気温が下がってくる季節では、足元が本当に寒い。
靴を履いていても指先が冷たくなってくる感覚はあるし、テント内でゴロゴロしている時なら尚更寒さを感じてしまいます。
暖かな季節だったら、テント内で靴を脱いでもそれほど温度を敏感に感じませんよね。
地面からの地熱を身体で感じやすくなる秋冬シーズンでは、なんであんな敏感に冷たく感じるんでしょうか?
くつ下を履いていても、足元は寒いんです。
そんなことから冬キャンプでは、テント内でも足元の防寒にも気を配りたいものです。
足を温めるとリラックス効果が得られ、体がぽかぽかして寝つきが良くなることもあるようです。
そこで便利なのがテントシューズ。その暖かさから、人気が高まっている商品なんです。
今回は、冬キャンプの防寒として、テントシューズの選び方やおすすめ商品を紹介したいと思います。
目次
- 1 冬キャンプでも足元の防寒にテントシューズを履こう!
- 2 防寒用テントシューズのおすすめ商品
- 3 まとめ
冬キャンプでも足元の防寒にテントシューズを履こう!
テントシューズとは
出典:楽天
テント内や山小屋の中で外履きの靴を脱いで履き替えるのが「テントシューズ」です。
テントシューズは中綿やダウンといった寝袋のような形状の室内履きで、地面から足に伝わる冷気をしっかりシャットアウトすることができます。
ふかふかとした柔らかい素材のものが多く、折り畳んで持ち歩くことができます。
また寒さが厳しい時は履いたまま眠ることもできます。
防水加工が施されていたり、足裏に靴底や滑り止めがついているものなら、履いたままテントの外にも出れちゃいます。
あまりの使い勝手の良さと機能性の高さ、そして暖かさに自宅でも愛用している人がいるほどなんです。
最近人気の車中泊用にもおすすめです。
車中泊も底冷えが悩みの種になることがあると思います。
車の中で靴を脱いで、断熱性が高い暖かなテントシューズに履き替える人も多いようです。
テントシューズのメリットとデメリット
出典:楽天
テントシューズの最大のメリットは何だと思いますか?
テントシューズを履くメリットは、とにかく足元が冷えないということです。
足元の冷えは冬キャンプのリラックス度合いに大きく影響します。
足先が冷えるとしもやけになってしまったり、冷えを強く感じてしまうことがあると思います。
また風邪をひいてしまったり、腰痛の原因になってしまうこともありますよね。
しかしテントシューズで底冷えをしっかりガードして足元からの冷えをしっかり防ぐことで、全身の暖かさを感じやすくなります。
足が温まるとリラックス効果も増して、眠りも深くなりやすいです。
電車のシートの暖房で脚が暖かくなると眠くなるのも同じかもしれません。
柔らかく暖かな素材のテントシューズなら、履いたまま寝袋に入ることもできます。
テントシューズは家庭用の冬用スリッパや電気スリッパ、または靴下でも代用はできますが、キャンプ用にはやはりキャンプ用のテントシューズを用意したいですよね。
冬のキャンプは結露しやすく、その上雪が降る場合もあるので、防水性能が高いアウトドア用の製品の方が安心です。
靴下の場合は厚手のものなら良さそうな気もしますが、フィット感がありすぎて暖かさに物足りなさを感じてしまう人もいるようです。
テントシューズはあるととても暖かく便利なアイテムです。
暑ければ脱げばいいだけなので、使うこと自体に大きなデメリットは特にないと思います。
テントシューズの選び方
①中身の素材で選ぶ
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テントシューズはふかふかの素材で出来ています。
テントシューズの中身、布の中に入っているのは軽量で温かいダウンや化繊の中綿です。
ダウンは軽く暖かいのですが、少し値段が高く手入れが難しいといった難点があります。
化繊の中綿はダウンに比べると暖かさが多少劣るし、より暖かくしようとすると量を増やさなければならなくなるので重さも出ます。
しかしダウンに比べると値段が安く、汚れた時には自宅で洗濯して手入れができるものもあるというお手軽さが魅力だと思います。
②丈で選ぶ
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テントシューズにはくるぶしまでのショート丈と、脛までしっかりガードするロング丈の2種類があります。
ショート丈は着脱しやすいのがポイント。暑くなったらすぐ脱げます。
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一方ロング丈は暖めておきたいふくらはぎや脛のあたりまでをしっかりガードして保温できます。
保温性が高く暖かいのはいいんですが、着脱しにくく気温次第では暑く感じてしまうこともありそうです。
そんな時には、ショートとロングの2WAYで兼用できる製品もあるので、チェックしてみるのも良いと思います。
③機能性で選ぶ
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例えば、テントシューズに防水機能が備わっていれば、履いたままテントの外に出ることができます。
防水機能がなくてもシューズカバーがあれば大丈夫です。
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また、テントシューズの裏に滑り止めがついてれば、滑りやすいテントの中でも安全に歩き回ることもできます。
軽量でコンパクトに折りたためるものなら、かさばらずに持ち運ぶことができるので便利です。
透湿性や保温性、断熱性も重要な判断基準となります。
防寒用テントシューズのおすすめ商品
ISUKA イスカ テント シューズ ショート 223201
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イスカのテントシューズは、中綿に700フィルパワーの高品質なダウンを使用した、暖かく軽いショート丈になっています。
耐久性が高く、足元には雪面で高い効果があるすべり止めが施されています。
脱げにくさをアップさせるコードと平ゴムを併用することで圧迫感を抑えています。
内側のくるぶし上部のシャーリング加工で装着時のずれを防ぐ効果があります。
本体の重さは190gです。専用の収納ケースが付属しています。
イスカ テント シューズ ショート スペック
サイズ | フリー(底の長さ30cm) |
表生地 | ナイロン100%(ウェザーテック) |
羽毛量 | 70g(90/10 720フィルパワー) |
重量 | 190g |
NANGA(ナンガ) ダウン プルーフ テントシューズ
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ダウンで有名なナンガにもテントシューズがあります。
ダウン80%フェザー20%の軽くて柔らかく暖かな履き心地と保温性はナンガならでは。
アッパーが長めになっているので、寒い冬の足元をしっかりと暖めることができます。
また、ゆったりとした設計になっているので厚手の靴下でも履いたままで着用することが出来るのもポイントです。
シーンに応じて折り曲げてショート丈にして履くこともできます。
表面にはダウンプルーフコットンを使用しナチュラルに、足裏は摩擦に強いナイロンを使用しています。
丈夫なリップストップナイロンを裏地に使用することでより耐久性がアップしています。
重さは約180gで、専用の巾着に入れてコンパクトに持ち運ぶことができます。
ナンガ ダウン プルーフ テントシューズ スペック
サイズ | 約横24×奥行15×高さ37cm |
素材 | 表地:綿100% 裏地:ナイロン100% 別布:ナイロン100% 中綿:ダウン80%、フェザー20% |
重量 | 約180g |
finetrack(ファイントラック) ポリゴンテントシューズ
出典:楽天
中綿にシート状立体保温素材「ファインポリゴン(R)」を8枚封入した、ファイントラックのテントシューズです。
厳しい冬の寒さの中でも頼りがいのある保温性を持ちつつ、雪や汗や結露による濡れから保温力が失われるのを防いでくれます。
滑り止めのハイグリップ素材を足裏に使用することで安全性も確保されているようです。
ファイントラック ポリゴンテントシューズ スペック
表地(足底以外) | ナイロン100%(PUコーティング) |
足底・表 | ナイロン91%、ポリウレタン9% |
足底・裏 | ポリエステル100%(PUラミネート) |
裏地(足底以外) | ナイロン100% |
足底 | ポリエステル100% |
中綿 | ポリエステル100%(ファインポリゴン(R)) |
重量 | 230g |
MIZUNO 洗濯できる 中わた ボア 撥水 ロング丈 ルームシューズ【D2B】
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ミズノの暖かいルームシューズは内側に中綿を詰めたふかふか仕様。
足元をしっかり包み込んで暖めてくれます。
柔らかい着用感でお部屋のなかだけでなくテントの中でもおすすめ。
滑り止めがついているのでフローリングやテントのマットでも安全に使用することができます。
ミズノ ロング丈 ルームシューズ スペック
素材 | ポリエステル100% |
columbia(コロンビア)ネステントモックツー
出典:楽天
柔らかく暖かなコロンビアのモックシューズは小さく折り畳んで持ち歩きができます。
内側・外側共にゴア使用になっているので着脱がしやすいだけでなく、踵を踏んだ状態のサンダル仕様で履くこともできます。
さらに左右の形も同じなので、テントの出入りにも脱ぎ履きで手間取る心配がありません。
コロンビア ネステントモックツー スペック
素材・アッパー | ポリエステル、シンセティックレザー |
素材・ソール | 合成底 |
ノルディスク モスダウンシューズ
出典:楽天
ノルディスクのモスダウンシューズは、携帯しやすく軽量で柔らかいコンフォートダウンシューズです。
寒い時期のテントの底冷えからしっかり守ってくれます。
アッパーにはリップストリップポリエステルを使用。
中綿には600フィルパワーのダックダウンを使っています。
厚手の靴下を履いたままでも着用できるように大きめのゆったりサイズに作られています。
ノルディスク モスダウンシューズ スペック
素材・アッパー | リップストップポリエステル |
素材・フィリング | ダックダウン 600フィルパワー |
素材・ライニング | 人工ファー |
PUROMONTE プロモンテ WD023・MFソックスショート
出典:楽天
プロモンテのWD023は、中綿にマイクロファイバーポリエステルを使用したテントシューズです。
ダウンに比べ安価でアフターケアも簡単です。
足底部にはグリップ力に優れるラバーを点状に配置し、スリップを防ぐことができます。
プロモンテ WD023・MFソックスショート スペック
収納サイズ | 17cm×11cm |
重量 | 170g |
素材・表地 | 20Dナイロン |
素材・中綿 | マイクロファイバーポリエステル |
まとめ
テントシューズは、寒い冬のキャンプでも足元をより暖かく守ってくれるアイテムです。
中綿やダウンが入っていてフカフカで足元を暖めてくれます。
足元が暖まってくると寝付きもよく、リラックスすることもできます。
防水機能が高いものやカバーがついているテントシューズなら、履いたままテントの外にも出ることもできちゃうんです。
でもそのまま室内に戻るのはちょっと気が引けちゃいますが。。。
ショート丈は、着脱しやすく使い勝手が良く、お家でのルームシューズとしても優秀だと思います。
ロング丈は、ふくらはぎや脛まで暖かく包み込みガードする事ができるので、寒さが厳しい冬キャンプにピッタリ。
他にも透湿性が高いもの、保温性や断熱性も選ぶ時の重要な判断基準になります。
暖かで柔らかいテントシューズは履いたまま寝袋に入ることもできるので、冬キャンプの足元に是非取り入れてみて下さい。
冬キャンプの防寒にテントシューズがおすすめです。
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