手を出したら、もう後戻りはできない。。。
何度も何度もためらいながら。」
ズルズルときてしまった 今まで。。。
ということで、やっちゃいました~!
これまで、先輩方のブログを拝見させていただきながらも、どうもベンチを分解することと、帆布は家庭用ミシンで縫えるのかって事、それらの問題が僕にのしかかってきて、なかなか手が出せないでいました。
鹿ベンチを購入して数年がたち、生地が汚れてきたこと、「出来るんじゃないか」ってまたしても根拠のない自信が湧いてきて、チャレンジしてみました。
目次
鹿ベンチ張り替えの準備
鹿ベンチの生地選び
まず、素材・道具集めからです。
張り替る生地には、丈夫そうな帆布を選択。
帆布には8号とか11号とかあり、号数が小さくなるほど生地の厚みが増します。
鹿ベンチは体重がかかる為、厚みのある生地の方がいいとは思いますが、家庭用のミシンで縫えるか少し不安だった為、今回は11号帆布を選びました。
ミシンの針は特に変えずに、糸だけポリエステルミシン糸の30番を使用しました。
不安でしたが帆布の販売店に、家庭用ミシンで縫えるって書かれてあったので大丈夫だと思います。
本体の幅110×長さ99cmと、お尻の所の棒に通す部分の幅110×長さ15cm分の帆布を用意します。
工具・材料
次にリベットを取り外すための、電動ドリル。
我が家には古いインパクトドライバがあったので、先っちょをドリルに交換。
これも家にあった3.5mmのものを使用。
ドリルが無ければ、リベットの部分を削ったり、ドリル自体をホームセンターでレンタルできます。
この際、インパクトドライバを買っちゃって、僕みたいにドリルに応用した方が、今後も使えるからいいかもです。
後は、リベットを外した後の代用にネジとナットを用意。
残りは家にある工具で大丈夫だと思います。
まとめると
○帆布は(僕は)11号で 幅112×長さ150cmを購入。
(長さ115cm位欲しいのですが 多分50cm単位で売っているため、長さ150cmあれば余ります)
○ミシン
○ミシン用のポリエステル糸30番
○電動ドリル
○ドリル3.5mm以上(3.5mmで少し苦労しました)
○ネジ M5×60mm 4本
○ネジ M5×35mm 2本
○ナット M5 6個 (ナイロンナットが良いみたい)
○マイナスドライバー
○ゴムハンマー
○ハンマーとか硬い物
以上物が揃えば 作業開始です
鹿ベンチ本体の分解
本体の分解は
赤い印が付いているリベットの部分。
左右合わせて6か所、カシメが左右で2か所、ネジが左右で2か所、この全部を外します。
リベットは裏側の凹んでいるところに、ドリルで穴を開けていきます。
僕の使用しているドリルは3.5mmだった為、リベットに対して少し小さく穴を開けても、頭の部分が取れずなかなか外せませんでした。
なので、頭を取るようにドリルを斜めに差し削りました。
リベツト本体と頭の間に穴を開け、そこに硬い物を差し込み、テコの原理ではずしました。
ドリルが太ければ、こんなことをせずに外せるかと思います。
アルミの削りカスが結構出るので、屋外か新聞紙を敷いて作業しましょう。
カシメは、マイナスドライバー2本でこじ開けるように、交互に動かし徐々に隙間を作っていくと外せます。
最後は、頭の部分だけポンッと取れます。
すべてのリベット、カシメ、ネジを外すと、こんな感じになります。
部品がどこの部分なのか、パイプがどこのかを覚えておくようにした方がいいですね。
鹿ベンチ 張り替え生地の準備
次に元々ついている生地のパイプを通してあった部分を、糸を切りながら丁寧に外します。
なかなか根気が必要です。
なので奥さんにお手伝いを頼みました。
僕はカッター、奥さんはリッパーで糸を外していきます。
全部外し終わったら帆布を広げて、その上に取り外した生地を重ね型を取ります。
そのあと、枠に沿って切り抜きます。
お尻のポールにつながっている、長方形の生地も型を取ります。
取り外した生地の縁取りも綺麗に取り外し、切り抜いた帆布に縫い付けます。
ここで初めてミシンが登場しました。
生地が重ねりすぎていると少し挙動がおかしくなりましたが、ほぼ何事もなく縫えました。
縁取りがあると、それっぽく見えます。
そのあと、パイプを通す穴を元通りにつくり縫い合わせます。
以上、奥さんに頑張ってもらい、張り替え用の生地は完成です。
鹿ベンチを元通りに組み立て
生地が完成したら、組み立て直しです。
まず、生地が入っていたパイプに、新しくできた生地をスルスルはめていきます。
パイプが背もたれ側か座面側なのか覚えていないと迷います。
パイプに空いている穴の位置で確認しましょう。
座面側は、リベットとネジ穴の間隔が狭い方です。
2本のパイプを通すと、このようになります。
この後、お尻の部分のパイプも生地に通して組み立てていきます。
リベットを外したところにネジを入れて、ナットで閉めます。
ひじ掛けの根元と前足の部分は、M5×60mmです。
座面のパイプに近いU字の金物の所は、M5×35です。
最後にカシメの部分です。
反対側を、硬い物で抑えてカシメをゴムハンマーで打ち付けます。
カシメを打ち付ければ、元通りにはまります。
ここまで来たら完成です。
広げて座ってみて壊れなければ、大丈夫(笑)
最後に
完成した鹿ベンチに座って確認してみます。
まずは、奥さんで様子見。。。大丈夫だ。。。
そして、体重の重い僕が恐る恐る。。。
大丈夫そう!
子供と2人で座っても大丈夫でした。
あとは、元の生地通りに縫い合わせたつもりでしたが、少し余裕がある感じでした。
帆布が少し伸びるのかわからないですけど、ちょっとお尻が沈む感じがします。
奥さんは気にならないって言ってますが。。。
それを踏まえて、1cm~2cm詰めて縫い合わせても良かったかもしれません。
ポールにはめる時に、きつい感じがした方がパンパンに張れて良いかも。
生地も少し薄い気がします。。。
ミシンで8号帆布が縫えるならそっちの方が良いかも(他の人のブログ見ると8号でもいけそうですね)
もし次に張り替える時があれば、8号帆布で挑戦してみます。
失敗
実は、分解して張り替えるが嫌だったので、どうにか張り替えないようにと考えたのですが。。。ん~難しい。
ポールに括り付ける所を、カチって留まるベルトみたいなものをつけて、隅にはハトメで穴を開けて片ビスで留めたらどうかって。。。
それが出来たら着せ替え感覚で、張り替え出きるかなって。
そう思って100均で買った、『手荷物まとめベルト』を購入し帆布に縫い合わせたら、生地が引っ張られて見た目が凸凹になってしまい断念。。。
使えそうだった『園芸用のクリップ』、『手荷物まとめベルト』、『ハトメ』、『片ビス』全部無駄になっちゃいました。。。
オフホワイトの鹿ベンチも登場!リラックスカバーもでました。
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