キャンプに行けば、運転手もするしテントも設営する、火を起こすし、料理だって作っちゃう。
そんなパパさんは、1人何役もこなしちゃう。
それぞれ分担してできれば良いけど、こんな時だからこそ、パパは頑張っちゃうんですよね。
ところで、キャンプ道具の中で1つで何役もこなす物って思い浮かびますか?
というように、思い浮かぶのは幾つかありますよね。
でも、大体が1台2役。
それだけでも、キャンプに行くなら荷物も減るし便利なので大助かりです。
そんな中、ドッペルギャンガーから発売されている『すごいよカオルさん』は1台で4役こなす、すごいものなんです。
『すごいよカオルさん』は1台で4役
炭熾し
出典:ドッペルギャンガー
まさか炭を熾すのに、うちわで扇いでるんですか?
炭を熾すために、火起し器を使えばあっという間に炭に火がつくんです。
しかもその間何もしなくて良いんです。
それを知っていて、あえて火起し器を使わない方法をとっている方は良いのですが、初心者の方には必需品だと思います。
煙突効果で空気が上昇し火が勝手に大きくなるので、その中にある炭を熾す事ができちゃうんです。
火起こし器だけでみれば、ユニフレームの『チャコスタⅡ』、コールマンの『チャコールスターター』、キャプテンスタッグの『火おこし器炭焼き名人』などあります。
火起こし器だけの機能が欲しいなら、『すごいよカオルさん』以外の物が値段的にも安くて良いようです。
ではここで、火起こし器の代表的なキャンプ道具を少し紹介しますね。
『すごいよカオルさん』対、代表的な道具の戦いです(笑)
ユニフレーム『チャコスタⅡ』
火起こし器の中でも、ユニフレームの『チャコスタⅡ』は少し値段設定が高め。
なぜ、値段設定が高めなのか間上げると、どうやら耐久性が良いようです。
素材にステンレスを使用し錆びづらく、強度も強いようです。
広げた時の形は三角柱形、サイズは190×245×280mmです。
約260×290×280mmのラージサイズの物もあります。
そして、エンボス加工の『UNIFLAME』のロゴがカッコ良いです。
ユニフレームファンでなくても、長く使いたいなら買いですね!
そして『すごいよカオルさん』も、素材はステンレスを使用しています。
どちらが耐久性が良いかは、使ってみないとわかりません。
『すごいよカオルさん』のサイズは、約200×200×350mm です。
コールマン『チャコールスターター』
コールマンの『チャコールスターター』は、四角柱でサイズは約17×16×高さ29cm。
素材はステンレスだから、やっぱり錆びづらくて頑丈。
ランタン型の空気口がちょっとかわいい感じです。
『すごいよカオルさん』よりは、少し小さ目のようです。
キャプテンスタッグ『火おこし器炭焼き名人』
キャプテンスタッグの『火おこし器炭焼き名人』は、とにかくコストパフォーマンスが良いです!
素材は鉄なので、ステンレスに比べたら錆びやすいかもしれませんが、全く問題なしです(笑)
サイズは、(約)18.5×19×20.5cmとなっています。
サイズは『すごいよカオルさん』より小さいですが、低価格と言う所では圧勝です。
バーバキューには、これが無いとはじまらない!
1台4役なので値段も4分の1で購入できるものがあるのかと無理やり考えると、4分の1の値段で買えるのはキャプテンスタッグの『火おこし器炭焼き名人』だけです。
燻製
出典:ドッペルギャンガー
『すごいよカオルさん』ほ、燻製器としても使うことが出来るんです。
キャンプと言ったら、お父さん達は燻製作りな精ををだしますよね?
チーズやタマゴやベーコンなど、キャンプを彩る燻製作りは醍醐味ですよね。
下準備しなくてもチーズなんかは簡単に作れて美味しいのでオススメです。
そんな燻製器も、燻製専用の道具は色々とあります。
コールマン ステンレススモーカー2
コールマンの『ステンレススモーカー2』は、温度計も付いている本格的なスモーカーです。
これで熱燻製に大切な温度管理も簡単に出来ちゃいますね。
サイズは約25×26.5×高さ40cm。
高さがあるので、魚やベーコンを吊る事もできます。
『すごいよカオルさん』より高さがあるので、使いやすいかも。
見た目も、コールマンの『ステンレススモーカー2』の方が、高級感がありますよね。
ソト(SOTO) いぶし処 お手軽香房
ソトの『いぶし処 お手軽香房』なら、燻製初心者に優しいお値段。
お手頃価格なので、お手軽に始める事ができます。
何より良いのは、折りたたんで持ち運びができる事。
見た目は少し安っぽいかもしれませんが、充分その役割を果たしてくれます。
サイズは、幅222×奥行194×高さ415mm。
これも、高さがあるので吊り下げも出来ます。
高さは『ステンレススモーカー2』と同じく、『すごいよカオルさん』より高いです。
見た目は、ちょっと似ていますね。
キャメロンズ ミニスモーカー
キャメロンズの『ミニスモーカー 』は、やっぱりアメリカの家庭で使うのが似合うオシャレなスモーカーです。
見た目の通り、高さが無いので魚やベーコンを吊るす事はできません。
サイズは、17.5×42.5×7cm。
サーモンやお肉が似合います。
僕も購入しましたが、Lサイズのタマゴでギリギリです。
ただ、家庭のIHでも使用できるし、受け皿にアルミホイルを巻いておけば、汚れも最小限に抑える事が出来るので、手入れは簡単です。
色々と燻製を作ると考えれば、高さがある『すごいよカオルさん』の方が使い勝手が良いかもしれません。
お手軽さで言えば、キャメロンズの『ミニスモーカー 』の方が多少分があるかも知れません。
キャメロンズの『ミニスモーカー 』、なかなか良いんです。
上記の3つの燻製器の中で4分の1の値段で買えるのは、1つもありませんでした。
ピザ窯
出典:ドッペルギャンガー
キャンプで、ピザを焼くことが出来たら、一人前です。
気合を入れてピザ生地を、強力粉とイースト菌から作ったら、手間がかかりますよね。
そしてピザを焼くのには、窯のように全体から熱が行き届かなければいけません。
そのための、道具を用意するのがちょっと大変だったりしますよね。
コールマン オーブンスモーカー
コールマンの『オーブンスモーカー』は、ガソリンのツーバーナーに乗せて使うオーブンです。
アマゾンの質問の欄には、ロードトリップグリルでも使えるとありますね。
バーナーを持っていないと使い用がないかもしれませんが、ピザ窯として優秀なようです。
内部の温度が200度まで上がれば、ピザもあっという間に焼けちゃうようです。
本体の扉に温度計が付いているので、温度調整も、簡単に出来ます。
本体は折りたたむことが出来るので、キャンプ場への持ち運びも簡単です。
扉のサイズは、ピザのサイズや出し入れを考えたら大きい方が使いやすそうです。
そう考えると、『オーブンスモーカー』の方が扉は大きいので、『すごいよカオルさん』より良いですよね。
スノーピーク フィールドオーブン
このスノーピークのオーブンは単体で使うことが出来ません。
オーブンとして使うためには、「焚火台L」「焚火台グリルブリッジL」「炭床Pro.L」「ファイヤーサイドグローブ」が必要となるので、準備が大変です。
その点『すごいよカオルさん』は、単体で使用出来るので、使い勝手は良さそうです。
尾上製作所(ONOE) コンパクトピザオーブン
尾上製作所のコンパクトピザオーブンは、バーベキューグリルの上に置いて使うことが出来ます。
大きさが37.5×29×13cmとコンパクトなので、大きいバーベキューコンロなら、お肉を焼きながらピザを焼く事もできちゃいます。
コンパクトピザオーブンもそうですが、『すごいよカオルさん』も別途熱源を用意しないといけません。
ツーバーナーでピザを焼くのか、炭で焼くのかによって、ピザ窯を選んでも良いですよね。
ピザ窯の中で、4分の1の値段で買えるのはもちろんありませんでした。
ピザ窯は、単品で揃えると高いものが多いですね。
ストーブや焚き火台
出典:ドッペルギャンガー
今や、焚火台と言えば、バーベキューも出来て当たり前の商品が多数出ています。
ユニフレームのファイヤグリルは、とても有名ですよね。
ドッペルギャンガーの『すごいよカオルさん』を焚き火台として使う場合は、見た目が他社の焚火台と違います。
どことなくドラム缶で廃材を燃やしている雰囲気がします(笑)
僕的にはちょっと、味気が無い気がしちゃいました。
焚き火台だけの機能の物は、安く手に入れる事が出来ます。
Kalili ファイアスタンド
NOMADE (ノマド)ファイアスタンド
KaliliやNOMADE (ノマド)ではありませんが、同じようなメシュのファイアスタンドのレビューです。
snow peak(スノーピーク) 焚火台
焚火台だけの機能としては、『すごいよカオルさん』とどちらが上かはわかりません。
ただコスパだけで考えたら、『すごいよカオルさん』の方が値段が安いので勝ちかな(笑)
ユニフレーム UNIFLAME ファイアグリル
ユニフレームの『ファイヤグリル』は、焚火台とバーベキューグリルと2通りの使い方ができます。
『すごいよカオルさん』と『ファイヤグリル』を比べるのは違うかもしれませんが、焚火台としたら『ファイヤグリル』の方が良いような気がします。
コールマン 焚火台 ファイアーディスク
コールマンの『ファイヤディスク』も、焚火台とバーバキューグリルの2通りの使い方が出来ます。
焚火台としたら、やっぱり『ファイヤディスク』の方が、見た目も使い勝手も良さそうです。
ただ、バーベキューグリルとしては底が少し浅い気がします。
網と炭が近すぎちゃうんですよね。
KaliliのファイアスタンドやNOMADE (ノマド)のファイアスタンドなら、4分の1の値段で買えそうです。
その他の焚火台は4分の1の値段では買うことが出来ません。
まとめ
4つの機能の商品をそれぞれ買ったとしたら、一番安いもを買い揃えても『すごいよカオルさん』より、値段は高くなっちゃいます。
そして、1つ1つの機能ごとに他社の製品と比べちゃうと、多少見劣りはしちゃいますね。
やっぱり『すごいよカオルさん』は、4つの機能があるから良いのであって、1機能ごとに他製品と比較するとコスパが良くないです。
例えば火起こし器の機能なら、値段で考えればキャプテンスタッグの『火おこし器炭焼き名人』がとても安いです。
耐久性などで考えれば、ユニフレームの『チャコスタⅡ』が『すごいよカオルさん』よりも値段が少し安いので良さそうです。
1つの商品で、あれもこれも使いたいよと言う方には『すごいよカオルさん』、おすすめです。
1つ1つの機能にこだわるなら、別々の商品を購入した方が良さそうです。
あと気になったのが、僕的には炭を熾した道具で、スモークやピザなどの食べ物を作るのは少し抵抗があります。。。
毎回洗えば良いのかもしれませんが、ちょっと面倒です。
アイデア的には良い商品だと思います。
~2018.2.5追記~
ドッペルギャンガーのブランド名がDOD(ディーオーディー)に変更になりました。
これからは、かわいいウサギのマークのDOD(ディーオーディー)と覚えましょう。
サイズ | (約)W200×D200×H350mm |
収納サイズ | (約)W350×D200×H70mm |
重量(付属品含む) | (約)2.6kg |
材質 | ステンレス(0.8mm厚) |
付属品 | S字フック×3本、キャリーバッグ、取扱説明書 |
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アイキャッチ画像 出典:ドッペルギャンガー