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ランタン・照明

コールマン『クアッドマルチパネルランタン』の特徴とメリット・デメリットを徹底解説

2017年2月2日

ここ最近のコールマンは、ちょっと本気度が違います。

毎年「今年はすごいぞ」なんて言いたくなるんですが、正直、今年のラインナップは本当にその一言に尽きます。

見た目のデザインにも力が入っていて、流行をうまく取り入れながらも、価格は手に取りやすい絶妙なライン。

サンドカラーなど、ナチュラルで落ち着いた色味も増えて、サイト全体の雰囲気づくりにも一役買ってくれます。

「やっぱりキャンプといえばコールマンだよな」・・・そう思わせてくれる安心感とワクワク感のバランスが、とても心地いいです。

そんな中、個人的に気になったのがLEDランタン。

テントやチェアの陰に隠れて目立たないかと思いきや、実はかなり注目のアイテムが潜んでいました。

今回はその中でも、ユニークなギミックと使い勝手の良さで人気を集めている『クアッドマルチパネルランタン』について、特徴やメリット・デメリットを交えながら紹介していきます。

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コールマン クアッドマルチパネルランタン

出典:Amazon

キャンプ場で大活躍していた『クアッドLEDランタン』。

充電式のLEDランタンで、4つに分かれてそれぞれ使うことができました。

その上、とても明るい!

あっちゃん
欲しいなぁ~

と、友人が持っているランタンを眺めつつ、その値段にビビッて手が出ませんでした。

そんな『クアッドLEDランタン』が大幅リニューアルして登場です!

クアッドLEDランタンからの変更点

プッシュボタンの廃止

出典:Amazon

『クアッドLEDランタン』は4つのパネルを外すときは上部にある、プッシュボタンを押しながら取り外すものでした。

リニューアルした『クアッドマルチパネルランタン』ではプッシュボタンが無くなりマグネット式になりました。

これでスムーズに本体から取り外すことが出来るようになりました。

USBポートの搭載

出典:Amazon

USBポートが付いた事により、携帯の充電も出来るようになりました。

携帯を肌身離さず使用している人には嬉しいですね。

キャンプでは、写真や動画を撮ることが多いと思います。

あっという間に充電が無くなってしまうと、夜にはニュースすらチェックできなくなってしまいます。

この機能があれば、別途バッテリーを携帯しなくても良さそうですね。

クアッドマルチパネルランタンのメリット

4つの発光パネル

出典:Amazon

『クアッドマルチパネルランタン』にスマートでスタイリッシュになった4つの発光パネルが付いています。

その4つの発光パネルは取り外しができて、それぞれ独立して使用することが可能です。

大人数でキャンプに行った時、夜間にトイレに向かう時どうしていますか?

懐中電灯やLEDライトを持っている人があまりいないと、誰かの後について暗い夜道を恐る恐る歩きますよね。

でも、クアッドマルチパネルランタンが1台あれば、とり敢えず4人分の明りは確保できます。

出典:コールマン

クアッドマルチパネルランタンの魅力のひとつは、取り外せる各パネルの背面に搭載されたギミックにあるでしょう。

まず、背面には強力なマグネットが内蔵されていて、これによって金属製の面にピタッと固定することが可能です。

例えば、コールマンの人気クーラーボックス「スチールベルトクーラー」の側面にもくっつけられるため、ちょっとした照明が欲しいときに手軽に設置できます。

わざわざフックやロープを使わなくても、パッと取り出してペタッと貼れる便利さは、現場で使ってこそ実感できる快適さです。

さらに、マグネットだけでなく、パネルには可動式のスタンドも装備されています。

このスタンドは角度調整が可能で、地面やテーブルの上に立てて使用できるため、置き場所を選びません。

テントの中で枕元に置いて読書灯にしたり、トイレに行くときに足元を照らすためにちょっと立てかけたりと、シーンに応じた柔軟な使い方ができます。

地面が不安定なキャンプサイトでもしっかり自立してくれるのは、ありがたいポイントです。

そして嬉しいのが、4つのパネルを本体からすべて外しても、本体自体にLEDが内蔵されているため、メインランタンとしての機能が損なわれないこと。

つまり、各パネルを別々の場所で使いながらも、サイト中央には変わらず明かりを灯し続けられるというわけです。

この「分散と集中の両立」ができる構造は、他のランタンにはなかなか見られない大きなメリットと言えるでしょう。

1台で複数役をこなす頼れる存在として、ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広く対応してくれるランタンです。

収納時にはコンパクトにまとまり、設営後には自由自在に展開できる。実用性と遊び心が両立した、完成度の高いギアだと感じます。

クアッドマルチパネルランタンの明るさ

友人が所有していた『クアッドLEDランタン』を初めてみた時には、その明るさに驚きました。

『クアッドLEDランタン』の明るさは約379ルーメン。

リニューアルした『クアッドマルチパネルランタン』は800ルーメン。

どんだけ、明るいんだって話ですよ。

でも、眩しすぎたら光量は抑えることも出来るので使い勝手は良いと思います。

そしてキャンプ用ランタンの中でも非常にバランスがよく、多機能性と実用性の両方を兼ね備えているといえるんじゃないかなと思います。

最大光量は約800ルーメンと先ほど言いましたが、これはファミリーキャンプやグループキャンプでも十分に周囲を照らせるレベルです。

テーブル全体やタープの下、4〜5人が集まる食事スペースなどでも、しっかりと手元が見える明るさが確保されます。

それだけでなく、光の広がり方にも工夫がされていて、全体をやわらかく包み込むような拡散光になっているのが特徴です。

LED特有のギラギラした直線的な光ではなく、やさしい光で目にも優しく、夜のキャンプでリラックスした雰囲気を保ちながら過ごせるという点もポイントです。

また、取り外し可能な各パネルには、それぞれ個別のLEDライトが搭載されていて、1枚でも100ルーメン以上の明るさを持っています。

テント内でちょっと使ったりするにはちょうどよいレベルです。

また、夜道を照らすことも可能で単体のハンディライトとしてもかなり優秀なんです。

たとえば、子どもが夜にトイレに行くときに持たせたり、大人が就寝前に荷物の整理をしたりするのにもぴったりです。

さらに、明るさは複数段階で調整できるため、用途に応じて光量をコントロールできるのも利便性のひとつです。

例を挙げれば、夜の団らん時には少し暗めの設定にしてムードを出し、食事や準備のときは最大光量にしてしっかり照らすという使い方もできます。

明るいだけでなく、使い方に幅があるという点で、クアッドマルチパネルランタンは「光の質」と「量」の両方をしっかり押さえている、非常に完成度の高いランタンと言えるでしょう。

メリット

・最大800ルーメンの明るさで、広範囲をしっかり照らせる

・4つのLEDパネルは取り外して個別に使用可能

・パネル背面にマグネット付きで金属面に取り付け可能

・可動式スタンドにより自立設置が可能で、置き場所を選ばない

・本体からパネルを取り外しても、本体自体に明かりが残る

・USBポート搭載でモバイルバッテリーとしても使用可能

・1台で複数の用途をカバーできるマルチ性

・デザインに遊び心があり、所有欲も満たされる

デメリット

クアッドマルチパネルランタンは多機能で利便性が高いランタンですが、完璧というわけではありません。

使用シーンや人によっては、いくつか気になるポイントも出てくるでしょう。

まず、本体サイズはやや大きめで重量もあるため、荷物をコンパクトにしたいソロキャンパーにとっては少し嵩張る印象を受けるかもしれません。

また、各パネルが独立して使える構造上、構造が複雑なぶん耐久性や故障リスクが気になるという声もあります。

パネル1枚が故障してしまうと、本来の魅力である“多用途性”が一気に損なわれる点も注意が必要です。

さらに、充電機能やUSBポートが搭載されているのは魅力的ですが、それにともなって価格帯も一般的なLEDランタンより高めです。

LEDランタンをすでにいくつか持っている人にとっては、価格に対しての「買い足しメリット」がやや薄く感じることもあるでしょう。

デメリット

・本体がやや大きく、ソロキャンプには不向きな場合もある

・多機能ゆえに構造が複雑で、壊れた際のリスクが気になる

・パネルの一部が故障すると全体の利便性が大きく低下する

・他のランタンと比べて価格が高め

・すでにランタンを複数持っている人には買い足しのハードルがある

仕様

商品名クアッドマルチパネルランタン
サイズ約ø14.5×23.5(h)cm
重量約1.2kg
材質ABS樹脂、他
明るさ[8本]約800ルーメン/High、約200ルーメン/Medium、約100ルーメン/Low
明るさ[4本]約500ルーメン/High、約140ルーメン/Medium、約60ルーメン/Low
明るさ[パネル]約100lルーメン/High、約25ルーメン/Low、約100ルーメン/Spot
連続点灯時間[8本]約20時間(High)、約120時間(Medium)、約400時間(Low)
連続点灯時間[4本]約13時間(High)、約69時間(Medium)、約196時間(Low)
連続点灯時間[パネル]約3時間(High)、約14時間(Low)、約4時間(Spot)
使用電源アルカリ単一形乾電池×4本または8本(別売)

まとめ

リニューアルされたコールマンの『クアッドマルチパネルランタン』、正直かなり心惹かれました。

4つのライトがひとつに合体するギミックは、まるで戦隊モノの合体ロボを彷彿とさせるような格好よさがあって、ただのランタン以上の魅力を感じます。

実用性だけじゃなく、持っているだけでちょっとテンションが上がるようなアイテムですね。

とはいえ、すでにLEDランタンをいくつか持っている身としては、これ以上増やすのはちょっと難しいところです・・・。

買い足したら確実に怒られてしまいそうです。

でも、これからキャンプを始めようとしている方や、そろそろ買い替えを検討している方には、間違いなくおすすめできる一台です。

明るさや使い勝手に加えて、遊び心のあるデザインも魅力なので、道具選びが楽しくなるはずですよ。

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アイキャッチ画像 出典:コールマン

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東京都在住、キャンプ歴30年のアウトドア愛好家です。妻と長男、小学生の娘と一緒に、家族キャンプやソロキャンプを楽しむ日々を送っています。 本格的にギア集めに熱中し始めたのは約10年前。以来、自分にとって本当に使いやすく、長く愛用できる道具を探して日々情報を集め、試し、そしてこのブログで発信しています。 現在は以下のようなメディア・企業ともご縁をいただき、情報発信やコラボ活動にも取り組んでいます。 WEBメディア「Picky’s」「マイベスト」 記事監修 キャンプクエスト公式ライター/CAMPOUT提携ライター Swany、スタークR、GreenSummit 公式アンバサダー Makuake公式アンバサダー また、Swany様とのコラボキャンプグローブや、静岡お茶の第三様とのアウトドアドリップティーも販売中です。 ■ ブログ運営歴 キャンプブログ:10年 ライフスタイルブログ:9年 ソロキャンプブログ:5年 初心者の方からベテランの方まで、誰かの「これ、助かる!」に繋がるブログを目指しています。気軽に楽しんでいってくださいね。

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