気がつくとLEDライトやLEDランタンをいくつも買っていたりしませんか?
別にコレクターって訳ではないのですが、手元には複数のLEDライトがあるんです。
キャンプをし始めた頃は、1つのLEDライトやLEDランタンを購入するのにあんなに悩んだのに、今では流行りのLEDライトがあればすぐに欲しくなってしまいます。
多分、こんな事になっているのは僕だけではないと思いたい(笑)
毎年のようにLEDライト(ランタン)にも流行りがあって、ジェントスのLEDランタンが流行ったと思えば、ルーメナーが流行り出したり、ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDがオシャレだなと思っていたら、数年後にはレイルロードランタンが流行ったり。
今現在はまだゴールゼロが人気が高そうですが、これも今年や来年には新たな流行に切り替わっているかも知れません。
そんな事で、今年流行るかもしれないと雑誌で取り上げられていたLEDライトに、ポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトといものがありました。
その記事や写真を見たのですが、流行るかどうかは別として、おしゃれなカフェなありそうなデザインに惹かれてしまいついつい買ってしまいました。
これでまたLEDライト(ランタン)が増えてしまいましたが、キャンプには明かりはいくつあっても困りませんよね。
今回は、今年人気が出るかも知れないポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトをレビューしたいと思います。
目次
POST GENERAL(ポストジェネラル)のトリパネル ソーラーチャージ LEDライトをレビュー!
ポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトの特徴
出典:楽天
ポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトの特徴は、3つに分かれるプロペラのようなパネルのデザインです。
ソーラーパネルも特徴の1つなんですが、僕が惹かれたのはそのデザインなんです。
ソーラーパネルが付いているから買おうと思ったのではないので、僕の中ではやっぱりデザイン性の高さが特徴だと思います。
3つに分かれるプロペラ状のデザインは、オシャレなカフェの天井に吊るされているシーリングファンのように見えませんか?
確かに大きさや機能は全く違うものですが、トリパネル ソーラーチャージ LEDライトをテントの天井から吊るしたら、似たような感じで見えるかも知れません。
キャンプ場に居ながら、オシャレなカフェの雰囲気をもしかして味わえたりしないかな、なんて思ってしまいました?
そんな事で、ポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトのデザインに惹かれてしまった僕なんですが、機能的にも良さそうな感じなんです。
ソーラーパネル
3つに分かれるプロペラ状の発光パネルの背面側には、ソーラーパネルが配置されています。
トリパネル ソーラーチャージ LEDライトの充電方法はUSBからになりますが、ソーラーパネルからも充電する事ができるようになっています。
ただ補助的なものなので、ソーラーパネルからだけでフル充電する事はできないんです。
夜間はソーラーパネルから充電する事は出来ないので、太陽充電しながら使うというのはできません。
なので使用してない昼間に、ソーラーパネルから充電するといった感じになると思います。
ただそれならモバイルバッテリーでフル充電しちゃった方が早いような気もしますよね。
スタンドライト
ポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトは、プロペラ状の発光パネルを閉じれば、縦置きのスタンドライトとしても使う事ができます。
発光パネルを閉じると筒状になり、3方向に光を照射するようになります。
この状態で立てておけば、高さ15cmのライトとして使えます。
キャンプでは、テーブルランタンのような使い方ができそうです。
また底部分にはマグネットが内蔵されているようで、金属部分くっ付けて使う事ができます。
キャンプで使う場合には、車の側面などに取り付けて使う事もできます。
実際に試してみましたが、滑り落ちてくることもなく、便利に使えそうでした。
発光パネルの明るさとバッテリー
ポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトをLEDランタンやスタンドライトとして使った時、発光パネルの明るさはローモードで約100ルーメン、ハイモードで約300ルーメンで使えます。
300ルーメンで照らしてくれるなら、かなり明るくなりそうですよね。
しかしハイモードでは、連続点灯時間は約3時間と、とちょっと物足りない感じがします。
さらに明るいヤエイワーカーズのBEAMは、1200ルーメンで最大11時間連続点灯する事ができます。
それと比較してしまうと、約3時間の連続点灯時間は短すぎるように思います。
またキャンプ中に周囲を明るく照らしたいとハイモードで使ったとしても、約3時間では就寝時間まで使い続ける事ができません。
ローモードでは、連続点灯時間が約5時間となっています。
トリパネル ソーラーチャージ LEDライトの発光パネルでは、点灯モードはハイモードとローモードの2種類(点滅モードもあり)しかなく、なるべくバッテリーの消費を抑えようとローモードで使ったとしても約5時間しか持ちません。
これもちょっと物足りないですよね。
ランタンとして使う夜間ではソーラーパネルも機能しないと思うので、このバッテリー持続時間はトリパネル ソーラーチャージ LEDライトのデメリットになると思います。
しかし日中に使えば、ハイモードでも3時間以上使うことができそうです。
1度バッテーリーを使い切るために、部屋に吊るしておいたのですが、3時間以上経っても点灯したままでした。
ただ、明るさはかなり低下していました。
上の状態で約5時間半ぐらい連続点灯した状態で明かりは暗くなっていますが、ソーラーパネルから充電できているのか、長時間点灯できていました。
その後もかなり暗くはなりますが、6〜7時間点灯し続けていました。
バッテリーが切れた後に、パススルーの機能があるか確認するためにモバイルバッテリーを接続して点灯するか試してみました。
充電のインジケーターは赤く点灯して充電中になっているのですが、発光パネルは点灯し、さらにはバッテリー残量が少ない時には弱々しい明るさだったのが、元通りの明るさで点灯することができました。
どうやら、充電しながらもライトを点灯させる事ができる機能が付いているようです。
これならキャンプでも、モバイルバッテリーを置く場所を確保さえすれば、ハイモードでも長時間使うことができそうです。
ハンディライト(懐中電灯)
縦置きのスタンドライトを手に持てば、懐中電灯としても使う事ができます。
発光パネルから、底部分にあるセンターライトに切り替えれば、夜間にトイレに行く時の懐中電灯として便利に使えそうです。
発光パネルの明かりは暖色でしたが、ハンディライトにすれば青白い昼白色になり、地面をクッキリ明るく照らしてくれるはずです。
明るさは2段階あって、ローモードで約28ルーメン、ハイモードで約85ルーメンとなっています。
連続点灯時間はローモードで約8時間、ハイモードで約6時間となっているので、発光パネルを使った時よりは長い時間使えるようになっています。
デティール
ポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトは、発光パネルを閉じた状態で直径6cm×高さ15cmの大きさになります。
電源ボタンとセンターライトと発光パネルの切り替え、明るさの切り替えが1つになっていて、電源ボタンを押す毎に切り替わります。
電源ボタンを1回押すとセンターライトのハイモードになりもう一回押すとセンターライトのローモードに切り替わるといった感じです。
センターライト(ハイ)→センターライト(ロー)→発光パネル(ハイ)→発光パネル(ロー)→発光パネル(点滅)
電源ボタンのデザインも良くある円形ではなく、こだわっている感じがして好印象です。
電源ボタンの下には「MADE FOR POST GENERAL」と記載されているのも良い感じに見えます。
電源ボタンの真裏には、充電用のマイクロUSB端子が配置されています。
最近ではUSB-Cが主流になってきているので、マイクロUSBは少し古い感じもしますよね。
センターライト部分を見てみると、磁石のマークがありました。
フレームになっている部分3箇所に、マグネットが配置されていると思われます。
そして発光パネルの付け根部分に、ツメがあるのが分かりますか?
発光パネルを開いた時に、このツメがカチッとロックになるんです。
しかし、ちょっとやすっぽい感じもします。
これが折れてしまうと、多分広げたままに出来ないと思うので、発光パネルを広げる際は少し丁寧に扱った方が良いと思います。
そんな事で慎重に発光パネルを開いてみると、背面側にソーラーパネルが出てきます。
初めは透明なフィルムが貼られていますが、使用時には取り外した方がいいのかなと思います。
そしてセンターライトがあった部分の内側には、天井やS字フックに吊り下げる事ができるようにフックが配置されています。
フック自体はそんなに大きなものではないので、太いロープなどには引っ掛けられない事もあると思います。
キャンプで使う予定なら、吊り下げる場所の確認もしておいた方が良さそうです。
明かりの色
トリパネル ソーラーチャージ LEDライトの発光パネルは優しい暖色です。
懐中電灯として使うセンターライトは、昼白色でクールな感じで、雰囲気が全く違います。
他の暖色のLEDランタンと比べてみても、特に違和感を感じるような色ではありませんでした。
レッドレンザーML4のWARMよりも、少しオレンジっぽくみえます。
このような暖かみのある暖色なら、キャンプの雰囲気も壊すことなく、いい雰囲気づくりに役立つと思います。
テントの天井に吊るしてみた
キャンプに行った時に、天井付近に吊るしてみました。
高さが270cmあるサバティカルのスカイパイロットTCの天井付近にハンガーテープがあり、そこのループに引っ掛けて吊るしました。
椅子に座った状態で上を見上げてみると、テントのサイズに比べてトリパネル ソーラーチャージ LEDライトの大きさが小さ過ぎるような気もしました。
流石にカフェのシーリングファンのようにはなりませんが、いつもと違うデザインのライトはちょっと新鮮味があって良いかも知れません。
これが日が暮れた後に電源ボタンを入れてみると、こんな感じになりました。
あれ?これが想像以上に暗かったんです。
一応ハイモードで点灯しているんですが、テント内全体を照らすような明るさではありませんでした。
確かに天井側には灯りが照射されなく下向きに照らすので、天井部分は暗いのは仕方ありません。
テントの高さがありすぎるのか、下まですごく明るくなるという感じではありませんでした。
実際に使った明るさ
それならと、日が暮れた後にトリパネル ソーラーチャージ LEDライトを車の側面に取り付けてみました。
テントの天井に吊るした時よりは明るく見えますが、それでも周囲がめちゃくちゃ明るくなるという感じではないようです。
車の側で作業をする時には役立ちそうですが、1メートルも離れたら効果はなさそうですよね。
今度は懐中電灯を使ってみました。
ハイモードで前方の地面を照らしてみると、結構明る周囲がみえました。
以前レビューしたオーライトの懐中電灯はめちゃくちゃ明るかったのですが、トリパネル ソーラーチャージ LEDライトは程よい感じで使えそうです。
ただオーライトと違って光が拡散して、ライトの光軸以外の周囲も明るくなっています。
しかし周囲も明るくなることで、夜にトイレに行く時に使ったら、全く怖さは感じないと思います。
懐中電灯として使った時には1つだけ難点があり、それは太くて少し持ちにくいことです。
懐中電灯と言っても、持ち手は閉じた発行パネル部分なので直径6cmあります。
大人なら持ちにくいかなと思う程度ですが、子供の小さい手では大変かも知れません。
POST GENERAL(ポストジェネラル)トリパネル ソーラーチャージ LEDライト スペック
サイズ(閉じた状態) | 直径6cm×高さ15cm |
サイズ(広げた状態) | 幅30×高さ8cm |
明るさ | ハイモード(約300ルーメン:連続約3時間点灯)/省エネモード(約100ルーメン:連続約5時間点灯) |
素材 | ABS、プラスチック、マグネット |
内蔵バッテリー | リチウムイオンポリマー電池(1600map) |
まとめ
今年流行るかも知れないと雑誌に掲載されていたポストジェネラルのトリパネル ソーラーチャージ LEDライトをレビューしてきました。
見た目は、3つに広がるプロペラのような羽があり、まるでカフェにあるシーリングファンのようでオシャレなんです。
しかし実際に使ってみると、高さがある大きなシェルターでは、ちょっとサイズ感が小さく思えました。
大きなシェルターではなく、ツールームテントのリビングとかならサイズ感もピッタリな感じで使えるかも知れません。
そしてLEDランタンとしての明るさは、思いの外暗くて、メインのLEDランタンとしては使えないと思います。
これもテントが大きかったということも影響しているかも知れませんが、室内全体を照らすような感じではなかったです。
しかし間接照明的には、いい感じでした。
また、僕的には閉じた状態で、テーブルランタンや車の側面に取り付けて使うのが良かったと感じました。
ほどほどの明るさで、しかも優しいライトの色は良い雰囲気で使えます。
さらに良かったのは懐中電灯として使った時です。
センターライトは明るく、しっかりと周囲を照らしてくれたので、懐中電灯としてちゃんと使うことができると思いました。
しかし、どちらのモードで使っても単体でのバッテリーの持続時間がちょっと少ないというのが気になるところです。
モバイルバッテリーを接続しながら使うことで連続点灯時間は伸ばすことができそうなので、なんとか解決策があって良かったと思います。
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