ベテランキャンパーさん達が、こぞってしている燻製料理!?
あのスモーキーな風味・・・たまらないですよね。
スモークしたチーズや卵を肴にすれば、ビールもどんどん進んじゃいますよね!
でも燻製って、なかなかハードルが高い。
やったことのない人からすれば、何をどうするのか、全くわからない・・・。
でもせっかくのキャンプ、1度はチャレンジしてみたいですよね。
そこでおすすめなのが、キャメロンズのミニスモーカー。
これが準備が簡単、後片付けもすぐにできちゃうという優れもの。
簡単に燻製をつくれるので、キャンプでもおうちでも大活躍するはずです。
今回は、キャメロンズのミニスモーカーの使い方から手入れまで説明し、キャンプで使った様子をレビューします。
目次
まずはチーズのスモークからはじめましょう
「燻製っていったら、スモークチーズ!」
「それさえあれば、他の物は必要ない!」
とは言いませんが、王道スモークチーズが作れたら、いいですよね。
キャンプ場のその場で作れば、盛り上がりもします。
会社の仲間と行くキャンプは、スモーク担当?の友人がいます。
いつも、彼のスモークが楽しみで楽しみで、それ目当てにキャンプに行っているようなものです・・・。(大袈裟に言い過ぎました。。。)
もし彼がいなかったら、自分で作る必要があります。
そんな時に対処できるように、簡単に作り方を覚えておきましょう
スモークチーズ作りに必要な物
まずは必要な物を用意しましょう。
・燻製器
・6Pチーズ
・燻製材(スモークチップ・スモークウッド)
・熱源
上記は最低限必要なものです。商品によってはアルミホイルがあれば汚れにくいなどあるので、それらは除いています。
燻製器
燻製をするのに必要な燻製器。
ダンボールでもでき、その他多くのブランドから色々な商品が販売されています。
初心者向けのものから、本格派仕様のものまで。ウッドチップに直接火をつけて使用するものもあれば、コンロを使用するものもあります。
でも今回は、簡単に燻製ができるもの。そしてダンボールのように使い捨てではない商品をおすすめします。
ダンボールではただ見た目がチープな気がするし、強風や雨が降った時に弱そうですよね。
本格仕様のものだと、高さがあり、持ち運びが大変そう。これを使うのだったら、もうちょっと燻製にハマってからで良いと思います。
まずは、キャンプ場で手軽のい燻製つくりが出来るものを選びましょう。
6Pチーズ
そうです、今回はスモークチーズにチャレンジ!
なのでチーズが必要ですよね。
切れている6Pチーズがおすすめです。
僕が何度か試したところ、商品によってはスモーク後に溶けてしまうものもありました。
雪印の6Pチーズは溶けませんが、セブンイレブンの6Pチーズは溶けてしまったんです。
なのでスーパーで売っている以下の雪印の6Pチーズがおすすめです。
燻製材
食材を燻製するには燻製材が必要になります。
燻製材にはスモークチップと、スモークウッドの2種類があります。
スモークチップは、パラパラのチップ状になっているもの。
それ自身に火をつけないで、専用のお皿に乗せて下から加熱して煙を出します。
下から加熱する熱源が必要になり、熱燻や温燻に使用します。
スモークウッドは、四角い棒状の形をしています。
スモークウッド自身に直接火をつけて煙をだします。
熱源を必要としないため 冷燻に使用できますね。
今回はキャメロンズ ミニスモーカーで使用するためスモークチップを選びましょう。
スモークチップの種類
スモークチップは、さくらやヒッコリーなど色々種類があります。
スーパーなどで売られているスモークチーズは『さくら』が多いので、初心者におすすめです。
香りが強く食材の臭みを取ってくれます。
でも、やりすぎると香りが付き過ぎる事もあるのでタイミングが難しいかも。
もう1つおすすめが『ヒッコリー』です。
香りが良く、食材を選ばずに使用でき、特に肉類に合います。
その他『りんご』『クルミ』『ナラ』など、チーズに合いそうな燻材を試して、自分の好みを探してみるのも、楽しいですね。
燻製の作り方
燻製を始めようとすると、必ずこの言葉が出てきて、どういう事なのかよくわからなくなりますよね。
実は燻製って1言で言っていますが、燻製する方法って大きく分けて3つあるんです。
冷燻
まずは冷燻。
冷燻は、15~30℃前後で燻す燻製方法で、低温で長い時間をかけて燻製していきます。
1日~数週間かけてするものもあり、素材の水分量は、出来上がった時には半分以下の4割程しか残らないため、長期保存に適しています。
冷燻が利用されるものに、スモークサーモン、チーズ、生ハムなどがあります。
温燻
30~80℃程の温度で燻す燻製が温燻。最もスタンダードな燻製方法です。
水分は5割程度失われ、保存出来る日数は数日~1週間程度です。
ベーコン、ロースハム、ソーセージなどを作れます。
熱燻
熱燻は、80℃以上の熱で燻す方法です。高温で1時間程度スモークします。
素材の水分はほとんど残っていてジューシーさが味わえます。
保存性はほとんどありません。
手軽にすることが出来るのでアウトドアで利用されることが多いものです。
キャメロンズ ミニスモーカーを使用するなら熱燻
キャメロンズのミニスモーカーを使って燻製をするなら、熱燻用にスモークチップを用意しましょう。
キャメロンズのミニスモーカーをキャンプ場に持って行き、熱燻用にガスコンロや炭火などの熱源を用意しておきます。
ダンボールだったり、その他の燻製器で熱源を使わなければ、スモークウッドでもチーズの燻製は手軽にできます。
キャメロンズ ミニスモーカーで燻製を作ろう
キャメロンズって
Camerons Productsは、アメリカ コロラド州に本社を置く、1987年創業のブランドです。
スモーク製品・バーベキュー製品のリーディングカンパニーです。
ストーブトップスモーカーやミニスモーカーは代表的な商品で、手軽にスモーク料理が楽しめる為、世界中で人気があります。
キャメロンズ ミニスモーカー
出典:camerons
キャメロンズのミニスモーカーは、ステンレス素材でキラキラした外見をしていて、とても燻製器とは見えない洗練されたデザインをしています。
日本の燻製と言うと、いぶし銀のような「昭和の熱い男性」をイメージしがちですが、アメリカは違いますね。
キャメロンズのミニスモーカーは、熱源にガス・炭火・オーブン・IHとマルチに対応。
ガスやIH対応という事は、キャンプでバーナーやコンロを使っても、家庭でIHで使っても手軽に燻製料理を楽しむことができるんです。
キャメロンズのミニスモーカーのサイズは、ハンドルを折りたたんだ状態で17.5×30×7cm。
ミニって言っても、横幅で30cmあるので、そこそこな大きさがあります。
キャメロンズ ミニスモーカーの使い方
出典:camerons
キャメロンズ ミニスモーカーの使い方は凄く簡単です。
まずスライドする蓋を開けて、汁受けトレイと網をはずします。
本体だけになった状態で、本体の中央にスモークチップを大さじ1杯半山盛りにして置きます。
そしてその上に汁受けトレイ、網の順番に置いて、網の上に食材を並べます。
汁受けトレイの上にアルミホイルを敷いておけば、食材から液体が垂れ出ても汚れを防ぐことができます。
最後に蓋をして、熱源に乗せるだけです。火力は中火ぐらい。
チーズなら10分程度で出来上がり、しっかり色をつけたいなら40〜50分やれば濃厚なスモークチーズができあがります。
本体セットには、日本語説明書と、種類は選べませんがウッドチップ155mlが1つ付いてきます。
円筒型の燻製器よりかさばらないのでおすすめです。
キャメロンズ ミニスモーカーをレビュー
評価
初めに結果を言っちゃいます。
キャメロンズのミニスモーカーで燻製を作ってみて・・・
本体のサイズ、特に高さがないので大きな素材の燻製は作れませんでしたが、個人的にはこれで充分。
1週間前から豚肉を仕込んでなど、本格的な燻製は諦めているというか作るのが面倒くさいので、スモークチーズやうずらの卵の燻製程度で満足。
それらを作るのには、このキャメロンズのミニスモーカーは持ってこい。
もちろん、サーモンなども今後試してみたいですが、燻製初心者の僕には大満足できる商品でした。
キャメロンズのミニスモーカーを試してみる
キャンプで燻製をしたくなり、どの燻製器を買おうか迷った挙げ句、やっぱりキャメロンズのミニスモーカーにしました。
開封したての本体は、まだ新品なのでピカピカでカッコイイ!
でも1回でも使用すれば変色しちゃいます。
汁受けトレイにはアルミホイルを巻いておけば変色も防げるし、汁が垂れてもお手入れが簡単に済みます。
何度か使用しましたが、6Pチーズは絶品です。
試しに作ったタマゴは失敗でした・・・苦かったです。
でもこれ後から気がついたのですが、水分を拭き取れてなかったのが原因だったんです。
鶏の卵でもうずらの卵でも、キッチンペーパーなどを使ってしっかり表面の水分を拭き取れば大丈夫。
でもその前に麺つゆなどで、一晩つけ置きしておくのがベストでしょう。
スモークチップはさくらを購入しました。
キャメロンズのミニスモーカーにおまけで付いていたヒッコリーと比べてみましたが、個人的には6Pチーズにはさくらの方が合うように感じました。
ヒッコリーだと少し苦みが出ちゃった気がします。
キャンプでキャメロンズのミニスモーカーを使う
そしてキャンプで、キャメロンズのミニスモーカーを使用して燻製を作ってきました。
何度か使用しているので底面が変色しちゃってますが、これは仕方がありません。
熱源は、カセットコンロを使用。
スモークチップを大さじ1杯半山盛りにしておきます。
汁受けにアルミホイルを巻いておけば後でお手入れが簡単です。
食材から液体が垂れても、洗わなくても大丈夫。
ただ網は、チーズでも溶けて網にこびりつき汚れる可能性があります。
そうなったら、後で洗いましょう。
6Pチーズは雪印。
セブンイレブンの6Pチーズは、ドロドロに溶けちゃって網にくっついちゃいます。
(下側だけ銀紙を剥がさなければ汚れませんが下側は燻製されません)
チーズだと中火で10分ぐらいで出来ちゃいますが、色が薄いです(味も)
僕は茶色になるまでしっかりと燻したいので30分〜40分ぐらい火を止めません・・・。
作り方があっているかわかりませんが、アツアツの美味しい燻製チーズが出来上がります。
冷やしても美味しいのですが、出来たても美味しいです。
キャメロンズ ミニスモーカーは、簡単に燻製を作ることができて良いですよ。
キャメロンズ ミニスモーカーのメリット
・簡単に燻製が作れる
・チーズなら下準備が要らないからすぐにできる
・後片付けは洗うだけ
・家でもIHで燻製が作れるし蓋をしているから煙も少ない
・初心者でも簡単に使える
キャメロンズ ミニスモーカーのデメリット
・高さがないためたまごがギリギリ
・同様に吊るして作るベーコンなど大きな素材の燻製は作れない
・上級者は物足りないかも
キャメロンズ ミニスモーカー デモンストレーション(字幕付き)
まとめ
今回は、キャメロンズのミニスモーカーの魅力や使い方の紹介とレビューをしました。
キャメロンズ のミニスモーカーは、熱燻用のスモーカーです。
なので、必要な燻製材はスモークチップだけです。
あとは食材の6Pチーズと熱源があれば、簡単に燻製が楽しめます。
『熱燻』なのでチーズは少し溶けてしまうかもしれませんが、それはそれで美味しいので、ぜひチャレンジしてみてください。
そしてチーズが上手く出来たら、その他の食材にチャレンジして行ってみてはどうでしょう。
また直火やIHに対応していいるので、お家でもキャンプ場でも燻製が作れちゃうという優れものです。
キャンプで燻製を作ってみたい方、とにかく難しいことはしないで、スモークチーズが食べたい方におすすめです。
もちろん、他の食材を使ってスモークできるので、何を作るかはあなた次第です。
お手軽なスモーカーならこれ!
より深みのある燻製にこれもいかが?
燻製材にふりかけて使用することにより、食材がより芳しく豊かな香りになるようです。
もっとお手軽に美味しいチーズをキャンプで食べたくありませんか?
専門店のチーズならメチャクチャ美味しい!
本当に美味しいチーズとは、【ナチュラルチーズ専門店】にしかありません!
アイキャッチ画像 出典:camerons