未だに人気が高いゴールゼロ。
安くなってから買うつもりでいましたが、いつまで経っても高いまま。
入手困難で値段が釣り上がっているのなら、値段が下がるまで待ていれば良いかなと思っていたら、今度は定価まで値上げとなりました。
ゴールゼロの購入を諦めて、姿形が似ているレッドレンザーML4を買ったこともありましたが、未だにどこか未練が・・・。
それでも高い値段で購入するのはちょっと・・・と、かたくなに抗っています。
そして日が経つに連れて、ゴールゼロへの憧れも無くなってきたと思っていた今日この頃。
「なんか似てるじゃん!!」という、商品が販売されました。
それは数年前に一世風靡したルーメナーから、新しく販売されたルーメナーM3という機種。
これがゴールゼロに似ているんです。
ゴールゼロを諦めたはずなのに、何故か似ているデザイナのLEDランタンに惹かれててしまうのが悲しいところ。
今回はLEDランタンのルーメナーM3をレビューしたいと思います。また魅力や特徴も消化します。
さらに今持っているレッドレンザーとの違いや明るさも比較してみます。
目次
ルーメナーM3 3WAY LEDランタンをレビュー!
ルーメナーM3の魅力
出典:楽天
LUMENA(ルーメナー)M3を購入したのですが、値段はちょっと高め。
それでも購入しようと思わせる魅力があったので紹介したいと思います。
①ゴールゼロっぽい
出典:Amazon
ゴールゼロを未だに買えない人にとって、円筒形のLEDランタンは、全てゴールゼロに見えちゃうという不思議な現象が起こり得ます。
前に買ったレッドレンザーML4も、今回のルーメナーM3も、何となくゴールゼロっぽいデザインだからか、とても魅力的なんです。
ゴールゼロを持っていないという現実からなのか、そんな事実から目を背けたいだけなのか、何故か小さくてコンパクトな円筒形のLEDランタンに惹き寄せられてしまうんです。
そんな事ありませんか?
このルーメナーM3をよく見比べてみると、各種ゴールゼロとは全く違います。
ゴールゼロのMicro USBもMicro Flashも完全な円筒形ではありません。
上部側が少し膨らんだ形をしているので、よく見比べたら違うんです。
円筒形に近いというなら、レッドレンザーML4の方がルーメナーM3と近いのかも知れません。
でも、何故がゴールゼロっぽいと感じてしまうんです。
②オプションパーツが豊富
ゴールゼロのMicro USBでもMicro Flashでも、カスタムパーツが豊富にあり、それらを使ってカスタム出来るというのが、ゴールゼロの人気の一端を担っていますよね。
ガレージブランドから販売されるカスタムパーツは、高くてなかなか購入する事ができなかったり、そもそも抽選販売で当たらなかったりで、ゴールゼロ本体並みに入手困難な事もあります。
ルーメナーM3では、基本的なカスタムパーツでもあるシェードやウォーマー、三脚などが初めからセットになっているんです。
迷彩柄のファブリック素材のシェード、黒いシリコンのシェード、三脚、本革製のウォーマー、Sビナ、そしてそれらをまとめて収納する事ができるポーチがセットになっているんです。
もし、ルーメナーM3用のカスタムパーツが販売されていたとして、それらを一通り揃えたとしたら、そこそこの値段になってしまうと思います。
それを考えると、初めからカスタムパーツが付属しているというのは大きな魅力。
別途調べて購入するという手間も省けるのが、ルーメナーM3の大きな魅力の1つなんです。
③多彩な使い方
ルーメナーM3は、側面の点灯だけではなく、上部部分が点灯する事により、懐中電灯(フラッシュライト)として使う事が出来ます。
キャンプでは、夜間は暗闇の中でトイレに行く必要があるので、足元を照らしておきたいですよね。
LEDランタンでも良いのですが、それだと明かりが拡散してしまいます。
しっかりと強い光を地面に照射し、舗装されてない道に障害物はないか確認しながら歩くのには、懐中電灯の方が向いています。
ルーメナーM3では、最大で150lm(ルーメン)の明かりを照射できるので、懐中電灯としても優秀なんです。
また、付属のシェードをとSカナを使えば、ランタンフックなどに吊るす事ができます。
屋外でもテント内でもフックがある場所なら、吊るして上から周囲を照らしてくれます。
さらには三脚を使う事により、テーブルランタンとしても使う事ができるんです。
本体にウォーマーを取り付けると、オシャレなLEDランタンに。
このウォーマーはアーガイル柄をしていて、とってもオシャレ。
sololから販売されているカバーをゴールゼロやレッドレンザーに取り付けた時と、雰囲気が似ていると思うのですが、ウォーマーを取り付けると見た目の印象が変わります。
またテーブルランタンとして使った場合など、直接明かりを照射したくない場合に、ウォーマーを取り付けると明るさを落とせます。
単なるLEDランタンですが、シュチュエーションによって使い方を変える事ができるのは、大きな魅力だと思います。
LUMENA(ルーメナー)M3のサイズ
ルーメナーM3は、コンパクトサイズのLEDランタンです。
ゴールゼロっぽいとは言え、流石にサイズには違いがありそうです。
ルーメナーM3のサイズは3.4×3.4×10.2(h)cm、ゴールゼロ LIGHTHOUSE micro FLASHは3.81×3.81×8.89(h)cmなので、ルーメナーM3の方が少し大きめな作りになっています。
とは言え、太さは誤差の範囲。
高さが12mmの違いがありますが、だいたい同じような感じです。
このコンパクトサイズなら手のひらに握る事ができ、しかも軽量なので、懐中電灯として持ち歩いても全く問題はなさそうです。
ちなみに、僕が所有しているレッドレンザーML4では、2.9×2.9×9.7(h)cmとなっているので、ルーメナーM3の方が大きいです。
テーブルの上に置いて並べてみると、そこそこの差がありました。
重量は大きさに比例していて、レッドレンザーML4の方が軽くて約71g、ルーメナーM3は約95gとなっています。
モードの切り替えと持続時間
出典:楽天
ルーメナーM3はボタン1つで電源のオンオフ、モードの切り替え、明るさの調整が出来るようになっています。
ボタンを1回押せば、フラッシュライト(懐中電灯)が点灯し、次にもう1回押すとランタンモードに切り替わります。
さらにもう1回押す事で、フラッシュライトとランタンの当時点灯になります。
モードが切り替わった時には、それぞれの最高照度になっているので、明るさを抑えたい時はボタンを長押しします。
明るさが最小になると一回点滅して、お知らせをしてくれます。
フラッシュモードの最大照度で150ルーメンあり、13時間使用できます。
最小照度だと、約200時間使えるようになっています。
ランタンモードの最大照度で200ルーメン、点灯時間は9時間。最小照度だと150時間となっています。
ゴールゼロのLIGHTHOUSE micro FLASHでは、最大150ルーメンで7時間、最小照度で170時間なので、比較するとルーメナーM3の方が最大の明るさは数値的に優れていて、使用時間も長くなっています。
しかし最小照度での点灯時間は、ゴールゼロの方が20時間程長くなっているんです。
点灯時間が150時間と170時間で違いがありますが、ルーメナーM3では最小照度が15ルーメン、ゴールゼロでは最小照度が10ルーメンです。
最小照度はルーメナーM3の方が明るいので、使用時間は短くなっているようです。
ちなみにレッドレンザーML4で150ルーメンで使うと2.5時間、最小照度の5ルーメンなら45時間となっています。
レッドレンザーML4 Warmだと150ルーメンで2.2時間、5ルーメンで40時間とちょっと短くなっています。
LUMENA(ルーメナー)M3の明るさ
ルーメナーM3は、ランタンモードで使用した時の明るさは200ルーメンです。
ルーメナーM3を手に持って周囲を照らしてみると、これが結構明るくしっかりと照らしてくれました。
これならソロキャンプで使えば、活躍してくれるハズ。
今度は最小照度にしてテントに吊るしてみました。
最小照度にすると15ルーメン。これだと周囲を照らす使い方はできません。
間接照明として、雰囲気を楽しむのに良さそうです。
今度はフラッシュライトの明るさを見てみます。
最大の明るさで前方を照らしてみました。
陽が落ちて周囲は暗くなっていましたが、フラッシュライトを照らした5〜10メートル先は、しっかり目視で確認できるほど明るくなりました。
フラッシュライト(懐中電灯)なので、照らす範囲はそれほど広くはありませんが、これなら懐中電灯としてかなり役立ちそうです。
次はフラッシュライトを最小照度にして照らしてみます。
最小照度では、流石に暗くちょっと頼りない感じ。
フラッシュライトモードを最高照度で使っても、約13時間使用できるので、一番明るくしたままでも良いと思います。
三脚を使ってテーブルの上に置いてみました。
テーブルランタンとしてまったりモードの時に使うと、最高照度ではちょっと明るすぎるような気もします。
食事中は、最小照度なら明るく照らしてくれそうです。
ウォーマーを取り付けると、一気に暗くなりました。
ほんのりテーブルの上を照らすと言った、雰囲気作りにはピッタリ。
ウォーマーのアーガイル柄も、この雰囲気作りに一役買っていると思います。
もちろんウォーマーを付けないままでも良いのですが、それだとちょっと味気ない気もしました。
レッドレンザーと明るさ比較
本来ならゴールゼロと比較できれば良いのですが、ゴールゼロを買うことが出来ない・・・敢えて買っていないので、今回はレッドレンザーML4 Warmと明るさを比較してみます。
まずは手に持って、それぞれ最大照度にします。
レッドレンザーは、ブーストモードではなくパワーモードです。
手に持っている感じでは、明かりが周囲まで届いていないので、そこまで2つの差は分かりませんよね。
ただレッドレンザーは本体全体的に光っている感じ、ルーメナーM3は上下が明るくなっています。
次に地面に置いて見ます。
2つのLEDランタンをもう少し距離を離せば良かったのですが、すいません、今回はこの写真で判断させてください。
置いた場所の草の長さなども影響しているかも知れませんが、明るさが遠くまで届いているのは、ルーメナーM3の方に見えます。
本体はレッドレンザーML4の方が、煌々と光っているような感じですが、ランタンとして周囲を照らすのなら、ルーメナーM3の方が優れていそうです。
念のため上から見てみると、やっぱりルーメナーM3の方が遠くまで光が届いていました。
レッドレンザーML4にシェードがつく
ルーメナーM3には、シェードが2種類付属しています。
布製素材の迷彩柄のシェードと多分シリコンだと思われる素材の黒色のシェードです。
そのどちらか1つをルーメナーM3に取り付けて使うのですが、使わない方が余ってしまってもったいないような気がしました。
なんて軽い気持ちで、レッドレンザーに被せてみたら、これが何故かピッタリ!
確かに数値でみると、レッドレンザーの方が小さいんです。
ルーメナーM3のシェードは真ん中に穴が空いていて、そこに本体を差し込んで使います。
ルーメナーM3の方は、固定用の突起が付いていて、そこにシェードが付くようになっていますが、レッドレンザーにはもちろんそれはありません。
しかし、充電用の端子の下まではめ込む事により、ちゃんと固定されます。
しかしシェードを取り付ける時にはその充電端子がちょっと邪魔になるので、シェードを斜めにして先に端子をシェードの上に出すように差し込めば大丈夫。
ちょっと差し込む時にはキツく難しいなら、下側からならスムーズに差し込めます。
ただこの時レッドレンザー本体にカバーがされていると、入り難いです。カバーがなければ、下からの方が簡単に取り付けできました。
ルーメナーM3とレッドレンザーML4の両方に、シェードを取り付ける事ができて大満足(笑)
レッドレンザーを持っている方は、是非試してみてください。
LUMENA(ルーメナー)M3 3WAYランタン スペック
- サイズ:34×34×102mm
- 重量:95g
- バッテリー容量:LG Li-ion Polymer 3.63V 3,250mAh(11.7Wh)
- 明るさ:15~300Lm
- LED色温度:フラッシュライトモード-3000K(+-15%)/ランタンモード-4000K(+-15%)
- 点灯時間:約7~200時間
- 充電時間:約3時間半
- 入力端子(定格電圧):Type-C:5V 1.0A(MAX5W)
- 防水防塵等級:IP67
- 商品内容:本体、収納ポーチ、ファブリックシェード、本革のウォーマー、専用三脚台、Sビナー、充電ケーブル
まとめ
ルーメナーM3は、オールインワンのLEDランタンなので、カスタムを考えている方は、これ1つでほとんどの事が賄えます。
ちょっと値段が高いように思えますが、ゴールゼロやレッドレンザーは別にカスタムパーツを購入する必要があるので、それを考えたらコスパ的に優れているのかも知れません。
ゴールゼロを持っている人には、あまり魅力的ではないかも知れますんが、ゴールゼロを持っていない人にとっては気になる存在のはず。
今回はレッドレンザーML4 Warmと比較してみましたが、明るさも使用時間もルーメナーM3の方が優れています。
カスタム化する事を考えているのなら、レッドレンザーよりルーメナーM3がおすすめです。
もし両方ともあるのなら、ルーメナーM3のシェードが奇跡的にレッドレンザーに取り付ける事が出来たので、是非試してみてください。
ルーメナーM3は、僕的にはかなり満足感が高く、またおすすめできるLEDランタンでした。
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