衣類で・・・なんてことにもなりかねません。
そこで今回紹介するのは「クッカーハンドル」です。
挟んだり、ひっかけたり、掴んだりできるハンドル。
今までもいろんなタイプがありましたが、キャンプ用に使ったことがあるという方はいらっしゃいますか?
あのアンドルって、掴んで持ち上げる時は手に力を入れて掴み続けなければならないし、分厚いクッカーなどはそもそも掴むことができなかったりと大変でした。
おしゃれでも華奢な作りなハンドルもあり、それだと保持が不安になってしまいます。
さらに柄が短いと持ち運びやすいハンドルなら、持ちやすくて良いのですが、逆に熱源から近すぎて火傷しそうになってしまうんです。
そもそも堅牢すぎて、大切なギアを傷つけてしまうようなハンドルもありますよね。
なんだかんだで、お気に入りのクッカーに合ったハンドルが見つからなかった人もいらっしゃるかもしれません。
そんな人に、今回紹介するのは、クランプ式のハンドル。
キッチンでは何年も前からあったのに、キャンプではありそうでなかったんです。
今回はMakuakeでプロジェクト公開中の、クランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」の魅力と使い方を紹介します。
目次
Campdrunk(キャンプドランク)のクランプ式のハンドルとは?
今回のクランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」を手掛けるのは、1940年新潟県三条市にて創業し、日本唯一のプライヤ専業メーカー「IPS PLIERS CO., LTD.」が作り上げたキャンプ工具ブランド「Campdrunk(キャンプドランク)」
これまでも2回、Makuakeにてキャンプ工具を提案し成功させています。
第1回、第2回のキャンプ工具である「キャンププライヤ」も、鉄板を持ち上げたりするためのプライヤーで、もちろん優れた製品です。
しかし掴んだものを持ち上げるためには、ものを挟む力を加え続ける必要があります。
この弱点をなくすべく、今回の第3回のクッカーハンドルに採用されたのがクランプ機能なんです。
私たちの身近にあり、クランプ機能を搭載しているものとして一番わかりやすいのはティファールのフライパンです。
あの着脱式の持ち手って、取り付け後は固定されてフライパンを保持し続けることができますよね。
ティファールの持ち手のようにこのプロジェクトのクッカーハンドルも、一度固定すれば手を離してもハンドル自体がガッチリ掴んでクッカーを固定することができるんです。
Campdrunkクランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」の5つのこだわりポイント
①挟んだものは傷つけない
このようなクッカーハンドルを使う時って、ハンドルで掴んだりひっかけたりした時、大切なこだわりのクッカーを傷つけてしまったり、傷つけてしまうんじゃないかって心配になったりしませんか?
僕は、他社のアウトドア用のフライパンを掴む時に落とさないように力いっぱいハンドルを握ったら、フライパンの表面に傷ができてしまいました。
フライパンがアルミ素材で柔らかかったことも影響しているとは思いますが、ちょっとショックでした。
Campdrunkのクッカーハンドルは掴むもの(対象物)を傷つけないよう、触れ合って挟み込む面を平面加工しています。
これで、対象物が傷つきにくくなています。
このような設計は、キャンプギアを大切にしたいキャンパーさんにとっては、嬉しいポイントですよね。
②クランプ最大幅最大15mm
クランプのくわえ幅は、0から15mmまで調整することができます。
クランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」の後方に付いているスクリューを回すことで、クランプ径の微調整が行えるんです。
薄いものを挟む時はネジを締め、分厚いものはネジを緩めて使用しましょう。
ネジの締め具合によって、対象物の幅を自分で設定することができます。
対象物をクランプする前後で、スクリューを微調整するのがグラつきをなくすコツとなっています。
③分厚いものもお任せ 最大口開き23mm
掴めるのは15mmまでかあ・・・なんてがっかりしてませんか?
いいえ、そんなことはないんです。
ハンドルを握ることさえできれば、15mm以上の幅があっても保持できちゃうんです。
ハンドルの最大口開きはなんと23mmまで!
これにより、厚みのあるダッチオーブンの蓋の取手も掴んで持ち上げることができます。
ただし、クランプ時も安全のためハンドルを握ってください。
取り付け状態によってはクランプが解除されてしまう可能性もあるので、そうなってしまうと危険です。
④手元が熱くなりにくいゆとりある「長さ」
他社のクッカーハンドルで確認してみたところ、全長120〜130mmくらいの長さが一般的です。
そうなる理由としては、支点・力点・作用点という「てこ」の働きの関係にあり、握る部分と掴むものの距離が近ければ近いほど握り続ける力が伝わりやすいとされているからだと考えられます。
しかし、クッカーとハンドルの手元が近いと、当然のことながら「熱い」ですよね。
いくら力が伝わりやすく持ちやすいなんて言われても、熱いものが手元のすぐ近くにあったらうまく握り続けることなどできません。
そこでCampdrunkのクッカーハンドルは、全長を215mmと長めに設定することにしたようです。
約80%全長を伸ばしても、がっちりと保持できるように設計してあるんです。
これなら、掴んでいる対象物から距離も取れるので、熱も感じにくいでしょう。
その分本体の重量が450gと他社製品よりも重くなっていますが、重い対象物を保持してもガッチリ掴んで使用できるように工夫してあるので、その弱点は補って余りあると思われます。
⑤カラフルで見た目がいい
今までのクッカーハンドルって、黒系やメッキがほとんど。
その無骨さがカッコ良くもありましたが、見た目がもっとおしゃれなものもがあっていいはずだと思いませんか?
Campdrunkのクッカーハンドルは、そんなクッカーハンドルの見た目やカラーにもこだわって、本体カラーにカーキとベージュの2種類が用意されています。
カラフルとはいえキャンプによく馴染むアースカラーなので、嫌味も違和感もなく、どんな人でもどんなキャンプスタイルにも馴染んで使用できると思います。
クッカーハンドル以外の使い道・・・!?
このクランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」は、クッカーの持ち手としての「挟んで保持」だけではない使い方もできるんです。
例えばテーブルにクランプすれば、帽子や小さなキャンプギアなどの小物を吊るしておくこともできます。
2本のクッカーハンドルをクランプさせて、タブレットやモニターを立てかけるのもおすすめです。
もっと変わった使い方なら、2本のクッカーハンドルとテーブルで卓球台を作っちゃうなんてこともできちゃいます。
今回紹介した使い方はほんの一部。
このクッカーハンドルを実際手にした皆さんも、是非色々な使い道を考えてみてください!
クランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」スペック
- サイズ・全長:215mm
- クランプ最大幅:15mm
- 最大口開き:23mm
- 重量:450g
Campdrunkのクランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」はどこで買える?
Campdrunkのクッカーハンドルは、現在Makuakeにて応援購入することができます。
終了までかなりの日数を残しているというのに、すでに目標金額は達成。
最大値引きの30%引きはすでに終了してしまいましたが、まだまだお得に購入できる早割は利用できます。
今回のプロジェクトリターンはこのハンドルクッカー専用のベロア収納袋です。
手触りの良い専用オリジナルケースは使っていない時も「持ち歩いていたいな」と思わせるような高級感が魅力です。
まとめ
株式会社IPS PLIERSは、昭和15年(1940年)に金属加工技術で国内でも名高い新潟県三条市に創業した、日本を代表するプライヤ専業メーカーです。
このプライヤー専業メーカーのキャンプ工具ブランド「Campdrunk(キャンプドランク)」からは、Makuakeにてすでに2つの商品が登場していて、いずれも大成功を収めています。
第1回、第2回のキャンプ工具の「キャンププライヤ」は、これももちろん優れた製品です。
別のブランドから販売されてきたクッカーハンドルだって、決して悪い製品ではないんです。
ですがプライヤー式のクッカーハンドルは掴んだものを持ち上げるためにプライヤを握り続ける必要があって大変だし、ひっかけたり掴んだりするハンドルは大切なキャンプギアを傷つけてしまう原因ともなります。
この弱点をなくしたのが今回紹介した、第3回のクランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」です。
クランプ最大幅最大15mm、くわえて挟み込むことができる対象物の厚みは0〜15mmまで固定することができ、クランプしてしまえば手を離しても大丈夫。
そんな厚みのものしか挟めないんじゃん、なんて思ってしまうかもしれませんが、持ち手を握れさえすれば、最大口開きは23mmまでいくのでこの厚みまでは保持することができちゃうんです。
なので熱せられて持てなくなったダッチオーブンの蓋、分厚い鉄板なんかも、クランプして持ち上げることができます。
一般的なクッカーハンドルよりも大きめなのは、挟み込んで持ち上げる対象物から距離をとる為。
このようにサイズからも使いやすく持ち上げやすいように工夫されていますが、その分やや重めの作りとなっているのは仕方がないこと。
今回のプロジェクトリターンで素敵な専用袋もついてくるので、是非あなたのキャンプで活躍させてあげてください。
Campdrunk(キャンプドランク)のクランプ式クッカーハンドル「アウトドアハンドル」は、Makuakeにて応援購入することができ、同じプロジェクトページではアウトドアで使える美味しい和風だしも購入することができます。
気になる人は併せてチェックしてみてください。
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