今年から本格的にキャンプを始めたい方に、おすすめのブランドは何と聞かれたら、まずはコールマンを挙げておけば間違いありませんよね。
僕の世代は、キャンプと言ったらコールマンです。
20代の頃、キャンプに連れて行ってくれた友達も他のキャンパーの方々も、みんなコールマンのテントや道具を揃えていました。
あの日から、コールマンは僕の中で確かな存在になっています。
それから、ホームセンターで買ったコールマンのキャンプ用品がすぐ壊れてしまったりと、一時期ブランドイメージが悪くなった事もありました。
キャンプ場で見かけるテントは全てコールマンだった事もあり、別のテントを探した事もありました。
しかし、キャンプブームが再燃してからは、やっぱりコールマンから目が離せなくなっているんです。
テントを買わないまでも、何かとチェックし続けてしまうんです。
そして今回、コールマンから新シリーズとして「ストンプ シリーズ」が2019年の7月に登場しました。
ストンプシリーズには、テントもアウトドアワゴンもあるので、統一感を出すのにピッタリです。
今回は、コールマンの新シリーズ「ストンプシリーズ」の中で、僕が気になった商品を紹介します。
コールマン ストンプシリーズ
ナチュラルカモ柄
出典:楽天
数年前、キャプテンスタッグから販売されたカモフラージュ柄のベンチを見た時、結構な衝撃を受けたのを覚えています。
今
それまでは、キャンプと言ったら、無地のデザインが多かったような気がします。
色は違えど、かなり大人しめのデザインでした。
もちろん、自然の中で過ごすキャンプには、派手なデザインは、溶け込むどころか目立ってしまいますよね。
そこに登場したブラウン系(黄色)の色のカモフラージュ柄は、キャンプに自由な発想を持ち込んで良いんだと思わせてくれました。
今までも、グリーン系のカモフラージュ柄はあったかも知れないですが、ブラウン系の色をしたカモフラージュ柄は、緑に囲まれたキャンプ場には溶け込みませんよね。
凝り固まったイメージに縛られる事なく、キャンプは自由なんです。(マナーの話とは別です)
そもそも、自然にカモフラージュする為の柄なんですが、色が森林の緑に合っていないというのが目立つ理由なのかも知れないんですけど、キャンプ場では派手に見えました。
ブラウン系のカモフラージュ柄が出てからは、今ではなんでもアリとと言っちゃアリなんです。
コールマンのコラボでは、ハラコ柄とかもありますよね。
ピンク色のカモフラージュ柄だってあります。
カモフラージュ柄も、色々なブランドが取り扱うようになってきたと思います。
しかし、今回のコールマンのストンプシリーズで使われているカモフラージュ柄は、ちょっと違います。
地形、木の葉、樹皮などをパターン化し、デザインを追求した「ナチュラルカモ柄」を使用しているんです。
カモフラージュ柄っぽいけど、よく見たらちょっと違う感じ。
グリーンや薄いブラウンを混ぜ合わせた色使いは、自然の中にしっくりと溶け込むハズです。
コールマンのコラボには、派手な柄があります。
ストンプ ツーリングドーム/LX
出典:楽天
最近のコールマンのコラボなどで、いくつかの商品が同じテーマで統一されたデザインになっているものがありました。
例えば、コールマンとBEAUTY&YOUTHのコラボやFREAK'S STOREとのコラボなどですが、そのにラインナップされているテントは、簡易的なポップアップテントばかりでした。
今回のストンプシリーズでは、ポップアップテントもありますが、もう少しちゃんとしたテントもあるんです。
それが、ツーリングドーム/LXです。
ツーリングドーム/LXは、2〜3人で使えるドーム型テントで、前室を備えているのでとても使い勝手が良い物になっています。
サイズ感
出典:楽天
前室はしっかりと広く、約110cmと余裕があるスペースを確保しています。
基本的には、ファミリーキャンプ用の大きなテントと違って、寝室用として使う用途のテントだと思いますが、別売りのキャノピーポールを使用して前面のパネルを跳ね上げて、ちょっとしたリビングスペースにする事もできます。
テント内の幅は約180cmなので、2人で寝れば1人当たり約90cmです。
これなら、少し余裕があってちょうど良さそうです。
3人で使用すると1人当たり60cmなので、ちょっと窮屈に感じてしまいそうです。
このぐらいのサイズなら、1人でソロキャンプ用に使っても良さそうですよね。
耐水圧が約1,500mmあるので、強い雨でも大丈夫です。
ポップアップテントでは、デイキャンプにし使えませんが、ストンプシリーズでは、泊まりのキャンプでも使用できるテントがラインナップされているのが嬉しいですね。
ストンプ ツーリングドームLXのスペック
サイズ | 約210×180×110(h)cm |
収納時サイズ | 約直径24×60cm |
重量 | 約5.6kg |
耐水圧 | 約1,500mm(フロア/約1,500mm) |
定員 | 2〜3人 |
材質:フロア | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質:インナー | 68Dポリエステルタフタ(撥水加工) |
材質:フロア | 75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール) |
ストンプ クイックアップ IG シェード
出典:楽天
海水浴やバーベキュー、デイキャンプに使えるポップアップテントもラインナップされています。
このクイックアップテント IG シェードは、新メッシュ素材を使用しています。
新メッシュ素材とは、なんとメッシュに接触した虫をノックダウンさせちゃうらしいんです。
これは、住友化学がコールマン製品用に独自開発した防虫素材なんです。
環境や虫の種類などで、効果は違ってくるのですが、防虫効果が全く無いものよりも安心して使う事ができますよね。
サイズ感など
出典:楽天
クイックアップ IG シェードは、設営が簡単なポップアップテントです。
パッと開けば約220×220×250(h)cmの空間が出来上がります。
ベンチレーションも付いているので、テント内の換気ができ、昼寝する時も快適な空間を確保できます。
ちょっとしたアウトドアに使える、簡単なポップアップテントも良さそうです。
キャンプ場では、子供の秘密基地としてもいい良さそうですよね。
ストンプ クイックアップ IG シェード スペック
サイズ:シェード | 約270×270cm |
サイズ:フレーム | 約220×220×250(h)cm |
収納時サイズ | 約Φ18×118cm |
重量 | 約13kg(本体)約500g(フルフラップ) |
耐水圧 | 約800mm |
材質:シェード | 150Dポリエステルオックス (UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質:フレーム | スチール |
付属品 | ペグ、ロープ、収納ケース |
ストンプ アウトドアワゴン
出典:コールマン
コールマンのアウトドアワゴンと言ったら、コラボ商品が多いのでカラーバリエーションが豊富です。
今回のストンプシリーズによって、新たなアウトドアワゴンが追加されました。
荷台の生地全面がナチュラルカモ柄で、フレームがモスグリーンになっています。
テントでは、無地の薄いブラウンと組み合わせたデザインでしたが、全面ナチュラルカモ柄になると雰囲気が少し変わります。
遠目から見ると、ちょっとミリタリーテイストに感じます。
ミリタリーが好きな方は、コールマンのストンプシリーズのアウトドアワゴンも好みに合いそうですよね。
アウトドアワゴンは、荷物を運ぶのに便利です。
車を駐車スペースに置いて、サイトまで徒歩で移動するようなキャンプ場なら、重宝するアイテムです。
耐荷重が100kgなので、多い荷物でも安心して使えると思います。
発売は7月下旬となっています。
コールマンのアウトドアワゴンは種類が豊富!
ストンプ ヒーリングチェア
出典:楽天
ちょっとヘリノックス のチェアに似たデザインの、コールマン ヒーリングチェアもナチュラルカモ柄になって登場です。
まるで包み込まれるような座り心地のヒーリングチェアは、キャンプ場でのんびり過ごすのにピッタリです。
シート部分のデザインが、ナチュラルカモ柄でフレームがモスグリーンなのは、アウトドアワゴンと同じように、ちょっとミリタリーテイストに見えますよね。
自然と調和しつつ、カッコいいデザインというのが魅力的です。
サイズなど
僕がキャンプチェアで気にすることは、座面の高さです。
ローチェアのように座面の高さが30cm以下のイスは、腰痛持ちでは座っているだけで腰が痛くなってしまいます。
座面が低いと、腰が固まってしまい立ち上がって姿勢を伸ばす事が辛くなります。
そして、何度も立ち上がったり座ったりを繰り返していると、腰にダメージが蓄積されていくんです。
しかし、このヒーリングチェアの座面高は約36cmです。
腰痛持ちの人が、ちょうど良く座れるのが約40cmだとしたら少し低いですが、それでも許容範囲内にはあると思います。
友人のヒーリングチェアに座った事がありますが、腰へのダメージはあまりなかったと思います。
腰痛持ちではない人は、よりリラックスできるチェアだと思います。
ストンプ ヒーリングチェア スペック
使用時サイズ | 約57×58×76(h)cm |
収納時サイズ | 約19×11× 90(h)cm |
重量 | 約2.6kg |
座面幅 | 約45cm |
座面高 | 約36cm |
耐荷重 | 約80kg |
材質:フレーム | スチール |
材質:シート | ポリエステル |
付属品 | 収納ケース |
ストンプ エスカレーションクーラー30QT
出典:楽天
コールマンのストンプシリーズには、ハードなエスカレーションクーラーと、ソフトなデイリークーラーがラインナップされています。
今回は、比較的保冷力があるエスカレーションクーラーを紹介します。
エスカレーションクーラーは、保冷力が2日となっています。
フタの開け閉めの回数や、外気温にも影響されますが、ソフトクーラーよりも保冷力があるのは間違いありません。
何より、このサイズのクーラーボックスを1つ持っておくと、何かと便利に使えると思います。
ストンプシリーズのエスカレーションクーラーのデザインは、他のストンプシリーズのようなナチュラルカモ柄になっていません。
全体的にモスグリーンをしていて、落ち着いた雰囲気になっています。
サイズ
出典:楽天
エスカレーションクーラーの容量は、30QT(28L)になっています。
1泊2日のキャンプで、メインのクーラーボックスとしては少し容量が少ないと思います。
食材とは別に、ドリンクなどを入れておくのに良さそうです。
サイズ的には、約46×33×40(h)cmなのでそれほど多きくはありません。
重量は約3.1kgなので、持ち運ぶのも簡単だと思います。
ちょっとしたアウトドアだったら、フタの上にドリンクホルダーもあるので、サイドテーブルとして使っても良さそうです。
テントやチェアみたいに、ナチュラルカモ柄はありませんが、色味を統一するのには、このエスカレーションクーラーが良さそうです。
ストンプ エスカレーションクーラー スペック
サイズ | 約46×33×40(h)cm |
容量 | 約28L |
重量 | 約3.1kg |
材質 | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン |
保冷力 | 2日間 |
まとめ
コールマンの新シリーズのストンプシリーズは、どうでしたか?
今回は、ストンプシリーズの中でも僕が気になった一部の商品を紹介しました。
ストンプシリーズで使われているナチュラルカモ柄は、ハードなミリタリーテイストではなく、少し優しめな雰囲気になっていると思います。
それでいて、少し明るくデザイン性もあるので、キャンプ場でも映えそうです。
僕的には、ツーリングドーム/LXがとても気になりました。
自然の中に溶け込みそうなデザインをしているのが良いですよね。
ソロ用に、テントとチェアを揃えてみるのも良さそうです。
コールマンの新シリーズ ストンプシリーズは、自然と一体になれる優しめのデザインが魅力的なシリーズです。
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アイキャッチ画像 出典:楽天