ワイルドな男性って、ちょっとカッコよくありませんか?
もしソロキャンプをしている男性が、野営風な無骨でワイルドなテントやキャンプ道具を使っていたら、自分もそんな風にやってみたいなと憧れた事ありませんか?
確かに便利なアイテムに囲まれて過ごした方が快適だしオシャレな物を使うキャンプも好きですよ。
だからこそ、自分が出来ないスタイルに憧れを持ってしまうという事がありますよね。
ワイルドと言ったらミリタリー。
野営と言ったらミリタリー。
男と言ったらミリタリー!
ミリタリー調のテントやタープ、そしてキャンプ道具を、1度は揃えてみたいですよね。
そんな貴方に、ヘリノックスの2019年の新商品を紹介します。
ヘリノックスの2019年新商品にタクティカルサプライシリーズのテントがあるのですが、その中にTac.フィールド4.0とTac.フィールド6.0というテントがあります。
この2つ、サイズ違いだけではなくデザインが少し違うのですが、Tac.フィールド4.0の方が見た目にパップテントに似ているんです。
パップテントと言ったら、軍用のテントですよね。
今でもソロキャンパーさんに人気が高いテントなんですが、ヘリノックスのTac.フィールド4.0もなかなか良い感じに使えそうなんです。
今回は、ヘリノックスの2019年新商品、タクティカルサプライのテント「Tac.フィールド4.0」を中心に紹介します。
目次
ヘリノックス タクティカル Tac.フィールド4.0
出典:楽天
ヘリノックスのTac.フィールド4.0は、パップテントのようなデザインをしています。
2人で使用する事を想定としてデザインされています。
特徴的なのは、ポールにY型ポールを使っている事だと思います。
Y型ポールで天井を広くすると事より、圧迫感も少なくなり、より快適な空間になっていると思います。
他のパップテントの写真で見た事あると思いますが、フロントドアを巻き上げたり、跳ねあげてタープのようにして使う事ができます。
その際、大きく開放感がある空間ができるので、前室やリビングのようにして使えます。
そして、フロントパベル部分には、遮光性の高いコーティングが内側にされているようです。
とりあえず、テントにはブラックPU コーティングがされていて、強い日差しを遮る役割をしてくれます。
これによりテント内の温度の上昇を防いでくれるんです。
サイズ
出典:楽天
ヘリノックスのTac.フィールド4.0の底面サイズは、400×225cmになっています。
上にいくと少し狭まり、200×100cmです。
高さは175cmあるので、意外に広く使えると思います。
テンマクデサインの炎幕と比較
出典:テンマクデザイン(炎幕)
ヘリノックスのTac.4.0に似ているパップテントに、DODのパップフーテントやテンマクデサインの炎幕や炎幕DXがあります。
その内、DODのパップフーテントは、販売終了になっていました(後継モデルは2019年秋頃販売予定)
ヘリノックスのTac.4.0には、スカートがありません。
その為今回は、スカートのある炎幕DXではなく、スカートのない炎幕と比較したいと思います。
デザイン
デザイン的には、両方とも一般的にパップテントと言われて、頭に浮かぶものとほとんど違いがありませんよね。
上から見ると、横に長い六角形をしていて、真正面から見ると台形のような形をしていると思います。
横から見ると、一般的なパップテントは、三角形に近い形になっています。
しかしヘリノックスのTac.4.0は、Y型ポールを使用しているので、横から見ると天頂部に天井が出来ているので、台形に近い形になっているんです。
炎幕のポールは、Y型ポールではなく普通のポールなので、三角形に近い形になっています。
生地
ヘリノックスのTac.4.0では、メインパネルに75Dリップストリップポリエステル185Tを使用しています。
耐水圧が1,500mmあり、強い雨でも耐えられるようになっています。
そしてブラックPUコーティングもされているので、強い日差しを遮る事もできます。
ブラックPUコーティングがされていないサイド部分は、75Dリップストリップポリエステル210Tで、PUコーティングされていて耐水圧1,500mmというのは同じです。
一方、炎幕では、素材にコットンが使われています。
元々、焚き火を扱う事を前提としてデザインされているので、火の粉に強いコットン生地を使用しているです。
もちろん、コットンそのままではなく、撥水加工や防カビ加工はされています。
サイズ
出典:テンマクデザイン(炎幕のサイズ)
サイズで比較すると、元々2人用で作られているヘリノックスのTac.4.0の方が大きくなっています。
ヘリノックスのTac.4.0は、400×225×175(h)cmなのに対し、テンマクデサインの炎幕では330×190×130(h)cmとなっています。
炎幕では、ソロで使用する事を前提に、秘密基地のような寝床をイメージしていると思います。
その為、付属のグランドシートのサイズも2人で使えるような大きな物ではなく、1人で使えるぐらいのサイズになっています。
そして、特に高さが違いが大きいですよね。
ヘリノックスのTac.4.0では高さが175cmあるのに対し炎幕では130cm。
しかもヘリノックスのTac.4.0は、Y型ポールで天井部分が広く使えます。
炎幕は、ソロキャンプで寝床としての秘密基地のような使い方ができ、ヘリノックスのTac.4.0は、テント内でも快適に過ごせるスペースを確保できるテントになっています。
ちなみに、今回は比較しなかったDODのパップフーテントは、200×150×130(h)cmと小さいのですが、2人が横になって寝る事ができるサイズになっています。
スペック比較
商品名 | Tac.4.0 | 炎幕 |
サイズ | 400×225×175(h)cm | 330×190×130(h)cm |
材質 | 75Dリップストップポリエステル185T(ブラックPUコーティング/耐水圧:1500mm) 75Dリップストップポリエステル210T(PUコーティング/耐水圧:1500mm) | コットン100%(表面撥水加工、抗カビ加工) |
付属品 | ポール×2本、ペグ(J-StakeM×10本)、自在付きガイライン(2m×4本)、スタッフバッグ、ポールバッグ、ペグバッグ | グランドシート、ポール×2本、張り綱(2m×4本)※白色、ペグ12本、収納袋 |
テンマクデザインの炎幕の詳細はこちらを参考に!
ヘリノックス タクティカル Tac.6.0
出典:楽天(Tac.6.0)
ヘリノックスのタクティカルTac.6.0は、タクティカルTac.4.0のサイズ違いかなと思ったのですが、どうやら少し違うようです。
横から見たデザインが、Tac.4.0では台形に近い形でしたが、Tac.6.0では五角形に近い形になっています。
Tac.4.0ではY型ポールを使用しているのに対し、Tac.6.0ではクロスポールを使用しているようです。
写真を見る限り、ポールは十字型にクロスされていて、テントの天頂部分と屋根部分を形成しています。
その為、台形にはならず屋根が出来ている感じになっています。
Tac.4.0とは、使っているポールもデザインも少し違っているようです。
サイズ
出典:楽天(Tac.6.0)
ヘリノックス Tac.6.0のサイズは、底面で600×450cm。
上面で300×200cm、そして高さが250cmとなっています。
4人が快適に過ごせるサイズになっているので、かなり大きめのテントになっています。
テントとは言っても大型シェルターのように使えるし、少しミリタリー調も薄れているように思います。
雰囲気は、DODのロクロクベースのような感じですよね。
そして、フロントパベル部分には、タクティカルTac.4.0と同じく、ブラックPUコーティングがされています。
こちらも、日差しを遮る事が出来るので、暑い夏でもテント内の温度の上昇を防いでくれます。
DODのロクロクベースと比較
出典:DOD
なんとなく、デザイン的にはDODのロクロクベースに似ていると思いませんか?
多分、比較してみたら全く違うかも知れませんが、少し見てみましょう。
DODのロクロクベースは、大型のシェルターテントです。
名前に「ロクロク」とあるように、サイズが6m×6mになっているんです。
何人用という目安は無いのですが、サイズ的には約21畳もあるんです。
これ1つで、グループキャンプを楽しむ事が出来そうですよね。
それでも、10×10mの区間サイトに、車と合わせて収まるようなんです。
ちなみに高さは、250cmになっています。
ヘリノックスのTac.6.0のサイズは、600×450×250(h)cmなので、ロクロクベースと比較すると奥行きが少し小さいです。
サイズ的には、150cmの違いなのですが、写真でみると全体の大きさは大分違うように見えるのは僕だけでしょうか。
材質比較
出典:DOD
ロクロクベースは、素材に150Dポリエステルを使用しています。
ヘリノックスのTac.6.0は、75Dリップストリップポリエステル185Tを使用しています。
75D(デニール)よりも150Ⅾ(デニール)の方が、生地の厚みがあり強度が増します。
生地の厚さによって重量に違いが出るかも知れませんが、ヘリノックスのTac.6.0のスペックに重量の記載を見つけられなかったので、比較する事は出来ませんでした。
耐水圧は、DODのロクロクベースは2,000mmなので、Tac.6.0よりも雨に強いと思います。
デザイン
出典:楽天(Tac.6.0)
ヘリノックスのTac.6.0は、真上から見たら横長の六角形、正面から見たら台形、横から見たら三角形に近い五角形をしています。
ロクロクベースは、真上から見たら正方形、正面から見たら台形、横から見たら三角形に近い台形だと思います。
何となく近いようなデザインをしている気がします。
ヘリノックスのTac.6.0は、フロントとバックにそれぞれ入り口として使う事が出来ます。
サイド部分は、真ん中の生地を残して、巻き上げる事ができます。
DODのロクロクベースは、前後のドアとサイドドアをフルメッシュにして使う事ができます。
そして、サイドの生地を巻き上げる事が出来るので、Tac.6.0よりも開放感がある状態で使用する事が出来そうです。
スペック比較
商品名 | Tac.6.0 | ロクロクベース |
サイズ | 600×450×250(h)cm | 600×600×250(h)cm |
材質 | 75Dリップストップポリエステル185T(ブラックPUコーティング/耐水圧:1500mm) 75Dリップストップポリエステル210T(PUコーティング/耐水圧:1500mm) | 150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) |
付属品 | ポール×2本、ペグ(J-Stake30×8本、J-StakeM×4本)、自在付きガイライン(2.5m×4本、3.5m×2本)、スタッフバッグ、ポールバッグ、ペグバッグ | キャリーバッグ、29㎝スチールペグ6本、28㎝アルミペグ14本、4mロープ×2、3mロープ×10本 |
DODの大型シェルター「ロクロクベース」の詳細はこちら。
新しいテントの購入に、ロクロクベースとTac.フィールド6.0で悩みました。
ヘリノックスのTac.フィールド6.0を購入しました。
レビュー記事はこちらから確認できます。
ヘリノックス Tac.レクタ3.5
出典:Yahoo!ショッピング
コヨーテカラーのレクタタープは、ソロキャンプにピッタリな大きさです。
350×290cmで、コンパクトに設営する事ができます。
縁には10個のループがあり、色々なアレンジが可能です。
そして、裏側にはブラックPUコーティングがされているので、強い日差しを遮る事ができます。
タープの下で、快適に過ごせるスペースを作りだせます。
ペグやポール(2本)が付属している為、すぐにでも使う事ができます。
Tac.レクタ3.5 スペック
サイズ | 350×290cm |
材質 | 75Dリップストップポリエステル185T(ブラックPUコーティング/耐水圧:1500mm) |
付属品 | タープポール 2100ADJ×2本、ペグ(J-StakeM×10本)、自在付きガイライン(7m×2本、3m×6本)、スタッフバッグ、ポールバッグ、ペグバッグ |
ヘリノックス Tac.アタックソロ
出典:楽天
登山に活躍しそうなテントも、2019年の新商品として発売されています。
ソロ用のシングルウォールテントなので、設営が簡単にでき、しかも収納や持ち運びに便利になっています。
シングルウォールテントって、フライシートがないテントなので、結露には弱いかも知れません。
その分、後方上部に通気口を設け、通気性が良くなっています。
前室が無いのも、シングルウォールテントによく見られる事なのでキャンプではちょっと使いづらいかも知れません。
ヘリノックス タクティカル Tac.アタックソロ スペック
底面サイズ | (約)90×245cm |
高さ | (約)90cm |
収納サイズ | (約)50×16cm |
素材・フライ | 20Dリップストップナイロン3レイヤー |
フライ耐水圧 | 5000mm |
素材・フロア | 40Dリップストップナイロンフィルム加工 |
フロア耐水圧 | 10000mm |
収容人数目安 | 1名 |
ヘリノックス タクティカル Tac.アタック1.5p
出典:楽天
Tac.アタック1,5pは、1.5人用にデザインされたテントです。
Tac.アタックソロと同様シングルウォールテントなので、登山用に向いていると思います。
多分、広さに余裕があるという意味だと思います。
ヘリノックス タクティカル Tac.アタック1,5p スペック
底面サイズ | (約)123×275cm |
高さ | (約)98cm |
収納サイズ | (約)50×17cm |
素材・フライ | 20Dリップストップナイロン3レイヤー |
フライ耐水圧 | 5000mm |
素材・フロア | 40Dリップストップナイロンフィルム加工 |
フロア耐水圧 | 10000mm |
収容人数目安 | 1.5名 |
まとめ
ヘリノックスの2019年の新商品には、イスだけではなくテントがありました。
そのタクティカルサプライシリーズは、ミリタリー調の機能やカラー(コヨーテなど)が多いのが特徴です。
中でも、Tac.フィールド4.0とTac.フィールド6.0が、キャンプで快適に使えそうな感じです。
ソロ用ならTac.フィールド4.0が、室内も広く使えるし、カラーリングもいい感じでおすすめです。
でも比較した炎幕も、コットン生地を使っているので負けていません。
Tac.6.0も大型のシェルターのように使えるのが良いと思います。
ただ比較したDODのロクロクベースの方がかなり安いんですよね。
しかしブラックPUコーティングがされているという点で、より快適に過ごせるかも知れません。
ヘリノックスのテントとタープは今後注目ですが、僕にはちょっと値段が高くて手が出ません。
それでも余裕がある方には、目新しさという事でもおすすめです。
ヘリノックスの人気チェアについて書いています。
人気ブランドとコラボしたヘリノックスのチェアならもっとオシャレ!
炎幕より一回り大きい大炎幕が発売!
Tac.フィールド6.0と比較してます。
ファミリーキャンプランキング
アイキャッチ画像 出典:楽天