寒い冬、アウターも大事ですが、その下にも暖かいインナーを着たいですよね。
アウターの下に隠れちゃうから、適当なものでも良いかなと思ってしまう時もありましたが、そうじゃないんですよね。
冬キャンプに行けば、意外とテントやシェルターの中で過ごす時間が多いことに気がつきます。
冬キャンプは、寒すぎて凍えてしまうんじゃないかなと不安になりますが、実際には暖かくなった室内で過ごす時間が多いんです。
そんな時、せっかく買ったアウターの出番も減ってしまいます。
秋冬キャンプでの日中やテント内で過ごす時には、見た目もおしゃれで、それでいて保温力が高いインナーを着ておきたいものです。
とは言え、この時代にはオシャレで暖かくて安いものは沢山あります。
その中でも今回おすすめしたいのは、ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーです。
『GO OUT』にも掲載されている、オシャレなプルオーバーはアウトドアにピッタリなんです。
今回は、ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーをレビューします。
目次
gym master(ジムマスター)マウンテンキルトプルオーバー
出典:楽天
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーは、セーターやプルパーカーのようにレイヤードを楽しめる1着です。
もちろん、インナーとしても使えるアイテムなので、寒い時期には活躍すると思います。
本体は、ポリエステル62%・綿38%で、優しい肌触りの柔らかい素材になっています。
出典:楽天
そして特徴的なのが、キルティングのデザインです。
冬のカナダの雪山を連想させる、山の様な山脈の様な独特な縫製をしています。
かと言って、アウトドア一色という風には見えなくて、少し離れてしまうと、山のデザインも本体と一体化して目立たなくなります。
中綿はポリエステル100%で、保温力はしっかりとあります。
襟元や胸ポケット、そして袖や裾口にはナイロン素材を使用し、野暮ったさを排除し、洗練されたアウトドア着としてデザインされています。
元々、キルティングって、防寒用の敷物として作られたのが始まりです。
その後、鎧の内着として使われるようになった事もあり、寒さ対策には長い歴史上、ちゃんと実績がある生地なんです。
それを、ジムマスター風にアレンジし、オシャレなプルオーバーに仕立てています。
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーをレビュー
カラー
今回、僕が選んだのは色は、杢チャコールです。
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーは、7色展開されています。
薄い灰色のアッシュグレー、濃い灰色の杢グレー、深みのあるワイン色のワイン、濃い緑色のグリーン、濃い青色のストレートブルー、アッシュグレーの本体に左右の袖色を変えたアッシュグレークレイジー、ストレートブルーの本体に左右の袖色を変えたストレートブルークレイジーがあります。
杢チャコールは、比較的スタンダードで落ち着いた雰囲気のある色なので、色々と合わせやすそうです。
ハンガーにかけて少し離れてみると、山を形どったキルトのデザインは、パッと見ても良くわかりません。
これは室内という事もあるし、杢チャコールが暗い色味だと言う事もあると思います。
素材
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーの素材は、ポリエステル62%と綿38%となっています。
ポリエステルと聞くと、ちょっとゴワついた感じをイメージさてしまいますが、このマウンテンキルトプルオーバーは全く違いました。
触ってみると、凄く柔らかくて優しい肌触りなんです。
スエット素材ともコットン素材とも全く違い、肌に優しそうないつまでも触っていたくなるような感触なんです。
近寄ってみると、少し毛羽立っているように見えますが、指先に引っかかるような事もありません。
ただただ柔らで優しい素材なんです。
もちろんそれは、内側も同じ素材なので、肌に触れる部分があったとしても、心地よく感じるとこはあっても不快に感じる事は無いと思います。
襟元と胸ポケット、スナップ部分はナイロン素材を使用しています。
ここは、キルティング部分と素材感が違い、サラサラとした肌触りになっています。
袖口や裾口のパイピングは、ナイロン素材のようなサラサラとしたものではなく、柔らかい素材が使われています。
これなら、手首など肌に触れる部分に優しくて良さそうです。
胸ポケット
胸ポケットは、ジッパー仕様になっています。
サイズは、そんなに大きなものではなく、男性の手の指部分が全て入る程度です。
深さは、約9cmぐらい。
ジッパーを開けた入り口の幅も約9cmぐらいでした。
胸ポケットには、ジムマスターのロゴが付いています。
シンプルなデザインなので、マウンテンキルトプルオーバー自体のデザインを邪魔するような事はありません。
襟からナイロンスナップ
襟とフロントのボタン部分(スナップ)は、ナイロン素材で繋がっているデザインになっています。
襟は約5.5cmで、少し内側を向いて立つ感じです。
これが外を向いて立つ襟だと、襟が主張し堅苦しくなってしまいますが、これならカジュアルな雰囲気に見えて良いと思いですね。
スナップは襟元から等間隔で5つ付いています。
スナップの開け閉めは少し固いので、片手で開け閉めするのは難しいです。
しかし、このぐらいの固さなら、勝手に外れてしまう事もないので安心です。
襟のパイピングは、ナイロン素材とは違い、肌触りが優しいものが取り付けられています。
これなら、首がチクチクするような事はないはず。
首元のタグの横には、カラフルなループが付いています。
ポケット
腰の左右に付けられているポケットは、手がスッポリと収まる大きさがあります。
ポケットの入り口は曲線を描いたデザインなので、全体的に優しい感じがします。
ポケットのパイピングも、襟と同じ柔らかい素材が使われているので、肌を痛める事はないと思います。
このパイピングは、袖口や裾口にも使われているので、肌に触れそうな部分は基本的に優しい素材になっているのが、マウンテンキルトプルオーバーの特徴かも知れません。
後ろ姿
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーを後ろからみると、かなりシンプルなデザインになっています。
この杢チャコールでは、後ろから見ると襟の部分の色の違いがハッキリと分かるだけです。
室内では、キルトの山のデザインもあまり目立ちません。
でも、屋外に出たら光が当たって、キルトのデザインの見え方も違ってきそうですよね。
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーを着てみた!
ブラウン系のパンツと合わせる
今回選んだのも、サイズはLL。
前回紹介したリバーシブルマウンテンジャケットもそうですが、身長168cmのモデルさんがLサイズを着用している事もあって、身長183cmの僕では普段着ているLサイズでは小さいような気がしてLLサイズを選びました。
僕的には、マウンテンキルトプルオーバーの上にアウターを着る事を想定していたので、あまりオーバーサイズにならないものにしたかったです。
実際に着てみると、少し大きめな気もしました。
マウンテンキルトプルオーバーの元々のシルエットは、タイトな感じではなく、フワッとした物になっています。
その為、ジャストサイズで着ようと思っても、腰回りのシルエットがゆったりとした物になってしまいます。
標準体型ギリギリ?の僕が着ても、LLサイズはタイトな感じにはなりませんでした。
若くて細い体型の方なら、Lサイズでも大丈夫そうです。
同じぐらいの身長で細身の方なら、大きめに着たいならLLサイズ、タイトに着たいならLサイズが良さそうです。
まずは、ワークマンの4D防風ウォームパンツと合わせてみます。
杢チャコールなので、大抵の色とは合わせやすいと思います。
このワークマンのパンツは、細身なハズですが、穿いてみるとそんなに細く見えません。
ゆったりとしたマウンテンキルトプルオーバーを合わせても、違和感はないように思えます。
デニムと合わせる
次にデニムと合わせてみました。
デニムはストレートですが、流行りの太めのシルエットではありません。
これだと色的には無難ですが、上半身にボリュームが出てしまいました。
マウンテンキルトプルオーバーがフワッとしたシルエットなので、合わせるパンツも少し太めが合いそうです。
ちなみに、インナーに着てみたら、LLサイズは少し大きめに感じました。
リバーシブルマウンテンジャケットのLLを羽織ったら、丈がインナーよりアウターよりも長くなってしまいました。
ジムマスター マウンテンキルトプルオーバー スペック
素材・本体 | ポリエステル:62% 綿38% |
素材・別府 | ナイロン100% |
素材・中綿 | ポリエステル100% |
シーズン | 春 夏 秋 冬 |
サイズ | S / M / L / LL |
まとめ
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバーをインナー用に選びました。
中綿が入っているので、保温力があり、とても暖かったです。
シルエット的には、フワッと大きめな感じで着るのが良さそうです。
それに合わせて、パンツも細めのシルエットではなく、少し太めにした方が合いそうな気がしました。
若くて細身の方ならオシャレに着れて、オジサンなら体型を誤魔化せる事ができそうです(笑)
インナーに着る事でかなり暖かくなると思います。
セーターやパーカーのように着ても、これ1枚で十分暖かく過ごせそうです。
僕的には、特に柔らかな生地が好印象でした。
ジムマスターのマウンテンキルトプルオーバー、キャンプのアウトドアだけではなくタウンユースでも十分活躍できるデザイン性と機能があると思います。
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前回レビューしたのは、ジムマスターのリバーシブルマウンテンジャケットです。
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