海外ドラマを観ていたら、キャンプ場のシーンがありました。
観ていてちょっと違和感があったんですよね。
よくよく見てみると、テント内で靴を履いたたまま入ってきて座っているんです。
そう思ってしまうのは僕が日本人だから?
もしかしてそのドラマの演出?
僕たち日本人はテントに入る時、無意識に靴を脱いで上がっています。
それが当たり前かのように。
海外の人、特にアメリカや西洋の人たちは、家に上がるようにテントも靴を履いたままなんでしょうか。
そうですよね。
ベッドだって靴のままなんだから、テントは靴を履いたままでも大丈夫なんですよね。
そんな小さいカルチャーショックを受けた週末の夜でしたが、今回DODから発売されたパップフーテントなら靴を履いたままで良いんです。
土足でも問題ないんです。
だってフロアがないんですから。
DODのパップフーテント
パップテントって何?
DODのパップフーテントは、パップテントからインスパイアされたと説明されています。
そんな疑問を抱いたので、少し調べてみました。
そもそも昔の軍隊では、1人に1枚のテントシートを支給していました。
しかしテントシート1枚では、シェルターとして使えないので2枚を組み合わせていたようです。
そうして出来たのがパップテントです。
シンプルな上にワイルド感あふれるデザインをしていますよね。
2枚でやっとシェルターとして機能したようですが、2人で使っていたんですかね。。。
ちょっと狭いような気がしませんか?
どうやらパップテントは、キャンパーの中でもミリタリー系が好きな人やブッシュクラフトをする人に人気があるようです。
もともとのパップテントは野営をする為か、コットン100%素材で焚き火にも強かったようです。
パップフーテントの概要
出典:DOD
パップフーテントは、パップテントのように1枚のテントシートを使っているわけではありません。
見た目は似ていますが、1枚のテントで設営が完成します。
しかもパップテントよりも広くタープスペースを確保できるので、ソロキャンプにもってこいのテントなんです。
パップフーテントの素材
DODのパップフーテントは、パップテントにインスパイアを受けたテントですが、素材はコットン100%ではなくコットン35%ポリエステル65%のポリコットン素材を使用しています。
コットン100%素材は、とても重たく取り扱いが大変ですがポリコットンは軽く、防水性にも優れているんです。
ポリコットン素材のテントは焚き火に強い
出典:DOD
コットンではなくポリコットンだからと言って、焚き火の近くでテントを、張ることができないと言うわけではありません。
ポリコットン素材のテントは、焚き火の近くで安心して使う事ができるんです。
でも決して火の粉が着いても大丈夫と言うわけではありません。
あくまで燃えにくい素材だと言うことなので、テントやタープの真下で焚き火はしないでくださいね。
火の粉に強いポリコットン素材
タープスペース
出典:DOD
キャノピーが2重構造になっているので、タープスペースを広く確保できるようです。
日差し、そして風や雨に対処する為に写真のようなタープのアレンジもできるんです。
前方を隠してしまえば、プライベート空間も確保できるので、決して1人でも心置きなくキャンプする事ができちゃいます(笑)
前後メッシュ使用
出典:DOD
寝室部分は、全面がすべてメッシュになっています。
また背面部分にもメッシュがあり、風が通り抜けるようになっています。
これなら夏の蒸し暑い時でも、涼しく過ごすことができそうですね。
寝室部分のドア
出典:DOD
テントの全面がメッシュだからといって、「風が入り込むし丸見えじゃん!」なんてことはありません。
メッシュ部分にはしっかりとドアが設けられているんです。
キャノピーを跳ね上げながらも、しっかりと火の粉の侵入を防げるようになっています。
ベンチレーター
出典:DOD
空気が循環する為の入り口は、全面メッシュ部分と背後のメッシュ部分だけではありません。
就寝時の風が気になる時には、メッシュ部分は閉じてしまいますよね。
そんな時には上部2か所にあるベンチレーターが活躍します。
熱や湿気を排出し、快適な環境を保つことができるんです。
フロアレス構造
出典:DOD
DODのパップフーテントは、特殊なフロアレス構造をしているんです。
フロアレス構造って言うなら、フロアを全部無くせば良いじゃんって思われるかも知れませんが、この端の部分だけフロアがあるのは理由があるんです。
端の部分にフロア生地を設けることで、風や虫が入り込むのを防ぐようです。
とは言うもの、僕的にはフロアがあるテントも含めて、どのテントでも虫の侵入は防げないと思います。
アリやクモは何気ない顔をしてテントを登ってきちゃうんです。
その他の虫なら防げるかもですが。。。
当然フロアレスですから、土足で寝室に入ることが出来ます。
まるでアメリカ人のように、靴を履いたままでもいいんです。
さらに寝るためにコットを設置すれば、靴を履いたまベッドに寝転がれるという、海外ドラマのようなことをする事が出来ちゃうんです。
簡単設営
出典:DOD
寝室部分はツインポール構造なので2本のポールで立ち上がります。
ポールを入れる前に必要箇所にペグを打っておけば、簡単に設営する事が出来ちゃうんです。
設営が面倒くさかったり、大変ならげんなりしちゃいますもんね。
1人で簡単に設営できるテントなら、やっぱり欲しくなっちゃいますよね。
DOD パップフーテント スペック
組立サイズ(外寸) | (約)W310×D150×H130cm※寝室部分のみ |
インナーサイズ | インナーテント無し |
収納サイズ | (約)直径19×長さ56cm |
重量(付属品含む) | (約)5.0kg |
収容可能人数 | 大人2名 |
最低耐水圧 | 1500mm |
材質:メイン生地 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%、PUコーティング) |
材質:メイン生地 | フロア生地:300Dポリエステル(PUコーティング) |
材質:ポール | アルミ合金 |
まとめ
ソロキャンプ用のテントだと思っていたら、収容人数は2人のようですね。
とはいうものの、やはりサイズから言って1人で広々使った方が良さそうですね。
カラーバリエーションは、タン(ベージュ)とブラックがありますが、やはりタン(ベージュ)が人気がでそうです。
ライバルはテンマクデザインのパンダTC辺りになりそうですね。
コンパクトなテントで、素材はポリコットン。
しかもタープスペースも確保しているなんて、人気が出そうな気がします。
購入はお早めに!
~2018.2.5追記~ ブランド名がDOD(ディーオーディー)に変更
ドッペルギャンガーアウトドアのブランド名がDOD(ディーオーディー)に変更になりました。
慣れ親しんできなドッペルギャンガーがなくなり、かわいいウサギのマークのDOD(ディーオーディー)と覚えましょう。
『DOPPELGANGER OUTDOOR』のDOPPELGANGERのDと、OUTDOORからOとDを取りDODです。
販売店は3つ
べりはやっ!スポーツ
ナチュラム
オレンジ
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パップフーテントの後継モデルが発売になりました!
パップフーテントの様にもなる、DODのヌノイチがなかなか良い感じ!
FIELDOORなら安くて機能的なパップテントがあります。
アイキャッチ画像 出典:DOD