グランピング施設やオシャレな常設テントサイトで、たまに見かけるロータスベルのテントって素敵ですよね。
個性的なデザインで、欲しいと思った事もあると思います。
そう、あの可愛らしい形のテントです。
一見アラビアンっぽく見えるのは僕だけでしょうか?
アラジンに出てくるような宮殿のてっぺんのような、ちょっと神秘的な雰囲気がするんです。
その形のテントと言ったら、ロータスベルのテントが有名ですが、とてもじゃないけど僕には買う事ができないくらい値段が高いテントでした。
そんな事もあり、僕の中では買う時の候補から外れていたんです。
そうなると、そのテントに泊まるのにはグランピングか常設テントになります。
僕としては、グランピング施設には流石に高くて泊まれないので、常設テントがある場所になっちゃいます。
近場だと、山中湖のLake Lodge YAMANAKAと本栖湖のSUMIKAに、常設のロータスベルテントがありました。(現在両施設にあるかは不明です)
どちらにも行ってみようかなと思った事もありますが、キャンパーとしては、やはり自分のテントを使いたくなっちゃいますよね。
そんな事で、ロータスベルテントには泊まった事がありません(笑)
しかし、どこかしら遠い存在だったロータスベルテントにソックリなテントが、ハイランダーから発売されるんです。
その名は「NAGASAWA」。
蓮型テントとして、素材とサイズ違いで2種類の「NAGASAWA」が発売予定になっています。
今回は、まだ情報が少ないですが、ハイランダーの「NAGASAWA」を紹介します。
目次
ハイランダーの蓮型テント「NAGASAWA」
出典:ナチュラム
ハイランダーから12月下旬に発売予定の新商品は、蓮型テントと蓮型テントTC、そしてエアートンネルミニTC、トラピゾイドBIGというタープの4つです。
その中の蓮型テントと蓮型テントTCが、今回紹介する「NAGASAWA」です。
その2つのテントは、大きな空間が1つあるドーム型テントに違い居住感のようです。
ドーム型テントと同じように、センターポールがなく、室内を広々と使う事ができるんです。
そしてエアフレーム構造を採用しているので、設営も簡単なんです。
12月下旬に発売予定のテントは全てエアフレーム仕様になっています。
デザインは、ロータスベルのテントにソックリ。
ロータステントのラインナップの中には、空気で膨らませる「LOTUS AIR BUD」という商品も。
ここまでくると、ほとんど同じような気がしちゃいますね。
ちなみに、上記のテントの値段は17,800円(税込)ですが、SOLDOUTになっています。
それでは始めに、ロータスベルのテントにそっくりな、ハイランダーの蓮型テント「NAGASAWA 300」から見ていきましょう。
ハイランダー NAGASAWA300
出典:ナチュラム
ロータスベルテントにソックリなデザインの「NAGASAWA」ですが、サイズと素材の違いで2種類あります。
その1つが「NAGASAWA300」です。
NAGASAWAの後に続く「300」という数字は、多分インナーテントのサイズから来ていると思います。
ここで思ったのが、このテントの場合インナーテントってどこの部分かです。
普通なら、フライテントの中に包まれるようにあるのが寝室として使えるインナーテントですよね。
しかし、このテントの場合、壁が見えている本体部分がインナーテントだと思われます。
そして、尖った屋根と地面に伸びた脚のような部分が、フライシートが本体に当たる部分だと思います。
サイズ
出典:ナチュラム
インナーテントのサイズから来ていると思われる「300」という数字。
「NAGASAWA300」のインナーテントのサイズは、約300×300×205cmです。
本体サイズは、広がったフライシートや尖った屋根部分が入るので、約500×500×280cmとインナーテントに比べ大分大きくなっています。
実際に使用するサイズ感は、コールマンのタフワイドドームⅣ/300と同じくらいだと思います。
タフワイドドームⅣは、300×300×185cmなので、高さが少しだけ低くなっています。
しかし、同じようにセンターポールが無い為、デッドスペースが無く、室内を広々と使えるのが特徴です。
使用人数は、大人4〜5人までが寝室として寝る事ができる広さとなっています。
素材
出典:ナチュラム
「NAGASAWA300」は、本体の生地にポリエステルを使用しています。
ポリエステル生地は、水を吸い込み難くいので、雨が降ったり結露があっても、その後の手入れが簡単です。
そして、コットン素材のテントより軽量だというのも扱い易いと思います。
「NAGASAWA300」は、68Dの190Tポリエステルを使用していて、重量は約14.5kgとなっています。
ハイランダー NAGASAWA300 スペック
本体サイズ/フライシート | 約500×500×280cm |
インナーテント | 約300×300×205cm |
収納サイズ | 約78×42×36cm |
本体生地 | 190T ポリエステル/68D |
重量 | 約14.5kg |
付属品 | ペグ(26本)、ポンプ(1個)、ロープ(8本)、収納袋 |
価格 | 72,980円(予定) |
2019年12月下旬発売予定 |
ハイランダー NAGASAWA400TC
出典:ナチュラム
「NAGASAWA400TC」は、名前から読み解くと、インナーテントのサイズが400cm、そして素材にTCを使っていると思われます。
デザイン的には、NAGASAWA300とほとんど同じで、サイズと素材が違うものを採用しているテントです。
サイズ
出典:ナチュラム
インナーテントのサイズが、約400×400×215cm。
本体のサイズは、約600×600×295cmとかなり大きなものになっています。
写真で見た通り、フライテントに当たる部分が、脚元に広がってペグダウンされていますよね。
他のテントでは、脚元に広がるフライテントはなく、ロープだけになっているので、サイズに含まれていませんが、NAGASAWAではこの部分まで含めたサイズとなっているので、かなり大きく表示されています。
フロアレスのインナーテント
出典:ナチュラム
「NAGASAWA400TC」の本体に当たるインナーテントは、「NAGASAWA300」と違ってフロアが付いていません。
フロアレスにする事で、シェルターとして使え、秋キャンプや冬キャンプにも対応できるようになっています。
フロアレスという事は、寝室を自分で用意する必要がありますよね。
コットを置いても良いし、小型のテントをインストールしてカンガルースタイルとして使う事もできます。
写真では120×210のテントをインストールしているようですが、これなら4㎡の広さの室内で寝室とリビングを作る事ができますね。
エアフレーム
出典:ナチュラム
「NAGASAWA400TC」もエアフレーム構造を採用しています。
インナーテントのフレームは、付属のポンプで空気を入れて設営する事ができます。
そして、フライテント部分がポール組立式。
「NAGASAWA300」「NAGASAWA400TC」共に、エアフレームとポールの両方使ったハイブリッド構造となっています。
多分、そんな風に考えちゃう方もいらっしゃると思いますが、エアフレーム構造自体かなり頑丈な物だと思います。
僕も当初、エアフレーム構造の強度に疑問がありましたが、このテントではなくROONYのエアフレームを実際に触ったら、想像以上に固く頑丈な物でした。
多分構造は同じくだと思われるので、NAGASAWAも過度な不安を持たなくても大丈夫なハズです。
素材
出典:ナチュラム
名前に「400TC」と書かれているので、予想出来ちゃいますが、「NAGASAWA400TC」はポリコットン素材を採用しています。
ポリコットンは、ポリエステルとコットンの混紡素材で、透湿性や遮光性に優れた素材です。
「NAGASAWA400TC」では、ポリエステル65%、コットン35%のTC素材を使用しています。
TC素材は、その素材の特性上、結露し難いというメリットがありますが、ポリエステル素材単体の物より重くなってしまうというデメリットもあります。
この「NAGASAWA400TC」では、サイズの違いもありますが、「NAGASAWA300」のほぼ倍ぐらいの重さの約28kgとなっています。
ペグやポンプなどの付属品を含む重量だとは思いますが、かなり重たいですよね。
僕だったら、1人で運べる自信がないです(笑)
そして、値段も129,980円と、僕の想像以上に高くなっているのが、ちょっと残念です。
ハイランダー NAGASAWA400TC スペック
本体サイズ/フライシート | 約600×600×295cm |
インナーテント | 約400×400×215cm |
収納サイズ | 約82×52×36cm |
本体生地 | ポリエステル65% コットン35% |
重量 | 約28kg |
付属品 | ペグ(26本)、ポンプ(1個)、ロープ(8本)、収納袋 |
価格 | 129,980円(予定) |
2019年12月下旬発売予定 |
まとめ
ハイランダーから12月下旬に発売予定の、2種類の蓮型テント「NAGASAWA」を紹介しました。
デザイン的には、ハイランダーの紹介ページに「超個性的」と書かれていますが、僕的にはロータスベルテントとソックリなので、「超」は付けたくありません。
それでもロータスベルのテントの個性的なデザインと似ているので、とてもオシャレなテントであるのには間違いありません。
なかなかキャンプ場でこのようなデザインのテントを使っている人に出会う事はないので、今ならかなり目立つと思います。
少しエレガントで、グランピングのような雰囲気のキャンプを実現できるデザインはとても魅力的です。
何よりエアフレーム構造で、設営し易いというのも良いですよね。
しかし、値段が想像してよりも高いのが難点です。
2種類あるテントの中で、僕としてはTC素材を選びたくなります。
そうなると約13万円と、かなり高額になってしまいます。
ポリエステル素材の方なら、まだ比較的購入し易いと思います。
「NAGASAWA300」の方が、人気が出るんじゃないかなと勝手に予想しましたが、お金がないのは僕だけかも。。。(苦笑)
来年は、ハイランダーの個性的でオシャレなテントがキャンプ場で見れたら良いですよね。
ハイランダーの蓮型テントNAGASAWAに注目です。
参考までに、YaHoo!ショッピングで販売されているロータスベルテントのリンクを貼っていおきます。
ハイランダーのテントは機能的でコスパが良い?!
NAGASAWA以外にも、良いテントがたくさんあります!
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出典:ナチュラム